日本が水産資源を乱獲?──いやいやんなアホな

「日本は水産資源を守っている!」と信じてやまない愛国心。

でもそれは間違いで、先進国の中では最も自然に対しては無頓着だったりする。

「クロマグロの法的な漁獲規制」が全国ニュースで流れたとき、「トップがこれじゃしょうがねぇな」とは感じたが──それで回復するものだろうか。

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海に囲まれているからこそ魚はいくらでもいると思っている日本

思いやりとおもてなしの心を美徳としている私達は、意外と些細なことで喧嘩をする。

それは生き物と食べ物の境界線はどこにあるか? 生命とはなんぞや? などについて。

 

「牛や豚を殺すのはかわいそう」というが、ランチに含まれているベーコン指差して、「今食べているそれはいいの?」といわれて「違うもん!」みたいな話はよく耳にする。

この問題に関して統一的な意見は、世界中探しても答えはない。

水産資源の減少は獲り過ぎではなく獲れ過ぎが原因?

今現在、鮮魚売り場で当たり前のように居る魚たちは、どれも獲り過ぎで居なくなる可能性があります。

 

日本の乱獲が原因で減ってしまった魚たち――水産資源を守るために必要なこと | 日刊SPA!
漁獲量が激減しているの日本の漁業。水産庁はサンマやスケトウダラなど7種目に漁獲可能量の上限を設定しているが、実質的な意味はないも同然。水産資源を守るために必要なこととは?◆日本の乱獲が原因で減ってし…

 

我が国の水産資源管理はかなりザルです。

獲れるだけ獲って、翌年不漁で嘆くパターンが続いてますが、いやそれ当たり前だろうと。

そしてそれを「自然のせい」にして逃げている。

ミスを部下になすりつけるパワハラが横行しているようなもんですね。

 

 

日本の漁業は個人事業主としての営業が多数を占めています。

申告(納税)で事業数の把握はできますが、それでも全てを管理するには難しい状況。

漁師の全てが水産庁の管轄下にあるわけじゃないですし、大半は地域の漁港を拠点とした、漁業組合に属しているからです。

 

今まで漁獲制限と謳っていたものは、各個人の裁量に基いて行われていたと、今回のマグロ規制で水産庁がようやくゲロった。

これは「管理するとはいったけど、国の機関だけじゃ全部は無理だよぅ」と言い訳をしたわけ。

ようは漁協など団体が申告した水揚げ数値を信じて、それを基にデータなり管理をしていたわけです。自己申告の数値はいくらでも弄りようがあるし、脱税がなくならないように、不確実性があるんですよね。

 

個人の裁量によって資源管理を行っているのは、地域の漁師達が決起した場合が多い。

マグロなら「純粋に数が減っている、なら捕るのをやめよう!」と、まだ大丈夫という行政を信じず、大間の漁師が率先して自ら操業を止めたという話もある。

ホント、水産庁って何してんすかねぇ……。

水産庁「法規制を検討するが、するとはまだいっていない」

マグロ規制にゴネまくっているのは、もはや中国と日本のみ

「食文化を守るため」ともっともらしい言い分で対抗していますが、獲らず・食べずに我慢することが出来ないジャパンです。

中国は消費国である日本が規制をかければ、実質的に輸出先がなくなり貿易も赤字になるわけで、どちらも制限だけは回避したい心情でしょう。

 

人の手と科学で手厚く保護されている水族館でさえ、個体数の維持と増やすことには手を焼いています。それに気付いて欲しいものです。

技術革新で犠牲になるのは資源

漁業は20年ほど前に革新があって、パワフルな機械で少ない人数でも大量に獲れるようになりました。

大量に獲れれば儲かるわけで、それにより操業が増えて、世界で水産資源が激減しました。

日本の大衆魚である「イワシ・アジ・サバ・サンマ」など、産卵数が多く無限に続くと思われたこれらも居なくなる? と気付いたのが10年くらい前。

 

現在は──、少ない魚を求め、最新鋭の機器で探し出し、少ない労力で大量に捕まえる方法です。

それでも採算が合わないのが現状です。

続ける理由がないのに無くなって欲しくない……。そんなジレンマを抱えるのが日本の漁業です。

 

スポーツフィッシングと称して、大型魚のランディングに容赦なくモリをぶっ刺すのも日本くらい。

「ロウニンアジ(GT)には使ってないじゃん!」それはシガテラがあって食用に向いてないから、逃がすしかないから形式でも大事に帰すしかない、のが本質ですよね。

マグロや大型カンパチ・ヒラマサ・ブリなどは、船上にあげられる前に容赦なく締められているのが現状。

 

捕獲した魚に対するリリース精神の根底にあるのは、食えない魚は丁重に扱うが、食える魚には容赦しない──ではないでしょうか。

 

実際は食えない魚のほうが、絶対数は少ないけどね……。

「臭い」だの「まずい」だので、ブラックバスとシーバスは食べれないと思われ、リリース精神がどこか神格化されてしまっている気がする。全然そんなことないし、バスはもともと食用に輸入された魚なのにね。

水産ニュース
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海釣りがメインでたまに淡水も。2019年の目標は月イチ釣行、浜インしつつ遠州サーフを再度マッピングしていきたい。

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とある浜松アングラーの一生