2015年 遠州灘サーフの総括とワンポイント

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史上最強クラスのエルニーニョが猛威をふるい、荒天と水温に恵まれなかった2015年──

それでも釣れてないわけではなかった(特に俺以外)。

終わってみれば例年からちょっとズレた程度……という感覚。

年間でまとめると、”例年こんな感じ”という一連の流れが見えてきます。

水温からベイト状況まで、それでは適当に一年を振り返ってみましょう。

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冬期(1~3月)|いつも通りの忍耐時期

年間通してどの魚種も忍耐の時期なので当然といえば当然の閑古鳥。

陸からの”寒ヒラメ”は難しい……それでもたまーに釣れてはいる、ほんとたまーに。

水温は例年より+1度以上と少し高め。ベイトはヒイラギコノシロがメインだが、捕食タイプの活性も軒並み下がっているため、時合いが特に重要になる

低水温時は水深がある場所の方がチャンスアップ。2月くらいには稚鮎が絡みやすい河口域。

この時期は岩礁帯を点で狙うほうが良く、遠浅は風の影響で浅くなりやすいのと、水温が下がりやすいネックがある。

言ってしまえば、釣れる場所がかなり限られている時期です。あとは季節風と寒さとの戦いですね。

春期(4~6月)|開幕戦の合図はいつもG.W

4月はマイクロベイトの時期。サーフでは飛距離の関係上、選択が難しいが”対策”が必須になる。

ベイトが小さければ小さいルアーを使えばいいってわけでもなく、これはルアーのサイズというよりカラーを気にしたほうがいい。ラメとかワンポイントケイムラとかゼブラとかがオススメ。あとギーゴが結構強いですね。

釣果情報が出回り始めると、サーフアングラーが一気に増えだすのがこの時期。

5月前後からイワシが入りはじめ、アングラーも増えるG.Wが毎年この時期では釣果がピークになる。春が終わるまでダラダラと釣れ続けるけれど、今年は無難に持ち帰れる大きさが少なかった。

先行隊が4月中頃から釣り始め、海況が合えば連休中にお祭り騒ぎってのが通年のパターン。そしてサーファーとの場所取り合戦が熾烈化していく時期でもある。

今年は3月中旬以降から釣れ始めていたので、G.Wは「それほど…」といった感じだった(天候もあったけど)。

この時期から初夏程度の水温があり、いつもはイワシにヒラメが付いてくるけど、今年はマゴチがメインで、逆にヒラメが少なかった。これは水温が高めだったせいだと思われる。

春から冬までは北寄りの風が吹きにくくなり、一度荒れると回復までかなり時間がかかってしまうのが難点。風による荒れ具合は別記事でまとめる予定ですけど、梅雨前線が海上に居座りやすい時期なので、ちょい波高という海況が多いです。

東と南からの風はアングラーでも、サーファーにとっても天敵です。

夏期(7~9月)|色々狙えるがお天道様には勝てない

梅雨前線との格闘、それが終われば台風と……、お天道様の機嫌次第でサーフに立てる回数も限られてくる。

ベイトとしてキスも増え始め、中小物がメインとなる高水温期間が続き、潮周りの関係で日中の方が有利。だが、人が少なくなる涼しい夜間にまったりやるのも選択肢のひとつ。

マヅメに中層上、それ以外は底をピンポイント投げていれば何かしら遊んでくれるけれど、大きさと種類はあまり当てにしない方がいい。全盛期となるのはマゴチ。

2015年も台風の当たり年となり、年間毎月発生という観測統計初となる快挙(?)を成し遂げた。

台風が本州に来るのがある意味”梅雨明け”の合図でもあるのですが、本年は偏西風のルートがおかしく、長い間梅雨のような状態が続き、集中豪雨も甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいかと思います。

上陸することは少なかったのですが、海上に存在することは変わりないので、天候がよくても波高うねりが多い時期でした。

秋の訪れは駿河湾サーフでのタチウオが契機。今年は遠州灘でも多く接岸して、タチウオの釣果も多かったですね。

部分的に”釣れやすい箇所”はあるんですけど、ほぼ全域で釣れたのは珍しかった。

イワシは大体8月頃に接岸し、梅雨明け頃からは黒い塊がしょっちゅう見れるようになる。

秋期(10~12月)|BIG or Small

11月まで台風の猛威に晒されることが多いのですが、今年はうねった偏西風のおかげか、日本に上陸することも少なく感じた。

安定した天候が続き釣りをしやすい状況にはなるが、今年は高水温が続き、漁師も困惑するほど魚の位置と時期のズレが明確化する。──ということで、微妙な時期が続いた。

沈黙を破ったのは秋期終盤が多い伊良湖の青物が秋期初頭に猛威を奮い、「えっもうなの?」と困惑したくらい。

特に今年はスケールがでかかった。

ヒラメはそれが鳴りを潜めた11月中盤頃からと遅めの到来──こちらは70↑か40↓のダイスゲーム。

魚が入ってもエサが居ないとスイッチが入らない感じは年中ですが、それも射程圏の波打ち際までくるタイミングというのは、ここまで読んでいると大体察してくれるかと思います。

イワシが接岸する時期は、大体決まっているんですよ。

ただそれがどこから始まるのかは、海流次第なんですけどね……シラス船の動向を見ていればある程度察することはできるけど、ジモティな人に聞くのが一番手っ取り早いのは事実。

あとは風ですね。この時期特有ですが、これも接岸の条件になっています。

現在進行形で2015年の冬期は好調な箇所が多いですが、黒潮もようやく水温が下がり始めてきたので、1月半ばまでは(釣りきられなければ)ダラダラ続きそうではある。特に黒潮の分流が入りやすい東の浜は、ヘタすれば2月頃まで16度をキープしそう。

沿岸部は現状で、去年の同じ日より3度ほど高い。異常なことには変わらず、来シーズンの始まりがズレ込む可能性が高いし、先行きは不安。

去年は最後の台風が過ぎたあと、ガツンと水温が下がって12月中旬頃にはすでにお通夜だったんですけどねぇ。

2015年は季節毎に釣れるという魚が、1~2ヶ月ズレている感じでした。

……

はてさて2016年はどういう海況になることやら。

エルニーニョとラニャーニャは交互に到来するので、日本付近では水温が下がるラニャーニャ現象が近いうちに来るのはほぼ当確。

20年頃にはプチ氷河期も訪れる可能性大というのもあるし、それも踏まえて翌々年くらいには低水温に悩まされることが訪れるかも。

そうなるとオフショアのほうが有利になりそうではある。

今年は外洋沖のほうが魚を探すのに苦労していたみたいですしね。

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