釣りを始めたばかりの方が最初に迷うのが「ライン(糸)の種類」です。PE・フロロカーボン・ナイロンの3種類にはそれぞれ特徴があり、釣りのスタイルや対象魚によって使い分けることが大切です。
3種類のラインの基本特性
| 種類 | 強度 | 伸び | 視認性 | 水中比重 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| PEライン | ★★★★★ | ほぼなし | 高い(カラー) | 水より軽い(浮く) | 高い |
| フロロカーボン | ★★★ | 少ない | 低い(透明) | 水より重い(沈む) | 中程度 |
| ナイロン | ★★ | 大きい | 中程度 | ほぼ同じ | 安い |
各ラインの詳細解説
PEライン(ポリエチレン系)
複数の繊維を編み込んだ高強度ライン。現代の釣りで最も広く使われています。
- メリット:細くて強い、感度抜群、飛距離が出る
- デメリット:根ズレに弱い、リーダー(先糸)が必要
- 向いている釣り:ショアジギング、エギング、バス釣り、船釣り全般
- 号数目安:アジング0.3〜0.6号、ショアジギ1〜2号
フロロカーボン
水中での透明度が高く魚に気付かれにくい、比重が重いため沈みやすいのが特徴。
- メリット:低伸度で感度良好、根ズレ耐性あり、透明で見えにくい
- デメリット:硬くて巻き癖がつきやすい
- 向いている釣り:バス釣りリーダー、磯釣りハリス、ヒラメ・根魚
- 号数目安:ハリス1〜3号、リーダー4〜20lb
ナイロンライン
最も扱いやすく初心者向け。伸びがあるため魚が暴れても切れにくいのが利点。
- メリット:安価、扱いやすい、伸びがあってバラしにくい
- デメリット:吸水で劣化、感度がやや低い
- 向いている釣り:投げ釣り、サビキ釣り、ファミリー向け堤防釣り
- 号数目安:堤防釣り3〜5号、投げ釣り4〜6号
初心者おすすめの組み合わせ
- 堤防釣り(サビキ・投げ):ナイロン3〜4号のみでOK
- エギング・アジング:PEライン+フロロリーダー
- ショアジギング:PEライン1〜2号+フロロリーダー20〜30lb
- 磯フカセ釣り:PEまたはナイロン道糸+フロロハリス
最初は慣れているナイロンから始め、慣れてきたらPEラインに挑戦するのが無理のない上達の道です。


