スズキの塩焼き・ポワレ(フランス風ソテー)は、シーバスアングラーにとって最高の「戦利品料理」です。市場でも高値がつく高級魚スズキを、釣ったその日に自分で調理して食べる喜びは格別。身が厚く旨みが強いスズキは多彩な料理に対応します。
Contents
スズキ(シーバス)を美味しく食べるための下処理
必ず行う工程
- 脳締め:釣れたらすぐにアイスピックで脳を破壊(暴れによるATP消費を防ぐ)
- 血抜き:エラを切って海水に2〜3分入れて血を抜く
- クーラー保冷:海水氷(0〜5℃)で保冷して持ち帰る
臭み取りのコツ
スズキは釣れる場所によって臭みに差があります。遠州灘・今切口など水が綺麗な場所のスズキはほぼ臭みなし。河川や内湾のスズキは料理前に以下の処理を:
- 三枚おろし後、塩を振って10〜15分置いて余分な水分と臭みを引き出す
- 霜降り(熱湯 → 冷水)をしてから調理する
スズキの塩焼き
材料
- スズキの切り身(骨なし)または半身:2切れ
- 塩:適量(全体に薄くまぶす)
- レモン・スダチ:適量
作り方
- 切り身の両面に塩を薄く振り、常温で20〜30分置く
- 余分な水分を拭き取る
- グリルを中火で予熱後、皮目を下にして7〜8分
- 裏返してさらに3〜4分。皮がパリッとすれば完成
- レモンやスダチを絞って食べる
スズキのポワレ(皮パリパリのフランス風)
材料(2人分)
- スズキ切り身:2切れ
- 塩・コショウ:適量
- 薄力粉:少量(皮目にだけまぶす)
- オリーブオイル:大さじ2
- バター:20g
- ニンニク:1片
- タイム:1〜2枝(乾燥タイムでも可)
作り方
- 切り身に塩・コショウし、皮目だけに薄く薄力粉をまぶす
- フライパンにオリーブオイルを熱し、皮目を下にして中火で5分焼く
- 皮がパリッとしたら裏返し、バター・ニンニク・タイムを加える
- バターが溶けたらスプーンで繰り返しかけながら(アロゼ)2〜3分加熱
- 器に盛り、フライパンに残ったバターソースをかけて完成
スズキの洗い(夏の定番)
夏のスズキは「洗い」(薄切りの刺身を氷水で締める料理)が最高の食べ方。身がキュッと縮んで歯ごたえが増し、暑い夏にぴったりの料理です。
- 三枚おろしにして皮を引き、薄く削ぎ切りにする
- 氷水(または流水)に20〜30秒さらす
- 水気を切ってポン酢・わさびで食べる
まとめ
スズキは料理のバリエーションが豊富な高級白身魚です。釣りたての鮮度を活かした塩焼き・ポワレ・洗いなど、季節と好みに合わせて料理を楽しみましょう。浜名湖・遠州灘で釣ったスズキが食卓に並ぶ喜びは、釣り人だけが味わえる特別なごちそうです。


