舞阪サーフとは?浜名湖の「すぐ隣」に広がる遠州灘西端の好フィールド
浜名湖の今切口から西へ、舞阪灯台を起点に五十嵐浜(いがらしはま)方面へ続く約3kmのサーフライン——それが舞阪サーフだ。中田島砂丘や竜洋海岸といった遠州灘の人気サーフに比べると知名度は一段落ちるが、地元の浜松アングラーにとっては「穴場寄りの実力派」として根強い人気がある。
最大の魅力は浜名湖からの流出水が絡むことで形成される複雑な地形変化だ。今切口から流れ出す栄養豊富な水がベイトを寄せ、砂地にはヒラメ・マゴチが、波打ち際にはキスが、秋にはブリやワラサの回遊も射程圏内に入る。さらに、他のサーフエリアと比べてエントリーポイントごとの駐車スペースが近く、重装備のサーフアングラーでも体力的に楽なのがありがたい。
この記事では、舞阪サーフの4つの主要エントリーポイントを東から西へ順に解説し、各ポイントの地形的特徴、季節ごとのターゲット、離岸流やブレイクラインの見つけ方、駐車場・トイレ情報まで網羅する。「舞阪サーフに初めて行く」という人も、この記事を読めば迷わず竿を出せるはずだ。
舞阪サーフの基本情報|所在地・アクセス・周辺施設
所在地とアクセス
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市中央区舞阪町〜同区馬郡町 |
| 車でのアクセス | 東名高速・浜松西IC → 国道257号 → 県道49号(舞阪街道)経由で約20分。または国道1号バイパス・馬郡ICから南下5分 |
| 電車でのアクセス | JR東海道本線・舞阪駅から徒歩約15〜20分(灯台下エントリー)。弁天島駅からも徒歩圏内だが、サーフまでの距離はやや遠い |
| 釣り可能エリア | 舞阪灯台下〜五十嵐浜の約3km。全域が砂浜で、立入禁止区域なし(ただし今切口導流堤は進入禁止) |
| 釣り可能時間 | 24時間(夜間も可。ただし暗闘のサーフは安全リスクが高いためヘッドライト・ウェーディングベルト必須) |
駐車場情報
舞阪サーフの大きな利点は、エントリーポイントごとに駐車できるスペースがあること。ただし「正式な駐車場」として整備されているわけではない場所もあるため、路上駐車で地元住民に迷惑をかけないよう注意が必要だ。
- 舞阪灯台下(東端):舞阪表浜公園の駐車場を利用。無料・約30台。トイレあり。灯台まで徒歩3分
- 舞阪中央エントリー:県道316号沿いの空きスペースに数台駐車可能。正式な駐車場ではないため、混雑時は舞阪表浜公園に戻るのが無難
- 馬郡エントリー:馬郡地区の海岸沿い農道脇に5〜6台分のスペース。砂利道のため車高の低い車は注意
- 五十嵐浜(西端):五十嵐浜海浜公園の駐車場を利用。無料・約20台。トイレあり。夏季は海水浴客と共用になるため朝イチの確保推奨
周辺施設
- トイレ:舞阪表浜公園、五十嵐浜海浜公園にあり。中間エリアにはないため、事前に済ませておくこと
- コンビニ:セブンイレブン舞阪町浜田店(灯台下から車で3分)、ファミリーマート浜松馬郡店(馬郡エントリーから車で2分)
- 釣具店:イシグロ浜松入野店(車で約15分)、フィッシング遠州舞阪店(車で約5分)で直近の釣果情報も仕入れられる
- 救急:浜松医療センター(車で約25分)。万が一のエイ被害やフグ刺傷に備え、場所は把握しておきたい
4つのエントリーポイント徹底解説|東から西へ地形と狙い目を読む
①舞阪灯台下エントリー(東端・今切口寄り)
舞阪サーフの最東端にして、最も魚影が濃いポイント。今切口から流出する浜名湖の潮が直接ぶつかるエリアで、特に下げ潮時の払い出しが強烈なカレントを形成する。このカレントに沿ってベイト(イワシ・キス・ハゼの幼魚)が流されてくるため、フラットフィッシュの実績は舞阪サーフ随一だ。
地形的特徴:
- 灯台直下は根が点在し、やや荒い砂利混じりの砂底。根掛かりリスクはあるが、カサゴやソイが居着くこともある
- 灯台から西へ100mほど歩くと砂底が安定し、典型的なサーフの地形に変わる。ここに第一ブレイクラインが波打ち際から約30〜40m沖に走る
- 今切口の導流堤との間には強い流れが発生するため、導流堤側への立ち入りは厳禁。過去に流されて溺死事故が起きている
狙い目:
- ヒラメ・マゴチ:4月〜11月。特に5〜6月と9〜10月のマズメ時。ミノー(ジャンプライズ・ぶっ飛び君95S、DUO・ビーチウォーカーハウル)で第一ブレイクを舐めるように通す
- シーバス:通年だが、3〜5月の稚鮎パターン時に浜名湖からの払い出しに着くランカーが狙える
- 青物(ワカシ〜イナダ、ショゴ):9〜11月。朝マズメにナブラが立ったらメタルジグ40g(ジャクソン・飛びすぎダニエル、メジャークラフト・ジグパラサーフ)を遠投
②舞阪中央エントリー(灯台から西へ約800m)
灯台下ほどの知名度はないが、安定した地形変化が魅力のエリア。沖に向かって緩やかなカケアガリ(ブレイクライン)が2本走っており、第一ブレイクが約40m沖、第二ブレイクが約80m沖に位置する。この二段構造のおかげで、飛距離に自信がなくても第一ブレイク狙いで十分釣りが成立する。
地形的特徴:
- 砂質はきめ細かく、根掛かりはほぼゼロ。キスの投げ釣りには最適の環境
- 波が穏やかな日は、波打ち際に寄るベイトの群れが目視できることもある。偏光グラス越しに海面を観察する価値あり
- 離岸流は灯台下ほど強くないが、地形変化の境目に小規模なカレントが発生する。波の立ち方が周囲と異なる場所を見つけたら、そこが狙い目だ
狙い目:
- キス:5月〜10月。2色〜4色(50m〜100m)の距離帯にピンギスの群れが入る。仕掛けはジェットテンビン(フジワラ・25号)+キス針7号2〜3本針。エサはジャリメが基本、大型狙いならチロリ(イシゴカイ)
- マゴチ:6〜9月。キスを釣ってそのまま泳がせ仕掛けに切り替える「キスマゴチ」が定番。ルアーならバークレイ・パワーベイト・パルスワーム4インチのジグヘッド(14〜21g)ズル引き
- ヒラメ:10〜12月。水温が下がり始めるとキスを追って接岸する。朝マズメの1時間が勝負
③馬郡エントリー(灯台から西へ約1.5km)
「まごおり」と読む。地元の人間でないとまず読めないこの地名が、穴場度を物語っている。舞阪サーフの中でも最も人が少ないエリアで、週末の朝マズメでも左右100m以内にアングラーがいないことも珍しくない。
地形的特徴:
- 海岸線がやや湾曲しており、この湾曲部の内側に砂が堆積して浅瀬を形成する。逆に外側はやや深く掘れており、この深浅の境目がフラットフィッシュの通り道になる
- 浜の幅が他のエントリーより狭く、満潮時は波打ち際が後退するため、大潮の満潮前後はやや窮屈に感じることがある
- 目立った離岸流は少ないが、西風が強い日は左(東)方向へのドリフトが強くなり、ルアーを流しながら広範囲を探れる
狙い目:
- ヒラメ・マゴチ:通年だが特に秋(9〜11月)。プレッシャーが低い分、スレていない個体が多い。ジグヘッド+ワーム(エコギア・パワーシャッド5インチ、バディワークス・フラッグシャッド)のスロー巻きが効く
- キス:6〜9月。投げ釣りの穴場。3色前後(75m)にアタリが集中する傾向
- シロギスの大型(20cm超):晩秋〜初冬(11月中旬〜12月上旬)の落ちギスシーズン。4〜5色の遠投で粘ると良型が混じる
④五十嵐浜エントリー(西端)
舞阪サーフの最西端で、ここから先は篠原海岸〜中田島方面へと続く。夏季は海水浴場として開放されるため、7月中旬〜8月末の日中は釣り禁止区域に指定される場合がある(年度により変動するため、浜松市の海水浴場情報を確認のこと)。逆にそれ以外の時期は広大な砂浜を独占できる。
地形的特徴:
- 遠浅の砂浜で、波は比較的穏やか。ウェーディングしてアプローチしたくなるが、遠州灘の離岸流は突然発生するため、膝上までのウェーディングは避けること
- 沖合約100m付近にやや深い溝が走っている場合があり、遠投できるアングラーにアドバンテージがある
- 砂浜の幅が広く、荷物を展開しやすい。投げ釣り用の三脚を立ててのんびり待つスタイルに向いている
狙い目:
- キス:5〜10月。ファミリーフィッシングにも最適で、ちょい投げ(1〜2色)でもピンギスが釣れる。子供と一緒なら天秤仕掛けよりもブラクリ仕掛けにジャリメを付けて波打ち際を探るのが手軽
- ヒラメ:秋〜冬。遠投が必要になるケースが多い。メタルジグ30〜40gのワンピッチジャークで広範囲をサーチ
- イシモチ(ニベ):梅雨時期(6月〜7月)の夜釣りで実績あり。投げ釣りでアオイソメ房掛け、3色〜4色に投入して放置。意外と美味い魚なので、釣れたら持ち帰る価値あり
季節別ターゲット&攻略カレンダー
舞阪サーフで狙える魚種を月別に整理した。太字は最盛期を示す。
| 月 | 主なターゲット | 備考 |
|---|---|---|
| 1〜2月 | ヒラメ(居残り個体)、カレイ | 厳寒期は釣果が落ちるが、凪の日に粘れば座布団ヒラメのチャンスあり。防寒対策は完璧に |
| 3月 | シーバス、ヒラメ | 浜名湖からの稚鮎流出が始まる。灯台下エントリーが◎ |
| 4月 | シーバス、ヒラメ、キス(走り) | 稚鮎パターン最盛期。水温15℃を超えるとキスも動き出す |
| 5月 | キス、ヒラメ、マゴチ | キスのシーズンイン。投げ釣り師が増え始める |
| 6月 | キス、マゴチ、イシモチ | マゴチが接岸。梅雨の濁りが入るとイシモチの夜釣りが熱い |
| 7月 | キス、マゴチ、シロギス大型 | 水温上昇でキス絶好調。五十嵐浜は海水浴シーズン注意 |
| 8月 | キス、マゴチ、ワカシ | 高水温期で日中は厳しい。朝夕マズメに絞る。青物の回遊が始まる |
| 9月 | ヒラメ、青物(イナダ・ショゴ)、マゴチ | 秋のハイシーズン突入。ナブラ撃ちの興奮を味わえる |
| 10月 | ヒラメ、青物、落ちギス | 年間で最も魚種が豊富。ルアーマンも投げ師も楽しめる |
| 11月 | ヒラメ、青物(ワラサ)、落ちギス | 大型ヒラメの確率が上がる。水温低下でベイトが浅場に溜まる |
| 12月 | ヒラメ、カレイ、落ちギス | シーズン終盤だが、凪の日に40cmオーバーのシロギスが出ることも |
離岸流とブレイクラインの見つけ方|サーフ攻略の核心
サーフフィッシングで釣果を左右するのは「どこに投げるか」だ。舞阪サーフに限らず、サーフの地形変化を読む力は必須スキル。ここでは現場で使える実践的な見分け方を解説する。
離岸流(リップカレント)の見つけ方
- 波が立たない場所を探す:周囲はサラシ(白波)が広がっているのに、一箇所だけ波が立たず暗い色に見える帯状の部分がある。それが離岸流だ。海水が沖に向かって流れ出ているため、波が打ち消される
- 泡やゴミの流れを観察する:波打ち際に漂う泡や海藻が沖に向かって引かれていく場所がカレントの入口。偏光グラスをかけると格段に見やすくなる
- 砂浜の地形を見る:離岸流の出口付近は砂が削れてやや窪んでいることが多い。干潮時にビーチを歩いて、足元の砂の凹凸をチェックするのも有効
- 時間帯で変わる:離岸流は潮位や波の方向によって移動する。「朝はここにあったのに昼にはなくなった」ということも普通。固執せず、常に海面を観察し続けること
ブレイクライン(カケアガリ)の見つけ方
- 波が崩れる位置に注目:沖から来た波が最初に崩れ始める(白波になる)ラインが、海底の地形が急に浅くなるポイント=ブレイクライン。舞阪サーフでは波打ち際から30〜50mの位置に第一ブレイクがあることが多い
- ルアーの引き抵抗で感じる:メタルジグやジグヘッドを引いてきて、急に抵抗が重くなる場所がカケアガリ。その手前の深い側にヒラメやマゴチが待ち構えている
- 低い位置から水面を見る:立ったまま海を見るのではなく、少し腰を落として水面を見ると、沖の色の変化(深い場所=暗い、浅い場所=明るい)が読みやすくなる。朝日や夕日が低い角度で差す時間帯がベスト
舞阪サーフでは、離岸流とブレイクラインが交差するポイントが一級ポイントになる。流れによって運ばれたベイトが地形変化にぶつかって溜まる場所——そこにヒラメもマゴチもシーバスも集まる。1日の釣行で最低3〜4箇所は移動して、その日のベストポイントを探る「ラン&ガン」スタイルが舞阪サーフ攻略の基本だ。
推奨タックル&仕掛け|ルアー編と投げ釣り編
ルアーフィッシング(ヒラメ・マゴチ・シーバス・青物)
| 項目 | 推奨スペック | 具体例 |
|---|---|---|
| ロッド | 10〜11ft、ML〜Mクラスのサーフロッド | シマノ・ネッサXR S104M、ダイワ・オーバーゼア1010M/MH |
| リール | 4000〜5000番、ハイギア | シマノ・ステラSW 4000XG、ダイワ・セルテート LT5000D-XH |
| ライン | PE1.0〜1.5号(200m以上) | よつあみ・X-Braid アップグレードX8 1.2号 |
| リーダー | フロロカーボン20〜30lb、1〜1.5m | クレハ・シーガー グランドマックス 25lb |
| ルアー | ミノー・ジグヘッド+ワーム・メタルジグ | 下記参照 |
舞阪サーフで実績の高いルアーローテーション:
- 朝マズメ第一投:ジャンプライズ・ぶっ飛び君95S(ヒラメゴールド)→ 広範囲サーチ。着水後3秒沈めてスローリトリーブ
- 反応なければ:DUO・ビーチウォーカーハウル21g+ビーチウォーカーハウルシャッド → ジグヘッド+ワームでボトム付近をスロー引き
- ナブラ発生時:ジャクソン・飛びすぎダニエル40g(イワシカラー) → フルキャストしてワンピッチジャーク。青物が回ってきたら最優先で投げ込む
- 日が昇って反応が薄い時:バディワークス・フラッグシャッド5インチ(ジグヘッド21g) → ボトムバンプ&ステイ。マゴチに効く
投げ釣り(キス・イシモチ・カレイ)
| 項目 | 推奨スペック | 具体例 |
|---|---|---|
| ロッド | 4.05〜4.25m、25〜30号負荷の投げ竿 | シマノ・サーフリーダー 425CX-T、ダイワ・トーナメントサーフT 30-405 |
| リール | 投げ専用スピニング | シマノ・スーパーエアロ スピンジョイ 30、ダイワ・クロスキャスト 5000 |
| ライン | ナイロン3〜5号、または投げ専用PE0.8〜1.5号 | サンライン・スーパーキャストネオ 4号 |
| オモリ | ジェットテンビン25〜30号 | フジワラ・ジェットテンビン 27号 |
| 仕掛け | キス針6〜8号、2〜3本針、ハリス1〜1.5号 | がまかつ・連鎖キス 7号 3本針 |
| エサ | ジャリメ(石ゴカイ)、チロリ、アオイソメ | — |
投げ釣りのコツ:まず3色(約75m)に投入し、ゆっくりサビいてアタリを探る。反応がなければ4色、5色と距離を伸ばす。アタリが出たらその距離帯を重点的に攻める。キスは群れで移動するため、1匹釣れたら同じ距離帯に連続して投入すると数が伸びる。仕掛け回収時はゆっくりサビくこと——巻き上げが速いとキスが食いきれない。
安全対策|遠州灘サーフは甘く見ない
舞阪サーフに限らず、遠州灘のサーフフィッシングには固有のリスクがある。楽しい釣行を安全に終えるために、以下のポイントを必ず守ってほしい。
必須装備
- ライフジャケット(フローティングベスト):サーフでも着用すべき。高波にさらわれた際、浮力があるかないかで生死が分かれる。サーフ用に設計されたゲームベスト(パズデザイン・SLV-025やマズメ・レッドムーンライフジャケット)が動きやすい
- スパイクシューズまたはフェルトスパイク:波打ち際の砂は見た目以上に滑る。サーフ用のスパイクブーツ(マズメ・スパイクシューズ)推奨
- 偏光サングラス:離岸流やブレイクの目視に必須。TALEXレンズのイーズグリーンまたはトゥルービュースポーツが海面の色変化を読みやすい
- ヘッドライト(ナイトゲーム時):予備電池も携帯。足元を照らすだけでなく、万一流された場合の発見にも役立つ
注意すべきリスク
- 高波・離岸流:遠州灘は太平洋に直接面しており、うねりが大きい日は波高2m以上になる。波高1.5mを超えたら釣行を中止する判断力を持つこと。Windyアプリや気象庁の波浪予報で事前にチェック
- エイ踏み:5月〜10月、砂地の浅場にアカエイが潜んでいる。波打ち際を歩くときは「すり足」(シャッフリング)で歩き、エイを踏まないようにする。万一刺されたら、45℃以上のお湯に患部を浸けて毒を不活性化し、すぐに医療機関へ
- 落雷:サーフは遮るものがなく、釣り竿は避雷針と同じ。雷鳴が聞こえたら即座に退避。車に戻るのが最も安全
- 熱中症:夏場のサーフは照り返しが強烈。クーラーボックスに凍らせたペットボトルを入れておき、定期的に水分補給。帽子・ネックガードも必須
- 今切口導流堤への立ち入り禁止:灯台下エントリーから東へ歩くと今切口の導流堤にたどり着くが、ここは絶対に立ち入らないこと。潮流が異常に速く、落水したら自力での生還はほぼ不可能。過去に複数の死亡事故が発生している
混雑状況と攻略のタイミング
混雑の傾向
- 平日:全エントリーポイントでほぼ貸切状態。朝マズメでも左右50m以上の間隔を確保できることが多い
- 土日祝:灯台下エントリーは朝5時台で5〜10人程度。中央〜馬郡は2〜3人。五十嵐浜は投げ釣り師がメインで5人前後
- 大型連休・お盆:灯台下が最も混雑するが、それでも中田島砂丘に比べれば余裕がある。早朝に場所を確保すれば問題ない
ベストな釣行タイミング
舞阪サーフで最も釣果が期待できるタイミングを優先度順に挙げる。
- 朝マズメ × 下げ潮:日の出前後1時間+浜名湖からの払い出しが強まる下げ潮が重なる日が最強。特に灯台下エントリーでヒラメ・シーバスの実績が集中する
- 夕マズメ × 潮変わり:日没前後の1時間。潮の動き出しに合わせてベイトが動き、フィッシュイーターが活性化する
- 凪の日の大潮〜中潮:波が穏やかで潮の動きが大きい日は、地形変化にベイトが溜まりやすい。波高0.5〜1.0mが理想的
- 台風や時化の翌日:波が落ち着いた直後はサーフの地形がリセットされ、新たなブレイクラインが形成される。ベイトも散っているため、フィッシュイーターの活性が高い。ただし、まだうねりが残っている場合は無理をしないこと
まとめ|舞阪サーフは「近くて深い」遠州灘の実力派フィールド
舞阪サーフの魅力を一言で表すなら、「浜名湖の恩恵を受けた遠州灘サーフ」だ。今切口からの栄養豊富な流出水がベイトを集め、複雑な地形変化がフィッシュイーターの着き場を作る。それでいて中田島砂丘ほど混雑せず、駐車場からのアクセスも良い。
攻略のポイントをおさらいしよう。
- エントリーポイントは4箇所:灯台下(魚影最濃)、中央(安定した地形)、馬郡(穴場)、五十嵐浜(広大&ファミリー向け)。釣り方とターゲットに合わせて選ぶ
- 地形変化を読む力が釣果を決める:離岸流とブレイクラインの交差点を見つけたら粘る価値あり。偏光グラスは必ず持参
- 季節のベストは9〜11月:ヒラメ・マゴチ・青物・落ちギスと魚種が最も豊富。次点は5〜6月のキス+マゴチシーズン
- 朝マズメ × 下げ潮が最強パターン:タイドグラフを確認し、この条件が重なる日を狙って釣行を組む
- 安全第一:ライフジャケット着用、今切口導流堤への立ち入り厳禁、波高1.5m超なら撤退。帰ってこそアングラーだ
次の休日、浜名湖方面へ車を走らせるなら、舞阪漁港で足を止めずにそのまま海側へ抜けてみてほしい。灯台の向こうに広がる遠州灘のサーフラインが、あなたの次の1匹を待っている。



