「値段?機能?スタイル?」フィッシングベストに何を求めるべきか

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フィッシングベストはライフジャケットとも呼ばれており、命を守るために身につけるべきアイテムです。

──それは「表向き」の言葉であると感じています。

購入する以上、「値段・機能・見た目」は重要となるわけで、”命を守る”は建前じゃないかなーと思っています。

そろそろ本音をいっちゃっていいんじゃない?

というわけで、それぞれの要素で選ぶ場合のメリットとデメリットをまとめてみました。

フィッシングベストは値段より自分に必要な要素で選ぶべき

今回紹介する「フィッシングベスト」は、他にも「ゲームベスト」やら「フローティングジャケット」やら「ライフジャケット・ベスト」など、いくつか固有の呼ばれ方をしています。

今記事では面倒なので、フィッシングベストで統一します。

これを着用している時点で、釣りに対して「ガチ勢」だと思われます。

はじめた頃は使用する道具も少なく、タックルを持ってポーチを抱えれば事が足りるくらい。ライトなユーザーであるほど、こんな物を必要と感じるのは時期尚早です。

これからはじめる人に「ベストは必要だよ!」と説くのは、いささか商売が下手といわざるをえません。

ある程度釣り歴を重ねていきますと、「あれも欲しい、これも欲しい…」などと、釣り場へ持っていきたい道具が増えていく傾向があります。

ですので、時がくれば勝手に購入してくれるわけです(辛辣)

そんなわけで「命を守る」より「道具を収納する」ことにベストが重宝されるわけです。

「これを着用していれば必ず助かる」など、神の寵愛を受けているかのように持て囃されていますが、必要となる条件として、タックルボックスを携帯しにくい状況が挙げられます。

ですから主に陸で、「移動が多い」釣りで使われているわけですね。

船に載せることができるから、船上の沖釣りやボートバスで着用している人はほぼ居ないでしょう?

その必要な道具を、まとめて持ち運ぶに便利なのがフィッシングベストです。

旅行者が持つ「キャリーバッグ」みたいな物と感じてください。もちろん着用することで不慮の落水などに対応はできます。

沈没船から身を救った「ヴィトンの鞄」くらいの役目を果たすのが、フィッシングベストではないかなと。

フィッシングベストを安さで選ぶと犠牲になるポイント

フィッシングベストの値段は5,000円程度から3万円くらいと、実に幅が広いです。

でも値段の安さを優先すると、犠牲になるポイントはいくつかあります。

1.見た目がダサい

2.収納が貧弱

3.ライフジャケットとして機能しない

(1)は実際に見てもらえばわかりますが、2万円台に比べて「洗濯の仕方を間違えたセーター」のように、丈が短めで、大柄な人には似合いません。

ポケットに物をつめると、スパーリングの的として最適なクッションに見えないこともないです。

あとなぜか迷彩柄が多く、一昔のオタクを彷彿とさせます(汚れが目立ちにくいメリットはある)

(2)は”初期装備”の話で、ポーチなど小物入れが充実していません。

また腰サポーターなど、体への負荷を和らげる機能が貧弱なので、着用しているだけで疲れやすいです。

(3)はコストを下げる代わりに、浮力材が貧弱となるパターンもあるせいです。

落水して助かりたければ、触ってペラペラな物は選ばないほうが吉でしょう。

機能面で選ぶフィッシングベストとは

値段は業界トップクラスになりますが、「ima」「APIA」が圧倒的です。

例えばこの「imaオリジナルフローティングベスト」ですが、標準のポーチも大型で、前面ポケットにはルアーケースも入れやすく、背面へのアクセスも容易です。

D管の多さも手伝ってカスタマイズ的に色々接続でき、物によっては背面がテープで着脱することができて、収納面のサポートも万全です。

内側に腰ベルトというかサポーターがあり、ベスト自体を重くしても肩への負担がなくなるため、ロッドを振りやすく動きやすい。

APIAのベストは機能的にほぼ同じ感じです。

2万円台後半となると、各メーカーともに機能として見劣りする点はほぼありません

「これが凄い!」といっても、他と比べてドングリの背比べ程度の違いです。

前面ポケットの収納を推す製品もありますが、ルアーケースをパンパンに入れると機能しなくなるので注意。

ルアーフィッシングは他の釣りより圧倒的に竿を振る回数が多いです。

なので腰サポーターなどで、肩への負担を減らす機構があるほうが疲れにくく、長時間の時合を待つ「キャスティング耐久戦」も可能になります。

ちょっと高価な物と思われがちですが、それだけ釣りを快適にしてくれるアイテムなのです。

スタイル重視で選ぶフィッシングベスト

私が釣り業界のウェアなどで嫌なところは、メーカーロゴが無駄にデカイところ。

スポンサーでもないのにメーカーの広告塔を強制されているようなデザインが好きじゃありません。

特にダイワの「D」なんて、いい加減ワンピースとコラボすりゃいいじゃないかと思うくらい、「D」の意思が道具から伝わります。

私が愛用するのが「XEFO・サーフトリッパー」

なぜこれを選んだのかというと──

1.機能面ではimaだがロゴがでかすぎて嫌だったから

2.プライヤーやフィッシュグリップを外側に出していると錆びやすいやん?

3.外側にハミ出た部分が少なく収納面も申し分なかったから

購入するにあたり、最初は機能面でimaのベストを考えましたが、そこの広告塔になるほど”お熱”じゃないから、ロゴが控えめなシマノを選びました。

ロゴの大きさは趣味の合う同族の炙り出しではないかと勘ぐってしまいます。

フィッシングベストは前面ポケットにプライヤーを差し込むタイプが多く、取り出しやすいと思えるが、これどう考えてもラインが引っかかったり邪魔だろ──ってことで、ポケットの裏側にスペースがあるこれが丁度よかった。

飲み物としてペットボトルを携帯する場合、脇にホルダーをつけるタイプが多い。

でもそれは歩く時邪魔に感じたことがあったから、背面ポケットへ容易に入れることができるこれは完璧だった。

物を入れてモコッとなるのは仕方ないけれど、両サイドや前面に余分な物を着けたくなかった──など、これらを踏まえて選んだ経緯があります。

機能としてスマート、見た目はシンプルな物がシマノに多いと思います。

機能面でジャケットを選ぶととにかく暑い

腰サポーターをつけると体にフィットする代償として、重ね着しているような感じなので、とにかく暑いです。

寒い時期なら「インナー1枚減らせれるな!」となるのでいいんですが、暑い時期はとにかく地獄です。

「じゃあ薄いのを選べばいいじゃない?」と考えるでしょうけど、その手になると”安物”になります。

わりとメッシュを効かせた製品は多いのですが、根本的に邪魔をするのが「浮力材」です。

パズデザインの「スーパーライトベスト」は、尋常じゃなく”軽い”

それに加えて、特殊な粒状の浮力材を使用しているので、着用時の圧迫感を感じません。

機能面を抑えつつ、ルアー向けの中では、現状で最も涼しいベストになるかもしれません。

ただ難点として──、フックが刺さったら即お陀仏に感じる表面素材がなんともいえません。

その点を踏まえて、フィッシングベストの表面素材はわりと厚手の物を我慢して選ぶほうが、長持ちはするでしょう。

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