ハゼ釣りは「釣りデビュー」に最適な理由
「釣りを始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない…」そんなあなたにまず試してほしいのがハゼ釣りです。ハゼは日本全国の河口や汽水域(きすいいき=海水と淡水が混じるエリア)に生息する小型の底魚(そこもの)で、浜名湖とその周辺河川は東海エリア屈指のハゼ釣りフィールドとして知られています。
ハゼ釣りが初心者に最適な理由は明快です。
- 道具がシンプルで安い:竿・仕掛け・エサ合わせて3,000円以内でスタート可能
- 難しいテクニック不要:エサを落とせば向こうから食いついてくる積極的な魚
- アタリがわかりやすい:「ブルブルッ」と手元に明確な振動が伝わる
- 数が釣れる:群れでいるため、1匹釣れれば同じ場所で連続ヒットする
- 食べて絶品:ハゼの天ぷらは江戸前の高級料理。自分で釣れば格別の味
- 足場の良い場所で釣れる:護岸や橋の下など、安全なポイントが多い
この記事では、浜名湖・馬込川・芳川(よしかわ)など浜松周辺の実績ポイントを中心に、道具の選び方から仕掛け、エサ、釣り方のコツ、持ち帰りまでを一気通貫で解説します。読み終わる頃には「今度の週末行ってみよう!」と思えるはずです。
ハゼの基礎知識|マハゼの生態を知れば釣果が変わる
マハゼとは?
釣りのターゲットとなるのは主にマハゼ(真鯊)です。体長10〜20cm程度、茶褐色の体に黒い斑点があり、大きな頭と下向きの口が特徴。海底にベタッと張り付いて暮らす「底生魚(ていせいぎょ)」で、ゴカイや小エビなどを食べています。
浜名湖周辺のハゼの年間サイクル
| 時期 | ハゼのサイズ | 釣りやすさ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 6月〜7月 | 5〜8cm(デキハゼ) | ★★★☆☆ | 河口の浅場・干潟 |
| 8月〜9月 | 10〜15cm | ★★★★★ | 河川中流〜河口・護岸際 |
| 10月〜11月 | 15〜20cm(良型) | ★★★★☆ | やや深場・船溜まり・ミオ筋 |
| 12月以降 | 18〜22cm(落ちハゼ) | ★★☆☆☆ | 深場・チョイ投げ向き |
ベストシーズンは8月〜10月。この時期は数もサイズも狙えて、水温が高いためハゼの活性(かっせい=魚の食い気)も最高潮です。浜名湖周辺ではお盆明けから秋の彼岸(ひがん)あたりが「釣れすぎて困る」レベルの最盛期になります。
ハゼが好む場所の特徴
ハゼは以下のような場所に集まります。覚えておくとポイント選びがグッと楽になります。
- 砂泥底(さでいてい):砂と泥が混じった柔らかい底質を好む
- 水深0.5〜3m程度:夏は浅場、秋が深まると徐々に深場へ移動
- 流れの変化がある場所:川の合流点、橋脚(きょうきゃく)周り、船溜まり
- 牡蠣殻(かきがら)や捨て石の際:身を隠せるストラクチャーの近く
必要な道具一式|予算3,000円で始めるハゼ釣りタックル
竿(ロッド)の選び方
ハゼ釣りに高価な竿は不要です。むしろ軽くて短めの竿のほうが、繊細なアタリを感じやすく、取り回しも良好です。
| 竿の種類 | 長さの目安 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 延べ竿(のべざお) | 2.4〜3.6m | 1,000〜3,000円 | ★★★★★ |
| 万能竿(ちょい投げ兼用) | 1.8〜2.7m | 2,000〜5,000円 | ★★★★☆ |
| コンパクトロッド | 1.2〜1.8m | 1,500〜4,000円 | ★★★☆☆ |
最初の1本は延べ竿がベスト。リール不要でトラブルが少なく、ハゼのアタリがダイレクトに手元に伝わります。浜松市内の釣具店では、プロマリンやOGKの延べ竿が1,000〜2,000円程度で手に入ります。長さは足元〜少し沖を狙える2.7m〜3.6mがバーサタイル(万能)です。
「少し沖も狙いたい」「ちょい投げもしたい」という方は、小型スピニングリール(1000〜2000番)を組み合わせた万能竿でもOK。ただし最初はシンプルな延べ竿で「釣る感覚」を掴むことをおすすめします。
仕掛けの選び方
ハゼ釣りの仕掛けは大きく3パターンあります。初心者には上の2つが特におすすめ。
①ミャク釣り仕掛け(最もシンプル・おすすめNo.1)
ミャク釣りとは、ウキを使わず手元の感触(脈=みゃく)でアタリを取る釣り方です。
- 道糸:ナイロン1〜1.5号
- ハリス:ナイロン0.6〜1号(15〜20cm)
- オモリ:ガン玉B〜2B、またはナス型0.5〜1号
- 針:ハゼ針4〜6号、または袖針(そでばり)4〜5号
市販の「ハゼミャク釣り仕掛け」(がまかつ、ささめ針、オーナーなどから発売)を買えば、針・ハリス・オモリがセットになっていて道糸に結ぶだけ。1パック200〜350円程度です。
②ウキ釣り仕掛け(アタリが目で見える)
小さな玉ウキやシモリウキ(発泡素材の小粒ウキを連ねたもの)を使う仕掛けです。ハゼがエサを食うとウキが「ピコッ」と沈むので、視覚的にアタリがわかります。お子さん連れには特におすすめ。
- ウキ:玉ウキ8〜12mm、またはシモリウキ3〜4個
- オモリ:ガン玉B〜1号(ウキが沈みすぎない重さに調整)
- 針:ハゼ針4〜6号
③ちょい投げ仕掛け(秋の深場狙い向け)
リール竿に3〜8号のナス型オモリを付けて少し沖へ投げる方法です。秋以降、ハゼが深場へ落ちていく時期に有効ですが、根掛かりのリスクがあるため、まずは①②から始めましょう。
エサの選び方
ハゼ釣りのエサは以下の3つが定番です。
| エサ | 価格(目安) | 入手先 | 食いの良さ | 扱いやすさ |
|---|---|---|---|---|
| アオイソメ(青虫) | 500円/1パック | 釣具店 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| ジャリメ(石ゴカイ) | 500円/1パック | 釣具店 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ホタテの貝柱 | 200〜400円 | スーパー | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
おすすめはジャリメです。アオイソメより細くて柔らかく、ハゼの小さな口にフィットします。浜松市内ではイシグロ浜松高林店、フィッシング遊浜松店、かめや釣具浜松店などで購入可能。朝一で買いに行けば新鮮なものが手に入ります。
「虫エサはどうしても苦手…」という方は、スーパーのベビーホタテを細くちぎって使いましょう。食いはやや落ちますが、ハゼは雑食性なのでちゃんと釣れます。エサ持ちが良いのもメリットです。
あると便利な小道具
- バケツ(水汲みバケツ):釣ったハゼを活かしておく。100均のものでOK
- ハサミ:エサを切る、糸を切る。小型のものを1つ
- タオル:手を拭く、魚を掴む。2〜3枚あると便利
- 日焼け止め・帽子:夏のハゼ釣りは日差しとの闘い
- 飲み物・軽食:熱中症対策は必須。凍らせたペットボトルが◎
- ビニール袋:ゴミ持ち帰り用。釣り場をきれいに保ちましょう
浜松周辺のハゼ釣り実績ポイント5選
浜名湖周辺にはハゼが釣れるポイントが無数にありますが、初心者が安全に竿を出せる足場の良い場所を厳選しました。
①馬込川河口〜中田島付近の護岸
浜松市中心部から最もアクセスしやすいハゼ釣りスポットです。馬込川(まごめがわ)は浜名湖とは別系統で遠州灘に注ぐ河川ですが、河口から1〜2km上流まで汽水域が広がり、夏〜秋は護岸沿いにマハゼがびっしり付きます。
- ベストシーズン:7月下旬〜10月
- おすすめ釣り方:延べ竿のミャク釣り
- 水深:護岸際で1〜2m。干潮時はやや浅くなる
- 駐車:中田島砂丘駐車場(無料)から徒歩圏内
- 注意点:満潮前後が好タイム。干潮時は水位が下がりすぎることも
②芳川(よしかわ)河口〜新芳川橋周辺
浜名湖に流れ込む芳川の河口エリアは、地元のハゼ釣り師が通う穴場的ポイントです。橋の下は日陰になるため真夏でも快適に釣りができます。
- ベストシーズン:8月〜11月
- おすすめ釣り方:ミャク釣り、ウキ釣り
- 特徴:泥底で良型が出やすい。秋は15cm超の「天ぷらサイズ」が揃う
- 注意点:足元がぬかるむ場所があるので長靴推奨
③浜名湖・弁天島周辺の護岸
弁天島海浜公園から東へ伸びる護岸は、観光客も多いエリアですが足場が良好で家族連れに最適。トイレ・自販機・コンビニが近いのも初心者には嬉しいポイント。
- ベストシーズン:8月〜10月
- おすすめ釣り方:ウキ釣り(お子さんにはアタリが見えて楽しい)
- 水深:護岸際で1.5〜2.5m
- 駐車:弁天島海浜公園駐車場(有料:普通車410円)
- ボーナス:ハゼ以外にもキス、小型のクロダイ(チンタ)が顔を出すことも
④都田川(みやこだがわ)河口〜細江湖(ほそえこ)南岸
浜名湖の北東に位置する細江湖(引佐細江)は、都田川からの流入で汽水の度合いがちょうどよく、ハゼの魚影が非常に濃いエリアです。護岸が整備されている場所が多く、のんびり竿を出せます。
- ベストシーズン:8月〜11月(秋の落ちハゼ狙いにも◎)
- おすすめ釣り方:ミャク釣り、秋はちょい投げも有効
- 特徴:水が比較的穏やかで、流れに悩まされにくい
- 駐車:気賀関所(きがせきしょ)周辺に無料スペースあり
⑤新居海釣公園(あらいうみつりこうえん)周辺
浜名湖の南端、今切口(いまぎれぐち)に近い新居エリアは潮通しが良く、サイズの良いハゼが集まる場所です。海釣公園は柵付きで安全性が高いのもポイント。
- ベストシーズン:8月〜10月
- おすすめ釣り方:ちょい投げ、ウキ釣り
- 注意点:今切口に近いため潮流が速い時間帯がある。潮止まり前後を狙うのがコツ
- 駐車:新居弁天わんぱくランド駐車場(無料)が近い
実践編|ハゼの釣り方ステップバイステップ
ステップ1:エサの付け方
ハゼ釣りの最大のポイントはエサ付けです。ここを丁寧にやるだけで釣果が倍変わります。
- ジャリメ・アオイソメの場合:1匹を2〜3cmにカットして使う。長すぎるとハゼが針まで食い込めず、エサだけ取られる「エサ取り名人」状態になります
- 針先(はりさき)を頭側から刺し、針先を少しだけ出す(チョン掛け)。または通し刺しにして針全体を隠す
- ホタテの場合:貝柱を5mm幅に細くちぎり、針に刺す。繊維に沿って裂くとエサ持ちが良い
コツ:エサが大きすぎると、ハゼは端っこをつついてそのまま去ってしまいます。「小さいかな?」と思うくらいがちょうどいい。ケチケチ付けが正解です。
ステップ2:仕掛けを落とす
- 竿を持ち、仕掛けを足元〜竿の長さ分先の水面にそっと下ろす
- オモリが底に着いたら(糸のたるみで感じ取れます)、糸をピンと張る
- 底から10〜20cm仕掛けを上げ、再度着底させる。この「トン…トン…」と底を小突く動作がハゼにアピールします
ステップ3:アタリを取る
ハゼのアタリは初心者にもわかりやすいのが嬉しいところ。
- ミャク釣りの場合:「ブルッ」「コツコツ」と手元に振動が来る。最初の「コツッ」は前アタリ(まえあたり=ハゼがエサをつついている段階)なので我慢。「グーッ」と引き込む本アタリが来たら竿先を軽く上げる
- ウキ釣りの場合:ウキが「ピコピコ」と小さく動くのが前アタリ。ウキがスーッと水中に引き込まれたら合わせる
初心者あるあるの失敗:前アタリで慌てて合わせてしまい、針掛かりしない。焦らず「本アタリ」を待つのが数を伸ばすコツです。とはいえ、最初のうちはどんどん合わせてOK。失敗しながら「このタイミングだ!」という感覚を掴んでいきましょう。
ステップ4:取り込み〜針外し
- 針掛かりしたら、一定のスピードで竿を立てて抜き上げる。ハゼは軽いので竿の弾力だけで十分
- ハゼを手で掴む時は、濡れたタオルで軽く包むように持つと滑りにくい
- 針は口の浅い位置に掛かっていることが多いので、指でつまんでクルッと回せば外れる。深く飲まれた場合はプライヤー(ペンチ)で丁寧に外す
- 水汲みバケツに入れて活かすか、クーラーボックスで保冷
ステップ5:誘い(さそい)で数を伸ばすテクニック
ハゼが釣れる場所を見つけたら、次は「誘い」を入れて効率を上げましょう。
- 底トントン:仕掛けを底に着けては10cm上げ、また着ける。これを3〜5回繰り返す
- ズル引き:オモリを底につけたまま、30cm〜50cmゆっくり横に引く。砂煙が立ってハゼの興味を引く
- ステイ(止め):誘った後に3〜5秒動かさずに待つ。このタイミングでアタリが出ることが多い
「誘い→止め→アタリ→合わせ」のリズムが掴めれば、30分で10匹以上のペースも夢ではありません。
もっと釣るためのコツと注意点
時間帯と潮の選び方
ハゼ釣りは朝マズメ(夜明け〜日の出後1時間)と夕マズメ(日没前1〜2時間)がゴールデンタイムです。ただし、日中でも曇りの日や潮が動いている時間帯は十分釣れます。
潮回りは大潮・中潮の上げ潮〜満潮前後がベスト。潮が動いてエサが流れると、ハゼの活性が上がります。浜名湖は潮の干満差が比較的大きいため、干潮時は水位が下がりすぎて釣りにならない場所もあるので、潮汐表(ちょうせきひょう)のチェックをお忘れなく。スマホアプリ「タイドグラフBI」や「潮汐なび」で当日の潮位を確認しましょう。
釣れない時の対処法
| 状況 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| アタリがまったくない | ハゼがいない場所に落としている | 1〜2m横にずらす。護岸の継ぎ目・スロープの際・船のロープ周りを狙う |
| アタリはあるが乗らない | エサが大きい or 合わせが早い | エサを半分にカットし、本アタリまで1テンポ待つ |
| エサだけ取られる | フグやカニの仕業の可能性 | 場所を3〜5m移動。ハリスを短く(10cm)してダイレクト感を上げる |
| 急に釣れなくなった | 潮止まり or 群れが移動した | 10〜15分休憩して潮が動き出すのを待つ。または少し場所移動 |
季節別の狙い方ワンポイント
- 夏(7〜8月):浅場にデキハゼ(小型)が多い。延べ竿の足元狙いが◎。数釣り重視で楽しむ
- 初秋(9〜10月):ハゼ釣り最盛期。サイズも10〜15cmに育ち、天ぷらにちょうどいい。護岸際をテンポよく探る
- 晩秋(11月):「落ちハゼ」シーズン。ハゼは産卵に向けて深場へ移動開始。ちょい投げで少し沖を狙うと良型が出る
- 冬(12月〜):数は減るが20cm超の大型が狙える。上級者向けだが、ロマンのある釣り
子連れハゼ釣りを成功させるポイント
ハゼ釣りはファミリーフィッシングの定番ですが、子どもが飽きずに楽しめる工夫が大事です。
- 竿は短め(1.5〜2m)にして子どもが自分で操作できるように
- ウキ釣り仕掛けを使い、目でアタリを見る楽しさを
- 「5匹釣ったらアイス」など、ゲーム性を持たせると集中力が続く
- 虫エサが苦手ならホタテやカニカマで代用。釣れる数は減るが、楽しさ優先でOK
- 釣りの時間は2時間以内に。短く楽しく終わるのが次回につながるコツ
- 日陰のあるポイント(橋の下など)を選ぶと、夏場の熱中症リスクを下げられる
釣った後のお楽しみ|ハゼの持ち帰り&天ぷらレシピ
持ち帰りの方法
- 活かして持ち帰る場合:水汲みバケツに海水を入れてエアーポンプ(ブクブク)で酸素を送る。100均の小型ポンプでもOK
- 締めて持ち帰る場合:氷を入れたクーラーボックスに直接入れる(氷締め)。ハゼは小さいので、氷水に入れるだけで即死して鮮度が保てる
おすすめは氷締め。手間が少なく、鮮度も十分キープできます。釣りの最中はバケツで活かしておき、帰る前にまとめてクーラーへ移すのが効率的。
ハゼの下処理(さばき方)
- ウロコを取る:包丁の背で尾から頭に向かってこそげる。小さいウロコなので軽くでOK
- 頭と内臓を取る:頭の付け根に包丁を入れ、頭を引っ張ると内臓ごとスルッと抜ける
- 腹の中を水洗い:流水で血合い(ちあい)を洗い流す
- キッチンペーパーで水気を拭く:天ぷらにするならしっかり水気を取ることがカラッと揚がるコツ
10cm以下のデキハゼは頭もワタも取らず丸ごと素揚げにしても美味しいです。骨まで食べられます。
絶品!ハゼの天ぷらの作り方
ハゼの天ぷらは江戸前の代表的な料理。自分で釣ったハゼで作る天ぷらは、釣り人だけが味わえる最高の贅沢です。
材料(2人前・ハゼ10匹程度)
- 下処理したハゼ:10匹
- 薄力粉:1/2カップ
- 冷水:80ml
- 卵:1個
- 揚げ油:適量
- 塩・天つゆ:お好みで
手順
- ハゼに薄く薄力粉をまぶす(衣の接着剤になる)
- ボウルに冷水→卵→薄力粉の順で入れ、箸で軽く混ぜる。混ぜすぎないのがサクサク衣のコツ。ダマが残るくらいでOK
- 油を170〜180℃に熱する(衣を一滴落として、中ほどまで沈んですぐ浮き上がればOK)
- ハゼを衣にくぐらせ、2〜3分揚げる。泡が小さくなったら揚げ上がりのサイン
- 油を切って、塩でシンプルにいただく。天つゆも合いますが、ハゼの繊細な甘みを味わうなら塩がおすすめ
揚げたてのハゼ天は、外はサクサク、中はふわっと白身が広がり、淡白ながらしっかりとした旨味があります。ビールとの相性は言うまでもありません。
よくある質問(FAQ)
- Q. ハゼ釣りに釣り券(遊漁券)は必要?
- 浜名湖・馬込川・芳川の河口域でのハゼ釣りは遊漁券不要です。ただし、天竜川本流などの河川上流部ではアユ・マス類の遊漁券が必要な場合があるので注意。
- Q. 1パックのエサで何匹くらい釣れる?
- ジャリメ1パック(約50g)あれば、エサを小さく切って使う前提で30〜50匹分は十分持ちます。半日の釣りなら1パックで足ります。
- Q. 食べられないハゼはいる?
- 浜名湖周辺で釣れるマハゼは安全に食べられます。ただし、見た目が似ているツムギハゼ(南方系の毒魚)は稀に混じることがあります。マハゼは体に明瞭な黒い横帯があるのが特徴。判別に不安がある場合は釣具店のスタッフに聞くか、写真をネットで調べましょう。
- Q. 延べ竿とリール竿、どちらがいい?
- 護岸や河口の足元狙いなら延べ竿が圧倒的に手軽で楽しいです。少し沖の深場を狙いたい(秋以降の落ちハゼ)ならリール竿のちょい投げが有利。最初は延べ竿で始めて、ハマったらリール竿を追加するのがおすすめのステップアップ順です。
- Q. ハゼ以外に何が釣れる?
- 同じ仕掛け・エサでキス(シロギス)、メゴチ、小型のクロダイ(チンタ)、セイゴ(小型シーバス)などが掛かることがあります。これらは全部美味しい魚なので、嬉しいゲストとして楽しみましょう。
- Q. 雨の日でもハゼは釣れる?
- 小雨程度ならむしろ人が少なくて好釣果になることもあります。ただし、大雨の後は河川が濁って食いが悪くなることも。雷予報が出ている日は安全のため釣行を控えましょう。
まとめ|この週末、ハゼ釣りデビューしよう
ハゼ釣りは、釣りの楽しさがギュッと詰まった「入門の教科書」のような釣りです。もう一度、ポイントを整理しておきましょう。
- シーズン:8月〜10月がベスト。浜名湖周辺は魚影が濃い
- 道具:延べ竿+ミャク釣り仕掛け+ジャリメで予算3,000円以内
- ポイント:馬込川河口、芳川河口、弁天島護岸、都田川河口、新居周辺の5箇所が初心者向き
- 釣り方:エサは小さく付ける。底トントンで誘い、本アタリを待って合わせる
- 持ち帰り:氷締めでクーラーへ。天ぷらにすれば最高のごちそうに
最初は2〜3匹しか釣れなくても大丈夫。場所を少しずらしたり、エサの大きさを変えたり、誘い方を工夫するうちに「あ、こうすると釣れるんだ」という自分だけの発見が生まれます。その試行錯誤こそが釣りの面白さ。
ハゼ釣りで「釣れた」の感動を味わったら、次はサビキ釣りやちょい投げ、ルアー釣りと世界がどんどん広がっていきます。まずは気軽に、近くの河口で竿を出してみてください。きっとハゼが「ブルブルッ!」と歓迎してくれますよ。



