ボウズの意味をなす「ホゲる」はどこから来たのかを真面目に考えてみる

2016110tp12

「ホゲる」「ボウズ」と同じ意味をなしていることは知っています。

ええ、死力をつくして魚に向き合った結果、釣果がゼロになってしまった現象のことです。

よくルアーメンが使う「ホゲる」「ホゲた」については、馴染みがないのでいまいちピンとこない。

どこから来てどのように使われるようになったのか──。それが、不明だったりする。

なんとなく使ってはいるが、本当の意味は知らない」って人が多いんじゃないかと。

なのでそちらに歩み寄ろうと、使われたいきさつについて真面目に考えてみることにした。

「ホゲる」ってなんだよ(哲学)

釣りにおける「ボウズ」とは、過程をすっとばすと”釣果が無いこと”を指します。

ではまず「ボウズ」について考えてみましょう。

語源考察

「魚っ気がない→毛がない→坊主

「(釣れないから)不毛→毛がない→坊主

釣果がないこと=ボウズ

「オデコ」ともいわれ、追求していくほど同意語は増えていき、ちょっとキリがない。

釣果がゼロのことを、「草1本すら生えていない荒野」をイメージし、まずは「ハゲる」と例えたのが最初ではないかと。

しかしながら「ハゲ」はある意味差別用語ですので、「釣れなくても楽しんだのだから荒野ではない、草原なんだ(ドヤ」なんて思ったから、まだマイルドな表現のボウズを選んだのではないだろうか。

……うん、真面目に考えるほど頭頂部が気になってくる。

ホゲるはどこから来たのだろう?

ホゲるホゲた」は未だにちょっとよくわからない

真の意味を探ろうとぐーぐる先生にたずねてみても、曖昧な情報しか出てこない。

「もしや方言ではないのか? それとも釣り人だけが使う暗喩の可能性?」

などと真面目に考え理解を深め、歩み寄ろうとするほど──なんだか時間を無駄に浪費している気がしないこともない。

それでもいくつか候補が挙がったので紹介しましょう。

方言としての「ホゲる」

「ホゲる」とは九州地方の方言で、「崩れる」「穴があく」という意味で使われる言葉。

秋田でも「物を散らかす」という意味で使われている模様。

これから紹介する中では、もっとも”ボウズ”に近いとは思います。

語源考察

釣行記録で『ゼロの日』があった→穴があいている→ホゲた

連続釣果記録が途切れてしまった!→記録が崩れる→ホゲる

うん、なんだかしっくりくるぞ。

──でもこれだと、連続して釣果がない時には誤用になるんじゃね?

よし次だ次。

ゲイ言葉としての「ホゲる」

ブッコんだ感があるけど、検索して真っ先に来るのが「方言として」

で、次がこれなんですよ

【ホゲる】
オネエ言葉や女性的な仕草などをしており、オネエ丸出しのこと。
「ホゲてる」と活用して使うことが多い。

出展|ホモだけど普通に生きてます

つまり、アッチの人からすると釣り人は、「オネエしかいないから食べごろ…?」と感じるワケ。

ちょっとやめてよねー、アタシ全然そんなんじゃないから~(タチ感)

意図を探ると「なるほど!」と思うけどこれはないだろうという”ホゲる”

「Homepage」という言葉があります。

ネット黎明期ではローマ字タイプで打った「ほめぱげ」と言われたり、「ぱげ=はげ」としても使用されていました。

キーボードでのタイプに慣れている人ならわかりますが、「hoge」はホームポジションから打ちやすい文字で、何も考えずでもなんとなく打ってしまう言葉だったりする。

プログラム系をやっている人なら「あっ」と察するかも。

「無心で打つ何も考えない状態→何もない→ホゲるという説。

または「ほめぱげ」の「ぱげ」から「ハゲ=ボウズ」という可能性が微レ存……?

いやこれはないな。

疲労と絶望など、どうしようもない状態から口にでる「ホゲる」

まずはこれをご覧ください。

2016110tp121

「ほげ~」って感じでしょう?

語源考察

入念な事前準備をしつつ一日かけて何の成果も得られなかった。

そんな疲労と絶望に打ちひしがれ、思わずでた言葉が「…ほげ~」

それを第三者が見て、「こんな過ちは二度とあってはならない」と戒め、この状況を「ホゲる」と形容した説。

……これも使用例としてはしっくりくる。

一日通してジグをぶん投げた後は、だいたい↑のような顔をしてる。

以上の考察から、方言からの「ホゲる」が最も”らしい”使い方と考える

「崩れる」「穴があく」という意味での「ホゲる」らしいのではないか? と感じます。

誰が使ってどうして広まったのかをたどることが出来ないってことは、過去から常用されてきたのかもしれません。

ここまで調べた自分に対してしっくりくるのが──

2016110tp122

ホゲました。

スポンサーリンク

にほんブログ村 釣りブログ 東海釣行記へ

この記事の他にも
「とある浜松アングラーの一生」の情報は、
いいねしてチェック!