2016年のAmazonランキング大賞が発表されました。
釣具のみならず各カテゴリー別で見れるので、「どのような物がネットで注文されているのか?」をリサーチするにもいい材料です。
マーケティングに興味のある人は一通り眺めるといいかも。
そんなわけで今年もっともAmazonで売れた釣具を、私的なツッコミをのせて10位まで紹介してみましょう。
- 【2016年版】Amazonのスポーツ&アウトドア部門で売れた釣具ランキングベスト10
- 1位 【シマノ】アリビオ2500(リール) ¥2,827
- 2位 【第一精工】高速リサイクラー2.0 ¥3,843
- 3位 【MEIHO】リバーシブル(ルアーケース) ¥758
- 4位 【メジャークラフト】ジグパラshort20g ¥511
- 5位 デジタル吊り下げ秤MAX 50kgs(デジタルスケール) ¥490
- 6位 【Univarc】フィッシュグリップ(魚つかみ器) ¥1,780
- 7位 【ベルモント】ML-028 PEラインシザース(ラインカッター) ¥292
- 8位 【PROX】針はずしプライヤーPX752A(プライヤー) ¥796
- 9位 【TAKAMIYA】お魚キラー(漁具) ¥650
- 10位 【シマノ】ルアーマチックS86ML(ロッド) ¥5,335
- 露骨に売る高価な物より、安くて良い物が選ばれているかも
【2016年版】Amazonのスポーツ&アウトドア部門で売れた釣具ランキングベスト10
一通り眺めると、高価な物が目立つわけでもないから、「もっとも売れた」といわれると納得するラインナップ。
上位に高級釣具が並んでいる某ECサイトより、よっぽど現実的なランキングでした。
1位 【シマノ】アリビオ2500(リール) ¥2,827
1位はシマノのリール「アリビオ」。これは入門用に丁度いい。
廉価ながらAR-Cスプールで糸抜けもよく、ロッドとのセットで売られることも。
作りはしっかりしているので、愛情を込めれば長く使える1品。
2位 【第一精工】高速リサイクラー2.0 ¥3,843
「高速リサイクラー2.0」は、リールに巻いたラインを巻きとったり、巻いたりできるマスィーン。
手でボビンにぐるぐるやるより時間短縮になるし、「時間をお金で買う」感覚で購入してみては?
「ラインの巻き直しなんてやらなくていいだろ」って人には無用。
3位 【MEIHO】リバーシブル(ルアーケース) ¥758
MEIHOのケースは無駄な装飾がなく、釣具の収納ケースとして優秀。
その中でもこのルアーケースは、エギや12cmのプラグなど、大きめのルアーを入れやすく、取り出しやすい。
4位 【メジャークラフト】ジグパラshort20g ¥511
Amazonで最も売れたルアーは、メジャークラフトの「ジグパラshort」
万能に使えるメタルジグだし、安価で種類も豊富なので私も使っています(たまに)。
青物シーズンが来ると使われるから、釣果が口コミとなって売りやすいし、値段も安めだから売れやすいのでは。
5位 デジタル吊り下げ秤MAX 50kgs(デジタルスケール) ¥490
50kgまで計れるから、釣り対象のほとんどは計れる。
魅力はなんといっても値段。ワンコイン以下でこの性能は、秋葉原でもみない。
でもこれは、「荷物を計る」で買う人が多いからでしょうね。
6位 【Univarc】フィッシュグリップ(魚つかみ器) ¥1,780
これより安いグリッピもあるけど、「メーカー保証」が売上を伸ばしたのだろう。
お魚さんを持って記念撮影するアイテムと化している気がするが、もともとは魚の体に触れずリリースするための補助道具です。
(※:ウロコがない魚は手の温度で火傷するから)
7位 【ベルモント】ML-028 PEラインシザース(ラインカッター) ¥292
PEラインは意外と切りにくい。
ピンと張ればいいけど、だらーんとした状態でスパッと切れるほうがストレスは感じない。
ラインカッターは持ってて損はないです。
8位 【PROX】針はずしプライヤーPX752A(プライヤー) ¥796
ただのプライヤーです。
「針はずし」の名目があるぶん、先が細く長いため、細かい作業にも使えます。
スプリットリングを開けたいなら、別の物を選びましょう。
9位 【TAKAMIYA】お魚キラー(漁具) ¥650
お魚さんを捕まえる罠です。
友人が何回かこれを沈めたことがありますが、私の記憶している中では、ゴンズイ玉を吸い込んだだけでした。
ちなみに漁業権で禁止されている地域もあるので使用には注意されたし。
10位 【シマノ】ルアーマチックS86ML(ロッド) ¥5,335
最後はシマノのロッド「ルアーマチック」。おそらくアリビオとセットが多いためかと。
長さも調子も入門用にいいし、岸からの釣りでは万能に使えます。
「安くてなるべく質がよく、長く使えて色々遊べる」で選ぶと、これになると思う。
露骨に売る高価な物より、安くて良い物が選ばれているかも
傾向としては、安くて送料無料が選ばれている感じはする(当然か)
Amazonはプライム会員で対象品であれば送料を気にすることもないので、楽天市場より単価が安い物が買われている感じ。
釣具で有名なECサイトは、専門なだけあって種類はあるけれど、ランキングが露骨なのよね。
どう考えても高価な物がトップになるわけがないのだが……ハイエンドが上位にしか無いのはさすがに違和感がある。
結果的にAmazonのランキングは、いい意味で庶民派と思う。
TOP20までの商品はタックルからクーラーBOXに小物まで、一通り揃っているのが面白かった。
でも金額を全部足してもステラ買えないんですが、これは。
2016年もっとも密林で売れた釣具ランキング20はこちらから。