「タイラバロッドって、普通のジギングロッドじゃダメなの?」——タイラバ入門者からよく聞かれる質問です。
答えは「専用ロッドを使ったほうが圧倒的に釣れる」。タイラバは等速巻きで誘い続ける釣法なので、微妙な底取り感度・乗り重視の胴調子・アタリを弾かないティップの柔軟性が求められます。道具衛門が、遠州灘・駿河湾の船タイラバに最適なロッド10本を徹底比較します。
- タイラバロッド選びの基本ポイント
- ① シマノ 炎月プレミアム B66M(実売価格 約28,000円)
- ② シマノ 炎月エクスチューン B68ML-S/2(実売価格 約58,000円)
- ③ ダイワ 紅牙MX AGS 69HVS-S(実売価格 約32,000円)
- ④ ダイワ 紅牙EX AGS 69MHS-S(実売価格 約70,000円)
- ⑤ メジャークラフト 三代目クロスステージ CRX-S66L/TG(実売価格 約11,000円)
- ⑥ アブガルシア ソルティースタイルタイラバ STTR-S67L-KR(実売価格 約15,000円)
- ⑦ テンリュウ ルナキア LK610S-M(実売価格 約46,000円)
- ⑧ ゼスタ ランウェイ TG-B60L(実売価格 約50,000円)
- ⑨ オリムピック コルトゥーラ GCOCRTS-632ML-S(実売価格 約22,000円)
- ⑩ がまかつ LUXXE 海煌 S66M-solid(実売価格 約55,000円)
- タイラバロッド比較表
- まとめ——「タイラバロッドは「調子」で選べ」
タイラバロッド選びの基本ポイント
チェックすべき3つの要素
- 調子(テーパー):タイラバは「乗せ調子(スローテーパー・胴調子)」が基本。ティップが柔らかく、魚がエサを食い込む時間を稼ぐ
- 長さ:6〜7フィートが標準。6フィート台は操作性重視、7フィート台は感度・乗り率重視
- 適合ウエイト:遠州灘・駿河湾の水深40〜120mではTGタイラバ60〜200gが目安。ロッドのMAX適合ウエイトを確認
① シマノ 炎月プレミアム B66M(実売価格 約28,000円)
シマノのタイラバ専用ロッドの中間グレード。スパイラルXコア採用でネジレに強く、感度と操作性のバランスが優秀。
- 全長:1.98m(6’6″)
- 適合ルアー:45〜180g(タイラバ)
- 重さ:98g
- おすすめ用途:遠州灘水深60〜100m、中型マダイ狙い
◎ここが良い:「乗せ重視」の柔らかいティップで活性低い日も拾えるアタリが増える。コスパ最高クラスのシマノ炎月中核モデル。
② シマノ 炎月エクスチューン B68ML-S/2(実売価格 約58,000円)
炎月最上位の2ピースモデル。ナノアロイ採用のハイエンド感度と軽量性を両立。遠征・乗合船利用者に最適。
- 全長:2.03m(6’8″)
- 適合ルアー:MAX200g
- 重さ:91g
- おすすめ用途:駿河湾・御前崎沖の深場タイラバ(100〜150m)
◎ここが良い:2ピース仕様で移動時のトラブルゼロ。感度は一枚上の繊細さで、かすかなコツコツを拾える。
③ ダイワ 紅牙MX AGS 69HVS-S(実売価格 約32,000円)
ダイワのAGS(エアガイドシステム)搭載で軽量化されたタイラバロッド。バーチカルな等速巻きに最適化されたスピニングモデル。
- 全長:2.08m(6’9″)
- 適合ルアー:30〜180g
- 重さ:87g
- おすすめ用途:遠州灘全域。スピニング使いたい方に
◎ここが良い:AGSガイドで軽量・高感度を実現。バーチカル巻きだけでなくフォールバイトも感じやすい。
④ ダイワ 紅牙EX AGS 69MHS-S(実売価格 約70,000円)
紅牙シリーズ最高峰。SVFナノプラス+エアロラッピング採用で究極の軽量・高感度を実現。本気でタイラバに臨む方向け。
- 全長:2.08m(6’9″)
- 適合ルアー:30〜200g
- 重さ:79g(驚異的な軽さ)
- おすすめ用途:深場・強潮流のヘビータイラバ〜浅場の繊細な誘い、幅広く対応
◎ここが良い:軽すぎて手首が疲れない。1日中等速巻きを続けられる軽量設計は本物のアングラーだけが知る感動。
⑤ メジャークラフト 三代目クロスステージ CRX-S66L/TG(実売価格 約11,000円)
入門者の強い味方、メジャークラフトの廉価タイラバロッド。性能に対してコスパが圧倒的で、タイラバデビューに最適。
- 全長:1.98m(6’6″)
- 適合ルアー:MAX150g
- 重さ:108g
- おすすめ用途:タイラバ入門。遠州灘の水深60〜80mポイントに適合
◎ここが良い:実売1万円台でタイラバの基本動作を全て習得できる。乗合船でも恥ずかしくない見た目と性能。
⑥ アブガルシア ソルティースタイルタイラバ STTR-S67L-KR(実売価格 約15,000円)
アブガルシアの中堅タイラバロッド。コスパと性能のバランスが良く、中級者のサブロッドとしても人気。
- 全長:2.01m(6’7″)
- 適合ルアー:30〜160g
- 重さ:108g
- おすすめ用途:入門〜中級。複数本使い分けるならサブロッドとして
◎ここが良い:アブのキムケンリミテッドカラーが選べる。見た目のかっこよさが気分を上げる。
⑦ テンリュウ ルナキア LK610S-M(実売価格 約46,000円)
国産老舗ブランド天龍のタイラバロッド。独自のスパイラルX的なカーボン構造で、粘り強い曲がりが大型マダイを逃がさない。
- 全長:2.08m(6’10″)
- 適合ルアー:30〜200g
- 重さ:108g
- おすすめ用途:御前崎沖の大型マダイ狙い、深場パワーファイト
◎ここが良い:国産品質の信頼感。大型マダイとのやり取りで安心感が抜群。長く使えるブランド。
⑧ ゼスタ ランウェイ TG-B60L(実売価格 約50,000円)
ゼスタのタイラバ・テンヤ兼用ロッド。TGグレードは高密度カーボン採用で感度・軽量性がハイレベル。
- 全長:1.82m(6’0″)
- 適合ルアー:20〜120g
- 重さ:91g
- おすすめ用途:浅場タイラバ〜テンヤ兼用、浜松近郊の水深30〜80m
◎ここが良い:タイラバとテンヤ両方に対応するマルチロッド。船1本でこなせる汎用性。
⑨ オリムピック コルトゥーラ GCOCRTS-632ML-S(実売価格 約22,000円)
イタリア老舗ブランドのオリムピック(日本製)のタイラバロッド。コスパと品質のバランスが良く、遠州灘のアングラーにも根強いファンがいる。
- 全長:1.90m(6’3″)
- 適合ルアー:30〜140g
- 重さ:103g
- おすすめ用途:中深場タイラバ。エントリー〜中級の汎用機
◎ここが良い:独自のHVFカーボン採用で感度が良く、価格以上の仕上がり。知る人ぞ知るコスパ抜群モデル。
⑩ がまかつ LUXXE 海煌 S66M-solid(実売価格 約55,000円)
がまかつが誇るタイラバ専用機。ソリッドティップと胴の強さを高次元で融合。乗せとパワーの両立が最高峰。
- 全長:1.98m(6’6″)
- 適合ルアー:40〜220g
- 重さ:99g
- おすすめ用途:遠州灘・駿河湾のあらゆる状況に対応するオールラウンド上位機
◎ここが良い:がまかつの高品質ガイドとソリッドティップの組み合わせが絶妙。シビアなコンディションの日こそ真価を発揮。
タイラバロッド比較表
| ロッド名 | 価格(実売) | 長さ | 自重 | レベル |
|---|---|---|---|---|
| メジャークラフト クロスステージ CRX-S66L/TG | 約11,000円 | 6’6″ | 108g | 入門 |
| アブガルシア ソルティースタイル STTR-S67L-KR | 約15,000円 | 6’7″ | 108g | 入門〜中級 |
| オリムピック コルトゥーラ GCOCRTS-632ML-S | 約22,000円 | 6’3″ | 103g | 入門〜中級 |
| シマノ 炎月プレミアム B66M | 約28,000円 | 6’6″ | 98g | 中級 |
| ダイワ 紅牙MX AGS 69HVS-S | 約32,000円 | 6’9″ | 87g | 中級 |
| テンリュウ ルナキア LK610S-M | 約46,000円 | 6’10” | 108g | 中〜上級 |
| がまかつ LUXXE 海煌 S66M-solid | 約55,000円 | 6’6″ | 99g | 中〜上級 |
| シマノ 炎月エクスチューン B68ML-S/2 | 約58,000円 | 6’8″ | 91g | 上級 |
| ゼスタ ランウェイ TG-B60L | 約50,000円 | 6’0″ | 91g | 上級 |
| ダイワ 紅牙EX AGS 69MHS-S | 約70,000円 | 6’9″ | 79g | 上級 |
まとめ——「タイラバロッドは「調子」で選べ」
タイラバロッドで最重要なのは「乗せ調子(スローテーパー)」のソフトティップです。アタリを弾かず、食い込ませる時間を稼ぐ「乗せ力」こそがマダイを確実に仕留める鍵。
予算別おすすめ:
- 〜2万円:メジャークラフト クロスステージ CRX-S66L/TG(コスパ最強)
- 2〜4万円:シマノ 炎月プレミアム B66M(バランス最高)
- 4万円以上:ダイワ 紅牙EX AGS / シマノ 炎月エクスチューン(本気投資)
※価格は2026年5月時点の実売価格目安です。各モデルの詳細スペックは各メーカー公式サイトでご確認ください。













