【初心者向け】ショックリーダーに向いているのはナイロンorフロロ?

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ショックリーダー”は何故結ばないといけないのか。それには、”PEライン”の保護という役目がある。

結束については省きますが、それぞれ特色のある3種類のラインを、恋愛視点を交えて説明してみましょう。

PEライン「あなたが必要なの!」

PEライン”さんは独身です(設定)。

気丈な女性ですが、些細なことで心がざわついたり、切れたりもします(メンヘラ要素)。辛いことが起きるたび、「1人でも生きられる……」、そう考え前に進んできました。しかし、”お互いに高め合う関係”にはほんの少し、あこがれています。

ある日、友人に誘われ婚活パーティーに参加します。

PEラインさんは会場にいるほとんどの”合成繊維(男)”に「僕のパートナーになってください!」と声をかけられ、驚きました。「私は必要とされているんだ」、そう思うようになります。

PEラインさんは悩みました。

みんな素敵だし、この中から1人を選ぶなんて、とてもできない!」。──悲劇のヒロイン病を発症してしまいます。悩みに悩み抜いた結果、3名の合成繊維さんを吟味することに。

……そして、デートを重ねるうちに彼らの人となりも知ることになります。

表面上から深層まで、知れば知る程「選べない」ことが苦悩になってしまう。

そして私に相談をしにくることになる。

ナイロン”さんと~、”フロロカーボン”さんと~、”エステル”さんがいるんだけど。ぶっちゃけ誰でもいいんだよね~

かなりイケイケになっていたが、3名のプロフィールを見ると、「3股でよくない?」と答えたい衝動にかられた。

人気No1の「フロロ」は秀才イケメンタイプ

ショックリーダーの中では最も人気。「困ったら俺に頼れよ(イケボ)」とキメる万能タイプが”フロロカーボン”。

硬く擦れに強い特徴があり、あらゆる釣り場で”擦れ”からPEラインを保護する素質としては、最も高くなる。

……欠点がないわけでもない。それは硬いこと。

特に気温が下がるとパリパリになるし、太くなるほど結ぶ作業が辛くなる。しなやかではないので、軽いルアーではフォールが不自然になってしまう。

とはいっても、それは3号を超えてからなので、それ以下ならさほど問題じゃない。

フロロカーボンは合成繊維の中でも”伸びがない”ので、タックルの中では、特に弱い「フック」に負荷がかかりやすい。ある程度ロッドが吸収してくれるけれど、かかりが浅かったり、ドラグがきつすぎたりすると、フックが曲がることもある。

──イケメン・秀才とモテ要素マシマシ。だけどガンコなところもある。

挨拶代わりにキスをして、強烈な印象を植え付けたのちに、紆余曲折ドラマが積りつつ最後に結ばれるタイプです。

グループには必ずいるかわいい小悪魔系の「ナイロン」

「フロロ」に比べて全天候型ではあるが、強度としては若干劣りやすいのが”ナイロン”。ショックリーダーとしてはあまり好まれず、どちらかといえばリールに巻く道糸に需要がある。

フロロに比べて”伸びやすい”のが特徴。硬めのロッドとラインシステムに相性がよく、アワセでバラす人は試してみる価値もある。

スナップにも結びやすいし、ノットも食い込むので編みこみもやりやすい。

しかしながら、伸びることが”限界負荷の下”では、ちょっと頼りなくなる。

擦れに対してはフロロと似たようなものだが、破断に至るまでがそれより弱い。

10kg以下のエモノには強いが、それ以上には尻込みする──

しいていえば、ヒロインを横取りしようとストーリーに絡むけど、いつのまにかフラれ、出番が減りつつも人気投票では上位のタイプ。

華奢だが一部に熱狂的なファンがいる寡黙な不思議系の「エステル」

ポリエステルを使った”エステル”は、主にアジ・メバリングに使う極細ラインに使われる。伸びが少なく感度がいい利点がある。

ショックリーダーとして使うより、リールに直巻してこそ効果がある。エステルは1号以下のラインナップなので、PEとの結束は慣れを必要とするし、なにより面倒。

ワームのみなどの”完全フィネス”で仕掛けが極度に軽い場合、PEラインの比重はそれより軽いため、仕掛けが沈まない自体にも陥る。

そうしなければ釣れない」状況が多いとはいい難い。

ラインが細すぎるとアワセ切れも多発しやすい。なので、柔らかいロッドを選ぶ必要がある。

例えば岸壁にいた小さなエビが、「あっ…」と流されてしまって、ゆっくり落ちていくのをタイが「パクッ」とするようなパターンを再現するには、エステルラインの直巻が一番向いている。

そんな超自然的なフォールを再現してくれるのが、こういう極細ラインになります。

なんというか、SNSでちょっとディスると全力で信者が叩きに来るようなコアなキャラという感じです。

ショックリーダーの無難な選び方

PEラインの選び方」でもいったように、対象魚の重さから選ぶのが基本です。

魚種に対して万能に対応するなら「20lb」が無難。だけど、平均40cmくらいしか居ない場所で、そんな太いラインも釣れにくくなるだけ。

一応初心者向けの記事ですし、ルアーの泳ぎや耐久性は抜きにして……。

メインラインをPE1号設定にした場合、ポイント別に何のリーダーを使うべきかをざっくりと分類してみます。

港など足場が高いところから投げるような場所では?

ナイロンとフロロ、どっちでもいいです(ザックリ)。

沈みテトラなどの障害物があればフロロが有利かもね──だけど、石に擦れれば何でも切れます。

タチウオ相手では、フロロ7号でも歯があたれば大きさ問わずにスッパリいかれるし、ワイヤーでもいずれ切られます。

なので、障害物に対しての強度よりも、魚の口に合わせた強度という考えも大事です。

サーフからはフロロカーボンが無難

砂だからといって油断していると、リーダーが摩擦で白くなっていたり、PEが擦れて毛羽立ってくる。

これは立ち位置が水面とほぼ同等になるためで、遠投して水深があるほど中間点で擦れやすい。

意外とラインの消耗が激しいので、こまめにチェックしましょう。

私は”砂浜なら”ナイロン、駿河湾の一部みたいに”砂利浜なら”フロロと、一応使い分けてはいます。前者は3~5号、後者は5号前後

仮にまったくの初見ポイントなら、フロロ3号を基本に、根が見えたりするならば5号で様子を見ています。

磯や岩礁帯ではフロロカーボンが優位

岩肌だらけでラインが擦れやすく、多少無理の効くフロロが無難。

擦れる可能性がゼロの上を通す釣りならナイロンでも問題ない。食いが悪くルアーが弾かれることが多い時には、フォールを主体にするため、しなやかなナイロンを選ぶのも手。

リーダーの長さはどのくらいがいいの?

だいたい「1~1.5m」くらいが無難。磯などでは根ズレ防止に、長く(3m以上とか)とる人もいます。

PEラインとショックリーダーの結束部はどうしてもコブが出来る。これがガイドに干渉するため、長くとるほど投げる時に飛距離は落ちやすい。

ガイドにひっかかるとバックラッシュしやすくなるし、ほどほどが一番。

【おまけ】ラインの値段は何が違うの?

PE以外はあまり変わらない。でも細くなればなるほど、値段が張るほうが強い実感はあります。

フロロでいうと、1号60mで500円の物は、結ぶ時に力を入れると「プチッ」と切れて真顔になることも。

1号60mで1,000円を超えると、力を入れても切れたことは記憶に(タブン)ないです。5号ともなると、どっちも変わらないくらい。

PEラインは繊維を撚ったラインなので、安いほど製造過程での粗が目立つ。結果──、毛羽立ちが早かったり、ほつれてきたりしやすい。

コーティングが雑ともいえますが、安いほうが”持ち”も悪いですね。

値段の差から考える「強度」に関してはこう考えると楽

安いラインが5号ならば、値段が倍のラインは3号まで落としても大丈夫……かも?

そのわずかに細くできるのをメリットと取るか、またはコスパを取るかで変わるかと。

”メーカー”にこだわる人もいますが、すべて各社の自社生産というわけでもない。

各社コーティングの仕方や素材など、色々宣伝していますが……、あえて違いを出すとすれば、”粘度”ですかね。

ホント微妙な違いしかないと感じています。

使っているのはこれか、クレハの”シーガー”。どちらも製造会社としては大手だし、信頼性は高く、自社生産だから余計な値段もつかない(重要)。安くても不満がないから使っているのもある。

製品に「◯用」と書いてあって、種類も多く混乱するかもしれません。しかし、それも大した違いがないです。

ショックリーダーを選ぶ際には、「太さ」と「耐力強度」に注目して選ぶのが無難。

エサ釣りコーナーの「ハリス」でもいいんです

ルアーだからといって、ショックリーダーだけを選ぶ必要性もない。

エサ釣りのハリスも同じ物です。ただ問題は、ハリス用のほうはボビンが大きいのが多い(巻き量も多いが)。

ベストのポケットに入れたりとコンパクトに収めたいなら、やっぱりルアーコーナーから選ぶほうが無難です。

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