三重県の釣りスポット完全ガイド|志摩・尾鷲・鳥羽のおすすめ釣り場と狙い魚・シーズン情報

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三重県の釣りスポット完全ガイド|志摩・尾鷲・鳥羽のおすすめ釣り場と狙い魚・シーズン情報

三重県は、日本の海釣りファンにとって「一度は来たい聖地」と呼ばれるほどのポテンシャルを持つフィールドです。
リアス式海岸が延々と続く南部の尾鷲・熊野エリア、真珠養殖で名高い英虞湾を擁する志摩エリア、
歴史ある漁港と豊富な磯場が揃う鳥羽エリアなど、一つの県内に多様な地形と豊かな魚影が凝縮されています。
黒潮の恩恵を受ける温暖な海水温は、年間を通じてイシダイ・グレ・チヌ・アオリイカ・マダイ・シオなど
高級魚が連発する好条件を生み出しています。

「三重県で釣りをしたいが、どのスポットに行けばよいか分からない」という方のために、
この記事では志摩・鳥羽・尾鷲の代表的な釣り場を徹底解説します。
初めて訪れる人でも「この記事を読めば迷わず釣りができる」状態にすることを目指して、
アクセス・駐車場・地形・釣れる魚種・シーズン・タックル・注意事項まで余すことなく網羅しました。
週末の計画を立てながら読み進めてください。

三重県の釣り場は大きく「志摩エリア」「鳥羽エリア」「尾鷲・南紀エリア」の3ゾーンに分類できます。
各エリアで代表的な釣り場の基本情報を以下の表にまとめました。

釣り場名エリア住所駐車場トイレ足場対象魚
大王崎周辺磯(波切港)志摩市三重県志摩市大王町波切無料(漁港前)20台漁港内あり磯・テトラ・堤防グレ・チヌ・アオリイカ・イシダイ
英虞湾・浜島港志摩市三重県志摩市浜島町浜島無料50台以上港内あり堤防・護岸チヌ・アオリイカ・アジ・セイゴ
鳥羽港・鳥羽一番街周辺鳥羽市三重県鳥羽市鳥羽1丁目有料(鳥羽1番街駐車場)あり(商業施設)護岸・船着き場アジ・サバ・チヌ・セイゴ・カマス
相差(おうさつ)磯・港鳥羽市三重県鳥羽市相差町無料30台漁港内あり磯・堤防グレ・イシダイ・チヌ・アオリイカ
尾鷲港・天満浦堤防尾鷲市三重県尾鷲市天満浦無料40台港内あり堤防・テトラアジ・チヌ・グレ・シオ・マダイ
三木里海岸・三木里港尾鷲市三重県尾鷲市三木里町無料20台なし(近隣にコンビニ)砂浜・磯・堤防キス・ヒラメ・シーバス・アオリイカ
須賀利港(おとり漁港)尾鷲市三重県尾鷲市須賀利町無料10台漁港内あり磯・堤防グレ・チヌ・イシダイ・根魚

アクセスルートの目安

  • 志摩エリア:伊勢自動車道「伊勢IC」から国道167号経由で志摩市まで約40〜60分
  • 鳥羽エリア:「伊勢IC」から国道167号または鳥羽市街方面へ約25〜35分
  • 尾鷲エリア:「尾鷲北IC」から尾鷲港まで約10分。熊野尾鷲道路利用で便利
  • 名古屋から志摩まで:近鉄特急「しまかぜ」約90分(賢島駅下車)

三重県の地形・海洋環境の特徴

リアス式海岸がもたらす多様なフィールド

三重県南部(志摩〜尾鷲〜熊野)はリアス式海岸特有の複雑な入り江が続き、
湾内は波が穏やかで足場がよい堤防釣り向きの港、岬に出ると荒波に洗われる本格的な磯場と、
ごく短い距離で全く異なる地形が現れるのが最大の特徴です。
入り江の最奥部は泥底・砂底が多くチヌやシーバスが着きやすく、
岬の先端部は岩礁帯が広がりグレ・イシダイ・アオリイカの好ポイントになっています。

黒潮の影響と水温

三重県の南部は黒潮(日本海流)の接近ルート上に位置しており、
冬季でも水温が15〜17℃程度を維持することが多いです。
この高水温が「冬のグレ」「冬のアオリイカ」を成立させる根拠であり、
他の地方では越冬に入っているターゲットが三重では晩秋〜冬でも活性を保っています。
また、黒潮支流の当たり年は尾鷲沖でカツオやシイラが回遊し、
堤防から遠投でのショアジギングで狙えることもあります。

底質と潮流の関係

英虞湾や的矢湾のような閉鎖性内湾は底質が砂泥で潮流が緩く、
アオリイカのエギング・チヌのフカセ釣り・サビキ釣りに向いています。
一方、外洋に面した尾鷲・熊野の磯や岬エリアは潮流が速く、
底は岩礁帯が多いためフカセで磯際を攻める釣りが主体になります。
特に大潮回りの干潮〜上げ3分は潮が程よく動き、グレの食いが一気に立つ傾向があります。

三重県で釣れる魚種と年間釣果カレンダー

三重県の魚影は全国屈指の豊かさです。以下の表は代表的なターゲット魚種と月別の釣れやすさをまとめたものです。
「◎」は最盛期、「○」は釣れる時期、「△」はムラが大きい時期、「—」は難しい時期を示します。

魚種1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
グレ(メジナ)
チヌ(クロダイ)
アオリイカ
マダイ
イシダイ
アジ(堤防)
シオ(カンパチ幼魚)
ヒラメ
シーバス(スズキ)
カサゴ・メバル(根魚)

注目魚種の解説

グレ(メジナ)は三重の磯釣りの「顔」ともいえる魚。
尾鷲・相差・大王崎の磯では45cm以上の大型も珍しくなく、
全国から遠征フカセ師が集まるほどの実績があります。
水温が下がる11〜2月が最も型が揃いやすく、口太グレで40〜50cmが連発することもあります。

アオリイカは春(4〜6月)と秋(10〜12月)の2シーズンが釣り期。
春は産卵個体が磯の藻場を目指して入ってきて、1〜3kgの大型が期待できます。
英虞湾内のアマモ帯はアオリイカの産卵床として有名で、5〜6月の大潮前後は特に有望です。
秋は新子(コロッケサイズ)から徐々に成長した300〜600gのものが堤防から狙えます。

シオ(カンパチ幼魚)は三重ならではの夏〜秋のターゲット。
黒潮が接近する夏、尾鷲の堤防や磯から20〜40cmのシオが回遊することがあり、
メタルジグやカゴ釣りで釣れます。引きが強く、食味も極上です。

エリア別・場所別おすすめ釣りポイント詳細

【志摩エリア】大王崎・波切港周辺

志摩半島の最南端に位置する大王崎は、灯台のある景勝地としても有名ですが、
釣り人にとっては「志摩で最も実力のある磯釣りポイント」として知られています。
波切港の北側に広がる地磯群は、水深10〜20mの岩礁帯が続き、
グレ・チヌ・アオリイカ・イシダイが周年生息しています。

ポイント①:波切港堤防先端(通称「白灯」)
堤防先端は外洋向きで潮通しが抜群。満潮前後のアオリイカエギングで実績が高く、
秋の朝マズメには300〜500gのアオリイカがコンスタントに上がります。
チヌのフカセ釣りは堤防外側の水深4〜8mを狙い、撒き餌はアミエビ+オキアミで対応。

ポイント②:大王崎灯台下の地磯
駐車場から徒歩15分(一部急斜面あり)。
水深は磯際で7〜12m、岩礁帯の際を探るフカセ釣りでグレの40cm超が出ます。
アクセスはやや悪いですが、その分プレッシャーが低く型狙いに最適。
冬(12〜2月)の大潮周りが最も良型が出やすい条件です。

ポイント③:波切漁港内の護岸
穏やかな内湾で足場も良好。サビキ釣りでアジ・サバ・イワシが楽しめる初心者向けスポット。
夕マズメ〜夜にかけてチヌが港内を回遊し、落とし込み釣りでヒットします。
トイレも近く、家族連れにも安心です。

【志摩エリア】英虞湾・浜島港

英虞湾は真珠養殖でも有名な穏やかな内湾で、湾内は複雑な地形と豊富なベイトフィッシュが特徴。
浜島港は英虞湾最大の漁港で、広い堤防と護岸が整備されており、
ファミリー釣りから本格フカセまで幅広く楽しめます。

ポイント①:浜島港外堤防
外海向きの堤防は潮通しが良く、朝夕のアジ・サバのサビキが抜群に釣れます。
特に6〜9月の朝マズメは20〜25cmのアジが入れ食いになることも。
内側はチヌの落とし込み釣りに適した護岸が続き、ヘチ際を丹念に探ると釣果が出ます。

ポイント②:英虞湾奥のシーバスポイント
浜島から湾奥方向の河口部(神前川・五ヶ所湾への流入部)はシーバスの好ポイント。
5〜6月の夜間、干潮〜上げ潮のタイミングでシンキングペンシルやワームを使うと
60〜80cmのシーバスが出ます。夜釣りなのでライトは必携。

ポイント③:アマモ帯のアオリイカ
英虞湾内のアマモ帯周辺は春のアオリイカの産卵場所として有名で、
5月のゴールデンウィーク前後が最盛期。
エギはケイムラカラーの3号〜3.5号を基本に、スローフォールで漂わせるのが効果的。
2kg超のキロイカが狙える数少ない内湾スポットです。

【鳥羽エリア】相差(おうさつ)磯・港

鳥羽市の最南部に位置する相差は、「海女の町」として観光でも有名ですが、
釣り人の間では「鳥羽で最もグレが釣れる磯」として高く評価されています。
外洋に直接面した磯が続き、潮通しが良いため魚の活性が常に高いです。

ポイント①:相差港南側の一文字堤防(沖堤防)
渡船で渡る必要がありますが、外洋向きの一文字は三重でも指折りの実績を誇ります。
グレ・イシダイ・シマアジなどの高級魚が狙え、
春(4〜5月)はシマアジの40〜50cmクラスが回ることも。
渡船代は往復2,000〜3,000円程度が相場です。

ポイント②:相差港堤防
渡船なしで楽しめる陸続きの堤防でも、アオリイカ・チヌ・アジが狙えます。
秋の夕マズメにエギ3号でアオリイカを狙うのが定番パターンで、
10〜11月は堤防周辺でコンスタントに釣果が出ます。

ポイント③:相差周辺の地磯
相差から国道沿いにある地磯(磯崎方面など)は徒歩5〜15分でアクセス可能。
クロダイの落とし込みやルアーのロックフィッシュが面白く、
カサゴ・ハタ系の根魚が面白いほど釣れる日もあります。
磯靴(フェルトスパイク)は必須で、必ず干潮時刻を確認してから入磯してください。

【尾鷲エリア】尾鷲港・天満浦堤防

尾鷲市は日本有数の多雨地帯(年間降水量3,000〜4,000mm)ですが、
それゆえに河川からの栄養分が豊富で魚影が非常に濃いエリアです。
尾鷲港の天満浦堤防は車横付けで釣りができる大型漁港で、
駐車場も広く利便性が高い点が特徴です。

ポイント①:天満浦大堤防(外向き)
全長約200mの大型堤防で、外向きは潮流が速く魚の回遊が多いポイント。
夏〜秋のアジのサビキ釣りでは、25〜30cmの良型アジが一晩に100匹以上釣れることもある実績スポット。
また、カゴ釣りでシオ(カンパチ幼魚)が狙えるのは8〜9月。
50mほど遠投してタナ5〜10mを流すと良型がヒットします。

ポイント②:尾鷲港内の護岸(チヌポイント)
港内は波が穏やかで水深が3〜5m。
チヌのフカセ釣りや落とし込みが有効で、特に4〜6月と9〜10月の活性が高い時期には、
40〜50cmのチヌが連発することがあります。
底荒れした翌日の澄み潮条件が特に釣果が伸びる傾向です。

ポイント③:尾鷲港周辺のアオリイカポイント
天満浦堤防外向き先端部は秋のアオリイカの回遊ルートにあたり、
9〜11月の朝夕にエギング3〜3.5号で釣れます。
内側の護岸付近も意外に穴場で、夜間のエギングで大型が出ることがあります。

【尾鷲エリア】須賀利港・熊野灘の地磯

尾鷲市の南に位置する須賀利は「陸の孤島」とも呼ばれる半島突端の港で、
道路が整備されて以降も秘境感が残るエリアです。
グレ・チヌ・イシダイの実績は南紀エリアでも上位に入り、
シーズン中は全国から遠征釣り師が訪れます。

ポイント①:須賀利港の堤防&周辺磯
小さな漁港ですが堤防外向きはグレの好ポイント。
冬の口太グレは45cm超も珍しくなく、夜明け前から入磯して朝の一投目から釣れることもあります。
港の奥の地磯は足場が良く、岬の先端まで歩けば磯に降りられます。
ウニ・カニの落とし込みでイシダイを狙うイシダイ師のメッカでもあります。

ポイント②:三木里海岸(砂浜)
南向きの砂浜で、キス・コチ・ヒラメが狙えるサーフ釣りスポット。
投げ釣りはキス狙いで30〜40mの近投で十分で、夏(7〜9月)は25cmクラスのキスが連発。
ヒラメは11〜1月の荒れた翌日が狙い目で、サーフスプーン20〜28gで攻めると効果的。

三重県各スポットに最適な釣り方・タックル詳細

フカセ釣り(グレ・チヌ)

三重の磯でフカセ釣りをするなら、以下のタックルセッティングが基本です。

  • ロッド:磯竿1.2〜1.5号 5.3m(グレ用)。チヌ狙いなら1〜1.2号
  • リール:レバーブレーキ付き2500〜3000番。グレのパワーある引きに対応
  • ライン:道糸フロートライン1.5〜2号、ハリス1〜1.5号(グレ)/ 1.5〜2号(チヌ)
  • ウキ:遠投B〜3B。潮が速い場合は大きめのBB〜2B
  • エサ:オキアミ(ボイル/生)。撒き餌はオキアミ3kg+チヌパワー1袋が基本

尾鷲〜熊野の潮が速いポイントでは、全誘導仕掛けで撒き餌と刺し餌を同調させる釣り方が有効。
志摩・鳥羽の穏やかな内湾型ポイントでは固定ウキ仕掛けで足元〜10mを丁寧に攻めます。

エギング(アオリイカ)

三重の堤防・地磯でエギングをするなら以下のタックルが標準的です。

  • ロッド:エギングロッド8.6〜9.0ft MLクラス
  • リール:スピニング2500番(シャロースプール)
  • ライン:PEライン0.6〜0.8号 + フロロリーダー2号20cm
  • エギ:3〜3.5号基本。春(産卵期)は3.5〜4号の大きめを使うと大型が反応
  • カラー:朝夕はオレンジ・ピンク系、日中はケイムラ・グリーン系、夜はレッド・パープル

英虞湾のアマモ帯を狙う場合は、エギを底に着けず中層〜上層をゆっくりフォールさせるのがポイント。
産卵床(アマモ)の上をエギが通過するように意識してキャストコースを設定します。

サビキ釣り(アジ・サバ・イワシ)

家族連れにも人気のサビキ釣りは、6〜9月が最盛期。
浜島港・鳥羽港・尾鷲港のような大型漁港の堤防先端が好ポイントです。

  • ロッド:投げサビキ対応の3.6〜4.5m磯竿または万能竿
  • リール:スピニング2000〜3000番
  • 仕掛け:市販のサビキ仕掛け(スキン6〜7号、ハリス0.8〜1号)
  • コマセカゴ:上カゴ式or下カゴ式。量より頻繁な打ち返しがコツ
  • タナ:朝マズメ〜日の出は5〜8m深めを狙い、日が高くなったら2〜4mを探る

ショアジギング(シオ・シーバス・ヒラメ)

尾鷲・熊野の外向き堤防や地磯はショアジギングで青物が狙える希少なスポットです。

  • ロッド:ショアジギングロッド9〜10ft MLSまたはMクラス
  • リール:スピニング4000〜5000番(PE1〜1.5号対応)
  • ライン:PEライン1〜1.5号 + フロロリーダー3〜4号80cm
  • ジグ:20〜40gのメタルジグ(イワシカラーまたはゼブラグロー)
  • アクション:ワンピッチジャーク基本。シオはスピードを意識した連続アクション

季節別攻略法

季節時期メインターゲットおすすめエリア主な釣り方攻略のポイント
3〜5月チヌ・アオリイカ(春イカ)・マダイ・シマアジ英虞湾・浜島港・相差磯フカセ釣り・エギング・カゴ釣りアオリイカ産卵期(5月)はアマモ帯必須。チヌは乗っ込みで浅場に集結
6〜8月アジ・シオ・イシダイ・カツオ(沖)尾鷲港・大王崎磯・熊野地磯サビキ・ショアジギング・石物釣り夜明け前後が涼しく釣果安定。日中は水分補給と熱中症対策を徹底
9〜11月アオリイカ(秋コロッケ〜500g)・チヌ・シーバス・青物志摩全域・相差・尾鷲港エギング・フカセ・ルアー台風後の濁りが取れた3〜5日後がチヌ・グレの食いが立ちやすい。秋イカは夕マズメ
12〜2月グレ(口太・尾長)・アオリイカ(越冬個体・大型)・ヒラメ大王崎地磯・須賀利磯・相差沖磯フカセ釣り・エギング(深場)・投げ釣りグレは低水温期が最盛期。アオリイカは越冬する深場(10〜15m)をスローエギングで攻める

春(3〜5月)の攻略詳細

春の三重で外せないのがアオリイカの「春イカ」シーズンです。
5月のゴールデンウィーク前後は、英虞湾や五ヶ所湾内のアマモ帯に産卵個体が入り込み、
1〜3kgの大型アオリイカが浅場(水深2〜5m)に接岸します。
エギは3.5号〜4号の大きめを使い、スローフォール・ロングポーズで誘います。
産卵床に入ったアオリイカは縄張り意識が強く、エギを見つけるとすぐにアタックしてくる傾向があります。
同時にチヌ(クロダイ)の乗っ込みシーズンでもあり、産卵前の荒食いで40〜50cmの大型が港内・磯際に集まります。

冬(12〜2月)の攻略詳細

三重の磯で冬に来るなら、グレのフカセ釣りが最高のターゲット。
黒潮の影響で水温が15〜17℃を維持しており、東海〜関東の磯に比べて活性が高いです。
特に大王崎・須賀利・相差沖磯は全国のフカセ師が冬に遠征してくるほどの実績があります。
大潮〜中潮の満潮前後、ウキ下3〜5mでオキアミを流すと40〜50cmのグレが連発する日もあります。
ただし、この時期は北西風(通称「北」)が吹くと波が急激に高くなるため、
天気予報の風速チェックは必ず行い、風速6m/s以上が予想される日は無理に磯に乗らないこと。

初めて三重県で釣りをする人へのアドバイス

釣り開始までの流れ(当日の動き方)

前日の夜(準備)
前日夜に潮汐・天気・風速を確認しましょう。
潮汐表サイト(tide736)などで当日の満潮・干潮時刻を確認し、
朝マズメ前後に「上げ潮または下げ3分」になるタイミングで釣り場に着くように逆算してスケジュールを組みます。

現地到着(夜明け前〜4:30)
暗い時間帯から到着するため、ヘッドライトは必須。
駐車場(無料の漁港駐車場)に止めたら、タックルを組み立て、撒き餌を混ぜてから磯・堤防へ移動。
磯の場合は波の状況を確認してから降りること(波高1m以下が安全の目安)。

釣り開始〜朝マズメ(5:00〜7:00)
夜明けの1〜2時間が最も釣れる「黄金タイム」。
撒き餌をポイント付近に3〜4投してから仕掛けを投入し、潮の流れに乗せてなじませます。
ウキが沈んだら大きく合わせず、ゆっくり引き込んでから「スイープ」でフッキング。

必ず持っていくべき装備

  • 安全装備:ライフジャケット(磯では必須)、磯靴(フェルトスパイク推奨)
  • フィッシングツール:タモ(50cm以上の網)、フィッシュグリップ、プライヤー
  • 快適グッズ:レインウェア(尾鷲は特に雨が多い!)、防寒着(冬は10℃以下)
  • 食料・水:離島・地磯は売店なし。水1L以上と行動食は必携
  • 救急用品:絆創膏、消毒液(磯での転倒・ハリ刺さりに対応)

マナー・ルール・注意事項

  • 漁港内では漁師さんの作業の邪魔にならない場所で釣りをする(作業中は一時退避)
  • 撒き餌・魚のあらは必ず持ち帰る(残置きすると港が閉鎖されることがある)
  • 「立入禁止」標識のある堤防・磯には絶対に立入らない(三重では厳格に管理されているエリアあり)
  • 相差沖磯などの渡船を使う場合は必ず渡船店の指示に従う
  • アマモ帯(春のアオリイカ産卵床)の直上に錨・重りを落とさない(海藻を傷める)
  • 尾鷲は降雨量が日本有数なので、山側の天候変化も必ずチェック(急激な増水あり)

「空振りしやすい条件」を正直に解説

三重の釣りでも「空振り」しやすい条件があります。以下を事前に把握しておきましょう。

  • 台風・大荒れ直後(3日以内):磯が濁りっぱなしで魚がエサを見つけられず釣れにくい
  • 連休・GWのピーク日:人気ポイントは釣り座争いが激しく、撒き餌が過多になり魚がスレる
  • 大潮の干潮前後(磯):磯際の水深が浅くなりすぎて魚が入ってこない時間帯がある
  • 梅雨〜夏の昼間(グレ狙い):水温が高い日中はグレの活性が下がり、朝夕のみが勝負
  • 強い北風(北西風)の日:外洋向きの磯は波が立ちすぎて危険かつ釣りにならない

周辺情報(釣具店・コンビニ・食事・温泉)

主要釣具店

店名エリア特徴
フィッシングショップヒロ(志摩店)志摩市志摩エリア最大級。磯釣り・エギング用品が豊富。地元釣果情報あり
丸中釣具鳥羽市鳥羽エリアの老舗。地磯情報・渡船情報の相談も可能
上野釣具店尾鷲市尾鷲港近くで利便性高。磯釣り・カゴ釣り仕掛けが充実
釣具屋ヤマノ(尾鷲)尾鷲市南紀全域の渡船情報を網羅。餌(オキアミ・アミエビ)の在庫が豊富

コンビニ・スーパー

  • 志摩エリアは国道167号沿いにコンビニが数店舗あり、伊勢道伊勢IC以南は一気に減るため、IC周辺で買い出しを済ませるのが無難
  • 尾鷲市内(尾鷲駅前〜国道42号沿い)にはコンビニ・ドラッグストアがあり、早朝から開いている店もある
  • 須賀利・三木里など山間の漁村は最終コンビニが30〜40km先になることもあるため、前日の準備が重要

食事処・名物グルメ

三重県は海の幸の宝庫。釣りの帰りに立ち寄りたい名店・グルメ情報です。

  • 志摩・伊勢エリア:伊勢海老・アワビの漁師料理が有名。浜島港の食堂では地元の新鮮な魚介定食が楽しめる
  • 鳥羽エリア:鳥羽水族館周辺の食堂では焼きカキ・刺身定食。鳥羽港のかき小屋(冬季限定)は行列覚悟の人気店
  • 尾鷲エリア:尾鷲市内の「みなと食堂」では尾鷲産の鮮魚定食が絶品。サバの姿寿司も尾鷲の名物

温泉・宿泊施設

  • 志摩観光ホテル(浜島):高級リゾートだが日帰り温泉もあり。英虞湾の景色が絶景
  • 鳥羽温泉郷:鳥羽市内に温泉宿が点在。海鮮料理と温泉を組み合わせた釣り旅プランが人気
  • 夢古道おわせ(尾鷲):尾鷲市内の日帰り温泉施設。料金手頃でシャワーのみも可。磯釣りの泥を落とすのに便利

よくある質問(FAQ)

Q1. 三重県で初心者が最初に行くべき釣り場はどこ?
A. 浜島港(志摩市)か鳥羽港(鳥羽市)がおすすめです。
どちらも足場が良い堤防・護岸で、トイレ・駐車場が完備されています。
サビキ釣りで6〜8月に行けばアジ・サバが確実に釣れる可能性が高く、
家族連れ・初心者でも楽しめます。
Q2. 磯釣り初心者が注意すべきことは?
A. 第一に波・潮の確認です。地磯は波のサイズが急変することがあります。
入磯前に現地で波高を目視確認し、「高い波がときどき入ってくる」と感じたら即座に退磯してください。
フェルトスパイクの磯靴とライフジャケットは絶対着用。
最初は渡船店が安全管理してくれる渡船利用から始めると安心です。
Q3. アオリイカエギングのベストシーズンは?
A. 三重では春(4〜6月)と秋(10〜12月)がベストシーズンです。
春は英虞湾・五ヶ所湾のアマモ帯で2kg超の大型が狙えます。
秋は堤防から手軽に500g前後の新子〜中型が狙えて入門に最適です。
どちらのシーズンも朝夕のマズメ時が最も活性が高いです。
Q4. 尾鷲まで行くメリットは何?
A. 志摩・鳥羽に比べ釣り場のプレッシャーが低く、
魚のスレが少ない点が最大のメリットです。
また、外洋に面した地磯が多く、グレ・チヌ・イシダイ等の高級魚が大型で釣れる可能性が高いです。
名古屋方面からは尾鷲北ICが近く、高速道路の整備で以前より格段にアクセスが向上しています。
Q5. 釣り禁止・立入禁止の場所を確認するには?
A. 各漁港の「釣り禁止」の立て看板を現地で確認するのが確実です。
事前に地元の釣具店(上野釣具・フィッシングショップヒロなど)に電話して
「最近立入禁止になった場所はありますか?」と確認するのがベストです。
GoogleマップのStreetViewでも堤防の標識を確認できることがあります。

まとめ:三重県で釣りを楽しむための最終アドバイス

三重県は、堤防の入門釣りから本格派の磯釣りまで、
あらゆる釣りスタイルに対応できる国内屈指のマルチフィールドです。
グレ・チヌ・アオリイカ・イシダイ・シオ・マダイなど高級魚が年中狙える環境は、
全国でも三重と高知・長崎周辺だけと言われるほど恵まれています。

初めて三重に行くなら、まず以下のプランを試してみてください。

対象者おすすめシーズンおすすめスポットターゲット釣り方
ファミリー・初心者6〜9月浜島港・鳥羽港アジ・サバ・イワシサビキ釣り
エギング入門者10〜11月波切港・相差港アオリイカ(新子〜中型)エギング3号
フカセ釣り中上級者12〜2月大王崎地磯・相差沖磯・須賀利磯グレ40〜50cmフカセ釣り(磯竿1.5号)
大型アオリイカ狙い5月GW前後英虞湾(アマモ帯)アオリイカ1〜3kgエギング4号(スローフォール)
青物・シオ狙い7〜9月尾鷲港天満浦堤防・熊野地磯シオ・カンパチ・ブリ幼魚カゴ釣り・ショアジギング

「釣りは行ってみなければ分からない」という面もありますが、
事前の情報収集と適切な準備で釣果の差は大きく変わります。
この記事を手引きに、ぜひ三重の豊かな海を存分に楽しんでください。
次回の三重遠征が最高の釣り旅になることを願っています。

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