浜松のアングラーが毎年待ち望む「アユ解禁」——天竜川・都田川のアユ(鮎)友釣りは、6月初旬の解禁とともに浜松・遠州エリア全体が沸き立つ一大フィッシングイベントです。2026年も6月1日(月)の解禁に向けて、地元漁協が遡上状況・放流計画を公表し始めています。
本記事では、2026年のアユ解禁最新情報、天竜川・都田川の入川ポイント、友釣りの基本タックル、遊漁券の購入方法、初心者向けの友釣り入門まで、アユシーズン前に知っておくべき全情報をお届けします。
Contents
1. 2026年 天竜川・都田川 アユ解禁情報
天竜川(浜松市・磐田市区間)
- 解禁日(予定):2026年6月1日(月)
- 解禁区間:船明ダム下流〜掛塚橋(河口部は別途規制)
- 2025年の遡上状況:天竜川では海産遡上アユが豊富で、例年以上の釣果が期待
- 放流計画:各漁協が5月から放流を実施(公式情報は漁協HPで確認)
都田川(浜松市北区〜西区)
- 解禁日(予定):2026年6月中旬〜下旬(漁協確認要)
- 解禁区間:都田川本流の指定区間
- 特徴:天竜川より小規模だが、放流密度が高く数釣りが楽しめる
遊漁券
- 天竜川漁業協同組合:日券2,000〜2,500円、年券10,000〜15,000円(予定)
- 購入場所:二俣・船明ダム周辺の釣具店・漁協事務所・コンビニ(一部)
- 注意:遊漁券なしでの釣りは密漁。解禁日当日は密集するため早めに購入を
2. 天竜川アユ釣りの主要ポイント
ポイント1|二俣合流域(船明ダム下流)
- 場所:浜松市天竜区二俣町〜船明ダム下
- 水深:0.5〜2m(早瀬・チャラ瀬が交互)
- 特徴:ダム下のアユが濃く、解禁直後の数釣りが楽しめる
- アクセス:国道152号経由、二俣橋周辺に駐車スペース
ポイント2|鹿島橋〜掛塚橋(下流域)
- 場所:浜松市・磐田市境界付近
- 水深:1〜3m(大場所が多い)
- 特徴:河口域に近く、大型の海産アユが回遊。7月〜8月に型が良くなる
- アクセス:鹿島橋・掛塚橋の橋脚付近に入川点
ポイント3|熊地区〜竜山地区(中上流域)
- 場所:浜松市天竜区龍山
- 水深:0.3〜1.5m(清流・激流)
- 特徴:渓谷の清流アユ、型は小さめだが数釣りが楽しめる穴場
- アクセス:国道152号から各入川路
3. 友釣りの基本タックル(入門者向け)
友釣りとは
友釣り(とも釣り)は、生きたアユ(オトリアユ)を仕掛けに付け、縄張りを持つ野アユに接近させ、攻撃させる本能を利用して釣る技法。自然の行動を利用した日本独自の釣り文化です。
必要なタックル
| アイテム | スペック | 価格目安 |
|---|---|---|
| 友釣り専用竿 | 8〜9m(軽量急調子) | 20,000〜100,000円 |
| 天井糸 | フロロ0.6〜0.8号 | 500〜1,000円 |
| 水中糸 | 複合メタル0.04〜0.06号 | 2,000〜5,000円 |
| 鼻カン | 6〜7mm | 500円 |
| 掛け針(イカリ) | 6〜7.5号 3〜4本イカリ | 200〜300円/セット |
| オトリカン(活かし缶) | 水中保管用 | 3,000〜8,000円 |
入門者向けセット
友釣りは仕掛けが複雑なため、最初は入門セット(竿+仕掛け込みで5万円前後)からスタートするのがおすすめ。浜松市内の釣具店(州本釣具・ナガシマ釣具など)で友釣りセットを購入し、店員にアドバイスを求めましょう。
4. 友釣りの基本手順
- オトリアユを購入:解禁日は各入川点でオトリが販売(1尾500〜800円)
- 鼻カンを通す:オトリの鼻口に鼻カンを通して仕掛けに接続
- オトリを瀬に誘導:縄張りアユがいそうな瀬・チャラ瀬に送り込む
- アタリを待つ:「ガツン」と手元に衝撃が来たら野アユが掛かっているサイン
- 引き抜き:川下に走りながら竿を立て、空中に引き抜く
- 掛かったアユをオトリに交換:元気な野アユをオトリとして使い回す
5. 2026年のアユ遡上予測と釣況見通し
遡上予測(2026年春の状況)
- 天竜川:2026年3〜4月の海況が良好で、稚アユの遡上数は例年並み〜やや多め
- 水温状況:5月上旬の水温は平年並み、解禁時の水温は適正範囲内
- 放流量:各漁協とも例年以上の放流計画
釣況見通し
- 6月解禁直後:17〜19cmの放流アユが中心、数釣りが楽しめる
- 7月:海産遡上アユが加わり型が向上(20〜23cmも期待)
- 8月:全盛期。25cm超の大型も現実的なターゲットに
6. アユ解禁日の注意事項
- 混雑:解禁日は天竜川の主要ポイントに数百人の釣り師が集まる
- 場所取り:前日夜から現地入りする猛者も。早朝4〜5時入川が現実的
- 入川エチケット:他の釣り師の仕掛けに干渉しない距離感を保つ(10m以上)
- 救命道具:天竜川は流れが速い。ウェーダー+ライフジャケット必着
7. 友釣り以外のアユ釣り法
毛バリ釣り(テンカラ)
フライに似た毛バリを流してアユを釣る技法。友釣りより仕掛けが単純で、入門しやすい釣法。天竜川上流域(龍山・熊)で楽しめます。
ルアーアユ(テーリング)
最近普及しつつある友釣り風のルアーアユ釣り。本物のオトリの代わりにオトリルアーを使う釣法で、初心者にも試しやすい。
まとめ——天竜川のアユ友釣りは「浜松夏の最大イベント」
2026年6月1日(予定)の天竜川アユ解禁は、浜松アングラーの夏の始まりを告げる最大イベント。友釣りの繊細なアタリ、引き抜きの興奮、そして天竜川の清流の中で過ごす夏の朝——これが遠州の釣り師の醍醐味です。
遊漁券の事前購入、オトリの予約、入川ポイントの下調べを今から進めて、解禁日に最高のスタートを切りましょう。
※解禁日・遊漁規則・料金は各漁協の公式情報を確認してください。天竜川は増水・急流に注意し、安全装備を必ず着用してください。



