夏の遠州灘・駿河湾スルメイカ釣り完全攻略2026|6〜9月の船イカ釣りで「一夜干しの王様」を大漁にする仕掛け・テンヤ・直結・ブランコの全釣法を季節之介が徹底解説

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夏の遠州灘・駿河湾スルメイカ釣り完全攻略2026|6〜9月の船イカ釣りで「一夜干しの王様」を大漁にする仕掛け・テンヤ・直結・ブランコの全釣法を季節之介が徹底解説

「スルメイカが来てるぞ!」——夏の遠州灘・駿河湾で釣り人が最もテンションを上げる言葉のひとつです。

スルメイカ(真イカ)は日本人が最も多く食べるイカ。刺身・炒め物・一夜干し・塩辛と、どんな料理にも使える万能食材。釣りたてのスルメイカは市場で買うものとは比べ物にならない甘みと食感を持ちます。季節之介が、夏の遠州灘・駿河湾のスルメイカ釣りを完全攻略します。

1. スルメイカの基本情報

項目内容
分類ツツイカ目スルメイカ科
学名Todarodes pacificus
別名真イカ、マルイカ(地方)、ケンサキ(混同されることも)
体長胴長20〜40cm(大型は50cm超)
分布北西太平洋・日本海・東シナ海
回遊春〜夏に南から北上回遊。遠州灘は6〜9月がシーズン
夏(7〜9月)
食性肉食性。小魚・甲殻類・他のイカ類を捕食

2. 遠州灘・駿河湾のスルメイカシーズン

季節別釣況

釣況備考
4〜5月大型の親イカが回遊。数は少ないが型が大きい
6月○〜◎シーズン開幕。新子イカから中型まで混在
7〜8月最盛期。胴長20〜30cmの食べ頃サイズが大漁
9月◎〜○シーズン継続。秋の大型個体も混じる
10〜11月△〜○群れが減少。深場の大型狙いに切り替わる

出船港

  • 御前崎港(牧之原市):駿河湾スルメイカの主要出船港。大型遊漁船多数
  • 舞阪港(浜松市):遠州灘スルメイカ便。浜松アングラーの最寄り港
  • 焼津港(焼津市):日帰り・夜釣りスルメイカ便が豊富

3. スルメイカ釣りのタックル

ロッド

  • イカメタルロッド / オモリグロッド:6〜7フィート、感度重視のソリッドティップ
  • 汎用テンヤロッド:船イカ専用でなくてもOK。胴調子のMLクラス
  • 代替として:ライトジギングロッドやタイラバロッドでも対応可能

リール

  • 小型電動リール:シマノ フォースマスター200 / ダイワ シーボーグ150J等。イカ釣りでは電動リールが快適
  • 手巻きリール:3000〜4000番のスピニングまたはベイトリールでも可
  • ライン:PE0.8〜1.5号(水深・潮流に合わせる)

4. スルメイカの主要釣法

釣法①:テンヤ(天秤鉤)釣り(入門に最適)

アジやサバの切り身をエサにしたテンヤをイカに抱かせる伝統的な釣法。初心者でも釣果が出しやすい。

  • テンヤ重量:水深・潮流に応じて60〜200号
  • エサ:アジ・サバの切り身(船で支給される場合が多い)
  • 操作:底をとってから1〜2m浮かせ、ゆっくり誘いながらイカのアタリを待つ
  • アタリ:「ドン」と重くなる感触、または穂先が大きく曲がるサイン

釣法②:直結仕掛け(数釣りの本命)

複数のスッテ(疑似針)を幹糸に直接結ぶ仕掛け。ベテランが多用し、一荷(複数匹)が狙える。

  • スッテ数:6〜12本(水深と潮流に応じて調整)
  • スッテカラー:オレンジ・赤・ピンク・金系が定番
  • 操作:等速で巻き上げながら誘う。電動リールの速度設定が重要
  • 利点:多点掛けで一度に複数のイカを釣り上げられる

釣法③:ブランコ仕掛け(操作が簡単)

幹糸からエダスでスッテをぶら下げる仕掛け。動きが柔らかく、イカが抱きやすい入門向け仕掛け。

  • エダス本数:3〜6本
  • スッテ:各エダスに1つずつ。カラーを変えると反応が分かりやすい
  • 操作:底近くで誘い、潮の流れに任せる「流し釣り」が基本
  • 利点:釣れているタナのエダスカラーを参考に次のキャストに活かせる

5. スルメイカ釣りの実践テクニック

タナの重要性

スルメイカは特定の「タナ(水深レンジ)」に集まっています。船長の指示ダナを厳守し、そこから±3m以内に仕掛けを維持することが釣果の最大の秘訣。

電動リールの速度設定

  • 通常巻き:速度2〜4(ゆっくりした等速巻き)
  • 誘い:速度1〜2で底から少し浮かせた後、速度6〜8で素早く巻き上げ→また下げる。この「落とし・巻き」がイカを刺激する
  • サワリがあったら:そのまま一定速度で巻き続ける(止めてはいけない)

イカの取り込み

  • 墨対策:取り込み時に墨を吐くので、クーラーの中にすぐ入れるか、専用のイカ墨受けを使う
  • 暴れるイカ:ゆっくりリールを巻き、取り込む直前に素早く引き上げる

6. 釣ったスルメイカの美味しい食べ方

一夜干し(最もおすすめ)

  1. 内臓を取り出し、背骨(軟骨)を除去
  2. 塩水(塩分5〜7%)に30分浸す
  3. 半日〜1日、風通しの良い日陰で干す(夏の直射日光は避ける)
  4. 七輪やグリルで炙って完成。旨みが凝縮された絶品に

刺身

釣りたての新鮮なスルメイカは刺身が最高。細切りにして、醤油・わさびで。コリコリした食感と甘みが市販のものとは全然違います。

塩辛

内臓(肝)を使った塩辛は釣り人の特権料理。新鮮な肝でないと作れない濃厚な味わい。

まとめ——「夏の遠州灘でスルメイカを大漁にしよう」

遠州灘・駿河湾の夏のスルメイカは、乗合船1人あたり30〜80杯の大漁が期待できる豊かな漁場です。釣った後の一夜干しを家族で楽しめば、夏の思い出になる最高の釣り体験に。

6月〜9月の船イカシーズン、御前崎・舞阪の遊漁船に乗り込んで、夏の遠州灘スルメイカを大漁にしてください。

※遊漁船乗船時はライフジャケット必着。墨は衣服につくと取れにくいので、汚れても良い服装か専用レインウェアを着用してください。スルメイカは取り込み時に墨を大量に吐くため、周囲の釣り人への配慮も忘れずに。

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