高知県須崎市浦ノ内の浦ノ内湾で、海上釣堀とカセ・筏を営む「幸丸水産」について、料金・時間・ルール・秋の狙い目を2026年10月時点の公開情報で整理します。公式サイトは自らを「高知県唯一の海上釣堀」と案内しています。なお、静岡県下田市にも「須崎」という地名がありますが、この記事で扱うのは高知県須崎市の施設です。
結論1:竿を出せるのは、幸丸水産の船で渡る「海上釣堀」「カセ」「筏」の3つの釣り場で、いずれも完全予約制(予約・空き情報は電話で問い合わせ)、定休日は木曜日です。予約なしで行って乗れる釣り場ではありません。海上釣堀は公式のルールで撒き餌・ルアー・2本ばり・サビキが禁止で、竿は4mまでが使いやすいと案内されています。カセ・筏は湾のチヌなどを自分の仕掛けで狙う釣り場で、釣堀とは釣り方が違います。公式のお知らせ(2024年9月11日「浦ノ内湾カセ釣りルール変更」)によると、浦ノ内湾のカセでは撒き餌の持ち込みが禁止で、撒き餌として使えるのは各筏業者が用意したペレットだけです(筏は市販のダンゴを使えますが、釣り用土は使えません)。2026年の料金告知では、まき餌用ペレットは現地で1杯900円です。
結論2:海上釣堀の釣り放題(4時間)は大人14,000円・小学生9,000円で、公式の料金頁は「渡船料金込み」と表記しています。1匹で終了するちょい釣りコースは4,000円(渡船料金込み)、釣りをしない付き添いは渡船料 大人2,000円・小学生1,000円です。カセ・筏は2026年の料金告知で、14時までの利用4,000円・14時以降に納竿4,500円。トイレは釣堀・カセ・筏とも設備欄に記載があり、貸し竿(ハリス付き)は2,000円です。釣堀のライフジャケット・タモ・スカリは無料ですが、カセ・筏のタモ・スカリは有料です。キャンセル料は料金頁が「当日100% 前日50%」、Q&Aが「前日の午前中までなら発生しない」と表記が分かれています。駐車場は料金・アクセス頁に記載がありません。2024年12月1日のお知らせは、郵便局の隣の幸丸駐車場の解体工事を告知したうえで「駐車して良い場所が決まっています」と書いているので、予約の電話で駐車場所と集合場所を確認し、案内された場所以外には止めないでください。
結論3:2026年秋(10〜11月)は、釣堀ではシマアジの放流が続いていることを公式Instagramが9月から10月にかけて繰り返し発信しています。カセ・筏の本命は浦ノ内湾のチヌで、2022年掲載の公式特集「ヒラメを狙おう。」は「11月頃から3月頃までヒラメがよく釣れます」と案内しています。10月の出船時刻は釣堀7時00分、カセ・筏6時30分です。
この記事は、幸丸水産の公式サイト(予約・料金・アクセス、Q&A、特集ページ、釣果・お知らせ、遊漁船業者登録票)と、公式サイトに埋め込まれたInstagram投稿をもとに、2026年10月時点の公開情報で書いています。料金や時刻は改定されることがあるため、予約の電話で最新の条件を確かめてから出かけてください。
幸丸水産はどんな釣り場か——浦ノ内湾の海上釣堀・カセ・筏
幸丸水産は、須崎市浦ノ内の浦ノ内湾で、船で渡る海上釣堀・カセ・筏の3つの釣り場を運営しています。どれも陸から歩いて行く釣り場ではなく、予約した時刻に船で渡る形です。
波の少ない内湾で、移動は5〜20分
公式のQ&Aは、船酔いを心配する質問に対して「浦ノ内湾はほとんど波の無い場所なので大丈夫」と答え、到着までの時間を「釣り堀5分・カセ10分・筏20分ほど」と案内しています。トップページでも「山に囲まれた浦ノ内湾」と紹介されており、外洋の磯や沖釣りとは条件がまったく違う、穏やかな内湾の釣り場です。
3つの釣り場の違い
海上釣堀は、いけすに放流された魚を4時間で釣る釣り場です。公式特集が挙げる魚種はマダイ・ハマチ・シマアジ・カンパチ・イサキ・ヒラメ・サーモン・クエ・グレ・イシガキダイで、「時季により異なります」と注記されています。
カセ(小型の釣り台)と筏は、湾内に浮かぶ足場から自分の仕掛けで湾の魚を狙う釣り場です。2026年の料金告知によると、カセは定員2名の釣り台が2基(貸切は1基に4名まで)、筏は定員12名です。公式は浦ノ内湾を「チヌ釣りで有名」と紹介しています。
遊漁船業者としての登録
公式サイトで公開されている遊漁船業者登録票によると、幸丸は高知県知事登録 第0486号(登録有効期間は令和5年10月1日〜令和10年10月1日)の遊漁船業者で、1名あたり5,000万円以上の損害賠償保険(共済を含む)に加入済みと記載されています。出航を中止する基準や乗船時の禁止事項も同じページに書かれているので、後述の安全の章で紹介します。
海上釣堀の料金(2026年10月時点)——渡船料金込みで大人14,000円
海上釣堀の釣り放題は大人14,000円・小学生9,000円で、公式の料金頁は「渡船料金込み」と書いています。渡船料を別に払う区分として料金頁に明記されているのは、釣りをしない付き添いの人です。
| コース・区分 | 大人 | 小学生 | 内容(公式の表記) |
|---|---|---|---|
| 釣り放題コース(一般コース・4時間) | 14,000円 | 9,000円 | 渡船料金込み。釣った魚は全て持ち帰り可。釣れなかったらお土産あり |
| ちょい釣りコース(1匹・予約制) | 4,000円 | 渡船料金込み。1匹釣れたら終了。追加で釣りたい場合は3,500円。釣り放題の利用者も利用可 | |
| 付き添いの人(釣りをしない) | 2,000円 | 1,000円 | 渡船料金 |
| 貸切 | 108,000円 | 2026年の改定告知の貸切料金(人数の上限などは予約時に確認) | |
出所:幸丸水産「予約・料金・アクセス」、釣果・お知らせ(2026年10月13日)。ちょい釣りコースに大人・小学生の区分は書かれていません。
「渡船料金込み」の読み方
料金頁では「大人14000円 小学生9000円 渡船料金込み」の直後に「渡船料 大人2000円 小学生1000円」という行が並び、少し下には「付き添いの方 渡船料金 大人2000円 小学生1000円」という行もあります。公式の表記は「渡船料金込み」なので、釣りをする人は14,000円(小学生9,000円)が総額と読むのが自然と考えられます。ただし、直下の渡船料の行が何を指すのかは料金頁に明記がありません。予約の電話で、1人あたりの総額を確かめておいてください。
改定日の表記は2通りある
今回の改定は、公式のお知らせが「魚の高騰および、漁場料、資材コストの上昇」を理由に挙げ、大人13,000円→14,000円、小学生8,000円→9,000円、貸切100,000円→108,000円としたものです。改定日はお知らせが「令和8年5月1日より」、料金頁が「令和8年5月10日より」と書いていて食い違いますが、2026年10月時点ではどちらの日付もすでに過ぎているため、これから行く人は新料金で考えれば足ります。
エサ・貸し竿・氷の料金
料金頁のエサ・貸竿料金の欄は、幸丸5種800円、幸丸ねり餌700円、貸し竿(ハリス付き)2,000円、氷100円で、発泡スチロールもあると書かれています。ちょい釣りコースの欄には「竿・エサ(2000円)」という記載もあります。手ぶらで行く場合は、釣り放題の料金に貸し竿2,000円とエサ代が加わると考えておくと予算を立てやすくなります。
キャンセル料は2つの表記がある
料金頁のキャンセル料は「当日100% 前日50%」です。一方でQ&Aは「前日の午前中までならキャンセル料は発生いたしません」と答えています。どちらも公式の表記なので、予約の時点でキャンセルの扱いを確認しておくのが確実です。なお同じQ&Aは、雨の日について「基本的には出船いたします。中止になる場合は前日にこちらからご連絡」と案内しています。
特典
2026年10月13日のお知らせでは、公式LINEの来店ポイント(特典は5,000円offから3,000円offに変更)を引き続き継続するとし、海上釣堀で1匹も釣れなかった人には「幸丸水産厳選商品をプレゼント」すると案内しています。ポイントの貯め方や使える条件は公式LINEで確認してください。
カセ・筏の料金と定員——2026年の改定告知を優先して読む
カセ・筏の料金は、2026年8月11日・12日のお知らせ「2026年カセ筏料金」が最新の公式情報です。14時までの利用4,000円、14時以降に納竿4,500円で、カセと筏は同額です。
| 区分 | カセ | 筏 |
|---|---|---|
| 14時までの利用 | 4,000円 | 4,000円 |
| 14時以降に納竿 | 4,500円 | 4,500円 |
| 貸切 | 12,000円(1基に4名まで。3名からお得) | 35,000円(人数は相談) |
| 定員 | 2名×2基 | 12名 |
| まき餌用ペレット | 1杯900円(14時までの利用なら1杯で十分な量と案内) | |
| 営業時間・定休日 | 5:00〜16:00(季節で変更あり)・木曜日 | |
出所:幸丸水産 釣果・お知らせ(2026年8月11日・12日)、「予約・料金・アクセス」の営業時間・定休日欄。
料金頁の表示との違いは予約時に確認
お知らせは、変更の理由を「漁協の漁場料・ルール変更に伴い2026年より変更」とし、筏の区切りについて「お客様のご要望により13時までから14時までに変更」したと説明しています。ところが、2026年10月時点の料金頁はまだ筏を「13時までのご利用」と表示し、カセの貸切を「1つ貸切10000円」と書いています。お知らせの貸切額(カセ12,000円)とも違うため、料金頁の該当部分は改定前の表示が残っている可能性があります。貸切の金額と時間の区切りは、予約の電話で確かめてください。
また、小学生の料金はお知らせに書かれておらず、料金頁にだけ「小学生1000円」(14時まで、筏は13時まで)、「小学生2000円」(16時まで)とあります。子ども連れでカセ・筏を使う場合も、予約時に確認が必要です。
タモ・スカリはカセ・筏では有料
Q&Aは「ライフジャケット・タモ網・スカリ・針外し・フィッシュグリップは無料でレンタル」と答えていますが、料金頁のカセ・筏の設備欄には「有料 タモ(200円)アカメ用タモ(500円) スカリ(300円)」と書かれています。釣堀の設備欄は「タモスカリ有り」で料金の記載がないため、釣堀は無料、カセ・筏は有料と読み分けるのが自然と考えられます。
カセ・筏の設備
料金頁の設備欄によると、カセにはトイレ・オケ・バケツ・ライフジャケット・屋根、筏にはトイレ・屋根・湯沸かしポット・スカリ・タモ・桶・ライフジャケットがあります。屋根があるとはいえ、夏の日差しや冬の風は湾内でも避けられないので、季節に合った服装で出かけてください。
時間と定休日——10月の出船は釣堀7:00・カセ筏6:30
2026年10月の出船時刻は、公式のお知らせ(10月13日)で釣堀7時00分、カセ・筏6時30分です。定休日は釣堀・カセ・筏とも木曜日です。
出船時刻は季節で動く
料金頁の営業時間は、釣堀の一般コースとちょい釣りコースが7:00〜11:30、カセ・筏が5:00〜16:00で、どちらも「季節によって変更あり」と注記されています。実際、2026年8月のお知らせでは釣堀6時30分・カセ筏6時00分の出船でした。行く月の出船時刻は、最新のお知らせか予約の電話で確認してください。
海上釣堀の1日の流れ
2022年掲載の公式特集「釣堀で遊ぶ。」は、7時に出船し、釣り堀に着いたら全員でくじ引きをして釣り場所を決め、7時30分に釣り開始、11時30分に終了という流れを紹介しています。釣り開始までに竿・仕掛け・網の準備を終わらせるよう呼びかけているので、仕掛けは家で作っておくと慌てずに済みます。同じ特集は、大人数で貸切にすると開始時間を変えられるとも案内しています。
雨・風の日の判断
Q&Aによると、雨の日は基本的に出船し、中止になる場合は前日に施設から連絡があります。遊漁船業者登録票には出航の中止基準として、風速10m/s以上、波高1.5m以上、津波注意報・津波警報の発令時、視程500m未満、台風接近時、船長が危険と判断した場合が挙げられています。
直近3か月の告知
公式サイトに埋め込まれたInstagramでは、2026年9月18日の投稿が「本日より再開」と伝えていますが、休止の理由と期間は書かれていません。その後は9月23日に「シマアジどっさり放流」、10月7日にもシマアジの釣果を伝える投稿が続いています。施設のお知らせ欄(イベント情報のページ)は記事が登録されていない状態で、施設の告知は「釣果・お知らせ」の投稿に載っています。2026年7月以降の投稿と公式Instagramに、休業・工事・災害の告知は見当たりませんでした。気象庁の「災害をもたらした気象事例」にも、2026年7月以降で高知県を含む事例は掲載されていません。ただし告知がないことは当日の営業を保証するものではないので、予約の電話で確認してください。
釣堀とカセ・筏、どちらを選ぶか
手ぶらで放流魚を持ち帰りたいなら海上釣堀、自分の道具で浦ノ内湾のチヌやヒラメを狙いたいならカセ・筏が向いています。料金も時間も釣り方も違うので、下の表で比べてください。
| 比べる点 | 海上釣堀 | カセ・筏 |
|---|---|---|
| 料金(大人) | 14,000円(渡船料金込み・4時間) | 14時まで4,000円、14時以降に納竿4,500円 |
| 時間(季節で変更) | 7:00〜11:30 | 5:00〜16:00 |
| 主な対象魚 | 放流魚(マダイ・シマアジ・青物・イサキなど。時季で異なる) | チヌ。11月頃〜3月頃はヒラメ |
| 撒き餌 | 禁止(撒き餌・ルアー・2本ばり・サビキ禁止) | カセは持ち込み禁止で、現地のペレットのみ。筏は市販のダンゴ可・釣り用土は不可(2024年9月の告知)。ペレットは1杯900円(2026年の告知) |
| タモ・スカリ | 無料 | 有料(タモ200円・スカリ300円) |
| 道具の目安 | 竿は4mまでが使いやすい(Q&A)、1本針の仕掛け(2本ばり禁止) | 穂先で当たりを取る繊細な筏・カセ用の竿 |
| 持ち帰り | 釣った魚は全て持ち帰り可 | サイズや魚種の扱いは予約時に確認 |
出所:幸丸水産「予約・料金・アクセス」「Q&A」、特集「釣堀で遊ぶ。」「黒鯛を狙おう!」「ヒラメを狙おう。」(いずれも2022年掲載)、お知らせ「浦ノ内湾カセ釣りルール変更」(2024年9月11日)、お知らせ(2026年8月・10月)。
海上釣堀が向く人
道具を持っていない人、家族や仲間で同じ場所に並んで釣りたい人、マダイやシマアジを持ち帰ってその日の食卓に出したい人です。貸し竿とエサを買えば道具がなくても始められ、公式は「釣った魚は全てお持ち帰り頂けます」と案内しています。予算は1人あたり14,000円に、貸し竿2,000円とエサ代を加えた額が目安です。
カセ・筏が向く人
チヌ釣り(撒き餌はカセが現地のペレットのみ、筏は市販のダンゴも可)や、秋冬のヒラメを自分の釣りで狙いたい人です。料金は釣堀の3分の1以下ですが、放流魚を釣る場所ではないため、釣果は湾の状況と腕次第になります。カセは2名の小さな釣り台なので、2〜4人で静かに釣りたい少人数向けと考えられます。
少しだけ試したい人・見守る人
子どもに1匹だけ釣らせたい、4時間は長いと感じる場合は、1匹で終了するちょい釣りコース(4,000円・渡船料金込み・予約制)が選択肢になります。釣りをしない家族が同行する場合は、付き添いの渡船料(大人2,000円・小学生1,000円)がかかります。
2026年秋(10〜11月)に狙える魚
10月の釣堀はシマアジの放流が続いているという公式の発信が中心で、11月に入るとカセ・筏ではヒラメの季節が始まると2022年掲載の公式特集が案内しています。下の表は、公式サイトに埋め込まれた2026年のInstagram投稿と公式特集から、時期ごとの話題をまとめたものです。
| 時期(2026年) | 海上釣堀(公式の放流・釣果投稿) | カセ・筏(公式の投稿・特集) |
|---|---|---|
| 5月 | 青物の放流(5月6日の投稿) | 投稿の記載なし |
| 6月 | 青物は6月15日まで放流、イサキは6月17日からと告知(6月12日の投稿) | チヌの釣果(6月22日の投稿・51cmを頭に) |
| 7月 | 良型イサキの釣果(7月10日の投稿) | チヌ・ヒラメの投稿は見当たらず(アカメの釣果投稿はあり。本記事では扱わない) |
| 8月 | カンパチを毎日放流(8月15日の投稿) | チヌ・ヒラメの投稿は見当たらず(アカメの釣果投稿はあり。本記事では扱わない) |
| 9〜10月 | 「今月から放流はシマアジ」(9月18日)、シマアジ放流・釣果(9月23日〜10月7日) | 筏で午後からチヌ(9月20日の投稿) |
| 11月頃〜3月頃 | 2026年10月時点で告知なし | ヒラメ(2022年掲載の公式特集。活きエサはイワシ) |
放流する魚は時期で入れ替わり、年によっても変わります。表は2026年の公式投稿の記録で、これからの放流を約束するものではありません。
10月の釣堀はシマアジが中心
9月18日の投稿は「今月から放流はシマアジ」と伝え、9月28日には「只今シマアジ大量放流中」、10月7日には「シマアジ狙うなら幸丸へ」と続いています。同じ9月28日の投稿は、潮が速くて苦戦した日や、釣り座によってムラがあった日もあったと伝えています。くじで決まる釣り座の運もあるので、タナとエサをこまめに変えるのが基本と考えられます。放流した魚が釣り切られずに残っている状態を、公式の投稿は「キャリーオーバー」と表現しています。
11月からはカセ・筏のヒラメ
2022年掲載の公式特集「ヒラメを狙おう。」は、「浦ノ内湾はチヌ釣りで有名ですが、11月頃から3月頃までヒラメがよく釣れます」とし、活きエサは「圧倒的にイワシ」が良いと案内しています。10月はチヌ、11月に入ったらヒラメも視野に入れる、という計画が立てやすい時期です。活きエサのイワシが手に入るかどうかは、予約時に確認してください。
アカメについて
カセ・筏の料金欄には「アカメ用タモ(500円)」の記載があり、公式Instagramではアカメの釣果写真も紹介されています。ただし本記事はアカメ釣りを扱いません。掛かった場合の扱いは、施設スタッフの案内に従ってください。
持ち物と仕掛け——釣堀のルールに合わせて選ぶ
海上釣堀に道具を持ち込むなら、竿は4mまでが使いやすいと案内されており、仕掛けは1本針(2本ばり禁止)が前提です。カセ・筏は穂先の繊細な竿でチヌを狙う釣りが公式特集の案内で、撒き餌はカセが現地のペレットのみ、筏は市販のダンゴも使えます。
海上釣堀の竿と仕掛け
Q&Aは、竿・エサの持ち込みは可能で、「竿は4mまでが使い易いです。撒きエサはご遠慮ください」と答えています。特集のルールでは撒き餌・ルアー・2本ばり・サビキが禁止なので、1本針のウキ釣り仕掛けやウキなしの仕掛けを用意し、タナ(狙う深さ)を変えられるようにしておくのが基本と考えられます。公式特集には、タナとエサを変えて活きアジの泳がせで青物を掛けた例も紹介されています。海上釣り堀の一般的な釣り方や持ち物は、管理釣り場(釣り堀)入門完全ガイド|浜松・静岡周辺で初心者が手ぶらでも楽しめるエリアトラウト&海上釣り堀の選び方・持ち物・釣り方を徹底解説で解説しています。静岡周辺の施設を例にした記事ですが、仕掛けやタナの考え方は共通です。持ち込む仕掛けが幸丸水産のルールに合うかどうかは、予約時に確かめてください。
カセ・筏のチヌ釣り
2022年掲載の公式特集「黒鯛を狙おう!」は、筏・カセ専用のタックル(穂先で当たりを取るので繊細な竿が良い)、撒きエサのダンゴ、刺しエサ(ネリエ・オキアミ・サナギ・コーンなど)を挙げ、刺しエサをダンゴで包んで海底まで割れないように投入する釣り方を紹介しています。ただし、この特集は次のルール変更より前の紹介です。
公式のお知らせ「浦ノ内湾カセ釣りルール変更」(2024年9月11日)は、漁協組合での筏業者の会を受けて、浦ノ内湾のカセでは撒き餌の持ち込みが禁止になったと伝えています。持ち込めないのは撒き餌・ペレット・砂・集魚剤で、撒き餌として使えるのは各筏業者が用意したペレットだけです。サシエサは好きなものを使えます。筏については「今まで通り市販のダンゴをお使い下さい」とされ、釣り用土は使えません。同じお知らせは、ルールが破られると営業停止となる罰則ができたとも書いています。
幸丸水産のまき餌用ペレットは、2026年の料金告知で1杯900円(14時までの利用なら1杯で十分な量を用意)です。2026年の告知は「漁協の漁場料・ルール変更」にも触れているため、条件がさらに変わっている可能性があります。カセにダンゴや集魚剤を持ち込むつもりで出かけないよう、使える撒き餌と持ち込める物は予約時に確認してください。
借りられる物・持っていく物
Q&Aは、ライフジャケット・タモ網・スカリ・針外し・フィッシュグリップを無料でレンタルでき、竿・仕掛けは有料と案内しています(カセ・筏のタモ・スカリは前述のとおり料金頁で有料)。持っていく物としては、釣った魚を入れるクーラーボックス、タオル、飲み物、動きやすい服装(Q&Aの推奨)が挙げられます。釣堀の料金頁には氷100円と「発泡スチロール有り」の記載があるので、クーラーが小さい場合も現地で対応できる可能性があります。
釣った魚をどうするか
公式Instagram(2026年9月23日)は、「釣れた魚をお昼にお食事して行きたい方は、朝スタッフにお申し付けください」と案内しています。また7月10日の投稿では、加工場で魚を捌き、刺身用・真空パック・瞬間冷凍まで対応したと紹介しています。加工については、2026年3月24日のお知らせが「さばいて屋」として、三枚おろし+真空600円、鱗・わたとり300円、お刺身1,000円、ご飯+アラ汁セット500円を案内しています。料金は3月時点の案内なので、現在の料金と、お昼の食事を含む受付の条件は予約時に確認してください。
規制・安全・マナー——釣堀のルールと乗船時の禁止事項
守るべきルールは、釣堀の釣り方の制限と、遊漁船に乗るときの決まりの2つです。どちらも公式ページに明記されています。
海上釣堀のルール
公式特集「釣堀で遊ぶ。」のルール欄は「撒き餌・ルアー・2本ばり・サビキは禁止」です。サビキ仕掛けやルアーを持ち込んでも、釣堀では使えません。釣り座はくじで決まるため、場所取りはできません。
乗船時の決まり
遊漁船業者登録票では、救命胴衣は乗船者全員に着用義務があり、桜マークの型式承認品を着用するとしています。利用者の禁止事項として、飲酒後の乗船、ゴミの投棄、危険行為、他の利用者への迷惑行為が挙げられ、船長の指示に従うよう求めています。帰りの運転もあるので、釣り場での飲酒は控えるのが無難です。
判断の優先順位
立入禁止・釣り禁止・車両規制の判断は、現地の表示と自治体・漁協・港湾管理者の最新の公式情報が最優先です。幸丸水産の釣堀・カセ・筏では、施設のルールと船長の指示が当日の判断の基準になります。この記事の情報は2026年10月時点の公開情報なので、出かける前に施設の最新案内を確認してください。
アクセスと予約の手順
公式のアクセス案内は「土佐IC降りて車で20分」です。海上釣堀・筏・カセは完全予約制で、予約・空き情報は電話(088-857-0830)で問い合わせるよう案内されています。
所在地と行き方
料金頁のアクセス欄の所在地は「〒785-0166 高知県須崎市浦ノ内塩間42」です。公式のアクセス案内は車(土佐IC)からの道順だけで、公共交通での行き方は書かれていません。料金・アクセス頁に駐車場と集合場所の記載はありません。2024年12月1日のお知らせ「12月2日より駐車場解体工事を行います」は、郵便局の隣にある幸丸駐車場を約2週間かけて解体すると告知し、「駐車して良い場所が決まっています」と書いています。同じお知らせは、港には魚の出荷のため大型トラックが出入りしていることも伝えています(2024年12月時点)。解体後の駐車場所や台数は公式に記載がないため、予約の電話で駐車場所と集合場所を確かめ、案内された場所以外には止めないでください。
予約の電話で確認したいこと
- 希望日の空き状況と出船時刻(10月は釣堀7時00分・カセ筏6時30分)
- 海上釣堀の総額(14,000円が渡船料金込みであること)と、付き添いの人数
- カセ・筏の時間区分(14時まで・14時以降)と貸切料金、小学生料金
- キャンセル料の扱い(前日50%か、前日午前中まで無料か)
- いま放流している魚と、持ち込む仕掛けがルールに合うか
- 駐車場所と集合場所
- 貸し竿・エサ・活きエサの在庫、釣った魚の調理や下処理の可否
高知・四国のほかの釣り場とあわせて読む
幸丸水産は手ぶらでも乗れる管理された釣り場で、高知の磯や堤防とは性格が違います。県内のほかの釣り場や、四国のほかの有料釣り場と比べたい人は次の記事も参考にしてください。
- 浦ノ内湾とその周辺の堤防・港の一般的な紹介は、高知の海の特徴——黒潮がもたらす豊かな漁場の浦ノ内湾の節にあります。
- 足摺岬・宿毛湾・清水港など県西部の磯や港は、高知県の海釣りスポット|足摺岬・宿毛湾・清水港の名ポイントにまとめています。
- 大月町の柏島は渡船で沖磯に渡る釣り場で、路上駐車ができないなどのルールがあります。詳しくは柏島(高知・大月町)の釣りガイド2026|路上駐車不可・渡船の沖磯と秋の狙い目へ。
- 四国のほかの有料釣り場として、香川県東かがわ市の安戸池(ハマチ養殖の池を使った釣り場)は、生簀とルアーで料金やルールが分かれています。安戸池フィッシュフック釣りガイド2026|生簀とルアーの料金・ルール・秋の注意で比べられます。
出典・参考(2026年10月時点)
- 予約・料金・アクセス(幸丸水産)
- 釣果・お知らせ 2026年10月13日(幸丸水産)
- 釣果・お知らせ 2026年8月11日(幸丸水産)
- 釣果・お知らせ 2026年8月12日(幸丸水産)
- お知らせ 2026年3月24日(幸丸水産)
- 浦ノ内湾カセ釣りルール変更 2024年9月11日(幸丸水産)
- 12月2日より駐車場解体工事を行います 2024年12月1日(幸丸水産)
- Q&A(幸丸水産)
- 特集「釣堀で遊ぶ。」2022年掲載(幸丸水産)
- 特集「黒鯛を狙おう!」2022年掲載(幸丸水産)
- 特集「ヒラメを狙おう。」2022年掲載(幸丸水産)
- 遊漁船業者登録票(幸丸水産)
- 高知県唯一の海上釣堀|幸丸水産 トップページ(幸丸水産)
- 災害をもたらした気象事例(気象庁)



