赤身の代表格マグロとカツオ、今年もピンチ(知ってた)

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クロマグロは全国総漁獲漁制限値を超え、6月まで”自主”休漁。

カツオは不漁のため数が入らない。

 

今年の水産業界も、先行き不安ですね。

 

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クロマグロが食べられなくなる? その前に獲りまくったろ!

 

制限値を超えたといえ、それを罰する法が存在しないため、「今のうちに獲りまくったろ!」ができるバカげた漁業

海のダイヤを巡る主義主張は、本年度も引き続きクレイジーです。

 

http://www.asahi.com/articles/ASK234RX6K23ULFA015.html

 

増税前の買いだめ。ライブチケットや生産停止となるピザポテトの転売──など。

手に入らなくなる物ほど、価値はあがり、一気に消費されていく。

 

ウナギに続いてクロマグロも、案の定というか、監視外での密漁が増えている。

現在の規制範囲だと、漁協など港の管轄に入っていないプレジャーボートでの釣りやら、そこに居るマグロを素手で捕まえたなどは、漁獲量に含まれていない。

まあようするに、漁協を通さずクロマグロを”今”持ち帰れば違反となるし、密漁になる。

 

小型クロマグロの漁獲量 年間の上限超える|NHKニュース

 

「獲れすぎて困ったレベル」だったン十年前の幻想を未だに追い続ける。

漁獲量が減れば、それは自然環境のせいと伝えていくし、”獲りすぎ”と言及する報道なんてほとんど見ない。

タケノコだって獲りすぎれば竹林が消えますよ。

 

 

カツオ水揚げ日本一の焼津はカツオを確保するのに困っていた

 

ふるさと納税の返礼品で、誇る水産物を使い、全国ランキングで上位となった焼津市。

桜も散り、カツオが近海へ遊びに来て、おいしい季節になったのだが……。今年は不漁のスタートを切る。

ということは、時期を見込んで予約を請け負った業者達が青ざめた顔をしている気がする。

 

ふるさと納税の品に地元特産を扱う自治体が多い。

納税額の増大とともに、「高額返礼バトル」へ変異して、「さすがにやりすぎだろう」とやむなく見直しされたのもつい最近の話。高級ブランドを安売り投げ売りしているようなものだし、生産側にとって旨味がなさすぎた。

これに水産物を取り扱っていた所はどこも、”資源枯渇ワンチャン”あるような状況になっている。

 

ふるさと納税、サイト利用急増 寄付額最高へ 自治体、新たな悩みも
 寄付金のクレジット決済や返礼品選びが簡単にできるふるさと納税制度のポータルサイトの利用者が急増している。2016年末時点の納税額はサイトによっては前年比で4倍を超えたところも出ている。総務省は16年度末の寄付額のとりまとめを6月ごろに発表する見通しだが、15年度に続いて16年度も過去最高を更新するとみられる。ただ、制

 

普段は「減税!節約!」といってるくせに、「納税したら還付されるし商品もあげるよ!」と”お得感”を出せば、バカみたいに納税額が増えたのには、行政も「チョロすぎだろ」と思ったに違いない。

いつもこのくらい楽に出してくれれば、国は豊かになるのに……ともいえる。

 

日本ソウルの抜けたところは、「稼げる話があればすぐ食いつき、その市場を食いつぶす」ところ。

利権が絡むと(いい意味での)談合してバランスをとるわけですが、「要求されたらされただけ商品を出さなければいけない。じゃなければ売れない」思い込んでいるから、すぐ下火になって、「売れなくなったタスケテ」と声をあげる。

ブランド品も投げ売りしちゃえば、そこらにある模造品と変わらない価値ですよ。希少とそれなりの付加価値があってこそのブランドでしょう。

 

カツオ高騰、確保に苦慮 水揚げ全国一の焼津「悲鳴」|静岡新聞アットエス
全国一のカツオの水揚げ量を誇る焼津市で、不漁に伴うカツオの価格高騰が各種イベントに影響を与えている。春の初ガツオシーズンに合わせ、お膝元で催しが相次ぐ中、関係者…

 

ひとことで”不漁”といっても、その原因が何であるのか。「いつも獲れる時期にいったけど獲れなかった」、そんな理由が主ではないかと感じる。

 

ネット取引と運送技術で、商戦経路が”地域”から”全国へ。そして地球規模も視野になった。

過去には地産品を気軽に食べることは難しくなかったが、今は地産品であるほど地元民は口にできない。地産地消というか、地産他消の構図。

「どちらを優先させるか?」を考えれば、そりゃあ”少しでも高く売れる方”を選ぶだろう。

安価が当たり前だった”余り物”を消費していた過去を知るほど、現在の値段は手が届きにくい。

 

今年は黒潮の本流は例年通りくらいの水温だけど、沿岸近海となると平均よりちょい低めなくらい。

近海の水産物はタケノコと同じく、始まりは遅いがいずれ増えてくるパターンでしょう。

ある程度遠洋しないと十分に獲れないから、近海専門の漁師は頭を抱えているのではないかと思う。

月日と時期でいえば”今”だろうけど、海がその状態になっているのか? ──まあ大体、”走りの不漁”はそれが要因だったりする。

 

 

不漁というなら消費者に何をしてほしいの?

 

近年は「不漁」のニュースばかりで嫌気がさす。

不漁と認めるのはいいが、それで消費者達にどうして欲しいのか。世論に何を求めているのか。

──まあこの業界は、何をしたくて、先に何を見ているのか、よくわからない。

 

大手水産業は自費で種苗やら養殖場を造り、生産性の向上を計っている。

それに個の集合体である漁協が立ち向かうなら、集にならざるをえない。今の漁業は閉鎖されそうな金山を見ている感じがする。

ゴールドラッシュで誰もが夢見れる場だったのが、資源が減り、金の匂いを感じれる一握りの職人だけが残り、そこへ到達できない者は兼業するか、撤退していく。

 

資源管理をしても、増えるのに時間がかかる物だから、いずれ閉鎖されるのが鉱山だと思う。

”いずれ無くなるなら──”

ならばいっそのこと、獲り尽くしてしまおう。て考えが跋扈しているのが、水産業界かもしれない。

 

個人的には、寿司の値段に「資源保護のための寄付」的に上乗せしてくれてもいいくらい。

それを今後とも消費し続けたいのなら、少額でもそこへ投資する簡単な方法が「税金」でしょう。

従事者が主に支払っているだろうけど、農林水産が設備投資まで回らず衰退していくのは、全体から貰わないせいじゃないですかね。

 

国としては港がひとつの企業として運営されるほうが、管理しやすいだろうけどなぁ。

さすがにクロマグロの休漁は、4月に上限を超えたといえ、年をまたぐ来来月の6月からなら獲っていいのは言葉をかけられない。

過剰分は次年の上限から引かれるとはいえ、それが繰り返されれば、2年後はほとんど獲れなくなるんじゃないの?

 

6月以降は表示法違反が相次いで起きそうですな。

ただ”マグロ”と表示されても、マグロさんにも種類はたくさんあるのですよ。

水産ニュース
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タイトル通り浜松市在住のアングラー。その周辺に出没します。 当ブログは私に見える範囲での、釣り情報から釣り方の知識など、おまけに業界ニュースを主にとりあげています。 2018年はモバイルロッド片手に、浜名湖一周釣り歩きを計画中。
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