チョイ投げ釣り完全攻略|仕掛け・エサ・ポイント選び・魚種別攻略法

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チョイ投げ釣り完全攻略|仕掛け・エサ・ポイント選び・魚種別攻略法

「投げ釣りに挑戦したいけど、本格的な遠投タックルは高くて難しそう……」そんな悩みを一発で解決するのがチョイ投げ釣りです。チョイ投げは、軽い錘と短い仕掛けを使って10〜50メートル程度の近距離を狙う釣り方。大がかりな遠投タックルは不要で、2,000〜3,000円台のコンパクトロッドと小型スピニングリールさえあれば今日から始められます。

それでありながら、キス・カレイ・ハゼ・メゴチ・アナゴ・マゴチといった人気の食べる魚が狙えるのが最大の魅力。堤防・砂浜・港の岸壁など身近なフィールドで楽しめ、ファミリーフィッシングにも最適です。しかし「ただ投げて置いておくだけ」では釣果に大きな差が出ます。本記事では、タックル選びから仕掛け・エサの付け方、季節やポイントの選び方、魚種別の攻略法、そしてアタリを確実に獲るための操作テクニックまで、チョイ投げ釣りを完全攻略するための知識をすべて解説します。

チョイ投げ釣りを正しく理解するには、まず「本格投げ釣り」との違いを明確にしておくことが大切です。

投距離・錘号数・タックルの違い

本格的な投げ釣りは、専用の投げ竿(4〜4.5メートル)と大型スピニングリールで25〜30号(約93〜112グラム)の錘を100メートル以上遠投するスタイルです。競技性が高く、キャスティング技術の習得に時間がかかります。一方、チョイ投げは以下の特徴を持ちます。

  • 投距離:10〜50メートル程度(手投げレベル)
  • 錘号数:3〜15号(約11〜56グラム)が主体
  • ロッド:万能竿・コンパクトロッド・磯竿など汎用品が使える
  • リール:1,000〜2,500番クラスの小型スピニングリール
  • 仕掛け:市販のチョイ投げセット(500〜700円)で対応可

「チョイ」という言葉通り、ちょっと投げるだけで成立するのがこの釣りの本質です。だからこそ初心者でも始めやすく、釣り場でも場所を選ばず楽しめます。

なぜ近距離で魚が釣れるのか:生態との因果関係

チョイ投げで狙う魚の多くは底生魚(海底近くに生息する魚)です。キス・カレイ・ハゼ・メゴチなどは砂泥底や岩礁帯の縁に潜み、流れてきたイソメやゴカイ類を食べています。これらの魚の生息域は必ずしも沖合の深場ではなく、波打ち際から数十メートル以内の浅場にも豊富に分布しています。とくに干潮直後や夜間は岸際まで餌を探して接岸してくるため、遠投しなくても十分な釣果が期待できます。

Contents
  1. 投距離・錘号数・タックルの違い
    1. なぜ近距離で魚が釣れるのか:生態との因果関係
  2. チョイ投げタックル完全ガイド|ロッド・リール・ライン選び
    1. ロッド選びのポイント:なぜ「錘負荷」に注目するのか
    2. ラインはナイロンとPEのどちらを選ぶか
  3. 天秤・錘の種類と使い分け|チョイ投げの要はここにある
    1. L型天秤とジェット天秤の違い
    2. 錘号数の選び方:潮の強さと投距離で決める
  4. エサの選び方と付け方バリエーション|釣果を左右する重要ポイント
    1. 主なエサの種類と特徴
    2. エサの付け方4パターン
  5. 季節・水温・潮汐に合わせたポイント選び
    1. 季節別のポイント選びと狙い魚
    2. 潮汐とポイントの関係
    3. 地形・底質別のポイント見極め
  6. 魚種別攻略法|キス・カレイ・ハゼ・メゴチ・アナゴ・マゴチ
    1. キス(シロギス)の攻略法
    2. カレイの攻略法
    3. ハゼの攻略法
    4. メゴチの攻略法
    5. アナゴの攻略法
    6. マゴチの攻略法
  7. サビキ操作と居残り釣りの使い分け
    1. サビキ操作(引き釣り)の原理とコツ
    2. 居残り釣り(待ち釣り)の有効場面
  8. アタリの取り方・合わせ方・上げ方のコツ
    1. アタリの種類と見分け方
    2. アワセ方のコツ
    3. 上げ方のコツ:バラシを減らすために
  9. 釣れない時の対処法|移動・エサ変更・錘交換
    1. 状況別対処フロー
    2. よくある失敗と解決策
  10. ステップアップ:中〜上級テクニック
    1. 複数竿で広範囲をカバーする
    2. 流し釣り(ドリフト)テクニック
    3. エダスの長さ・本数の調整
  11. よくある質問(FAQ)
  12. まとめ|チョイ投げ釣りは「準備8割、投げ方2割」

チョイ投げタックル完全ガイド|ロッド・リール・ライン選び

タックル選びは「なぜそのスペックが必要か」を理解すると、間違いのない選択ができます。以下の表を参考に予算に合わせて選びましょう。

アイテム推奨スペック理由予算目安
ロッド2〜3m、錘負荷5〜20号軽くてアタリが取りやすい。万能竿・コンパクトロッドで可2,000〜8,000円
リールスピニング1,500〜2,500番糸ふけの少ないコンパクトモデル。ドラグ付き必須2,000〜10,000円
道糸(ライン)ナイロン2〜3号 または PE0.8〜1.2号ナイロンは伸びてバラシ減少、PEは感度が高くアタリ鮮明500〜2,000円
天秤・錘L型天秤またはジェット天秤5〜15号根がかり回避と仕掛け絡み防止のため天秤が必要100〜500円
仕掛け市販チョイ投げ仕掛け(ハリス0.8〜1.5号・針6〜10号)2〜3本針が標準。ターゲット魚種で針サイズを変える200〜600円

ロッド選びのポイント:なぜ「錘負荷」に注目するのか

ロッドのスペック表には「錘負荷3〜15号」などと記載されています。この数値はロッドが快適に扱える錘の重さを示しています。チョイ投げで使う錘は5〜15号が中心ですから、錘負荷の範囲内に収まるロッドを選ぶことが必須です。重すぎる錘を使うと竿が過負荷になり、折れる危険があります。逆に軽すぎる錘だとロッドに適切な張りが出ず、投げにくくなります。

初心者にはコンパクトロッド(仕舞寸法が短い振り出し式)が使いやすくておすすめです。ダイワ「リバティクラブ ショートスイング」やシマノ「ホリデースピン」などは実績豊富で手が届きやすい価格帯です。

ラインはナイロンとPEのどちらを選ぶか

初心者はまずナイロンライン2〜3号で始めることをおすすめします。ナイロンは伸び(ストレッチ)があるためショックを吸収し、バラシが少ない。また扱いやすく、高価なPEライン用ガイドが不要です。ある程度釣りに慣れたら、感度が格段に高いPEライン0.8〜1.2号に移行することで、コツコツとした微妙なアタリも手元に伝わりやすくなります。PEラインを使う場合は、先端に2〜3メートルのナイロンまたはフロロカーボンリーダー(1.5〜2号)を接続してください。

天秤・錘の種類と使い分け|チョイ投げの要はここにある

チョイ投げ釣りの仕掛けで最も重要な部品が「天秤」です。天秤の役割は2つ:①仕掛けの絡みを防ぐ、②根がかりしにくくする。主要な天秤の種類と使い分けを覚えておきましょう。

L型天秤とジェット天秤の違い

天秤の種類特徴適した状況おすすめ号数
L型天秤L字型の固定式。安定感が高く根がかりしにくい砂地・泥底・潮が緩い場所。置き竿・待ち釣り5〜10号
ジェット天秤流線形で飛距離が出る。サビキ操作向き砂浜・潮通しが良い場所。サーフで広く探る10〜15号
遊動天秤道糸が錘に固定されず遊動する。アタリが繊細カレイ・ハゼの繊細なアタリを見極めたい時5〜10号

錘号数の選び方:潮の強さと投距離で決める

錘号数(重さ)は次の2つの要素で決定します。

  • 潮の流れ:流れが速い場所では重い錘(12〜15号)を使わないと仕掛けが流されすぎる。穏やかな場所では5〜8号で十分
  • 投距離:遠投するほど重い錘が必要。10〜20メートルなら5号でOK、30〜50メートルなら10号以上

底質が砂泥で流れが穏やかな堤防内側の場合、5〜7号のL型天秤が最も使いやすいです。砂浜(サーフ)で潮通しが良い場所では10〜15号のジェット天秤が活躍します。

エサの選び方と付け方バリエーション|釣果を左右する重要ポイント

チョイ投げのエサは基本的にゴカイ・イソメ・青イソメなどの環形動物(多毛類)を使います。「動いて臭い」ほど魚を引き寄せる力が強く、チョイ投げ釣りで最も重要な要素のひとつです。

主なエサの種類と特徴

  • 石ゴカイ(ジャリメ):細くて柔らかい。ハゼ・キスに最適。アタリが多い反面、エサ取りに弱い
  • 青イソメ:太くて丈夫。キス・カレイ・メゴチ・アナゴなど幅広いターゲットに対応。匂いが強く集魚力が高い
  • 赤イソメ(マムシ):特有の匂いと赤色でカレイに効果的。高価だが釣果に差が出ることも
  • 砂イソメ:大型で太い。大きい針を使うカレイ・マゴチ狙いに適する

エサの付け方4パターン

同じイソメでも付け方次第で釣果が変わります。状況に合わせて使い分けてください。

  1. 通し刺し(房掛け):針に10〜15センチのイソメを1〜2匹、頭から針を通して垂らす。エサが大きく目立つため、広範囲の魚を引き寄せる。カレイ・アナゴ狙いに有効
  2. チョン掛け(頭だけ刺し):イソメの頭部だけに針を刺してエサの動きを生かす。ハゼ・キスが活発な時に使う
  3. 輪掛け:イソメを折り返してU字にして2箇所刺す。エサが千切れにくくなるため、エサ取りが多い時や流れが強い時に有効
  4. 縫い刺し:イソメ全体を針に縫うように刺す。型崩れしにくく飛距離が出る。遠投する時やサビキ操作で使いやすい

エサ管理のコツ:イソメは温度に弱いため、クーラーボックスまたは保冷剤を入れた小型容器で保管してください。日光に当てると弱ってしまい、動きが悪くなって釣果が落ちます。

季節・水温・潮汐に合わせたポイント選び

「どこに投げるか」がチョイ投げ釣りの釣果を最も大きく左右します。同じポイントでも季節・時間帯・潮の状態によって魚の位置は大きく変わります。

季節別のポイント選びと狙い魚

季節水温の目安主なターゲットおすすめポイント
春(3〜5月)10〜18℃カレイ(産卵後の荒食い)、ハゼ、メゴチ砂泥底の河口周辺・港内
夏(6〜8月)22〜28℃キス(最盛期)、ハゼ、メゴチ砂浜・浅場の砂底ポイント
秋(9〜11月)18〜25℃キス・カレイ・アナゴ・マゴチ堤防外側・砂浜・磯際
冬(12〜2月)8〜13℃カレイ(冬の旬)、アナゴ水深のある堤防沖向き・深場の砂底

潮汐とポイントの関係

チョイ投げ釣りで潮汐の影響を理解することは非常に重要です。

  • 満潮前後(上げ3〜下げ3):最も魚の活性が高い時間帯。エサを積極的に追う。特にキス・ハゼは満潮周辺に活発化しやすい
  • 干潮時:浅場の魚が深場に移動してしまうことがある。この時は少し沖側(ちょい遠投)を狙うか、深場のある港内に移動する
  • 潮の流れが速い時:錘を重くして(12〜15号)仕掛けが流されすぎないように調整する。逆に流れが緩い時は軽い錘で繊細なアタリを狙う

地形・底質別のポイント見極め

砂泥底が基本ですが、砂と岩礁の境目(カケアガリ)は特に魚が集まりやすいポイントです。堤防の先端や角(コーナー)は潮流がぶつかって渦を巻くため、プランクトンや小魚が集まり、それを追う大型魚も回遊してきます。底質が変化するポイントを意識してタナ(投点)を変えながら探るのが上達のコツです。

魚種別攻略法|キス・カレイ・ハゼ・メゴチ・アナゴ・マゴチ

チョイ投げで狙える魚はそれぞれ習性が異なります。魚種に合わせたアプローチを知ることで釣果が劇的に変わります。

キス(シロギス)の攻略法

チョイ投げで最も人気の高いターゲット。砂底を群れで移動しながらゴカイ類を捕食します。

  • 最盛期:6〜9月(水温22℃前後が活性最高)
  • ポイント:水深1〜5メートルの砂底。波打ち際から30メートル以内にいることも多い
  • エサ:石ゴカイ(ジャリメ)が最も効果的。青イソメも可
  • 釣り方:キャスト後、ゆっくりサビキ(引き寄せ)しながら砂底を這わせる。群れを見つけたら同じ距離を繰り返し狙う
  • 針サイズ:キス専用7〜9号が最適

カレイの攻略法

冬の主役。待ちの釣りが基本ですが、定期的に仕掛けを動かすことで誘いをかけることも重要です。

  • 最盛期:11月〜3月(産卵前後の荒食いが狙い目)
  • ポイント:砂泥底の水深3〜15メートル。河口近くの汽水域も好む
  • エサ:青イソメまたは赤イソメ(マムシ)を房掛けで大きく見せる
  • 釣り方:投入後5〜10分待つ。定期的に30センチほど引いては止める「誘い」を入れる。複数本竿を出して広範囲を探るのも有効
  • 針サイズ:カレイ用12〜14号

ハゼの攻略法

初心者に最も向いているターゲット。アタリが多く、河口や港内で手軽に狙えます。

  • 最盛期:7〜11月(特に9〜10月が数釣りのピーク)
  • ポイント:河口の汽水域・港内の砂泥底。水深0.5〜3メートルの浅場
  • エサ:石ゴカイを短く(2〜3センチ)チョン掛け
  • 釣り方:近距離に投げ、底を這わせながらゆっくり引く。アタリは「コツコツ」と明確で分かりやすい

メゴチの攻略法

砂底の浅場に生息する底生魚。キスと同じポイントで混じって釣れることが多い。天ぷらにすると絶品です。

  • ポイント:砂底の浅場(水深1〜5メートル)。キス狙いと同じポイントで釣れる
  • エサ:青イソメ・石ゴカイ
  • 特徴:釣り上げる際に胸びれをピンと張って抵抗する。素手で掴むと棘に刺さることがあるので注意

アナゴの攻略法

夜釣りで特に釣果が上がる。障害物の多い港内・堤防の際周辺に潜んでいます。

  • 最盛期:5〜10月の夜間
  • ポイント:港内の障害物(テトラ・岸壁の際)周辺。砂泥底の穴に潜む
  • エサ:青イソメを房掛けで大量につける。匂いで誘う
  • 釣り方:日没後に投入し、5〜15分待つ完全な待ち釣り。竿先にケミカルライトをつけてアタリを視認する

マゴチの攻略法

1メートル超えの大物も狙えるターゲット。砂底を好み、小魚やカニを捕食します。チョイ投げでは大き目の仕掛けが必要です。

  • 最盛期:6〜9月
  • ポイント:砂底の浅場(水深2〜8メートル)。砂と岩礁の境目
  • エサ:砂イソメまたは青イソメの房掛け(大きく見せる)
  • 釣り方:投入後、底を取ってゆっくりサビキしながら誘う。「ドスン」という強いアタリが特徴

サビキ操作と居残り釣りの使い分け

チョイ投げ釣りには大きく分けて2つの釣り方があります:「サビキ操作」と「居残り釣り(待ち釣り)」です。どちらが正解ではなく、ターゲットと状況に応じて使い分けることが釣果を伸ばす鍵です。

サビキ操作(引き釣り)の原理とコツ

サビキ操作とは、投入した仕掛けをゆっくり引き寄せながら魚にエサを追わせる釣り方です。「なぜサビキ操作が有効か」というと、底生魚は動くエサに反応しやすい本能があるからです。静止したエサよりも、ゆっくり這って移動するイソメの方が「生きている」という信号を与え、捕食スイッチが入りやすくなります。

サビキ操作の手順:

  1. キャスト後、錘が着底するまでラインを張る(着底を確認)
  2. リールを2〜3回ゆっくり巻いて、仕掛けを20〜30センチ動かす
  3. 3〜5秒止めてアタリを待つ
  4. アタリがなければ再び巻く。これを繰り返す
  5. 広範囲を探り終えたら打ち返す

サビキ操作はキス・メゴチ・マゴチに特に有効です。ロッドを横に倒してゆっくり引いてもOK(ロッドワーク)。

居残り釣り(待ち釣り)の有効場面

居残り釣りは仕掛けを投入したまま魚が自分でエサを食いに来るのを待つ釣り方です。カレイ・アナゴ・ハゼなど、自ら餌場に居つく習性のある魚に有効です。

置き竿にしてアタリを待つ際は、リールのドラグをやや緩めておくと魚がエサを持ち去る際のラインの走りで分かります。竿立て(竿受け)を使うと複数竿を同時に出せて効率的です。

アタリの取り方・合わせ方・上げ方のコツ

せっかく魚がエサを食っても、アタリを見逃したり合わせのタイミングを誤ったりすると釣れません。アタリの「読み方」を習得することが中級者への第一歩です。

アタリの種類と見分け方

チョイ投げのアタリは主に3パターンで現れます。

  • コツコツ型(ハゼ・キスに多い):竿先がリズミカルに小さく揺れる。明確で分かりやすい。すぐに軽くアワセを入れる
  • グイッと引っ張る型(カレイ・メゴチ):竿先が深く曲がってそのまま止まる。重さを感じながら竿を立ててリールを巻く
  • ラインが走る型(アナゴ・マゴチ):ドラグが出たりラインがスルスルと出る。走りが止まったタイミングで大きくアワセを入れる

アワセ方のコツ

初心者が犯しがちな失敗は「アワセが強すぎる」ことです。チョイ投げで使う細ハリスは強いアワセでブチ切れる危険があります。アワセは「竿をゆっくり大きく立てる」程度で十分です。手首のスナップだけで素早くアワセる「鋭いアワセ」は近距離では有効ですが、遠投の場合は糸ふけが多いためしっかり竿を立てて巻き取る方が確実です。

上げ方のコツ:バラシを減らすために

魚をヒットさせたあとの取り込みでバラすことは初心者に多い失敗です。以下のポイントを守ればバラシが激減します。

  • ロッドを一定角度(45〜60度)に保ちながら均等にリールを巻く
  • 魚が抵抗して走ったらドラグに任せ、無理に巻かない
  • 岸際(足元)まで寄せたら竿を立てて一気にズリ上げる
  • 針を外す前に魚を地面(マット)に置いてしっかり掴む

釣れない時の対処法|移動・エサ変更・錘交換

30分投げ続けてアタリがない場合は「何かが間違っている」サインです。原因を分析して対処することが大切です。

状況別対処フロー

  1. まず錘を変える:軽すぎると仕掛けが流れてしまい底が取れていない。重い錘(12〜15号)に交換して確実に底を取る
  2. エサを変える:石ゴカイから青イソメへ、または逆に。エサの量(短くする・長くする)も変えてみる
  3. 投点(投げる場所)を変える:同じ場所に何度も投げていると魚が散ることがある。左右・距離を変えて探る
  4. 仕掛けを変える:針が錆びている・ハリスがヨレている場合は新しい仕掛けに交換する
  5. ポイントを移動する:同じ場所で30〜60分無反応なら迷わず移動する。魚がいないポイントにいつまでも居続けるのが最大のロスタイム

よくある失敗と解決策

失敗パターン原因即実践できる解決策
エサがすぐになくなるカニ・フグ・ベラなどエサ取り輪掛けや縫い刺しでエサを頑丈に付ける。投点を変える
仕掛けがよく絡む風が強い・投げ方が悪いL型天秤に変える。針数を1本に減らす。低い弾道で投げる
根がかりが多い底質が岩礁・藻が多い根がかりしにくいL型天秤へ変更。仕掛けを底から浮かせる
アタリはあるが乗らないアワセが遅い・針が大きいアワセを少し早くする。針サイズを1〜2号小さくする
投げると毎回ライントラブルスプールへの糸の巻きすぎラインをスプールの8〜9割の量に調整する

ステップアップ:中〜上級テクニック

基本のチョイ投げをマスターしたら、次のステップで釣果をさらに伸ばしましょう。

複数竿で広範囲をカバーする

中級者になったら2〜3本の竿を出して、異なる距離・方向に投げ入れ、魚の位置を素早く特定するスタイルが有効です。1本は近距離(10〜20メートル)、もう1本は遠距離(40〜50メートル)に投げ、どちらにアタリがあるかで魚のレンジ(遊泳層・位置)を把握します。

流し釣り(ドリフト)テクニック

潮の流れを利用して仕掛けを自然に流す「流し釣り」は上級テクニックです。軽い錘を使い、潮の流れに乗せて自然な動きでエサを漂わせることで、積極的に捕食していない魚にもアプローチできます。特に干潮→満潮の潮が動き始めるタイミングに有効です。

エダスの長さ・本数の調整

市販の仕掛けをそのまま使うだけでなく、自作でエダスの長さを変えることで釣果の差を出せます。活性の高い時は短いエダス(3〜5センチ)でシャープなアクションを、活性が低い時は長いエダス(10〜15センチ)でエサをゆっくり漂わせる効果があります。

よくある質問(FAQ)

Q1. チョイ投げ釣りはどんな竿でも始められますか?

A. 錘負荷が表記されていれば基本的に使えます。ただし投げ竿以外(サビキ用・バス竿など)は錘負荷が小さいことが多いので、必ず確認してから使ってください。2,000〜3,000円のチョイ投げ専用セットロッドが最も使いやすくておすすめです。

Q2. 釣ったキスやハゼはどう保存しますか?

A. 釣ったらすぐにクーラーボックスに入れてください。海水氷(塩水に氷を入れたもの)で締めると鮮度が長持ちします。当日中に持ち帰って処理するのが基本です。

Q3. チョイ投げで大物は釣れますか?

A. マゴチやアナゴなら60〜80センチクラスの大物も狙えます。カレイも40センチ超えが出ることがあります。ただしラインや仕掛けが細いため、大物がかかった際はドラグを活用してやり取りすることが重要です。

Q4. 雨の日でもチョイ投げはできますか?

A. 軽雨程度なら問題ありません。むしろ雨で濁りが入るとアナゴ・カレイの活性が上がることがあります。ただし雷が鳴っている場合は金属製の竿は非常に危険なので、必ず中止してください。

Q5. エサのイソメはどこで買えますか?

A. 釣具屋(釣り場の近くに多い)で購入できます。500円〜1,000円で1パック(約20〜50グラム)が目安。釣行前日に購入し、冷蔵庫(5〜10℃程度)に保管すれば次の日も使えます。

Q6. 仕掛けは市販品と自作品どちらがいいですか?

A. 最初は市販の完成仕掛けで十分です。200〜600円でキス用・カレイ用・ハゼ用と魚種別に揃っており、すぐに使えます。釣りに慣れてきたら、釣り場や状況に合わせた自作仕掛けに挑戦すると、さらに釣果が向上します。

まとめ|チョイ投げ釣りは「準備8割、投げ方2割」

チョイ投げ釣りで大切なのは、実は投げる技術よりも「準備」と「状況判断」です。適切なタックルを選び、エサを正しく付け、魚のいるポイントに仕掛けを届けること——この3つが揃えば、初心者でも確実に釣果を上げられます。

本記事で解説した内容をまとめます。

  • チョイ投げは近距離(10〜50メートル)に特化した底物狙いの釣り方
  • タックルは万能竿+小型スピニングリールで十分。錘は5〜15号が基本
  • 天秤はL型(待ち釣り)とジェット天秤(サビキ操作)を使い分ける
  • エサはターゲットと状況に応じて石ゴカイ・青イソメを使い分け、付け方も4パターン覚える
  • 季節・潮汐・底質でポイントを選び、サビキ操作と居残り釣りを状況で使い分ける
  • アタリはパターンで覚え、合わせはゆっくり竿を立てるのが基本
  • 釣れない時は錘→エサ→投点→ポイントの順に変えてみる

まずは手軽なキス・ハゼ狙いから始めてみてください。最初の1匹が釣れた瞬間、チョイ投げ釣りの本当の楽しさが分かるはずです。道具を揃えたら、今週末にでも近くの砂浜や堤防へ出かけてみましょう。

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