釣りを始めたばかりの方から「どんなバッグに釣り道具を入れればいいですか?」という質問を多くいただきます。釣り用のバッグはバッカン・タックルバッグ・ロッドケース・クーラーバッグなど種類が多く、初心者には何が必要か分かりにくいのが現実です。
本記事では、浜名湖・遠州灘エリアで快適に釣りをするための釣り用バッグ完全選び方ガイドを解説。釣り種別の最適な組み合わせパターンも紹介します。
Contents
1. 釣り用バッグの種類と役割
①バッカン(撒き餌バッカン)
バッカンとは軟質EVA素材の四角形バッグで、本来はフカセ釣りの撒き餌を入れる容器ですが、汎用的な釣り道具入れとしても広く使われます。
- 素材:EVA(エチレン酢酸ビニール)樹脂 → 防水・洗える
- 主な用途:撒き餌混ぜ&保管、仕掛け類の収納、ウェットな小物の保管
- サイズ展開:30〜50cm角(28〜45L相当)
- メリット:丸洗いできる、防水、魚の匂いがついても平気
②タックルバッグ(フィッシングバッグ)
防水素材のリュック・ショルダーバッグ型。仕掛け・ルアー・小物類の整理収納に特化した釣り専用バッグです。
- 素材:ナイロン・ポリエステル(防水コーティング)
- 主な用途:ルアー・仕掛けBOX・ライン・工具類のまとめ収納
- タイプ:リュック型・ショルダー型・ウェストポーチ型
- メリット:両手が空く(特にリュック型)、移動が楽
③ロッドケース(ロッドバッグ)
竿を収納・運搬するための専用ケース。竿の破損防止・移動中の保護に必須。
- ハードタイプ:電車・バス移動に最適、竿を完全保護
- ソフトタイプ:軽量、コンパクト収納可、車移動向き
- 長さ:仕舞寸法に合わせて選ぶ(ワンピースは120〜180cm超)
④クーラーバッグ・クーラーボックス
釣った魚の鮮度保持に必須。サイズ・保冷力によって使い分けます(別記事で詳細解説済み)。
2. バッカンの選び方
サイズの選び方
| サイズ | 容量 | 適合シーン |
|---|---|---|
| 30cm(小型) | 〜20L | 電車釣行・ライトゲーム |
| 36〜38cm(中型) | 20〜30L | 堤防釣り・フカセ釣り入門 |
| 40〜45cm(大型) | 30〜40L | 本格フカセ・磯釣り |
| 48〜50cm(特大) | 40L〜 | 乗り合い船・遠征釣り |
浜名湖・遠州灘向けのおすすめサイズ
- 堤防釣り・フカセ入門:36〜40cm
- ライトゲーム・アジング:30〜36cm(軽量重視)
- 投げ釣り(キス・カレイ):40cm(仕掛けケース多い)
素材・品質チェックポイント
- EVA厚み:4〜5mm以上(薄いと変形・穴あきリスク)
- ファスナー:止水ファスナーまたはYKK品質
- 金具・Dリング:ステンレス製(錆びない)
- 内部仕切り:複数ポケット(仕掛けBOXや小物が整理できる)
おすすめブランド(価格帯別)
- 入門〜2,000円:各社ノーブランドEVAバッカン
中級(3,000〜6,000円)
ダイワ「バッカン」シリーズ、シマノ「ランガンバッカン」
本格(8,000円〜)
メイホウ「バッカン シリーズ」、リマックス高耐久モデル
3. タックルバッグ(フィッシングバッグ)の選び方
タイプ別の選び方
リュック型(バックパック)
- 適合シーン:長距離歩きが必要な釣り(サーフ・磯・電車釣行)
- 容量:20〜40L(1日釣行なら25〜30Lが標準)
- 特徴:両手が完全フリー、負荷分散、腰ベルト付きが重い装備向き
ショルダー型(ヒップバッグ含む)
- 適合シーン:堤防・漁港の短距離移動、ランガン重視
- 容量:5〜20L
- 特徴:取り出しやすい、移動の自由度が高い
ウェストポーチ型
- 適合シーン:ルアーゲーム専門(アジング・シーバス等)
- 容量:3〜10L
- 特徴:最軽量、ルアーボックス2〜3個が限度
防水性の確認
- IPX4以上:雨天対応の防滴素材
- レインカバー付き:本格防水が必要な雨天釣行向き
- 内部撥水コーティング:ライナーの防水処理をチェック
4. ロッドケースの選び方
移動手段別の選択
| 移動手段 | 推奨タイプ | ポイント |
|---|---|---|
| 電車・バス | ハードケース | 衝撃保護、長さ規制確認 |
| 自家用車 | ソフトケース | 軽量・車内収納しやすい |
| 自転車 | コンパクトソフトケース | 仕舞寸法の短い竿向け |
| 徒歩(磯) | リュック一体型ロッドホルダー | 両手フリーが最優先 |
5. 釣り種別・最適バッグセット構成
パターンA:浜名湖・堤防フカセ釣り
- バッカン40cm(撒き餌+道具収納)
- タックルバッグ(仕掛け・工具)
- ロッドバッグ(磯竿5m用ソフト)
- クーラー12L(魚の保管)
パターンB:遠州灘サーフ投げ釣り(キス・ヒラメ)
- リュック型バッグ30L(仕掛け・小物すべて)
- 投げ竿専用ソフトロッドケース
- クーラー15L(遠征用)
パターンC:電車釣行(コンパクトスタイル)
- バッカン30cm(コンパクト多機能タイプ)
- ハードロッドケース(パックロッド収納)
- クーラーバッグ10L(肩掛け式)
パターンD:ルアーゲーム(アジング・シーバス)
- ウェストポーチ(ルアーBOX2〜3個)
- リュック20L(ウェア・ライン等)
- ロッドを手持ちorリュックロッドホルダー
6. 釣り道具の賢い収納術
ルアー・仕掛けの分類
- ルアーBOX:種類別に分けたプラケースをバッグに入れる
- 仕掛け袋:釣り種ごとの仕掛けは専用袋でまとめる
- ライン管理:使用中のラインはスプールごと、予備はジップロックで
消耗品の管理
- 針・オモリ:小分けチャック袋でタックルBOXに
- エサ(ゴカイ等):専用エサ容器でクーラーの外ポケットへ
- タオル・ウェットティッシュ:最前部ポケットに常備
まとめ——「釣り場でモタつかない」収納が上達の近道
釣り用バッグは、道具を入れるだけでなく「釣り場で素早く取り出せるか」が重要。バッカン・タックルバッグ・ロッドケースの役割を理解し、釣り種に合った組み合わせを選ぶことで、釣り場での準備時間が大幅に短縮されます。
最初は汎用的なバッカン1個+リュック1個のシンプル構成から始め、釣りの経験を積みながら専用バッグへと進化させていきましょう。2026年の浜名湖・遠州灘シーズンを快適なスタイルで楽しんでください。
※各製品の仕様・価格は2026年5月時点の参考情報です。最新情報は各釣具店でご確認ください。





