今年もやってきました「amazonランキング大賞2018」。
内容を見て、今年も変わり映えしないな~って思いました。よくわからないけど、庶民を感じるランキング。
某ECサイトに比べて、ハイエンドのセールはしてないから、仕方ないね。
2018年amazonランキング大賞のスポーツ&アウトドア総合から察せること
1位は腹筋ローラーの「アブホイール」。みんなシックスパックになりたいんやな。
2位と3位にキャンプ用品のキャプテンスタッグが入り込む。
ローテーブルとマットだから、キャンプ以外でも使えるしね。BBQでも需要はあるだろうし。
自然災害からの長期停電が目立った1年だったので、防災に関するアウトドア用品が売れてんのかなと思いきや、そうでもなかった。
そりゃそうだ、「防災=アウトドア」じゃないしね。
ランタンにヘッドライト、固形燃料やガスバーナーがランキング入りしているから、この20位圏内は”アウトドアの必需品”と呼べるクラスなのだろう。
……しかし。
趣味人口は最も多いらしい「フィッシング」が、ひとつもランキング入りしてないんですが?
2016・2017年と比べて変わり映えしないランキングなので
とりあえずは、2018年ランキングのフィッシングカテゴリをご覧ください。
これを見た瞬間思った。
前年と大して変わり映えしてないじゃねぇか、と。
比較対象として、過去記事の「2016年」と「2017年」も見てください。
ね? あまり変わらないでしょう?
──なのでいちいち全部紹介するのも面倒なので、気になった商品だけピックアップしました。
1位「第一精工 高速リサイクラー2.0」
2016・2017年は2位と甘んじた高速リサイクラーくん。
今年は覇者だった「アリビオくん」が陥落したため1位を奪取。
お前……確かに便利だけどさ……、amazonで1位をとるほど売れるのはもしかして、壊れやすいからなのか?
正直、必需品てわけでもない。ただ時間短縮は確実。
売れる背景は多分ですけど、店頭で見かけることがまずないからかもしれませんね。だからamazonで注文する人が多いんじゃないかな説。
アリビオくんはセット用品の抱き合わせもカウントすれば、確実に一番売れてそう。
6位「マルキュー アミ姫600g」
サビキ釣りでかかせないアミエビ。それは地味に手が汚れるし臭くて厄介だった。
手を汚さないチューブ式の「アミ姫」は、カゴに「にゅっ」と出せばいいんだから、スプーンやひしゃくでちまちまと溢れながら詰めてた頃にくらべれば、汚れないし楽でしょう。
──生クリーム絞りにアミエビを入れればよかったんじゃ。
”フルーティな香り”が魚に必要なのかどうか。人に塗りたくってパフュームにしろとでも?
アミ姫とサビキ釣りに関しては、こちらでも特集しています。

12位「シマノ(SHIMANO) リール メンテナンス スプレー 2本セット(オイル&グリース)」
まだメーカーが出すメンテナンス用品を消費しているの?
──などと煽られたりしそうですが、これは「PEにうんたら」よりは有能です。なんたってリールの可動部に使えるスプレーですから。
それも業界最高峰のギアと精密さを誇る、シマノ製品向けのメンテオイルですしね。信頼感は抜群です。
店舗でもこのセットは見ますね。噴射ノズルが細くてピンポイントで発射できるから嬉しい。
それほど高くないですし、某マグなんたら以外のリールには問題なく使えるのでおすすめです。

19位「TAKAMIYA(タカミヤ) お魚キラー」
魚を釣るついでに”捕まえよう”という発想。
友人が仕掛けてみたことがありましたが、中に小ゴンズイがもっさり入っていたのを見て以来、これを見かけることがなくなりました。
簡易罠は漁業権で禁止されている地方もあるので注意しましょう。
この手の商品は楽天かYAHOOのほうが充実している気がする。
釣具屋で見かけやすいのはお魚キラータイプですね。
いうほど釣具は進化していないんじゃないか説
3年間もランキングを追った結果、売れ筋に大した変化がありませんでした。
内容を見るに、トレンドを反映しているわけでもないし、amazonで釣具を買う人と店舗で買う人の客層は、全く違うんだろうなと思います。
まあ他にもナチュラムとか専門のECサイトはありますしね。
サイトを眺めるより釣具屋にいって触れるほうが早いって、私自身も思います。
”本当に売れた物”は各メーカーの出荷数から察するしかないんじゃないかなと。
年間で最も売れたエサとかルアーとかわかれば面白そうです(売れそう)。