「間違いなくバラす!」を実現するテクニック集

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『間違いなく釣れる!』と煽っている本のタイトルを見て、ふと、このタイトルを思いついてしまった。

「こんなタイトル、誰が読もうとして得をするのか」、そう問われても思いついちゃったものは仕方ない(投げやり)

──ちゃんとした理由はある。バラシの原因を理解すれば、おのずとバラシにくくなるから

世にある釣り指南本は、口に針をかけるまでの過程はしっかり書くけれど、そこからは雑──と感じる。

バラシマスターが減らないのは、その一面があるせいかもしれない。

なので、あえて魚をバラす方法をまとめれば、防ぐ方法は浮かぶことになる

ルアーフィッシングは比較的バラシやすい釣りなことを、まずは理解しよう。

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間違いなくバラせる!魚のオートリリース方法

アングラーの誰ひとりとして喜ばない画期的なタイトルですね(ニッコリ)

釣りの報告では、「AヒットBキャッチCバラシ」がテンプレート化している。

「なんでそんなバラせるの?」と問いたくなる数も見かけるのだが、その原因を事細かに説明している人は少ない。

「腕(テクニック)がないから」と逃げているだけである。

そう言い訳するのは簡単だが、バラす要因となったテクニック(?)をまとめると──

合わせがヘタクソ

ラインシステムが悪い

ランディングまで(魚とのやりとり)がヘタクソ

このように、大きく3つの要因がある。ようするに、原因の大半はアングラー側だということ。

「俺ヘタクソやなー」と嘆くのは自由だが、改善方法を考えなければ同じことを繰り返す。

それは既知のバグを放置するネトゲ運営みたいなもの。

……それでは順序よく、魚をバラす方向で説明しつつ、改善点も織り交ぜていきましょう。

これと違うやり方ならバラシにくい……と考えてください。

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ビシッと合わせるやり方はフックが刺さりにくい

「──アタリだ!(ビシィッ)」

こう合わせる人は多い。見た目格好いいし、そうしている人が多いから、浸透したのだろう。

でもそれだけで魚の口を貫通できると思っているの?

まったく合わせずに、力を抜いてやりとりをすると、意外と簡単にバラせる。

サーフでは特にそうで、「これ小さいからリリースだよなぁ」て重さは、波に漂わせたりしゃくったりすれば、結構簡単に外れてくれる。

フックが貫通してもそれは同じ。

やり取りは一定の力で魚を引っ張り続けることが肝心。

フッキングに関しては、力学的な問題もあるし長くなるので、別記事をお楽しみに(数日以内)

耐えないタックルと切れるラインは使うほうが悪い

例えば磯でヒラスズキを狙う場合、港湾のシーバスタックルではちょいと無理があるのは何故?

この違いは大きく2つ──

港湾・サーフでは障害物が少ないため、ドラグを出して余裕あるやりとりが楽しめる。

磯は触れると切れる岩だらけで、ドラグをほぼ出さずに避けつつガチンコファイトをする必要がある。

なのでヒラスズキ専用タックルは、港湾シーバスより要求される耐久値が上昇する

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渓流のトラウトロッドが柔らかいのは軽く小さいルアーを飛ばすためもあるし、浅く根ズレの恐れが少ないため。

だからドラグを出して悠々とやりとりが楽しめつつ、見破られない細いラインを使う釣りが成立するわけ。

極端な例だけど、ドラグを出せばメバリング中でもランカーシーバスが居れば狙ってとることも可能だし、実際に報告例は多い。

ただし時間がかかるので、それだけリスクを負うし、やりとりに腕が要求されることになる。

ラインが口で切られるなら、切られない太さにするか編んで強化すればいい。

ラインが擦れて切れるなら、擦れても大丈夫な太さにすればいい。

そうして組み上げるのが、ラインシステムです。

ヘタクソなやりとりとは無駄にテンションを抜くこと

ロッドで魚を持ち上げリールを巻く「ポンピング」ってあるじゃないですか。

あれってテクニックなわけじゃなく、リールが巻けないから、ロッドで持ち上げた分で巻くために必要なだけで、軽い魚にやるほどバレやすいんですよ。

……知ってた?

やりとりの際に気をつけることは──

引っ張られている時に巻こうとしない

その時にロッドを上げ下げしすぎない

ポンピングは細かくやるほうがテンションは抜けずバレにくい

3kgくらいまでなら、ロッドは持ったままリールを巻く程度で寄る。

それを超えるとハンドルがもげそうになるから、そんな時にはポンピングの出番。

硬いロッドほど小刻みにやらないとバレやすい。その理由は後述します。

【まとめ】簡単にバラすテクニックは一時的に力を抜くこと

ロッドには対応するルアーの重さ(数十g)が明記してあるが、実際には数kgの錘だって持ち上げることはできる。

ただし、条件がある。

静止状態なら大抵のロッドは耐えてくれる。けれど、揺すったりして一時的に負荷がかかるとベシャッと折れる。

ランディングにタモ網(ネット)が使われるのもそれを防ぐため。

暴れる魚を無理やりブチ抜くと折れやすいのも、ロッドにかかる力が一時的に許容量を超えやすいためである。

ロッドは継続的な負荷には耐えるが、一時的な負荷には滅法弱い

硬いロッドがバレやすいのも、テンションが抜けやすい理由がある。

反発力が強すぎると、魚が動きを止めた瞬間に、負荷がスッポリ抜けてしまう硬いロッドはこの時にバレやすい。

硬いロッドはドラグを使うファイトに向いていて、柔らかいロッドはドラグを使わないファイトに向いている

バラしにくいやりとりのスタイルとは、あまり動かない地蔵スタイル。これは特に想定外の大物に対した時、自然とそうなるファイトスタイル。

無理やり寄せるのであれば、積極的にこちらから動く必要がある。

けれど、「システムが壊れるライン」を知らないのなら、ただいたずらにそれを破壊するだけ。

これら全てタックルを構成するシステムが悪いわけじゃない。いうまでもなく、アングラー側の腕が問題ということになる。

なので「俺ヘタクソやなー」って理由は間違いじゃない。

釣り人はテクニック(腕の差)という言葉が好きだけど、「改善方法は?」となれば言葉を濁す。

でもまあ──「どうやったらバレるか」を考えれば、それをしないようファイトすりゃいいだけの話です。

「魚を釣るだけ上手くなる=経験が必要」

と思われがちですが、原因を理解して対処しなければヘタクソのままです。

魚とのやりとりを、実際に経験して上手くなるより、「魚が何故引くのか?」「どうやって泳いでいるのか」を理解すれば、おのずと対処法も生まれます。

第一人者というのは、自ら試行錯誤した結果、ようやく理論を築いた人のこと。

人を真似るのは簡単だが、それを実行するには、理論を理解しなければ無駄のまま。

ルアーはフックが多いくせに何でバラシやすいの?

フックは多いほど外れにくくなる──と思い込んでいる人は多いと思う。

12cmのルアーには大抵3本のフックがついているが、それ全部を口に咥えることはほとんどない。

いうまでもなく、魚釣りは口にフックをかけることではじまる。

3又のトレブルフックは、引っ掛けることは得意でも、魚を逃がさないことは苦手

1本のフックが3本になるせいで、1本よりも力が3倍必要になるから、合わせの力も多く要求される

接合部のスプリットリングも、遊びがあってガチャガチャ動きやすいほど、テンションが抜けてバレやすい。

トレブルフックのルアーって、バラす要因が多すぎるのですよ。

1本のシングルフックはルアーを丸呑みにでもしないと掛かり辛いが、一度貫通すればバレにくい。

ようするに──

フックが多くなることで、魚が引っかかる確率は上がるけれど、釣れやすくなるとはいってない。

みたいに捉えてください。

ドラグを出さない釣りにメリットはない

とある番組で「ドラグを出さずにキハダを釣る」内容をやっていた。

案の定バラシの連発で、「無駄なテストで海を汚すな!」とか燃えていた(まあそうなるよな)

ドラグを出さない釣りを成立させるためには、システムの強化が不可欠である。

岸なら10kg、沖なら30kgはドラグを出さずにファイトすることも可能。

だけど、それだけラインとロッドに負荷がかかるし、F1のエンジンみたいに一発勝負的なセッティングが必要になる。

大衆的な釣りは、メンテナンスしつつ半永久的に乗りたい乗用車のように、性質を理解しつつ無難な使い方をするほうが長持ちする。

ドラグは大物に対応したりタックルを保護するためにあるようなもの。

そこにある便利な機能は、余すとこなく理解し、上手に使うようにしましょう。

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