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「芒種」とは——梅雨入り前後の釣りの絶好機
「芒種(ぼうしゅ)」は二十四節気の一つで、毎年6月5日〜6日頃に訪れる。「芒(のぎ)のある穀物(稲・麦)の種まきに最適な時期」という農作業に由来する節気だ。2026年は6月6日が芒種にあたる。
遠州灘・浜名湖の釣りにとって、芒種は「梅雨入り前後の絶好機」だ。水温が安定して魚の活性がピークに達する一方、梅雨入りで雨が増え、河川からの濁りや栄養塩が海に流入することで、シーバス・キビレ・キスといった釣り物が一気に活発になる。
芒種(6月6日)前後の遠州灘・浜名湖の状況
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 気温 | 最低気温18〜22℃、最高気温22〜27℃(梅雨入り前後で変動) |
| 遠州灘水温 | 20〜22℃(年間最適水温帯) |
| 浜名湖水温 | 21〜23℃(湖内は外洋よりやや高め) |
| 海況 | 梅雨前線で雨多し・南風強い日あり。波高は1〜2m |
| 魚の活性 | 年間最高クラス。あらゆる魚種が活発に捕食 |
芒種〜梅雨期(6月)に釣れる魚種
①シーバス(スズキ)——梅雨絶頂シーズン
シーバスは「梅雨入り=シーバスの神シーズン」と言われる。河川からの濁り・流入物・ベイトフィッシュ(ハク・サッパ)の活性が同時にピークに達し、河口・サーフ・港湾全てで好調が続く。
- 釣り場:浜名湖の今切口・河口・天竜川河口・遠州灘サーフ・浜松の馬込川
- 仕掛け:ミノー(10〜14cm)・シンペン・バイブレーションを使い分ける
- コツ:朝マズメ・夕マズメ・夜間が好機。雨後の濁り・流入の効くタイミングが最高
②キス(シロギス)——投げ釣り絶好調
キスは6月〜7月が産卵期で、浅場(水深3〜10m)に大群で接岸する投げ釣りベストシーズン。サーフからの遠投で20〜25cmのピンギスが連発する。
- 釣り場:遠州灘サーフ全域(舞阪・新居・中田島砂丘・大浜海岸)
- 仕掛け:投げ釣り仕掛け(ジェット天秤25〜30号 + 競技キス針7〜8号 × 2〜3本)
- エサ:青虫(アオイソメ)・砂虫(ジャリメ)。砂虫の方がキスは好きだが青虫も実績◎
③クロダイ・キビレ——湖内・河口で活発
クロダイの「乗っ込み」が一段落して、夏に向けてのフィーディング期に入る。浜名湖内・河口域でフカセ・チニングが好調。
- 釣り場:浜名湖内・新居弁天・舞阪・大井川河口
- 仕掛け:フカセ(磯竿1〜1.5号 + 0〜B浮き)・チニング(ジグヘッド3〜7g + ワーム)
- コツ:朝マズメに浅場の岩礁帯・カキ殻周辺を攻める
④マダイ——船釣りの中盤戦
春の乗っ込みは終わったが、御前崎沖・遠州灘の船釣りでマダイが安定して釣れる。タイラバ・テンヤで底を狙うのが定番。
- 釣り場:御前崎沖・遠州灘の水深30〜80m
- 仕掛け:タイラバ(ヘッド60〜100g)・一つテンヤ(5〜10号)
芒種の釣りカレンダー(6月6日前後1週間)
| 時間帯 | おすすめターゲット・釣り方 |
|---|---|
| 夜明け前〜日の出(4〜6時) | シーバス(河口・サーフのルアー)・クロダイフカセ |
| 午前(6〜12時) | キス投げ釣り(サーフ)・チニング(湖内) |
| 午後(12〜17時) | キス投げ釣り・船マダイ(タイラバ・テンヤ) |
| 夕マズメ〜日没後(17〜20時) | シーバスルアー(河口・サーフ)・夜釣りクロダイ |
| 夜(20時以降) | 夜釣りシーバス・夜アジング・電気ウキメバル |
芒種の釣り装備・注意事項
- レインウェアは必携:梅雨期で突然の雨が多い。ゴアテックス系の上下が理想
- 濡れても快適な装備:速乾性インナー・防水ブーツ・帽子(ハットタイプ)で雨対策
- 河川の増水に注意:大雨後の天竜川・大井川河口は急激に増水・流速増大。アクセス確認必須
- 波浪情報の事前確認:梅雨前線の影響で南風が強い日あり。サーフの波高を事前確認
- 蚊・虫対策:浜名湖内の汽水域は蚊・ブヨが発生。虫除けスプレー必携
梅雨入り後の追加チャンス(6月中旬〜下旬)
- 梅雨明けタチウオ:6月下旬〜7月上旬は浜名湖・遠州灘でタチウオが釣れ始める
- クロムツ・ノドグロ:御前崎沖の中深場で初夏の本命がスタート
- 夏アオリイカ:浜名湖の夏アオリ(小型)が湾内に入ってくる
まとめ:芒種は「梅雨を味方にする最強シーズン」
二十四節気「芒種」(2026年6月6日)は梅雨入り前後の釣りベストタイミング。シーバス・キス・クロダイ・マダイなど主要ターゲットが軒並み高活性で、雨を味方にすれば釣果は爆発する。レインウェアを準備して、梅雨の遠州灘・浜名湖を満喫しよう。



