ハゼは浜名湖で手軽に釣れる人気ターゲットで、天ぷらにすると白身がふわっと揚がり絶品です。釣りたてのハゼを使った天ぷらの作り方から、サクサクに仕上げるプロのコツ、アレンジレシピまで詳しく解説します。
ハゼの旬と天ぷらに向くサイズ
ハゼの旬は夏から秋(7〜11月)で、特に秋の「落ちハゼ」は脂が乗って天ぷらに最適です。天ぷらには12〜18cm程度のサイズが扱いやすく、身のふっくら感と衣のバランスが絶妙です。10cm以下の小型は丸ごと骨付きで揚げると骨ごと食べられます。
下処理の方法
基本の下処理手順
- ウロコを取る:包丁の背で尾から頭に向かってこする。ハゼのウロコは細かいので丁寧に
- 頭を落とす:胸ビレの後ろに包丁を入れ、斜めに切り落とす
- 内臓を取る:腹を開いて内臓を取り出し、流水で血合いを洗い流す
- 開きにする:天ぷら用は背開きがベスト。背骨に沿って包丁を入れ、観音開きにする
- 水気を拭く:キッチンペーパーでしっかり水気を取る(これが衣のサクサク感を決める)
小型(10cm以下)は頭と内臓を取るだけで丸ごと揚げられます。
基本の天ぷらレシピ
材料(2人前)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ハゼ(下処理済み) | 8〜10尾 |
| 薄力粉 | 100g |
| 卵 | 1個 |
| 冷水 | 150ml |
| 揚げ油 | 適量 |
| 塩 | 適量 |
作り方
- 衣を作る:ボウルに冷水と溶き卵を入れて混ぜ、薄力粉を加えてさっくり混ぜる。混ぜすぎないのがポイント(ダマが残る程度でOK)
- 打ち粉をつける:ハゼに薄く薄力粉(分量外)をまぶす。衣の付きが良くなる
- 油を熱する:揚げ油を170〜180℃に加熱。菜箸を入れて細かい泡が出る程度が目安
- 揚げる:ハゼを衣にくぐらせ、油にそっと入れる。1〜2分で衣がカリッとしたら裏返し、さらに30秒〜1分揚げる
- 油を切る:バットに立てるように置いて油を切る。塩を振っていただく
サクサクに揚げるプロのコツ
- 材料は全て冷やす:卵・水・粉を冷蔵庫で冷やしておく。衣の温度が低いほどサクサクに仕上がる
- 衣は混ぜすぎない:グルテンが発生すると衣がベタつく。粉のダマが残る程度でストップ
- 一度に入れすぎない:油の温度が下がるとベチャッとなる。鍋の面積の1/3程度ずつ揚げる
- 二度揚げで極上仕上げ:一度揚げて1分休ませ、180℃で30秒再度揚げると外はカリカリ中はふわふわに
- 揚がりの見極め:泡が小さくなり、音が高くなったら揚がりのサイン
アレンジレシピ
ハゼの唐揚げ
片栗粉をまぶして170℃で揚げるシンプルな唐揚げ。レモンを絞ってビールのおつまみに最高です。小型はカリカリに二度揚げすると骨まで食べられます。
天丼
揚げたてのハゼ天を丼飯にのせ、天つゆをかけていただきます。刻みネギと大葉をトッピングすると彩り豊かに。
南蛮漬け
揚げたハゼを酢・醤油・砂糖・唐辛子のたれに漬け込みます。スライス玉ねぎとニンジンを一緒に漬けると野菜も摂れる一品に。冷蔵庫で一晩寝かせると味がなじんで絶品です。
まとめ
釣りたてハゼの天ぷらは、ふわふわの白身とサクサクの衣が楽しめる釣り人ならではの贅沢です。下処理と衣の温度管理さえ押さえれば、誰でもプロ級の天ぷらが作れます。浜名湖でハゼを釣ったら、ぜひその日のうちに天ぷらで味わってください。



