道央エリアの海釣りスポット

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北海道の海釣りスポット完全ガイド|道央・道北・道東・道南の人気ポイント

北海道は日本の釣り師が一度は訪れてみたい「夢の釣り場」だ。日本海・オホーツク海・太平洋と3つの海に囲まれ、豊かな寒流と暖流が交わる北の大地には、本州では味わえない大型のカレイ・ホッケ・サクラマスが待ち構えている。道内の釣りポイントは北海道全土に点在し、どこに行っても「また来たい」と思わせる絶景と爆釣の経験が待っている。本記事では道央・道北・道東・道南の4エリアに分けて、北海道の海釣りスポットを徹底的に解説する。初めての北海道遠征を計画している人にも、何度も訪れているリピーターにも役立つ情報を詰め込んだ。

小樽・余市の特徴と狙い方

小樽は札幌から30分という好アクセスに恵まれながら、ホッケ・カレイ・アブラコ(アイナメの北海道方言)が通年で狙える優れたフィールドだ。小樽港は広大な港湾施設に複数の釣り場があり、北防波堤・南防波堤・第3埠頭(赤岩ふ頭)などポイントが豊富だ。春は陸からのホッケ狙いが有名で、4〜5月には30〜35cmクラスのホッケが堤防から入れ食いになることがある。冬は氷下穴釣りではなく、港内での穴釣り(ブラーリグ・ガルプ系ワームでソイ・アブラコ狙い)が楽しめる。

余市港は「サクラマスの聖地」として全国の釣り師から尊敬されている港だ。4〜6月のサクラマス(ヤマベ・桜鱒)シーズンには、港内の岸壁に釣り師がずらりと並ぶ光景が見られる。余市港でのサクラマス釣りはウキ釣りが主流で、オキアミを付けたウキ仕掛けを岸壁際に流す方法で3〜4kgクラスが釣れる。周辺の積丹半島では磯でのヒラメ・アブラコ狙いが年間を通して楽しめる。

積丹半島の磯釣りと絶景ポイント

積丹半島は北海道内でも屈指の磯釣り天国だ。透明度の高い「積丹ブルー」と呼ばれる美しい海が広がり、水深の急落するポイントが多いため大型のアブラコ・ソイ・ヒラメが狙える。積丹岬・神威岬周辺の磯は交通が不便で、船渡し(渡船)または遊漁船でのアプローチが必要なポイントも多いが、その分プレッシャーが低く大型魚と出会える確率が高い。

積丹エリアの旬は6〜9月の夏シーズンだ。水温が上がる7〜8月にはソイ(クロソイ・シマゾイ)が磯の根周りに付き、夜釣りで40〜50cmクラスが狙える。岩礁地帯での根魚釣りには15〜20gのジグヘッド+パドルテールワームが有効で、根ズレに強いフロロカーボンのリーダーを長めに取ることが重要だ。積丹半島の道路は冬季通行止めになる区間があるため、9〜11月が訪問のラストチャンスになることを覚えておこう。

苫小牧・室蘭の投げ釣りと工業港の魅力

苫小牧港は北海道最大の商業港のひとつで、工業地帯が広がる一方、釣り場としても非常に優秀だ。特に「勇払港」「東港西物揚場」周辺は昔から地元アングラーが通うカレイ・ソウハチ(宗八カレイ)の名ポイントとして知られる。砂地が広がる苫小牧の海底はカレイの生息に最適で、4〜6月の春と9〜11月の秋にはまさに入れ食いになることもある。仕掛けは投げ釣り用の2本針〜3本針仕掛けで、エサはイソメ(アオイソメ・マムシ)が定番だ。

室蘭は「工場夜景の街」として観光でも有名だが、釣り場としても独自の魅力を持つ。製鉄所の温水排水が流れ込む「チャラセナイ川河口」周辺は冬でも水温が安定し、年間を通してソイ・カレイが釣れる珍しいポイントだ。室蘭港内の護岸や祝津漁港周辺ではロックフィッシュ(根魚)の実績が高く、特にブラックソイ(クロソイ)の40cmオーバーが狙える。

道央の主要ポイント主なターゲット最盛期アクセス
小樽港ホッケ・カレイ・アブラコ春(4〜5月)・秋(10〜11月)札幌から車で30分
余市港サクラマス・ホッケ・カレイ春(4〜6月)小樽から車で30分
積丹半島の磯ソイ・アブラコ・ヒラメ夏(6〜9月)小樽から車で1時間
苫小牧港カレイ・ソウハチ・コマイ春秋(4〜6月・9〜11月)札幌から車で1時間
室蘭港クロソイ・ガヤ・カレイ年間(温排水効果)苫小牧から車で30分

道北エリアの海釣りスポット

稚内港と宗谷岬周辺の特殊な釣り環境

日本最北端の地・稚内は、宗谷海峡という強烈な潮流が流れる特殊な釣り環境を持つ。宗谷海峡はオホーツク海と日本海をつなぐ細長い海峡で、潮流の速さが半端ではない。この強い流れがプランクトンと酸素を運ぶため、北方系の魚が豊富に集まる。稚内港では春のニシン(マサバ・ニシン)、秋冬のコマイ(氷下魚)、年間を通じたソイ・ガヤ(エゾメバル)が定番のターゲットだ。

稚内港の中央埠頭・北防波堤(ドーム型の有名建造物の前)周辺は釣り人の定番スポットだが、北風が強い日は海が荒れやすいため注意が必要だ。宗谷岬周辺の磯は渡船が必要なポイントが多く、地元の釣り船に事前に予約してからアクセスする。稚内空港からのアクセスは良く、空港周辺のレンタカーを借りれば道内各地のポイントへ足を延ばしやすい。

留萌・増毛エリアの日本海沿岸釣り

留萌から増毛にかけての日本海沿岸は、ニシン(春鰊)の回遊で知られる歴史的な漁場だ。かつて「鰊御殿」が建ち並ぶほど栄えたこのエリアは、近年ニシンが復活しつつあり、春の岸ニシン釣りが復活の兆しを見せている。サビキ仕掛けでのニシン釣りは道民にとっても楽しみのひとつで、3〜4月の産卵期に岸壁近くに接岸してきたニシンを数十〜百匹単位で釣れることがある。

増毛港は防波堤が整備され、ファミリーでの釣りに安全なポイントが揃っている。夏から秋にかけてのカレイ・ホッケの投げ釣り、秋冬のコマイ釣りが楽しめる。増毛から北方向へ進むと雄冬(おふゆ)漁港があり、この周辺は大型のカレイ(マガレイ・スナガレイ)の実績が高い。日本海の荒波にもまれた大型カレイを投げ釣りで狙う醍醐味は、他の釣りでは得られない充実感がある。

天売島・焼尻島への遠征の価値

留萌の北、羽幌港からフェリーで約1〜2時間の天売島・焼尻島は、海鳥の聖地として知られる離島だ。しかし釣り師にとっても別格の存在で、本島では考えられないほど大型の魚が釣れる。天売島では40〜50cmクラスのアブラコ(アイナメ)が磯からの泳がせ釣りで狙え、根魚の宝庫として釣り雑誌に何度も取り上げられている。焼尻島は黒ソイの釣果が突出しており、夜の磯でのロックフィッシュゲームは究極の離島体験を提供してくれる。

天売・焼尻への釣り遠征は1泊2日以上のプランを組む必要があり、島内には民宿・旅館が数軒ある。フェリーの本数が少なく(1日2〜3便)天候によっては欠航することもあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要だ。釣具・エサは羽幌または岸別の釣具店で事前に調達しておくこと。島内には釣具店がないため、準備の徹底が遠征成功の鍵となる。

道東エリアの海釣りスポット

釧路港と釧路沖の釣りの魅力

釧路は北海道東部最大の漁港都市で、遊漁船が多く船釣りのベースとして最適だ。釧路沖は水深100〜300mの深場でキンキ(キチジ)・ボッケ(ニジカジカ)・マダラなどの深場の魚が狙えるほか、水深50〜80mの根周りではヒラメ・カレイ・ソイが豊富に生息している。釧路の遊漁船は乗合・仕立てともに選択肢が豊富で、予算と人数に合わせてプランニングできる。

釧路港内の陸釣りも侮れない。春の3〜5月はカレイの投げ釣りが盛んで、厳寒期でも釣れるコマイの穴釣りが冬の風物詩だ。釧路川河口周辺ではカラフトマス(ピンクサーモン)の遡上が8〜9月に見られ、河口付近でのウキ釣りで50〜60cmクラスが釣れることがある。釧路の名物グルメと釣りを組み合わせた遠征は、北海道遠征の王道コースとして全国の釣り師に人気だ。

根室・納沙布岬の最東端釣り場

日本最東端の岬・納沙布岬がある根室半島は、北方領土を近くに望む独特の景観とともに、釣り場としても極上のポテンシャルを持つ。根室港周辺では春のカレイ(マガレイ・スナガレイ)と秋のコマイ・カジカが釣れる。根室半島の道路沿いには海に面した磯が多く、車を停めて磯に下りるアクセスの良い釣り場が点在する。

根室の遊漁船は主に根室海峡を中心に操業しており、サクラマス(4〜6月)・ヒラメ(6〜9月)・カレイ(春秋)が主なターゲットだ。根室海峡の潮流は強く、釣り座での腕前が試されるが、その分釣れた時の喜びは格別だ。納沙布岬近くの「温根沼(おんねとう)」は汽水湖でカレイ・フナ・コイも狙える複合的な釣り場となっており、ユニークな体験ができる。

知床・斜里の世界遺産エリアでの釣り

世界自然遺産・知床半島は手つかずの自然が残る北海道最後の秘境だ。斜里(しゃり)・ウトロ周辺はオホーツク海に面した漁師町で、遊漁船でのサクラマス・ヒラメ・根魚狙いが楽しめる。知床の海は透明度が高く、水中に潜ると世界が変わるほどの海中景観を誇る。釣りをしながら遠くにヒグマが磯で魚を捕まえる光景を見ることもある、まさに唯一無二の釣り体験だ。

斜里港は道東の拠点港のひとつで、秋(9〜10月)のサーモンシーズンには鮭(シロザケ)の定置網漁が最盛期を迎える。アングラーは河川でのサーモン釣り(北海道では期間・場所が厳しく制限されている)に加え、海でのルアーによるカラフトマス狙いを楽しむ。カラフトマスは8〜9月に大量に接岸し、ルアーへの反応が良いため初心者でも釣りやすい魚だ。

道東の主要ポイント主なターゲット最盛期特徴
釧路港・釧路沖カレイ・ヒラメ・深場魚春秋(4〜6月・9〜11月)遊漁船が豊富・アクセス良
根室港・根室半島カレイ・コマイ・サクラマス春(4〜6月)・秋冬最東端・北方領土が見える
知床・ウトロサクラマス・ヒラメ・根魚夏〜秋(6〜10月)世界遺産・秘境感最高
斜里港カラフトマス・カレイ夏〜秋(8〜10月)オホーツク海・鮭シーズン

道南エリアの海釣りスポット

函館港・津軽海峡の釣り場

函館は北海道の玄関口として新幹線でもアクセスできる道南の中心都市だ。函館港は広大な港湾エリアに複数の釣り場があり、函館フィッシャーマンズワーフ周辺の護岸・函館港内の防波堤などでカレイ・アブラコ・ソイの投げ釣り・穴釣りが楽しめる。函館の名物「イカ」も釣りのターゲットで、スルメイカのヤエン釣り・エギングが夏から秋にかけて盛んだ。函館の烏賊釣りは全国的に有名で、夜の漁火が海面を照らす幻想的な光景の中での夜釣りは忘れられない体験となる。

津軽海峡は日本海とオホーツク海・太平洋をつなぐ海峡で、強い潮流が豊富な栄養を運ぶため魚が集まりやすい。函館沖での遊漁船を利用すれば、水深60〜100mのカレイ・ヒラメ狙いや、青物(ブリ・ヒラマサ)のジギングも楽しめる。夏の津軽海峡にはブリの大型群れが入ることがあり、ジギング船が大漁になる日もある。

松前・江差エリアの日本海沿岸ロックフィッシュ

松前町は北海道最南端に位置し、本州(青森)まで最も近い道南の漁師町だ。日本海に面した岩礁地帯が続くため、アブラコ・ソイ・ガヤの根魚が豊富に生息している。松前港の防波堤と周辺の磯では、ソフトルアーを使ったロックフィッシュゲームが年間を通して楽しめる。特に春(4〜6月)のアブラコ(アイナメ)は産卵後の荒食い期で、40〜50cmクラスが浅場の岩礁に接近し、ルアーへの反応が非常に良い。

江差は天保8年のニシン大漁を起源に持つ歴史的な港町で、春になるとニシンの産卵で港内が白く濁る「群来(くき)」現象が見られることがある。江差港の護岸からは岸ニシン釣りが楽しめる(年によって接岸量が大きく異なる)。秋冬にはコマイのチョイ投げ釣りも楽しめ、-5度以下の厳寒期でも防寒対策を万全にして挑む釣り師が絶えない。

噴火湾(内浦湾)のカレイ釣り天国

噴火湾(内浦湾)は函館の東側に位置する穏やかな内湾で、カレイ釣りの聖地として全国に名が知れ渡っている。湾内の砂泥底にはマコガレイ・スナガレイ・イシガレイ・クロガシラガレイなど複数の種類のカレイが生息しており、投げ釣り一本で多種多彩なカレイが楽しめる。波が穏やかで釣りやすく、小学生からでも安全に楽しめるため、家族連れの釣り客にも人気が高い。

噴火湾の釣りシーズンは5〜11月が中心で、5〜6月と10〜11月が最も釣れる時期だ。長万部(おしゃまんべ)・八雲・森町の各漁港が釣り場として有名で、周辺には釣具店と宿泊施設が揃っている。長万部は「カニめし」の駅弁と釣りを組み合わせた観光が楽しめる。釣り人の多い週末・祝日は場所取りが激しくなるため、平日の訪問が釣れる確率も高い。

北海道固有の魚種と特性

カレイ・ホッケ・コマイの生態と釣り方

北海道で最も多く釣られるカレイは、本州のカレイとは別種が多い。マガレイ(ケムシカレイ)は北海道全域に分布し、25〜40cmクラスが投げ釣りで狙える。スナガレイは砂地に多く、口が小さいため小針・小エサで繊細な釣りが必要だ。クロガシラガレイは道東・道北に多く、45cmを超える大型も珍しくない。カレイ釣りの仕掛けはL字天秤+2本針の投げ釣り仕掛けで、エサはアオイソメ・ホタテの切り身・イカの短冊が定番だ。

ホッケは北海道でも特に人気の高いターゲットで、堤防・磯・船釣りすべてで狙える万能な魚だ。春(3〜5月)の産卵接岸時は堤防から大量に釣れ、道民のお花見と並ぶ春の風物詩となっている。釣り方はサビキ仕掛けでのウキ釣り・投げ釣り・スピナー(スプーン)でのルアー釣りと多岐にわたる。コマイ(氷下魚)は氷点下の厳寒期にも元気に活動する北国の釣りの象徴だ。氷結した湖や浅海でのコマイの穴釣りは道内でも人気が高く、春先にはコマイの干物が道の駅で売られる北海道の名物だ。

サクラマスと宗八カレイの狙い方

サクラマスは北海道の春を代表するターゲットで、釣り師の間では「最も美しい魚」のひとつとして尊敬されている。サクラマスは本来は河川を遡上するヤマメの海洋型で、冬の間は沖の深場で成長し、春になると産卵のために故郷の川へ戻ってくる。その直前、産卵前に脂が最も乗ったサクラマスを港や磯で狙う「海アメ(海サクラマス)」釣りは、ヘビータックルを使った迫力ある釣りだ。

宗八カレイ(ソウハチ)は北海道の沖釣り・投げ釣り両方で狙えるカレイで、薄い体型が特徴だ。身が薄いが旨みが強く、干物にすると絶品の味わいを持つ。苫小牧・釧路沖では水深50〜100mの砂泥底に大量に生息しており、コマセサビキ仕掛けで何匹も連掛けにする豪快な釣りが楽しめる。冷凍して持ち帰り干物にするのが道内アングラーの定番の食べ方だ。

魚種主な釣り方食べ方
マガレイ・クロガシラ春秋(4〜6月・9〜11月)投げ釣り(天秤仕掛け)刺身・唐揚げ・煮付け
ホッケ春(3〜5月)サビキ・スプーン・投げ干物・塩焼き・開き
コマイ(氷下魚)冬(12〜2月)穴釣り・チョイ投げ干物・みりん干し
サクラマス(海アメ)春(3〜5月)ウキ釣り・ジギング・スプーン刺身・塩焼き・ムニエル
宗八カレイ年間(特に春秋)沖釣りサビキ・投げ釣り干物・唐揚げ
クロソイ・アブラコ年間(春夏が最盛)ロックフィッシュルアー・穴釣り刺身・味噌汁・煮付け

北海道遠征の計画と準備

アクセス方法(飛行機・フェリー・新幹線)の選び方

北海道への遠征アクセスは出発地と目的地によって最適な方法が異なる。飛行機は最も速く、東京から新千歳空港まで約1時間30分(LCCなら片道1万円以下)。新千歳からレンタカーを借りれば道内各地にアクセスできる。道東(釧路・根室)へは釧路空港・中標津空港が近く、直行便または新千歳経由便を選ぼう。

フェリーは「旅の楽しさ」を最大化したいアングラーの選択肢だ。新潟〜小樽(日本海フェリー)は約18時間、敦賀〜苫小牧(新日本海フェリー)は約21時間の船旅で、車ごと乗り込める点が最大のメリットだ。大量の釣具・クーラーボックスを積んだまま移動できるため、装備の制限が少ない。フェリーは往路・復路ともに熟睡できる個室を取れば、移動の疲労も少なく到着時から釣りを楽しめる。2026年現在、北海道新幹線(新函館北斗駅)も選択肢のひとつで、函館エリアの釣りなら新幹線+レンタカーが最も快適な組み合わせだ。

北海道釣り遠征の持ち物チェックリスト

北海道遠征では本州の釣りと異なる準備が必要だ。まず防寒対策は命に関わるほど重要で、真夏の8月でも海上では気温15度以下になることがある。ウインドブレーカー・フリース・防水ジャケットは季節を問わず必須だ。釣具面では道内の釣り具店で現地調達できない地方のポイントも多いため、消耗品(針・仕掛け・エサ用ワーム)は多めに持参する。

エサは地元の釣具店での購入が基本だが、到着後すぐに釣りを開始したい場合は前日に郵送しておくと便利だ(コンビニ・ヤマト運輸の冷凍便が使える)。クーラーボックスは容量大きめ(45〜60L)を用意し、釣れた魚を新鮮なまま持ち帰る準備を整えよう。北海道では釣り場によって入漁許可・ルールが異なるため、事前に北海道漁業調整規則を確認することも重要だ。

FAQよくある質問

Q1. 北海道釣り遠征に最適な季節はいつか?

通年釣りが楽しめるが、初めての遠征なら7〜9月の夏〜秋がおすすめだ。気候が比較的穏やかで、ホッケ・カレイ・ロックフィッシュが揃う時期だ。サクラマスを狙うなら4〜6月の春遠征が必須で、真冬(12〜2月)はコマイ・穴釣りに特化した上級者向けの遠征となる。

Q2. 北海道で釣ったサクラマスは持ち帰れるか?

釣り上げたサクラマスは個人使用目的であれば持ち帰りが可能だ。ただし北海道内の河川での釣りは禁漁区間・禁漁期間が設けられているため、海(港・磯)での釣りが基本となる。釣行後は適切に血抜き・冷却処理を行い、クーラーボックスで保冷して持ち帰ること。サクラマスは刺身・ムニエル・塩焼きいずれも絶品で、釣った喜びをテーブルで噛みしめられる。

Q3. 北海道でのロックフィッシュゲームに最適なルアーは?

クロソイ・アブラコを狙うロックフィッシュゲームでは10〜21gのジグヘッド+3〜5インチのパドルテールワームが基本だ。カラーは魚のいる棚や水の透明度によって変えるが、ナチュラル系(グリーン・スモーク)とチャート系(チャートリュース・オレンジ)の両方を用意しておくと安心だ。根かかりが多い岩礁地帯では、テキサスリグやダウンショットリグなど根かかり防止効果の高いリグに変更する。

Q4. 北海道の遊漁船(乗合船)の予約方法は?

各港の遊漁船は電話予約が基本で、インターネット予約に対応している船も増えている。予約の際は目的の魚種・人数・希望日・タックルの有無(レンタルの可否)を伝える。人気船は1ヶ月前には満員になることもあるため、遠征日程が決まったら早めに予約すること。釧路・小樽・函館の各主要港には複数の遊漁船が運行しており、「北海道遊漁船組合」のウェブサイトから検索できる。

Q5. 北海道で初心者が一番釣りやすい魚は何か?

カレイ(マガレイ・スナガレイ)が初心者に最も向いている。投げ釣り仕掛け(市販の完成品で十分)+アオイソメという簡単なセットで、適切なシーズン(5〜6月または9〜10月)に苫小牧・室蘭・噴火湾に行けば、ほぼ確実に釣れる。大掛かりなタックルは必要なく、コンパクトロッドとスピニングリールでも十分だ。食べても非常に美味しいため、釣る楽しみと食べる楽しみの両方を初めての北海道遠征で体験できる。

Q6. 北海道の釣りに必要な入漁証や許可証は?

海釣り(海面漁業)については、一般の遊漁(釣り)は遊漁規則に従う限り特別な入漁証は不要だ。ただしサケ・マス類(鮭・マス・サクラマスなど)は内水面(川・湖)での釣りに制限があり、海でも禁漁期間や釣れる量に規制がある場合がある。ウニ・アワビなどの採捕は厳しく禁止されており、違反すると漁業法違反で罰則が科される。必ず釣行前に北海道庁の漁業調整規則を確認すること。

Q7. 北海道の海釣りで熊に遭遇した場合の対処法は?

北海道の磯や川付近ではヒグマとの遭遇リスクがある。特に秋のサーモンシーズン(8〜10月)は川でサーモンを捕食するヒグマが行動範囲を広げ、海の磯にも現れることがある。対策は「音を出す」「複数人で行動する」「クマ鈴・クマスプレーを携帯する」の3点が基本だ。釣った魚はビニール袋に密封してクーラーボックスに入れ、魚の臭いを周囲に漏らさないこと。遭遇した場合は慌てて走らず、ゆっくり後退しながら目を合わせて落ち着いて離れる。

北海道の海釣りは、本州とは全く異なるスケールと野性味を持つ究極の釣り体験だ。大型のカレイが投げ竿を絞り込み、サクラマスがラインを鳴らして走る感動は、一度経験したら毎年通いたくなること間違いなし。しっかりと計画を立てて、夢の北海道遠征を実現させてほしい。

季節の釣り

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