ロッドは調子と硬度によって投げ方を変えるべき

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人気記事の”ペンデュラムキャストの回”でちょろっと説明していますが、ロッドによって、向いている投げ方は変化します

なぜかというと、ロッドには大まかに”硬い”と”柔らかい”、どちらかの性質が存在するため。

ロッドの性質を理解せずぶん回しているだけでは、飛距離は落ちることになります。

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先調子と胴調子の違い

◯調子”とは、ロッドが曲がりはじめる地点のことを指します。

先調子”と”胴調子”があって、先調子は”ファストテーパー”、胴調子は”スローテーパー”と呼称されています。

ルアーロッドにおいては、「2分割」がファストテーパー、「3分割」がスローテーパーになることが多い。

ほとんどロッドにテーパーは表記されてはいる。けれど、実際に曲げたほうが話がはやい。

例によって雑な絵で説明します。

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(多少誇張はしていますが)ファストテーパーはティップ(穂先)から曲がりやすい、スローテーパーは全体(中間から先)がじわじわ曲がっていく

文字通り先から曲がるのが”ファスト”、ゆっくり全体が曲がるのが”スロー”という認識でOK。

ファストとスローで向いているスイング速度

二種類のロッドで”同じ投げ方”をすると、飛距離が変化します。

それはなぜでしょう?

ファストテーパーは力で振り抜けるタイプ

スイング速度を上げるほど、飛距離を伸ばすことができるのがファストテーパー。

ロッドの中間部がしっかりしており、反動だけでも投げやすいため、『オーバーヘッドキャスト』に向いています。

いわば”パワーファイター向け”。ルアーをかっ飛ばしたい人に向いています。

スローテーパーは反発で押し出すタイプ

ロッド全体に重量を乗せ、その反発力で投げる『ペンデュラムキャスト』に向いています。

ファスト同様に投げようとすると、全体がしなやかで力を吸収してしまう。ルアーが後からついてくる感覚になり、飛距離が思うように伸びない。

投げるのには比較的難しいタイプです。

なので、「よっこいしょ」な感じでも、反発が勝手に飛ばしてくれる。

いわば”なるべく楽したい”向け。

普段の投げる力を80%とするならば──

ファストは80~100%を許容してくれる反面、スローは80%以下の力で済みます。

簡単にいうと──

ファストは速く振るほど遠くに飛ぶ

スローは投げる物を重くするほど遠くに飛ぶ

の認識で大丈夫です。

ロッドの硬度(硬さ)に対応した投げ方

ルアーロッドの硬度について。

大雑把に柔らかい『L(ライト)』からはじまり、中間が『M(ミディアム)』、硬いのが『H(ハード)』と分類されています。

これらに『U(ウルトラ)』とか『X(エクストラ)』とかもついたりして、”硬さ”は様々存在しており、正直いって表記上では分かり難い

簡単にいえば──

『U』がふにゃふにゃ、『M』がパリパリ、『H』がビンビン──という感じです(意味深)。

”硬度”は魚種によっても変化します。それは該当する魚種や状況に対応する硬さという解釈が望ましい。

それに伴い、投げやすいルアーの重さも変化します

0gーーー20gーーー60g

L(UL)ーーーMーーーH(XH)

軽いルアーをより遠くに投げたければ、L(ライト)が向いている。

重いルアーをより遠くに投げたければ、H(ハード)が向いている。

どちらも扱えるけれど中途半端なのがM(ミディアム)。ですが、使えるルアーが最も多くなります

柔らかいほど投げる力は少なく、硬いほど力は必要になる

”トラウト用「UL」”のような、すごい柔らかく軽いロッドは、手首を返すだけでスプーンを投げることができます。

それに伴う利点は、体への負担が少ないのと、狭い場所でもロッドが振れること。

振りかぶる必要がないので、渓流など、後ろに障害物が多い場所に向いているというわけです。

”青物用「H」”など硬いロッドでは、使うルアーも大きく重くなるから、体が持って行かれそうになるくらいで投げる必要があります。

振りかぶらないといけないし、周囲が広くないと上手く力も使えません。

では、これらの中間はどうなのか──

先の2タイプが”特化型”とすれば、M(ミディアム)は”万能型”になります。

もっとも使えるルアーが多いことは、もっとも多くの魚種に対応できる、といえるわけです。

このロッド1本で色々狙ってみたい」人向けです。

キャストアキュラシーを高めてくれるロッドは存在しない

アキュラシー(精度)が向上する!」……本当に”そう”なのだろうか。

これはタックルに影響されることはなく、完全に”腕の差”になる。

着水点が予想よりブレるのを、タックルのせいにする人もいる。

それは”言いがかり”の類で、実際は”ロッドを真っ直ぐ振っていない”だけ。それによりティップが捻れ、明後日へ向け投げているパターンでしょう。

ルアーが空気抵抗で流されることはあるけれど、ロッドが原因で真っ直ぐ飛ばないことはない。ましてやリールのせいでもない。

アキュラシーがブレる人は、肘と手首が固定されていないことが多い。

キャスティングの基本を学ぶのには、ミラクルジムのキャスティングマスターが一番。

ルアーフィッシングは”居る魚を釣る”ことに特化している。居そうな地点へルアーを落とすことは、何よりも重要課題。

真っ直ぐ投げることさえできれば、横に1歩進むだけで100m先を50cm刻みで探れるから、サーフでは有効な手段になりますよ。

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