『魚釣り』がオリンピック種目だったこともあるが黒歴史な件

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リオ五輪も開幕し、甲子園も後に控え、熱いスポーツの夏はこれから。

来る2020年の東京オリンピックでは、『サーフィン』が競技種目として初選出!

これは大方の予想通りでしたが、水面下では『魚釣り』を推す動きもあったとかなんとか──。

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サーフィンの会場として選ばれたのは九十九里浜

遠州灘では渥美と御前崎が、鼻息を荒くして誘致に奔走していましたが……勝利を収めたのは千葉県一宮町

神奈川の湘南・西湘辺りが選ばれると思っていたけど、おそらく競技会場の整備のしやすさも考慮しての結果でしょうね。神奈川沿岸は国道1号線が通っているし、絶対的な”広さ”では九十九里浜に負けています。

そんなこというと遠州灘沿岸のほうが更に狭くなるので、ハナから絶望的だとは思っていた。

何はともあれ、海上スポーツとしての認知度は飛躍すること間違いなし!

これからサーフィンのマーケットは拡大していくことでしょう。

「魚釣りを競技種目へ」と推す声も多少あったが…

「釣りは娯楽なのかスポーツなのか」

これはガチ勢とエンジョイ勢がいる”釣りのカテゴリー”で永遠の論争を強いられている。

東京五輪では一応「トローリング」が構想として挙げられていた。競技としての魚釣りで認知度が高いのは、やはり「バスフィッシング」か「トローリング」でしょう。

これらは日本国内で大会も積極的に行われており、”競技”としての意識は高かった。

しかしネックとなるのは「観客がエキサイトできるかどうか」に関わる。水上に出るわけなので、リアルタイムで見るためには”映像”が欠かせない。そして審判を付けるのにも多くの人員を必要とする。

明快に「人を惹きつける」点でサーフィンに敵うはずもなかったのである。

おまけに五輪開催にともなう護岸整備で「釣り場が少なくなるんだけどー(プンプン!)」という声が大きかった時点で、いろいろお察し状態だったりする。

日本の釣りって「スポーツ」っていうより、「」だろと思っている。

競技ではキープ◯匹までで最大重量を競うんだけど、娯楽としての人口が多すぎるし、「たくさん釣れたほうが面白いにきまっている」という考えのほうが多い。

ズラーッと並んだ魚を見せられても、「これは漁ですよね?」と思う部分もある。

1900年のパリオリンピックで正式種目だった魚釣り、だが…

実のところ、『魚釣り(フィッシング)』が五輪種目だったことは1回だけあります。

ところがこの”パリオリンピック”は万博のついでに開催された経緯もあり、競技種目は多岐に渡ったが、その大半は”ネタ”で終わっていた。

最終的には「陸上競技だけメダルをあげます」と、地上以外は全否定ともなる結果になった。

ちなみに”凧揚げ”もこの時に種目だった事実もあります(浜松市民がアップをはじめました)。

この”ネタ五輪”は試験運用としての意義があり(後からのこじつけもあるが)、ここから近代の礎へと変化していった事実もある。

そして魚釣りが五輪種目として難しい理由も含まれている。

かつて射撃では”鳩”が使われていた

パリオリンピックの射撃競技は、的に”鳩”を使っていたが残虐的と非難され、この大会以降”生き物”を使うことはなくなった。

もともと狩猟が発祥の競技であるし、生き物を扱うのも一理ある気がしないでもない。

が──、それが原因で絶滅した動物は現に存在する。食べるための殺生と、そうではない殺生では宗教的にも世界で差があるから、画一した答えを出すことは戦いにも繋がりかねない。

競技として生き物を扱うのは、ただの”乱獲”ともいえるわけです。

現在射撃は五輪種目としてメジャーであり、かつて通った「やってはいけないライン」を順守した結果、今があるといってもいいかもしれない。

なのでもし”魚釣り”が競技種目になるのなら──『キャスティング』が現実的だといわれています。

人間同士が戦う競技と、人間と生き物が戦う競技では、捉え方が違うのも面白いですね。

魚釣りが五輪種目になるには、開催国が重要であるといえます。世界最大のバスフィッシングの祭典「バスマスタークラシック」が開催されるアメリカが最も現実的ではないでしょうか。

日本はねぇ……ウナギとマグロの資源保護のザルさで、未だに世界から非難されている時点で、国の意識的に無理じゃないですかね。

参考:パリオリンピック(1900年)|Wikipedia

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