鳴尾浜臨海公園 海づり広場ガイド2026|大人300円・ルアー禁止・秋のサヨリとタチウオ

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鳴尾浜臨海公園 海づり広場ガイド2026|大人300円・ルアー禁止・秋のサヨリとタチウオ

結論1:竿を出せるのは、鳴尾浜臨海公園の「南地区」にある有料施設・海づり広場だけです。施設公式は「堤防釣りができる300mほどのエリア」と説明しています。同じ公園でも芝生広場やフラワーガーデンは無料の公園部分で、釣り場ではありません。さらにこの施設は2021年4月1日からルアー類の使用が禁止で、メタルジグもエギもタコジグも使えません。

結論2:駐車場は南地区の西入口で約150台。最初の1時間以内は100円、以後30分ごとに100円が加算され、1日の最大料金は1,000円、割引はありません。場内はバリアフリーで車いすの方も使えるお手洗いがありますが、公式FAQは「安全柵はございません」と明記しており、あるのは高さ20センチほどの竿置きだけ。同じFAQは「釣り場内には休憩場所はありません」とも回答しています。

結論3:公式の魚種カレンダーでは9月がイワシ・サヨリ・アジ・サッパ、10月・11月がイワシ・サヨリ・アジ・タチウオ、12月がタチウオ。チヌ・スズキ(ハネ・セイゴ)・ボラは年中です。5月1日から11月末までは5時から20時という最長の営業時間区分ですが、12月に入ると7時から19時に短くなります。

兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園 海づり広場は、大人300円で堤防釣りができる有料施設です。兵庫県農林水産部水産漁港課の公式サイト「兵庫の海釣り」は、県内の海釣公園として尼崎市立魚つり公園・鳴尾浜臨海公園海づり広場・神戸市平磯海づり公園・南あわじ市浮体式多目的公園(海釣り公園メガフロート)の4施設を挙げており、鳴尾浜はその1つです。

この記事は、2026年9月4日に施設公式サイト・西宮市ホームページ・兵庫県公式サイトで確認した2026年9月時点の公開情報だけをもとに整理したもので、個人の訪問体験は含みません。料金や営業時間は変わることがあるため、出発前に公式サイトか管理事務所で最新の内容を確認してください。

Contents

鳴尾浜臨海公園 海づり広場はどんな釣り場か

釣りができるのは公園の一部である「南地区」の有料エリアだけで、公園全体が釣り場なのではありません。ここを取り違えると、駐車場もバス停も間違えます。

釣り場は約300mの堤防エリア

施設公式は釣り場を「堤防釣りができる300mほどのエリア。この辺り一体はスズキ、チヌのポイントで、大型から小型魚の数釣りも可能です」と紹介しています。所在地は兵庫県西宮市鳴尾浜3-13、管理事務所の電話番号は0798-40-7650。公式の釣果日報には「テトラ帯での前打ち」に触れたコメントもありますが、区画の分け方や立入可否の図解は公式ページで確認できませんでした。どこまで入ってよいかは現地の表示と常駐スタッフの案内に従ってください。

北地区・中地区・南地区で降りるバス停が違う

西宮市ホームページ(2025年5月27日更新)は、鳴尾浜臨海公園を北地区・中地区・南地区の3つに分けて説明しています。北地区は硬式野球場とテニスコート、中地区は緑道、南地区に「花と緑と小川のゾーン」「海の見える丘ゾーン」「緑を育むゾーン」があり、海づり広場は「海の見える丘ゾーン」に含まれます。交通機関の案内も地区ごとに分かれており、海づり広場をめざすなら南地区の停留所です。

地区主な施設西宮市が案内する下車バス停
北地区野球場・テニスコート阪神鳴尾浜球場前
中地区北と南を結ぶ緑道鳴尾浜東または木材センター
南地区海づり広場・芝生広場・花工房リゾ鳴尾浜

いずれも西宮市の案内では阪神甲子園駅から阪神バスの鳴尾浜行きに乗車する経路です。系統番号・運賃・所要時間は市のページに記載がないため、当日の時刻はバス事業者の公式情報で確認してください。

料金・営業時間・休場日(2026年9月時点の公式情報)

使用料は入場1回分で大人300円。営業時間は月によって3区分に分かれ、秋は最長の区分に入ります。休場日は12月29日から1月3日です。なお施設公式のトップページには「芝生広場・フラワーガーデンのご利用は無料です。※海づり広場のご利用は有料です」とあり、公園に入るだけなら無料、竿を出すなら有料という構造です。

使用料と回数券

区分1回回数券12枚回数券6枚
大人(16歳以上)300円3,000円1,500円
こども(6歳以上16歳未満)150円1,500円750円
見学(大人・こども)100円

公式には「入場1回分の価格です」と注記されています。大人の12枚つづりは1回あたり250円の計算ですが、有効期限の記載は見当たりませんでした。6歳未満の扱いも料金表・FAQのいずれにも明記が確認できず、どちらも窓口での確認が要ります。見学料100円が別にある点も見落としやすく、釣らない付き添いも場内に入るなら無料ではありません。

無料になるのは「西宮市民」の条件付き

公式には「西宮市民で、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方及びこの方の介護者1人、又は65歳以上の方は無料(要証明書提示)」と記載されています。FAQでも「西宮市の住民であること、年齢が65歳以上であることが証明できるものを窓口でご提示くだされば無料で入場できます」と、住民であることと年齢の両方の証明を求めています。

市外にお住まいの65歳以上の方は無料の対象ではありません。「65歳以上は無料」とだけ覚えて出かけると窓口で食い違いが起きます。手帳をお持ちの場合も西宮市民であることが条件で、無料になる介護者は1人までです。

月別の営業時間と、12月に起きる切り替わり

営業時間は施設公式に次の3区分で掲載されています。釣果情報ページのお知らせ欄にも「2025年から営業時間が変更致しました。5月1日〜11月末日まで 5:00〜20:00/12月1日〜4月末日まで 7:00〜19:00」と告知されており、内容は一致しています。

期間営業時間秋の釣りへの影響
4月7:00〜19:00
5月〜11月5:00〜20:00朝マズメと日没後の両方が取れる最長区分
12月〜3月7:00〜19:00朝が2時間遅く、夕方が1時間早く終わる

秋に意識したいのは11月末から12月1日にかけての切り替わりです。11月30日までは20時まで竿を出せますが、12月1日からは19時閉場。公式カレンダーは12月にもタチウオを挙げているため、12月を計画する人ほどこの短縮と朝7時開場を織り込む必要があります。

秋は「7時開場」の日が5日ある——場内清掃日

この施設でいちばん見落とされやすい落とし穴です。釣果情報ページのお知らせ欄には「2026年度の場内清掃の日程が決まりました。下記の日程では、安全確保の為、営業時間を遅らせ午前7時からと致します」として水曜日の日程が並び、掲載されている2026年度の日程は5月27日・6月10日・7月8日・8月5日・8月19日・9月9日・9月30日・10月14日・10月28日・11月11日です。

つまり9月9日・9月30日・10月14日・10月28日・11月11日の5日は、5時ではなく7時開場。夜明け前に着いても2時間待つことになります。お知らせページには、近隣の花火大会に合わせて閉場を20時から19時に繰り上げた告知や、津波注意報の解除を受けて11時から開場した告知も出ています。営業時間は表どおりではなく告知で動くと考え、出発前に公式のお知らせ欄を確認してください。

駐車場・アクセス・手ぶら度

駐車場は南地区西入口の有料駐車場で約150台、1日の上限は1,000円です。売店とレンタルがあるため、サビキ釣りなら手ぶらでも成立します。

駐車場は約150台・1日上限1,000円

施設公式FAQは「海づり広場駐車場は約150台停められます。駐車料金は最初の1時間以内は100円、以後30分毎に100円加算されます。1日の最大料金は1,000円です。駐車場の割引サービスはございません」としています。西宮市ホームページも南地区について同じ料金体系を案内したうえで、「駐車料金は、今後変更になる可能性がありますのでご注意ください」と付記しています。

30分あたり100円ですから、5時間半ほどで上限に達する計算です。通しで釣るなら実質1,000円と見ておけばよく、使用料300円と合わせて1日1,300円が基本コスト。なお北地区の駐車場(60台・南入口)と混同しないでください。野球場側に停めると釣り場までかなり歩きます。

バイク・自転車・大型バス

公園のよくある質問では、自転車は「海づり広場駐車場の南側」、バイクは「西駐車場の西側」の駐輪スペースへと案内されています。一方「大型バス、マイクロバスの駐車場はございません」と明記され、身体障害者用の駐車場は「西駐車場に2台駐車できます」とされています。

売店とレンタルでどこまで揃うか

施設公式には竿レンタル1,000円と、売店の取扱品として餌(アミエビ)800円、仕掛け各種(サビキ仕掛け、サヨリ仕掛け等)、氷200円、発泡スチロールクーラー800円、カップラーメン300円、お菓子150円が掲載されています(公式サイト掲載時点の価格で「その他にも販売しています」との注記あり)。価格は変わりやすいので目安として見てください。公式FAQは「カップ麺やスナック菓子などを管理事務所で販売しています。その他、自動販売機が場内にあります」とも案内しています。休憩場所のない釣り場なので、飲み物を切らしても場内で買えることは覚えておくと役に立ちます。FAQも「サビキ釣りに必要なものは一式こちらにレンタルや販売がございますので特に必要なものはありません。タオル、折り畳みイス、レジャーシート、天候によっては雨具や日除けをご用意ください」と案内しています。

食事は、公園のよくある質問に「食事のできる施設はございませんが、海づり広場ではカップラーメンやお菓子を販売しています。また、公園の周囲には徒歩で行ける範囲にコンビニエンスストアがございます」とあります。店舗の営業状況は変わるため、場所と時間は地図アプリで確認してください。

もう1つの選択肢として比較されやすいのが、冒頭の兵庫県公式の一覧に並んでいた尼崎市立魚つり公園です。当サイトの尼崎市立魚つり公園 完全ガイド2026|料金830円・釣糸2本まで・秋のタチウオと駐車場で整理したとおり、西宮の東隣・尼崎市の市営施設で、大人830円(4時間までの基本使用料)、釣糸は2本まで、施設公式が「危険な投げ釣り及びルアー釣りは禁止致します」と案内しており、休園日は毎週火曜日です。使い分けの軸は料金と休園日——1回300円で週の休みがない鳴尾浜に対し、尼崎は830円で火曜が休園です。一方でキャストを伴う釣りが組めない点は両方に共通するので、ルアーやテンヤを使いたくて別の施設を探しているなら、この2つはどちらも候補から外れます。鳴尾浜は手ぶら度と料金では上位ですが、安全設備の軸では次章のとおり注意が要る施設です。

守るべきルール——ルアー全面禁止・竿は2本まで・火気厳禁

この施設で最重要のルールが、ルアー類の全面禁止です。他の海釣り公園の感覚で道具を持ち込むと、そのまま使えません。

2021年4月1日からルアー類は使用禁止

公式FAQの「ルアーの使用はできますか?」への回答は「鳴尾浜海づり広場でのルアー類を使用した釣行について検討を続けた結果、怪我をされる事案が多いため、2021年04月01日から使用を禁止する事になりました。」です。禁止対象の例は「メタルジグ、ジグサビキ、ジグヘッド、メタルバイブレーション、スプーン、ソフトルアー、プラグテンヤ、エギ、タコジグ(投げ)、テンヤ、どじょう、その他類似品、類似行為。」(表記は公式サイトのまま引用)。釣果情報ページにも「鳴尾浜はルアー釣り禁止です」と重ねて掲示されています。

注目すべきは、ジグサビキ・エギ・タコジグ・テンヤ・どじょうまで含まれ、「その他類似品、類似行為」という包括表現で締められている点です。ショアジギングもエギングもタコ釣りもできません。関西のタチウオ釣りで一般的なテンヤやドジョウの名も挙がっているため、使いたい仕掛けが該当するかは事前に管理事務所(0798-40-7650)へ確認するのが確実です。この記事では、公式に書かれていない仕掛けを「使える」とは書きません。

竿は1人2本まで・禁止事項5項目

公式FAQは「釣竿は何本まで使用してもいいのでしょうか?」に対し「ひとり2本まででお願いします」と回答しています。あわせて掲示されている禁止事項は次の5項目です。

  • 釣り場を必要以上に占用して釣りを行うこと
  • 酩酊して釣りを行うこと
  • 竿釣り及び手釣り以外の方法で水産動植物を採捕すること
  • 物品販売等の営業行為を行うこと
  • 他の利用者に危害を及ぼす危険な釣りを行うこと

子どもの同伴条件と、18時以降のルール

公式FAQは「①小学生以下の利用は大人(保護者)の同伴が必要です。②16歳未満の方は、午後6時以降は大人(保護者)の同伴がなければ入場できません」としています。5月から11月は20時まで開いていますが、18時以降は16歳未満だけでの入場ができません。中高生だけで夕方から夜を狙う計画は立てられない、ということです。

火気・テント・ペット・再入場

火気は「カセットコンロや七輪、ガスボンベなどの使用、持ち込みは禁止です」とされ、カップ麺のお湯は管理事務所のポットを使う案内です。釣果情報ページにも「鳴尾浜は火気厳禁です」と掲示されています。日除けは「ポップアップ型の簡易テントの使用は問題ございません。ペグやロープを使用するタープやキャンプ用の大型テントはお断りします。パラソルの使用は問題ありません」という扱い。ペットは「ペット同伴の入場はお断りしています」(盲導犬・聴導犬・介助犬等を除く)で、公園部分はリード着用で犬を連れて歩けても釣り場には入れません。再入場は一時退場カードで対応と案内されています。

安全——安全柵がない釣り場である

バリアフリーが整った施設ですが、転落防止の安全柵はありません。この2つは両立しうる事実で、混同すると危険です。

柵はなく、あるのは高さ20センチほどの竿置き

公式FAQの「釣り場には安全柵があるのですか?」への回答は「安全柵はございません。高さ20センチほどの竿置きがあります」。あわせて「転落事故防止のため、絶対にお子様から目を離さないでください。なお、お客様の不注意による事故・けが・転落等につきまして当方では責任を負えません」とも掲示されています。

一方でバリアフリーは進んでおり、「場内はバリアフリーになっていますのでどなたでもご利用いただけます。また釣り場内には車いすの方も利用できるお手洗いがございます」と案内され、ベビーカーも利用可、公園のよくある質問には「車いすの貸し出しはありますか?」への回答として「海づり広場用に貸し出しを行っています」とあります。足場は平坦で移動しやすいが、水際に柵はない——これがこの施設の性格です。判断材料としてはバリアフリー釣り場完全ガイド2026|車椅子・高齢者OKの海釣り公園・釣り堀・遊漁船の条件と探し方の6項目チェックリストが使えます。

ライフジャケットの無料貸出は小学3年生以下

公式には「小学3年生くらいまでのライフジャケットを無料で貸出しています」とあり、FAQは「小学3年生以下のお子様用をご用意しています。海上保安庁、消防庁からの指導によりお子様は必ずライフジャケットを着用ください」と、着用そのものを求める書き方です。裏を返すと小学4年生以上の子どもや大人の分は貸出の対象として案内されていません。柵のない釣り場ですから、上の学年の子どもや泳ぎに自信のない同行者の分は持参が現実的です。選び方は子供のライフジャケットの選び方2026|釣りで必要な体重別浮力・股ベルト・桜マークの境界の基準(年齢ではなく実体重で選ぶ、股ベルトで下から固定する)に沿ってください。

警報が出れば閉場、入場券の払い戻しはない

公式FAQは「大雨・洪水・強風・波浪警報の発令時、警報が出ていなくても天候により利用することが危険と認められるときは閉場いたします」とし、釣行中については「臨時閉場処置を行います。その際の入場券の払い戻しは致しませんので、ご了承ください」と明記しています。

警報に至らない強風の日でも運用は動きます。2026年8月29日付の公式釣果日報には、南の風4メートルで岸壁に波が上がった日の記録が残っています。開園前の欄が「小学生以下の入場制限は解除になりました。」、同じ日の締めくくりが「今日は午前中風が強く入場に制限が入りましたが午後からたくさんの方が来てくれ釣果が一気に跳ね上がりました。」です。風の強い日は入場に制限が入ることがあり、同じ日の日報には「小学生以下の入場制限」という言い回しも出てきます。制限の対象や時間帯を公式が一般ルールとして示している記述は見当たらないので、小さい子ども連れなら前日夜の風予報を見て判断してください。

アイゴが多い——公式が繰り返し注意喚起している魚

秋のサビキで最も現実的な危険は、毒棘を持つアイゴです。公式の釣果日報には「アイゴも多くサビキ釣果の半分はアイゴとなっていますので御注意ください」「アイゴ20匹に対してアジ2匹くらいでしょうか」といった記述が連日のように並びます。スタッフはサヨリ釣りの餌についても「餌はサシアミではアイゴが掛かってしまいますのでイカが良いです」と具体策を書いています。素手で掴まず、フィッシュグリップとプライヤーを持参してください。

安全柵のない鳴尾浜で持参したい4点

桜マーク自動膨張ライフジャケット

柵がなく貸出は小学3年生以下のみ。大人の分は持参が前提になる

フィッシュグリップ

サビキ釣果の半分がアイゴという釣り場。毒棘を素手で掴まないため

ステンレス製フィッシングプライヤー

公式日報が連日注意喚起するアイゴから、針を安全に外すために要る

20L前後のクーラーボックス

イワシやサヨリが数釣れる釣り場。氷は売店で200円で足せる

リンク先はAmazon・楽天市場の検索結果ページです。価格・在庫は必ずリンク先でご確認ください。

この秋(2026年9月〜12月)に狙える魚と時期

公式の魚種カレンダーが示す秋の主役はサヨリとサビキの小魚、そして10月以降のタチウオです。チヌとスズキは年中の対象魚とされています。

公式の魚種カレンダー

時期公式カレンダーが挙げる魚この時期の営業時間
5月アイナメ(新子)5:00〜20:00
6月・9月イワシ/サヨリ/アジ/サッパ5:00〜20:00
10月・11月イワシ/サヨリ/アジ/タチウオ5:00〜20:00
12月タチウオ7:00〜19:00
年中チヌ/スズキ/ハネ/セイゴ/ボラ
その他アブラメ/マダコ/ウミタナゴ/グレ/アコウ/アナゴ/キビレ

同ページには「釣れる魚は年によって異なる場合がございます」との注記があり、「毎月、大物を釣った方にはすてきな賞品を進呈しています」として月間の大物賞も運用されています(釣果情報ページでスズキ部門・チヌ部門・その他部門の受賞者が毎月発表されます)。

サヨリ——秋の主役になる魚

公式が日別に公開している釣果では、9月上旬の時点でサヨリがまとまった数出ています。2026年9月3日は15〜20センチが70匹、9月2日は14〜16センチが70匹、8月30日は14〜22センチが200匹。スタッフのコメントにも「これからサヨリもシーズンに入るので、ぜひサヨリも狙いに来てくださいね」とあり、10月から11月が本番という見立てです。

餌については日報に具体的な記述があります。「サヨリも食いはサシアミの方がいいですが投げた時に取れない、一度ばらしても餌がハリに残って再度やり続けてるのはイカ、初めて、慣れていない方はイカをお勧めします」。イカは「こまかーく米粒程度に切って使って下さいね」とも。サシアミはアイゴを呼びやすいという指摘もあり、初めてなら売店のサヨリ用イカから入るのが素直です。

サヨリは掛かってから乗らない、という悩みが最も多い魚です。原因と対処は【サヨリが掛からない】硬い口が原因|強アワセNGと針先即交換のコツにまとめてあります。強アワセをやめて軽い聞きアワセに切り替える、針先が鈍ったら即交換する——この2点は、ルアーが使えない鳴尾浜のウキ釣りでもそのまま当てはまります。

サビキのイワシ・アジ・サバ

サビキは数が出る釣りです。公式の日別釣果では、2026年9月2日にカタクチイワシ8〜12センチが280匹、8月30日には同900匹、アジ5〜8センチが350匹といった記録が並びます。ただし9月上旬の日報には「アジはずいぶん少なくなりました」「サビキに掛かる大半がカタクチ」ともあり、狙って釣り分けるのが難しい時期であることも読み取れます。

号数についてスタッフは「サビキ仕掛けは豆アジ、豆サバは2号まででないと掛かりにくいですがカタクチイワシなら4号でも大丈夫です」「サビキの号数は3号までの方がいいです」と書いています。当サイトのサビキ針は何号?アジのcm別早見表2026|豆アジ3〜4号・尺8〜10号・掛からない時は1号下げは5〜10センチの豆アジに3〜4号を基準としますが、鳴尾浜の現場コメントはさらに下の2号を挙げる日もあります。早見表の3〜4号から入って掛からなければ1号ずつ下げるという同記事の手順で差は埋まるので、3号と2号の両方を持っていくと迷いません。

チヌは年中・実際に出ている釣り方

チヌは公式カレンダーで「年中」に分類され、日別釣果でも安定して数字が並びます。2026年9月2日は20〜48センチが14匹、9月3日は27〜42センチが9匹、8月30日は20〜49センチが13匹。ルアーが使えない施設ですが、日報を読むとチヌは餌釣りで十分に成立しています。公式コメントに登場した釣り方は、落とし込み(餌はフジツボ)、フカセ釣り、ダンゴ釣り(コーン、サナギ)、サッパのノマセ、テトラ帯での前打ち(カニ)、ブッコミなど。ただしテトラ帯のどこまで入ってよいかは、第1章のとおり公式ページに区画図も立入可否の明記もなく、この施設には安全柵もありません。前打ちを組むなら、立ち入る範囲は現地の表示と常駐スタッフの案内に従ってください。餌については、8月31日の日報に「チヌは朝一で42cmほどのものがイソメであがりました」とあります(この日は釣法の記載がありません)。8月の月間大物賞のチヌ部門は50センチでした。チニングはできないが、餌釣りのチヌ場としては本格的です。

タチウオはカレンダーに載るが、仕掛けは要確認

公式の魚種カレンダーは10月・11月・12月にタチウオを挙げています。ただし2026年9月4日時点で公開されている直近の日別釣果(8月下旬から9月上旬)にタチウオの記載はなく、まだシーズン前の段階です。

そしてこの施設ではルアー類が禁止で、禁止例にはテンヤとどじょうも含まれています。関西で一般的なタチウオテンヤやワインドは、公式の禁止列挙にそのまま該当する可能性が高いため、どの仕掛けなら使えるのかを公式に代わって断定することはしません。10月以降に狙う予定なら、必ず事前に管理事務所へ電話で確認してください。時間の面では11月30日までは20時閉場、12月1日からは19時閉場という制約が効きます。

混雑と釣り座——満員のときはどうなるか

公式FAQによれば、満員でも入場自体はできます。ただし釣り座が空くまで場内で待つ運用です。

公式が案内している待ち方

「釣り場が満員のときは入場できませんか?」への公式回答は「満員の時も入場は出来ますが釣り座が空くまで場内で待って頂く事になります。後方でお待ちいただくか、空いているスペースを見つけられましたら両隣の方にお声がけをして入って頂くようご協力をお願い致します。」です。入口で止められるのではなく、入ってから場内で場所を探す形式で、空きを見つけたら両隣に声をかけてから入るのが公式の作法になります。なお、満員と判断される具体的な人数は2026年9月4日時点の公開ページ上では確認できませんでした。混み具合は当日朝に管理事務所へ問い合わせるのが確実です。

秋の時間割の組み方

日報では早朝からカタクチイワシが釣れる日、11時ごろからサヨリの活性が上がる日、16時から連掛かりが始まった日などが記録されており、時間帯による当たり外れがはっきりしています。料金は入場1回分で、公式の料金表にあるのは1回・回数券12枚・回数券6枚の3区分です。長時間いるほど1時間あたりの単価は下がる一方、駐車料金は5時間半で上限に達します。朝マズメで短時間だけ切り上げるか、駐車料金の上限1,000円と割り切って通しで粘るか——この二択が現実的です。ただし前述の場内清掃日は7時開場なので、朝マズメ狙いの日程からは外してください。

規制・安全の確認先と注意

この施設は有料の管理釣り場なので、施設のルールが最優先です。それとは別に、兵庫県の沿岸には漁業権が設定されています。兵庫県公式サイト「兵庫の海釣り」の漁業権のページは「兵庫県のほとんどの沿岸海域(海岸から概ね1〜2kmの範囲)に共同漁業権が設定されています」とし、「第1種共同漁業権の設定区域内で、対象となっている藻類、貝類、定着性の水産動物をとることはできません」と説明し、「令和5年9月1日以降、漁業権の一斉切替免許に伴い、区域変更している漁場があります」と注記しています。海づり広場の中の竿釣りを禁じるものではありませんが、貝や海藻を採る行為は施設の禁止事項にも県の説明にも触れます。県内の別の場所へ足を延ばす場合は区域ごとの設定を県のページで確認してください。

立入禁止・釣り禁止・車両規制の判断は、現地の表示と、自治体・漁協・港湾管理者・施設管理者の最新の公式情報が最優先です。この記事は2026年9月4日に確認した公開情報にもとづくもので、料金・営業時間・駐車料金・ルールはいずれも変更されることがあります。出発前に施設公式サイトの釣果情報ページとお知らせ欄を確認し、判断に迷う点は海づり広場管理事務所(0798-40-7650)または西宮市公園緑地課(0798-35-3611)へ問い合わせてください。

出典・参考(2026年9月時点)

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