- 浜名湖・遠州灘の釣りで「顔と首の日焼け対策」を後回しにしていないか
- フェイスカバー・ネックゲーターを選ぶ5つのポイント
- 釣り用フェイスカバー・ネックゲーターおすすめ10選【2026年版】
- 1. シマノ AC-061V サンプロテクション フェイスマスク
- 2. ダイワ DA-9726 アイスドライ フェイス&ネックカバー
- 3. がまかつ GM-3720 フェイスガード
- 4. BUFF CoolNet UV+ マルチファンクショナル ネックウェア
- 5. フリーノット(ハヤブサ) Y4210 ストレッチフェイスマスク
- 6. マズメ MZAP-688 ドライフェイスガード
- 7. リトルプレゼンツ AC-125 ライトウェイトフェイスガード
- 8. ジャッカル フェイスガード タイプB
- 9. サンライン SUW-15028T ステータス ICEマスク
- 10. ワークマン FieldCore アイスフェイスカバー
- おすすめ10選 スペック比較一覧表
- 釣りスタイル別おすすめフェイスカバーの選び方
- フェイスカバーの正しい使い方とメンテナンス
- 浜松アングラーが実践する季節別フェイスカバー運用術
- まとめ——たった一枚で釣りの快適度と釣果が変わる
浜名湖・遠州灘の釣りで「顔と首の日焼け対策」を後回しにしていないか
「帽子と偏光グラスさえあれば大丈夫だろう」——そう思って5月の遠州灘サーフに半日立った結果、首の後ろと頬がヒリヒリの真っ赤になった経験、浜松アングラーなら一度はあるはずだ。遠州灘は南向きの開けたサーフが延々と続くため、海面からの照り返しが強烈。浜名湖の湖上も同様で、水面反射によるUVは帽子のツバだけでは防ぎきれない。
さらに厄介なのが「遠州のからっ風」で知られる浜松特有の強風だ。冬場は言うまでもなく、春〜秋も午後になると西寄りの風が吹き付け、むき出しの肌から体温と水分を奪っていく。フェイスカバーやネックゲーターは単なる日焼け対策にとどまらず、防風・保湿・飛砂ガード・虫除けまで兼ねる、遠州エリアの釣りでは必須級のアイテムだ。
本記事では、浜名湖でのチニングやメバリングのランガン、遠州灘サーフでのフラットフィッシュ狙い、堤防でのサビキ釣りまで、さまざまな釣りスタイルに合わせて厳選した10製品を徹底比較する。UPF値・冷感性能・通気性・フィット感・耐久性の5軸で実釣ベースの評価をまとめたので、自分の釣りに最適な一枚を見つけてほしい。
フェイスカバー・ネックゲーターを選ぶ5つのポイント
① UPF値(紫外線保護指数)は50+を基準にする
UPF(Ultraviolet Protection Factor)は衣類の紫外線遮蔽率を示す数値で、UPF50+なら紫外線の98%以上をカットする。遠州灘のサーフは5月〜9月のUVインデックスが8〜11(「非常に強い」〜「極端に強い」)に達するため、UPF50+は最低条件と考えていい。UPF30程度の製品は、長時間の釣行では日焼けを完全には防げない。
② 冷感素材の有無で夏場の快適度が激変する
接触冷感素材(キシリトール加工、氷撚糸、冷感ポリエステルなど)を採用した製品は、肌に触れた瞬間にひんやりする。7〜8月の遠州灘サーフで朝マズメから日中まで粘る場合、冷感素材の有無で体感温度が2〜3℃変わる印象だ。ただし、冷感効果は汗の蒸発で発揮されるため、通気性とセットで考える必要がある。
③ 通気性と呼吸のしやすさは表裏一体
フェイスカバーの最大の離脱理由が「息苦しい」こと。特にサーフでのキャスティングや浜名湖のランガンなど運動量の多い釣りでは、通気性の悪いカバーは熱中症リスクを高める。鼻・口周りにメッシュパネルを配置した製品や、薄手のシングルレイヤー構造の製品が呼吸しやすい。逆に厚手の二重構造は防風性に優れるため、冬〜春の浜名湖ウェーディングに向く。
④ フィット感とズレにくさ——耳掛け式 vs バラクラバ式
フェイスカバーの形状は大きく分けて3タイプある。
| タイプ | 特徴 | 向いている釣り |
|---|---|---|
| 耳掛けチューブ式 | 耳に掛けるループ付きのチューブ型。着脱が簡単でズレにくい | サーフ、堤防、ランガン全般 |
| バラクラバ(目出し帽)式 | 頭からすっぽり被る一体型。隙間なくUVをカット | 真夏のサーフ長時間釣行、船釣り |
| ネックゲーター(筒型) | 首に巻いて引き上げるシンプル構造。汎用性が高い | ライトゲーム、堤防、秋冬の防寒 |
キャスト時に大きく腕を振るサーフフィッシングでは、耳掛け式が最もズレにくい。一方、浜名湖のウェーディングで波を被る可能性がある場合は、バラクラバ式の密着感が安心だ。
⑤ 速乾性と耐塩水性能を見落とすな
海釣りでは潮風のミストや波しぶきでカバーが湿る。乾きが遅い素材は肌に張り付いて不快なうえ、雑菌が繁殖して臭いの原因になる。ポリエステル主体の速乾素材を選び、帰宅後は真水で塩を洗い流してから干すのが長持ちの秘訣だ。安価な製品ほど数回の塩水使用でUVカット性能が落ちる傾向があるため、シーズン中の買い替えも視野に入れておこう。
釣り用フェイスカバー・ネックゲーターおすすめ10選【2026年版】
1. シマノ AC-061V サンプロテクション フェイスマスク
- メーカー:シマノ(SHIMANO)
- 価格帯:2,500〜3,200円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル90%・ポリウレタン10%(接触冷感)
- タイプ:耳掛けチューブ式
釣り具メーカーとしての信頼感と、実釣での使い勝手を高次元で両立する定番モデル。耳掛けループがしっかりしており、遠州灘サーフで40g級のメタルジグをフルキャストしてもまったくズレない。接触冷感素材は7月の舞阪サーフでも顔まわりの不快感を軽減してくれる。鼻部分にワイヤーが入っていて偏光グラスの曇りを抑えられるのも、サイトフィッシングが多い浜名湖チニングでは地味にありがたいポイントだ。カラー展開が豊富で、サーフ用にグレー系、街着兼用にブラックと使い分けできる。
気になる点:首の後ろまでのカバー範囲がやや短い。ハイネックの長袖と合わせないと首筋が焼ける。
2. ダイワ DA-9726 アイスドライ フェイス&ネックカバー
- メーカー:ダイワ(DAIWA)
- 価格帯:2,800〜3,500円
- UPF:50+
- 素材:ICE DRY(吸汗速乾・接触冷感ポリエステル)
- タイプ:耳掛け+ロングネック式
ダイワ独自のICE DRY素材を採用し、汗をかくほどひんやり感が増す設計。最大の特長はネック部分が胸元まで長く伸びる「ロングネック仕様」で、首の後ろから鎖骨付近まで一枚でカバーできる。8月の浜名湖・弁天島周辺で半日チニングをやっても、カバーの下は白いままだった。生地はシマノより若干薄手で通気性が良く、真夏のランガンでも息苦しさを感じにくい。
気になる点:薄手ゆえに冬場の防風性はほぼ期待できない。あくまで春〜秋の紫外線対策特化モデルと割り切ろう。
3. がまかつ GM-3720 フェイスガード
- メーカー:がまかつ(Gamakatsu)
- 価格帯:3,000〜3,800円
- UPF:50+
- 素材:ナイロン65%・ポリウレタン35%
- タイプ:耳掛けチューブ式
ナイロン比率が高いため、ポリエステル系に比べて肌触りがシルキーで柔らかい。フィット感が抜群で、顔の輪郭にぴったり沿うため、キャスト時の風圧でもバタつかない。遠州灘の御前崎方面でショアジギングをする際、向かい風10m/sでもまったく気にならなかった。やや厚手の生地は春秋の朝マズメの冷え込みにも対応でき、3シーズン使える汎用性がある。
気になる点:ナイロン素材は速乾性がポリエステルに劣る。帰宅後すぐに洗わないと塩が残りやすい。価格もやや高め。
4. BUFF CoolNet UV+ マルチファンクショナル ネックウェア
- メーカー:BUFF(バフ)/スペイン
- 価格帯:3,300〜4,200円
- UPF:50+
- 素材:リサイクルポリエステル95%・ポリウレタン5%(CoolNet冷感加工)
- タイプ:ネックゲーター(12通りの巻き方が可能)
ネックゲーターの元祖ともいえるBUFFのフラッグシップ。一枚の筒状布でありながら、ネックゲーター・フェイスマスク・ヘアバンド・キャップなど12通りの使い方ができる圧倒的な汎用性が魅力だ。素材のCoolNetは水に濡らすと冷感効果がさらにアップするため、真夏の遠州灘サーフではペットボトルの水をサッとかけるだけで体感温度がグッと下がる。再生素材を使ったサステナブルな製品である点も今どきのアングラーには刺さるポイント。
気になる点:耳掛けループがないため、フェイスマスクとして使うとキャスト時にズレやすい。浜名湖のウェーディングのように動きの少ない釣りならOKだが、サーフのランガンには不向き。
5. フリーノット(ハヤブサ) Y4210 ストレッチフェイスマスク
- メーカー:ハヤブサ(Hayabusa)/フリーノットブランド
- 価格帯:1,800〜2,400円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル88%・ポリウレタン12%(4WAYストレッチ)
- タイプ:耳掛けチューブ式
2,000円前後というコスパの良さで、消耗品として気兼ねなく使えるのが最大の武器。4WAYストレッチ素材は顔のサイズを問わずフィットし、締め付け感も少ない。薄手シングルレイヤーなので通気性は今回の10選中トップクラス。6月の浜名湖・奥浜名湖エリアでハゼ釣りやチニングをする際、長時間つけていても耳が痛くならない。ファミリーフィッシングで家族全員分揃えても財布に優しい。
気になる点:冷感加工は施されていないため、真夏は他製品に比べてやや暑く感じる。UVカット性能は十分だが、冷感を求めるなら上位モデルを。
6. マズメ MZAP-688 ドライフェイスガード
- メーカー:マズメ(mazume)
- 価格帯:3,500〜4,000円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル100%(高密度織り・速乾加工)
- タイプ:バラクラバ式(後頭部オープン)
ウェーディングやサーフ専門ブランドとして名高いマズメが出すフェイスガードだけあって、「海の釣り人が本当に必要な機能」を理解した設計。バラクラバ式だが後頭部がオープンになっているため、キャップやハットとの併用がしやすい。生地はしっかり厚めで遠州のからっ風にも負けない防風性があり、4月〜6月の朝マズメや10月〜11月のハイシーズンに特に重宝する。鼻と口の部分にはメッシュ通気孔が設けられ、バラクラバ式にありがちな息苦しさを解消している。
気になる点:7〜8月の日中はやや暑い。真夏特化ならダイワやBUFFの冷感モデルの方がいい。バラクラバ式は着脱にひと手間かかる。
7. リトルプレゼンツ AC-125 ライトウェイトフェイスガード
- メーカー:リトルプレゼンツ(Little Presents)
- 価格帯:2,200〜2,800円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル92%・ポリウレタン8%(超軽量メッシュ)
- タイプ:耳掛けチューブ式
重量わずか約20gという超軽量設計で、つけている感覚がほとんどない。渓流釣りメーカーの製品だが、浜名湖のライトゲーム(アジング・メバリング)にもぴったりだ。極薄メッシュ素材は通気性が極めて高く、夜釣りで湿度が上がる浜名湖の夏の堤防でも蒸れにくい。耳掛けのゴムが柔らかくて長時間使用でも耳が痛くならない点は、夕マズメから深夜まで粘るメバリングアングラーにとって大きなアドバンテージだ。
気になる点:極薄ゆえに防風性はゼロに近い。秋冬には向かない。また耐久性も他より劣り、ワンシーズン使い切り前提。
8. ジャッカル フェイスガード タイプB
- メーカー:ジャッカル(JACKALL)
- 価格帯:2,000〜2,600円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル95%・ポリウレタン5%(接触冷感)
- タイプ:耳掛けチューブ式
バスフィッシングで絶大な人気を誇るジャッカルだが、ソルト対応のフェイスガードも完成度が高い。デザインのカッコよさは10選中ピカイチで、迷彩やグラデーションなどアングラー心をくすぐるカラーが揃う。接触冷感素材を使いながら2,000円台前半というコスパも光る。鼻部分のフィットがよく、偏光グラスとの相性も良好。浜名湖のチニングや天竜川河口でのシーバスゲームなど、ルアーフィッシング全般で使いやすい万能モデルだ。
気になる点:ネック部分がやや短め。首の日焼けが気になる人は襟付きのラッシュガードと合わせる必要がある。
9. サンライン SUW-15028T ステータス ICEマスク
- メーカー:サンライン(SUNLINE)
- 価格帯:2,800〜3,300円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル85%・ポリウレタン15%(ICE TOUCH冷感加工・抗菌防臭)
- タイプ:耳掛けチューブ式
ライン専門メーカーのサンラインが手がけるフェイスマスクは、抗菌防臭加工がセールスポイント。連日の釣行でも臭いが気になりにくく、夏場に毎日のように浜名湖や遠州灘に通うヘビーアングラーには嬉しい仕様だ。ICE TOUCH冷感加工は接触時のひんやり感がダイワのICE DRYに匹敵するレベルで、8月の炎天下でも顔まわりの不快指数を確実に下げてくれる。ポリウレタン配合率15%のハイストレッチで、激しいヘッドシェイクを見せるシーバスとのファイト中もズレない密着感がある。
気になる点:カラーバリエーションが少ない。ブラックとホワイト系が中心で、選ぶ楽しさはジャッカルに譲る。
10. ワークマン FieldCore アイスフェイスカバー
- メーカー:ワークマン(WORKMAN)
- 価格帯:580〜780円
- UPF:50+
- 素材:ポリエステル90%・ポリウレタン10%(放熱冷感CEOα)
- タイプ:耳掛けチューブ式
価格破壊という言葉がこれほど似合う製品はない。780円以下でUPF50+・接触冷感を実現するワークマンの底力には脱帽だ。釣り専用設計ではないが、作業着メーカーだけに「炎天下で長時間動く人」の要求を熟知した作り。生地は見た目以上にしっかりしており、遠州灘サーフの塩水環境で1シーズン(約30回の釣行)使っても大きなヘタリは感じなかった。この価格なら2〜3枚買ってローテーションするのがベストで、汚れたら気兼ねなく交換できる。「釣り具メーカーのフェイスカバーに3,000円は出せない」という人は、まずこれから試してほしい。
気になる点:縫製は釣り具メーカー品に比べるとやや粗い。耳掛けループの耐久性は価格なりで、ハードに使うと半年ほどで伸びてくる。店舗在庫が不安定で、夏場は早々に売り切れることも。
おすすめ10選 スペック比較一覧表
| 製品名 | 価格帯 | UPF | 冷感 | タイプ | おすすめ釣り |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ AC-061V | 2,500〜3,200円 | 50+ | ○ | 耳掛け | サーフ・チニング全般 |
| ダイワ DA-9726 | 2,800〜3,500円 | 50+ | ◎ | 耳掛け+ロング | 真夏のランガン |
| がまかつ GM-3720 | 3,000〜3,800円 | 50+ | △ | 耳掛け | 3シーズン万能 |
| BUFF CoolNet UV+ | 3,300〜4,200円 | 50+ | ◎ | ゲーター | 多用途・ウェーディング |
| フリーノット Y4210 | 1,800〜2,400円 | 50+ | △ | 耳掛け | ファミリー・ライトゲーム |
| マズメ MZAP-688 | 3,500〜4,000円 | 50+ | △ | バラクラバ | 春秋サーフ・ウェーディング |
| リトルプレゼンツ AC-125 | 2,200〜2,800円 | 50+ | △ | 耳掛け | ナイトゲーム・ライトゲーム |
| ジャッカル タイプB | 2,000〜2,600円 | 50+ | ○ | 耳掛け | ルアー全般・オシャレ重視 |
| サンライン ICEマスク | 2,800〜3,300円 | 50+ | ◎ | 耳掛け | 連日釣行ヘビーユーザー |
| ワークマン FieldCore | 580〜780円 | 50+ | ○ | 耳掛け | コスパ最優先・入門 |
※冷感評価:◎=高い冷感効果あり、○=冷感素材採用、△=冷感機能なし(通常素材)
釣りスタイル別おすすめフェイスカバーの選び方
遠州灘サーフ(ヒラメ・マゴチ・青物)の場合
サーフは直射日光+海面反射+砂の照り返しのトリプルパンチ。UPF50+は絶対条件で、さらにキャスト時にズレない耳掛け式が必須だ。おすすめはシマノ AC-061Vかダイワ DA-9726。5月の中田島砂丘サーフでヒラメを狙う場合、朝5時〜10時の釣行で日焼け止めクリームなしでもカバー下は完全に白いままだった。ダイワのロングネック仕様なら首の後ろまでカバーできるので、首周りの塗り直しの手間が省ける。
浜名湖チニング・ウェーディングの場合
浜名湖のウェーディングは水面との距離が近く、照り返しが特に強い。一方でキャスト頻度はサーフほど高くないため、フィット感よりカバー範囲と冷感性能を重視しよう。BUFF CoolNet UV+をフェイスマスク巻きにするか、隙間なくカバーするマズメ MZAP-688が適している。6月〜9月の浜名湖・庄内湖エリアでウェーディングチニングをするなら、BUFFを水に浸してから装着すると冷感効果が最大化されて快適だ。
浜名湖堤防・サビキ釣り(ファミリー)の場合
家族連れで弁天島や新居海釣公園に行くなら、フリーノット Y4210かワークマン FieldCoreがベスト。子供用サイズの設定はないが、ストレッチ素材なので小学校中学年以上なら問題なくフィットする。2,000円以下で家族4人分揃えられるワークマンは本当にありがたい。堤防のサビキ釣りは運動量が少ないため通気性のプライオリティは低く、むしろ日差しの下でじっと待つ時間が長いのでUVカット性能だけしっかりしていれば十分だ。
アジング・メバリング(ナイトゲーム)の場合
夜釣りに日焼け対策は不要だが、フェイスカバーは防風・防寒・防虫の三役を果たす。浜名湖の舞阪堤や弁天島周辺で春〜秋のメバリング・アジングをする際、夜風で体温を奪われるのを防いでくれる。超軽量のリトルプレゼンツ AC-125は装着感がほぼゼロで、繊細なアタリに集中したいライトゲームの妨げにならない。夏場は蚊やブヨよけにもなり、顔を刺される不快感から解放される。
フェイスカバーの正しい使い方とメンテナンス
偏光グラスとの併用テクニック
フェイスカバーと偏光サングラスを同時に使うと、呼気でレンズが曇る問題が発生する。対策は以下の3つ。
- 鼻ワイヤー入りモデルを選ぶ:シマノ AC-061Vなど、鼻部分にワイヤーが入った製品は呼気を下方に逃がすため曇りにくい
- カバーを鼻の下まで下げる:鼻を出すだけで曇りは大幅に軽減する。UVカット効果は多少落ちるが、鼻には日焼け止めを塗れば補える
- 曇り止めを併用する:偏光グラス側に曇り止めスプレーを塗布する。ただし親水性コーティングの偏光レンズには使えない製品もあるので要確認
洗濯と保管の基本
海釣り使用後は、帰宅したらすぐに真水でもみ洗いする。塩分が残ると繊維が傷み、UVカット性能や冷感効果が早く劣化する。洗濯機を使う場合はネットに入れて弱水流で。柔軟剤は吸汗速乾性能を低下させるため使わないこと。乾燥は陰干しが基本で、乾燥機は生地の伸縮性を損なうので避けよう。
保管時は直射日光を避け、他の釣り具と一緒にタックルボックスに入れっぱなしにしない。高温多湿の車内放置も劣化を早めるため、自宅の引き出しに畳んで収納するのがベストだ。
交換タイミングの目安
フェイスカバーは消耗品だ。以下のサインが出たら買い替え時。
- 耳掛けループが伸びてフィットしなくなった
- 生地が薄くなり透けて見える(UVカット性能の低下サイン)
- 洗っても臭いが取れない
- 縫い目がほつれてきた
- 冷感効果が明らかに弱くなった
使用頻度にもよるが、週2〜3回の釣行ペースならワンシーズン(約4〜5ヶ月)が目安だ。複数枚をローテーションすることで寿命を延ばせる。
浜松アングラーが実践する季節別フェイスカバー運用術
4月〜6月:紫外線が急上昇する「油断期」
GW前後から遠州灘の紫外線量は急激に増える。気温はまだ25℃前後で暑さを感じにくいため、日焼け対策を怠りがちな時期だ。しかしUVインデックスは7月とほぼ同等の6〜8に達しており、無防備だと数時間でひどく日焼けする。この時期はがまかつ GM-3720やマズメ MZAP-688のような、朝の冷え込みにも対応できるやや厚手のモデルが最適。浜名湖の朝マズメは4月でも体感10℃を下回ることがあり、フェイスカバーの防風効果が地味に効いてくる。
7月〜9月:冷感性能がモノを言う「真夏決戦」
遠州灘サーフの路面温度は50℃を超え、砂浜の照り返しは容赦ない。この時期は冷感素材搭載モデルが大正義で、ダイワ DA-9726かBUFF CoolNet UV+を水で濡らしてから装着するのが最強の運用法だ。ペットボトルの水を1本余分に持っていき、カバーが乾いてきたら定期的に濡らし直す。これだけで体感温度が2〜3℃下がる。熱中症対策としても有効で、顔まわりを冷やすことで頭部の温度上昇を抑制できる。
10月〜3月:防風・防寒の裏方として活躍
冬の遠州灘は北西風が吹き荒れ、体感温度は実際の気温より5〜10℃低くなる。この時期のフェイスカバーの役割はUVカットから防風・防寒に切り替わる。がまかつ GM-3720の厚手ナイロン素材や、マズメ MZAP-688のバラクラバ式が風を遮って温かい。ネックウォーマーと併用すれば首から顔全体をすっぽり覆えるため、12月〜2月の遠州灘サーフでのフラットフィッシュ狙いでも顔面が凍える思いをしなくて済む。
まとめ——たった一枚で釣りの快適度と釣果が変わる
フェイスカバー・ネックゲーターは、ロッドやリールに比べれば地味なアイテムだ。しかし、日焼けのダメージは蓄積する。20代のうちは気にならなくても、30代後半から確実にシミ・シワとなって顔に刻まれる。浜松の強い日差しの中で毎週のように釣りをするなら、将来の肌のためにも今からフェイスカバーを習慣にしておいて損はない。
選び方に迷ったら、以下のシンプルな基準で選べばいい。
- 万能を求めるなら→ シマノ AC-061V(定番の安定感)
- 真夏の冷感重視なら→ ダイワ DA-9726(ロングネック+冷感で死角なし)
- コスパ最優先なら→ ワークマン FieldCore(780円で必要十分)
- 多用途に使い倒すなら→ BUFF CoolNet UV+(12通りの巻き方)
- 3シーズン1枚で済ませたいなら→ がまかつ GM-3720(厚手で春秋冬もOK)
まずは1枚手に取って、次の釣行で試してみてほしい。「なんで今まで使わなかったんだ」と思うはずだ。浜名湖の紫外線と遠州のからっ風から顔を守りながら、快適に釣りを楽しもう。



