フィッシングパーク大三島は、しまなみ海道の大三島(愛媛県今治市)にある、愛媛県漁業協同組合大三島支所が運営する有料の釣り桟橋と釣堀です。この記事は「家族や初心者が、安全な桟橋で手ぶらで釣れる施設はいくらで、何曜日が休みで、まき餌やルアーは使えるのか」を出発前に決めるためのガイドで、2026年10月時点の公開情報(施設公式ページ・公式チラシ・本四高速の交通規制告知・愛媛県の遊漁規制資料)だけを根拠に、料金表と全日/半日の境目、禁止事項、駐車場、11〜12月の狙い目を整理しました。釣果の体験談ではなく、公式の規定をそのまま読み解く記事です。
結論1:竿を出せるのは「釣り桟橋」(8:30〜16:30)と「釣堀」(9:00〜15:00)の2か所で、毎週水曜日が休園(水曜が祝祭日なら翌日)、12月30日〜1月3日も休園です。桟橋では所定の場所以外での釣り・投げ釣り・アミ以外のまき餌が禁止で、つり糸は1人2本以内。釣堀はウキ釣り1本針のみでルアーは禁止です。
結論2:釣り桟橋は全日 大人1,200円・小人600円、半日 大人700円・小人400円、入園のみ 大人300円・小人100円、釣り具貸出700円、救命胴衣貸出100円、6歳未満無料(2026年10月時点の公式料金表)。釣堀はアジのノーマルコース・タイのチャレンジコースとも3,500円で竿と救命胴衣込み、1組1時間まで。公式チラシには「無料駐車場有」「駐車場・簡易トイレ有り」「エサの販売・釣具の貸出・救命胴衣の貸出有り」と書かれています。
結論3:2026年11〜12月は、まき餌がアミに限定されている桟橋の条件と、今治地区漁協の旬カレンダーで11〜12月に線のあるアジ・サバを合わせて、サビキが最も組み立てやすいと考えられます。足元のホゴ(カサゴ)・メバル、12月以降のカレイも候補です。ただし旬カレンダーは漁業の旬であって桟橋の釣果保証ではありません。11月の営業カレンダーは2026年10月時点で未掲載なので、出発前に公式ページか電話(0897-83-0136)で当日の営業を確認してください。
フィッシングパーク大三島の運営者と施設構成|漁協が運営する釣り桟橋と釣堀
先に答えを書くと、ここは「釣り桟橋」と「釣堀」の2つの有料区画を、愛媛県漁業協同組合大三島支所が運営している施設です。大三島ICから約3kmの位置にあり、公式トップページは「桟橋周りの魚礁の設置や稚魚の放流も行っている」と説明しています。
場所・運営者・問い合わせ先
運営者は愛媛県漁業協同組合大三島支所(〒794-1308 愛媛県今治市大三島町浦戸1507-1、TEL 0897-83-0136)です。公式トップページでは「フィッシングパーク大三島へのお問い合わせ」も同じ0897-83-0136に案内されています。公式チラシの地図では施設は井口港のそばに描かれ、「井口港から車で1分、徒歩で約5分」「西瀬戸自動車道『大三島I.C.』より約3km」と書かれています。なお、チラシに載っている住所(大三島町浦戸1507番地1)は問い合わせ先である漁協の所在地で、桟橋そのものの所在地表記は公式ページに見当たりませんでした。地図アプリでは施設名で検索し、井口港付近であることを確かめてから向かうのが確実です。
釣り桟橋と釣堀はどう違うか
釣り桟橋は海に突き出た桟橋から海の魚を狙う区画で、料金は時間制(全日/半日/入園のみ)です。釣堀は囲いの中に放されたアジ(ノーマルコース)かタイ(チャレンジコース)を狙う区画で、料金はコース制(1組1時間まで・持ち帰り匹数に上限)です。公式ページはこの2つで開園時間・料金・ルールを別々に定めているため、本記事も表を分けて説明します。家族で「確実に魚を触らせたい」なら釣堀、「自分の仕掛けで海釣りをしたい」なら桟橋、という使い分けが公式の規定から読み取れる住み分けです。
2026年10月時点の営業状況と告知
2026年10月29日に公式トップページと施設ページを確認したところ、「お知らせ・新着情報」欄に掲示はなく、施設ページにも休園・工事・料金改定の告知はありませんでした。施設ページの営業カレンダーは2026年10月分まで掲載されており、7日・14日・21日・28日の水曜日が「定休日」と表示されています。ただし公式は「気象状況により臨時に休園となる場合があります」と明記しているので、告知が無いことを平常営業の保証とは考えず、当日の電話確認をおすすめします。
料金と開園時間|全日・半日・入園のみの境目を表で確認
この章の答えは「釣り桟橋は入園から4時間以内なら半日料金、超えると全日料金。釣堀はコース料金3,500円に竿と救命胴衣が含まれる」です。以下はすべて2026年10月時点の公式料金表(施設ページ)に基づきます。公式は「一度支払った料金は原則払い戻しません」とも書いています。
釣り桟橋の料金表(2026年10月時点)
| 種類・区分 | 大人(16才以上) | 小人(6才以上16才未満) |
|---|---|---|
| 全日 | 1,200円 | 600円 |
| 半日 | 700円 | 400円 |
| 入園料(釣りをしない人) | 300円 | 100円 |
| 釣り具貸出料 | 700円 | 700円 |
| 救命胴衣貸出料 | 100円 | 100円 |
| 幼児(6才未満) | 無料 | |
開園時間は午前8:30〜午後4:30です。貸出料が「釣り具一式でいくらか」「仕掛けやエサを含むか」までは公式料金表に書かれていないため、貸出の内容は窓口で確認してください。
全日と半日の境目|入園時刻と滞在時間で決まる
公式の定義を要約すると、全日料金は「午前8:30〜午後0:30の間に入園し、入園から4時間を超えてもなお釣りをしている場合」、半日料金は「午前8:30〜午後0:30まで、又は午後0:30〜午後4:30の間に入園し、入園から4時間以内に退園した場合」です。例外として「午後0:00〜午後0:30の間に入園して釣りをする場合は午後から半日の料金」と定められています。読者が迷いやすい組み合わせを表にしました。
| 入園時刻の例 | 退園の目安 | 適用される料金(公式の定義から) |
|---|---|---|
| 8:30に入園 | 12:30までに退園(4時間以内) | 半日(大人700円) |
| 8:30に入園 | 12:30を過ぎても釣りを続ける | 全日(大人1,200円) |
| 10:00に入園 | 14:00までに退園(4時間以内) | 半日 |
| 10:00に入園 | 14:00を過ぎても釣りを続ける | 全日 |
| 12:00〜12:30に入園 | 閉園16:30まで | 午後の半日扱い(公式の但し書き) |
| 12:30以降に入園 | 閉園16:30まで(4時間以内) | 半日 |
つまり午前中に入って昼過ぎまで粘るなら全日、午後から入るなら閉園まで釣っても半日です。「全日と半日の差額500円(大人)で4時間を超えられる」と読み替えると、朝から入る家族は最初から全日で考えた方が時間を気にせず済みます。境界の運用(途中退園の扱いなど)は窓口の判断になるので、迷う場合は入園時に聞いてください。
釣堀の料金とコース(2026年10月時点)
| 種類・区分 | 大人(16才以上) | 小人(6才以上16才未満) | 公式の条件 |
|---|---|---|---|
| ノーマルコース(アジ) | 3,500円 | 3,500円 | 持ち帰り5匹まで。超過分は別途買い上げ |
| チャレンジコース(タイ) | 3,500円 | 3,500円 | 持ち帰り2匹まで。小人は13才以上16才未満が対象。13才未満は大人同伴の場合に限り大人料金で可 |
| 見学料 | 300円 | 100円 | 見学のみでも救命胴衣の着用を求められる |
| 救命胴衣貸出料 | 100円 | 100円 | コース料金には竿と救命胴衣が含まれる |
| 幼児(6才未満) | 無料 | ||
釣堀の開園時間は午前9:00〜午後3:00で、桟橋より30分遅く始まり1時間30分早く終わります。入園は最大20組(個人は1人1組)、1組の入園は最長1時間までです。予約ができるかどうかは公式ページに記載がなく、混雑時に待ちが出るかも含めて電話で確認するのが確実です。釣堀を利用する人に桟橋側の入園料が別途かかるかも現行の料金表には明記がないため、同じく窓口で確認してください。
旧チラシの料金と「無料レンタル」表記の食い違いについて
公式サイトには2019年10月掲載のチラシPDFが2種類残っており、そこでは全日1,000円・半日600円・入園200円・釣り具貸出500円、釣堀ノーマル3,000円などと書かれています。これは旧料金で、本記事は施設ページの現行料金表(全日1,200円・半日700円・入園300円・釣り具貸出700円・釣堀3,500円)を正としています。改定日は公式に見当たりませんでした。また公式トップページには「釣具や救命胴衣など、道具一式を無料でレンタルしております」という一文が残っていますが、施設ページの料金表では釣り具貸出料700円・救命胴衣貸出料100円と有料です。2026年10月29日時点で両方の表記が同時に掲載されたままなので、本記事は料金表を正とし、「無料」を前提にせず、来園前に0897-83-0136で現在の貸出料を確認することをおすすめします。
休園日と営業カレンダー|水曜休園・年末年始・気象による臨時休園
答えは「毎週水曜日が休み(水曜が祝祭日ならその翌日)、12月30日〜1月3日も休み、荒天時は臨時休園あり」です。釣り桟橋も釣堀も同じ休園日が公式に定められています。
2026年10月の公式カレンダー
施設ページの営業カレンダーでは、2026年10月は7日・14日・21日・28日(いずれも水曜日)が「定休日」と表示され、それ以外の日に休園表示はありません。公式カレンダーは月単位で切り替わる形式で、2023年10月分まで遡って閲覧できます。
2026年11〜12月の見通し(公式の休園規定から)
2026年10月時点で11月以降のカレンダーは未掲載です。公式の休園規定をそのまま当てはめると、11月は4日・11日・18日・25日、12月は2日・9日・16日・23日の水曜日が休園、さらに12月30日〜1月3日が年末年始の休園になります。2026年11〜12月には水曜日にあたる祝日がないため、「祝祭日の翌日に振り替え」の規定が発動する水曜はないと考えられます。ただしこれは規定からの読み取りであって公式カレンダーの掲載ではないので、11月分が公開されたら必ず公式カレンダーで当日の表示を確認してください。
臨時休園の確認方法
公式は釣り桟橋・釣堀とも「気象状況により臨時に休園となる場合があります」と明記しています。公式トップページのお知らせ欄は2026年10月29日時点で空欄のため、強風・高波・警報が出ている日は、出発前に0897-83-0136へ電話して開園しているかを確かめるのが最も確実です。本記事では「告知が無い=営業している」とは扱いません。
ルールと禁止事項|まき餌はアミのみ・投げ釣り禁止・つり糸は2本まで
この章の答えは「桟橋はアミ以外のまき餌不可・投げ釣り不可・1人2本以内、釣堀は4m以内の竿1本・1本針のウキ釣りのみでルアーとアミエビは禁止」です。いずれも施設ページ(2026年10月時点)の原文に基づきます。守れない場合は「入園をおことわり、又は退園願うこともあります」と公式に書かれています。
釣り桟橋の利用ルール(公式の禁止事項から)
- 12歳未満は保護者の同伴、又は引率者がなければ入園できない。
- 酒気帯び又は泥酔者の入園は断られる。
- アミ以外のまき餌は使用できない。
- 他の釣り人や入園者に危害を及ぼす恐れのある投げ釣り行為はしない。
- 所定の場所以外での釣り、所定の場所以外への立ち入りはしない。
- つり糸を3本以上使った釣りはしない(1人2本以内厳守)。
- つり台を必要以上に広く占有しない。
- 竿釣り及び手釣り以外の方法で水産動植物を採捕しない。
- ごみ・空き缶・空き瓶は所定の場所以外に捨てず、持ち込んだごみは持ち帰る。
- 許可のないはり紙・広告、物品販売・募金などはしない。施設や設備を損傷した場合は損害額を賠償する。
- 持ち込んだ釣り具などの管理は各自の責任。施設の管理の瑕疵による場合を除き、身体や財物の損害について管理者は責任を負わない。
「アミ以外のまき餌は使用できません」という規定は、サビキ釣りでアミエビをカゴに詰めて使う分には問題なく、逆に集魚剤を混ぜた配合餌やオキアミのまき餌が使えないことを意味します。投げ釣りが禁止されているので、ちょい投げでキスを狙うような釣りも成立しません。足元に落とすサビキ、ウキ釣り、胴突き仕掛けの3本柱で考えるのが施設ルールに沿った組み立てです。
釣堀の利用ルール(エサ・竿・持ち帰り)
- 竿は1人1本(4m以内・1本針)のウキ釣り。ひっかけ釣りとルアー等の使用は禁止。家族の場合を除き竿の貸し回しも禁止。
- 使えるエサは刺し餌用のエビ、生ミック、魚の切身、虫エサ、アジ等の活き餌。撒きエサ(集魚器)・アミエビ・バクダン・野菜類は使用禁止で、違反のエサを使うと退場。
- 小学生以下は保護者同伴もしくは引率が必要。釣行中は必ずライフジャケットを着用。
- 釣り座の移動や割り込みは禁止。青物(大型の魚)が掛かったら周りは速やかに仕掛けを上げる。
- 飲酒状態での入場と施設内での飲酒は厳禁。ペットの持ち込みは遠慮を求められる。余ったエサは釣堀内に捨てない。
- 持ち帰りはノーマルコース5匹・チャレンジコース2匹まで。超過分は別途買い上げ。竿を損傷した場合は修理実費。
桟橋ではアミのまき餌が使えるのに、釣堀ではアミエビが禁止という違いがあります。桟橋用に用意したアミエビを釣堀に持ち込まないよう注意してください。
子ども連れの条件を整理する
| 年齢区分 | 釣り桟橋 | 釣堀 |
|---|---|---|
| 6才未満 | 無料。12歳未満のため保護者同伴が必要 | 無料。小学生以下のため保護者同伴が必要 |
| 6才以上12歳未満 | 小人料金。保護者の同伴又は引率者が必要 | ノーマルコース3,500円。チャレンジコースは13才未満のため大人同伴で大人料金の扱い |
| 12歳以上16才未満 | 小人料金。同伴規定の対象外 | 小学生以下は同伴が必要。チャレンジコースは13才以上から対象 |
| 16才以上 | 大人料金 | 大人料金 |
桟橋の同伴規定は「12歳未満」、釣堀の同伴規定は「小学生以下」、チャレンジコースの小人対象は「13才以上16才未満」と、公式は3つの異なる線引きを使っています。年齢が境界にかかる子どもがいる場合は、窓口で確認してから料金を払うのが安全です。
アクセスと駐車場・トイレ・設備|大三島ICから約3km・無料駐車場
答えは「車なら大三島ICから約3kmで無料駐車場あり、トイレは簡易トイレ、エサ販売と釣具・救命胴衣の貸出あり」です。駐車台数は公式に記載がありません。
車でのアクセスと無料駐車場
公式チラシ(2019年10月掲載)は「西瀬戸自動車道『大三島I.C.』より約3km【無料駐車場有】」「井口港から車で1分、徒歩で約5分」と案内し、「駐車場・簡易トイレ有り」と書いています。駐車場の台数・満車時の案内は公式に無いため、本記事では台数を書きません。公共交通での来園可否(井口港への航路や島内バス)も施設公式には記載がなく、利用する場合は運航会社や今治市の最新案内で確認してください。
大三島IC〜伯方島IC間の片側交互通行規制(2026年10月19日〜12月18日)
本四高速の告知(2026年9月24日付)によると、E76西瀬戸自動車道の大三島IC〜伯方島IC間(上下線・規制総延長は告知の表記で「約2.5km(最大)」)で橋梁補修工事に伴う昼夜連続片側交互通行規制が実施されます。期間は「2026年10月19日(月)〜2026年11月6日(金)および2026年11月16日(月)〜2026年12月18日(金)、各週月曜・水曜・金曜(祝日除く)9時00分〜翌5時00分」、予備日は「2026年12月21日(月)〜2027年1月29日(金)」で、規制区間では一旦停止と50km/hの速度規制が行われます。今治側(四国側)から大三島へ向かう車はこの区間を通るため、月曜・金曜に来園する場合は往路の9時以降と復路に渋滞の可能性があります(祝日は除くため、11月23日(月・祝)は規制日に当たりません)。水曜は休園日なので来園日とは重なりません。尾道側(本州側)から来て大三島ICで降りる場合は規制区間を通らないため、この規制の対象外と考えられます。実施日は天候や進捗で変わると告知されているので、出発前に本四高速の交通情報を確認してください。
トイレ・エサ販売・貸出・バーベキュー
公式チラシは「※駐車場・簡易トイレ有り ※エサの販売・釣具の貸出・救命胴衣の貸出有り」と書いています。トイレは簡易トイレなので、小さな子ども連れは出発前に済ませておくと安心です。バーベキューは同じチラシに「事前予約が必要」「バーベキューのみの利用もできるが、その場合は施設利用料の他に別途入園料が必要」「バーベキュー用材料(2人前から)を購入した場合は施設利用料が半額」とあり、チラシ上の金額は施設利用料2,000円・材料代2,800円(2人前)です。ただしこれは2019年掲載のチラシの金額で、現行の施設ページにはバーベキューの料金が載っていないため、利用する場合は予約時に現在の料金を確認してください。釣具店・コンビニは島内の営業状況が変わるので、地図アプリで最新の営業状況を確認するのが確実です。
2026年晩秋〜初冬(11〜12月)に狙える魚|旬カレンダーとアミ限定ルールから考える
答えは「桟橋ではアジ・サバのサビキが組み立てやすく、足元のホゴ(カサゴ)・メバル、12月以降のカレイが候補。釣堀は通年アジとタイ」です。施設公式には桟橋で釣れる魚種の記載が無く(「豊富な魚種」「時に大物も」という表現のみ)、ここで示す魚種は、同じ漁協サイトの「旬のお魚カレンダー」(今治地区漁業協同組合14漁協の月別の旬)と施設のまき餌ルールから導いた編集上の推定です。旬カレンダーは漁業で獲れる魚の旬を示すもので、桟橋での釣果を保証するものではありません。
今治地区漁協「旬のお魚カレンダー」で11〜12月に線のある魚
| 魚種(旬カレンダーの表記) | 旬の線がある月 | 11月 | 12月 | 桟橋での狙い方(編集部の推定) |
|---|---|---|---|---|
| アジ | 4〜12月 | ○ | ○ | サビキ(アミのまき餌可) |
| サバ | 4〜12月 | ○ | ○ | サビキ |
| タチウオ | 4〜12月 | ○ | ○ | 投げ禁止のため足元のウキ釣りに限られる |
| サワラ | 9〜12月 | ○ | ○ | 投げ釣り禁止のため桟橋では狙いにくい |
| スズキ | 6〜12月 | ○ | ○ | ウキ釣り(投げ禁止) |
| チヌ | 4〜12月 | ○ | ○ | ウキ釣り。配合餌のまき餌は不可 |
| ホゴ(カサゴ) | 通年 | ○ | ○ | 足元の胴突き仕掛け |
| メバル | 4〜5月・12〜3月 | − | ○ | 足元の胴突き・ウキ釣り |
| カレイ | 通年(4〜3月) | ○ | ○ | 投げ禁止のため足元に落とす |
| コショウカレイ・メゴチ | 12〜3月 | − | ○ | 同上 |
| マダイ・ハギ・ヒラメ・ハマチ | 通年 | ○ | ○ | 桟橋での実績は公式に記載なし |
線の読み取りは公式ページの画像を目視したもので、月の境目は多少の誤差があります。原表は6枚の画像で公開されており、魚類のほか貝類・海藻類の表もあります。
桟橋での組み立て(編集上の推定)
施設ルールが「まき餌はアミのみ」「投げ釣り禁止」「1人2本以内」なので、11〜12月はアミエビをカゴに詰めるサビキでアジ・サバを狙い、もう1本で足元に胴突き仕掛けを下ろしてホゴ(カサゴ)やメバルを拾う2本体制が、ルールの範囲で最も組み立てやすいと考えられます。12月に入ると旬カレンダーでメバル・コショウカレイ・メゴチの線が始まるため、足元の底狙いの比重を上げる価値があります。ただし公式には「来島海峡の急潮流が育てた豊富な魚種」とあるだけで桟橋の水深や潮の速さは公開されておらず、仕掛けの重さは窓口のエサ販売で聞くのが確実です。
釣堀は1時間勝負
釣堀は1組最長1時間、持ち帰りはアジ5匹・タイ2匹までという枠組みなので、寒くなる12月に小さな子どもを連れて「短時間で確実に魚を触らせたい」場面で向いていると考えられます。使えるエサが刺し餌用のエビ・生ミック・切身・虫エサ・活き餌に限られ、竿と救命胴衣はコース料金に含まれるので、釣堀だけなら持ち物はほぼクーラーボックスと防寒着だけで済みます。
持ち物と手ぶらプラン|貸出の有無で持ち物がどう変わるか
答えは「貸出を使えば桟橋は釣り具700円+救命胴衣100円で手ぶら成立。自前で行くならアミエビ系のサビキ餌と小型クーラーを足す」です。有料の海釣り施設を初めて選ぶ人は、料金・柵・レンタルで比べる基準をまとめた初めての海釣り公園・海釣り施設の選び方2026|手ぶら度・レンタル・柵・料金で失敗しない基準も合わせて読むと、この施設が「手ぶら度が高く、釣法の制限が明確な施設」に分類できることが分かります。
手ぶらで行く場合(公式の貸出を使う)
公式チラシには「エサの販売・釣具の貸出・救命胴衣の貸出有り」とあり、料金表では釣り具貸出700円・救命胴衣貸出100円です。貸出の釣り具に仕掛けが付いているか、エサの種類に何があるかは公式に記載がないので、手ぶら前提で行くなら電話で「貸し竿にサビキ仕掛けは付くか」「アミエビは売っているか」を聞いてから出発すると失敗がありません。公式トップの「無料レンタル」表記は前述のとおり料金表と食い違うため、700円+100円を見込んでおくのが安全です。
自前で行く場合(アミ限定ルールに合わせる)
まき餌がアミに限られるので、持ち込むなら冷凍ブロックかチューブのアミエビ系サビキ餌が本命です。配合餌やオキアミのまき餌は使えません。サビキ釣りの道具立てと手順は堤防サビキ釣り完全入門ガイド|アジ・サバ・イワシを手軽に数釣りに詳しく書いてあるので、仕掛けの号数やコマセカゴの選び方はそちらを参照してください。釣った魚は簡易トイレ以外に洗い場などの案内が公式に無いため、氷と小型のクーラーボックスを持参して車に積むまで冷やしておくのが現実的です。持ち込んだごみの持ち帰りは公式ルールで義務づけられています。
家族3人の費用シミュレーション(公式料金表から計算)
| プラン(大人2人+小人1人の例) | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 桟橋・半日・手ぶら | 半日700円×2+400円+釣り具貸出700円×3+救命胴衣100円×3 | 4,200円 |
| 桟橋・全日・手ぶら | 全日1,200円×2+600円+釣り具貸出700円×3+救命胴衣100円×3 | 5,400円 |
| 桟橋・半日・道具持参(救命胴衣だけ借りる) | 半日700円×2+400円+救命胴衣100円×3 | 2,100円 |
| 釣堀・ノーマルコース3人 | 3,500円×3(竿・救命胴衣込み) | 10,500円 |
| 大人1人が釣り、大人1人と小人1人は見学(桟橋・半日) | 半日700円+入園料300円+100円+貸出700円+救命胴衣100円 | 1,900円 |
釣り具貸出料が1人分か1本分か、釣堀利用時に桟橋の入園料が別途要るかは公式に明記がないため、上の計算は「1人1本を借りる」「釣堀はコース料金のみ」と仮定したものです。実際の支払いは窓口の案内が優先します。
しまなみ海道の他の釣り場との組み合わせ
答えは「大三島の施設は有料で釣法が決まっている代わりに、柵付きの桟橋・貸出・休園日が明確。周辺の無料の港や橋下の釣り場とは役割が違う」です。尾道側の向島・因島の釣り場は尾道・しまなみ海道の釣りポイント完全ガイド2026|向島・因島でメバル・チヌ・タチウオにまとまっており、同記事で「大三島」は島名として触れられているだけで、この施設の料金や休園日は扱っていません。瀬戸内全域の総覧である瀬戸内海の釣りスポット完全ガイド|広島・岡山・香川・愛媛の絶好ポイント20選には大三島・多々羅港の節がありますが、そこでも有料の釣り桟橋と釣堀には触れていないため、本記事がその補完にあたります。
組み合わせ方としては、しまなみ海道を車で渡る家族旅行で「午前は大三島の桟橋で半日(700円)、午後は観光」、または「初日は向島・因島の無料ポイント、翌朝は大三島の桟橋で子どもに確実に釣らせる」といった分け方が、料金体系と開園時間(8:30〜16:30)から無理なく組めます。ただし水曜は休園なので、旅程の中日が水曜に当たる場合は順番を入れ替えてください。
安全・規制の注意|施設ルールと愛媛県の遊漁規制
答えは「施設内では施設公式のルールが最優先。愛媛県の遊漁規制(サイズ制限・まき餌規制)も遊漁者に適用される」です。立入禁止・釣り禁止・車両規制の判断は現地の表示と自治体・漁協・港湾管理者の最新の公式情報が最優先で、本記事の記載より現地の掲示と管理者の指示が優先します。
愛媛県の遊漁規制で桟橋に関係するもの
愛媛県の資料「遊漁上の制限又は禁止事項について」(愛媛県漁業調整規則などの要約)によると、遊漁者が使える漁法は竿釣り及び手釣り(船を使うまき餌釣りを除く)などに限られ、ひっかけ釣りは禁止です。採捕が禁止される大きさとして、かさご 体長7cm以下、めばる 体長7cm以下、ぶり 全長15cm以下などが定められており(規則第36条)、瀬戸内海のまだいは7月1日〜9月30日に全長12cm以下の採捕が制限されています。11〜12月に足元でホゴ(カサゴ)やメバルを狙う場合、7cm以下の小型は持ち帰らずに戻してください。赤土を用いるまき餌釣りは愛媛県海域の全域で禁止です。
陸からのまき餌釣り禁止区域と施設の関係
愛媛県には愛媛海区漁業調整委員会の指示で「陸岸等からのまきえづり」が禁止される区域があり、県の一覧(2026年10月時点の県資料)には今治市小島・波方町大角鼻・馬島・吉海町中渡島・関前小大下島・波方町馬刀潟、上島町岩城の各地先などが載っています。この一覧に大三島町の地先は記載されていませんでした。宇和海の記事愛媛・宇和海(八幡浜・宇和島・愛南)釣りポイント完全ガイド2026|アジングの聖地と全国区グレ磯・まき餌規制と渡船情報まででは県の概略図の見出しに合わせて「上島町および今治市周辺(岩城島・大三島・伯方島など)」と島名でまとめていますが、県の一覧の地先名は上記のとおりで、大三島の名前は概略図の地名表示として出てくるものです。施設内でのまき餌は施設公式が「アミ以外は不可」と定めているので、桟橋ではその規定に従えば足ります。県の規制区域は改定されることがあるため、島内の他の港で釣る場合は県の最新資料と現地表示で確認してください。
桟橋・釣堀での安全
公式は釣堀について「施設内はエサなどで滑りやすくなっている」「針など飛んでくることがあるので釣り人の後ろに立たない」と注意し、釣行中のライフジャケット着用を求めています。桟橋側は救命胴衣の貸出が100円で用意されているので、子どもだけでなく大人も借りて着用するのが安全です。公式は釣堀の注意事項で「天候等により危険と認める時」は入場を断るか退場を求めると明記し、釣り桟橋・釣堀とも「気象状況により臨時に休園となる場合があります」としているので、強風や高波の日は無理に向かわず電話で判断を仰いでください。



