「魚を捌いたあとどうしよう……刺身? 焼く? 煮る?」
毎回迷う……だからこそ、楽して美味しく仕上げたい。
そんな時に使っている、マスト神器の調味料を紹介。
「おぼろ昆布」でコスパ抜群で手早い昆布締めを
昆布締めをするに乾燥昆布は欠かせません。日持ちはするけど、地味に高いのが気になる。
そこで代用できるのが「おぼろ昆布」
安いしそのままで食べれるし、刺身にかけておけばそれだけで済むので、お手軽さも抜群!
「乾燥昆布を使う昆布締めとは何が違うの?」と、疑問に持つ人もいるでしょう。
乾燥昆布は余分な水分を吸ってくれるので、昆布締めにおいては、熟成を極めたい際に使うのがむいています。
おぼろ昆布は簡易的なもので、本気の熟成に比べれば劣りはします。塩こんぶも有りやで。
煮物の最終兵器!「濃縮タイプのめんつゆ」
めんつゆは素晴らしい(唐突)。
職人の魂がこもった「出汁」を、気軽に家庭で楽しめるのが強み。
煮物料理に使うなら、3倍濃縮タイプがおすすめです。
濃縮タイプは薄める割合次第で、素麺など麺類に使えるし、肉じゃがやおでんなど、醤油ベースすべてに使える万能性があります。
あまりにも放っておくとカビるから要注意。
出汁は製品によって、「昆布」と「カツオ」があります。
コトコト煮て染み込ませるなら昆布。出汁の香りも頂く椀物はカツオが向いています。
パスタに少し入れて、和風ペペロンチーノもいけますよ。
まぶすだけで美味しいムニエルができる「からあげ粉」
ムニエルは下味が弱いと、まぶす粉に味がないため、寂しい味になりやすい。
「からあげ粉」はすでに味がついている粉なので、魚の下味が弱くても、サラダ油で炒めるだけで香ばしく仕上げられます。
まぶすだけで簡単だしね!
バターも高くなりましたし、サラダ油でもオリーブオイルでも、十分旨味を出せるのでオススメ。
ハゼにからあげ粉をまぶして揚げるとメチャうま。
素材の味を活かし……てはないです
これらの方法は、大衆魚に向いている方法。
なぜかというと、クセとクサミがないほうが万人に受けるので、大衆魚に認定されやすいからです。
身の旨味が弱い白身魚に使うのがおすすめ。「あれ? 味なくね?」と感じた時に使うと丁度いいでしょう。