ハモ(鱧)料理レシピ完全版2026|浜名湖・遠州灘で釣れた「梅雨〜夏の最高級魚」を湯引き・落とし・天ぷら・鍋・骨切りで絶品に仕上げる全レシピを料理之進が徹底解説

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ハモ(鱧)料理レシピ完全版2026|浜名湖・遠州灘で釣れた「梅雨〜夏の最高級魚」を湯引き・落とし・天ぷら・鍋・骨切りで絶品に仕上げる全レシピを料理之進が徹底解説

ハモ(鱧)は京都の祇園祭に欠かせない高級魚として知られていますが、浜名湖・遠州灘でも夏に釣れる身近な魚です。

問題は「骨が多い」こと。ハモの骨切りは料理人の技として有名ですが、実は家庭でもコツを掴めばできます。料理之進が、ハモの骨切りから多彩なレシピまで完全解説します。

1. ハモ(鱧)の基本情報

項目内容
分類ウナギ目ハモ科
別名ホリコ(愛知・三河)、ウミウナギ(一部地域)
体長50〜100cm(大型は150cm超)
6〜9月(梅雨入り〜盛夏が最高峰)
食味白身で上品な甘み。クセがなく繊細な味わい
特徴小骨(Y字骨)が非常に多い。骨切りが必要
浜名湖での釣れ方夜釣りの投げ釣り・ブッコミ釣りで外道として釣れることが多い
市場価格高級魚。1kg 2,000〜5,000円以上

2. ハモの下処理と骨切り

捌き方(大まかな手順)

  1. 活け締め・血抜き:釣り上げたらすぐに頭を切って海水に浸し血抜き
  2. うろこを取る:ハモのうろこは細かい。包丁でこそぎ取る
  3. 内臓を除去:腹を開いて内臓を取り除く
  4. 背開き:ハモは背開きにする(腹開きでもOK)。背骨沿いに包丁を入れて開く
  5. 骨切り(最重要工程):下記参照

骨切りの方法(家庭での簡易版)

ハモには細かいY字骨が皮下に多数あり、そのままでは口に刺さって食べられません。骨を切って食べやすくするのが「骨切り」。

必要な道具:包丁(柳刃包丁が最適、普通の出刃包丁でもOK)

  1. 背開きにした身を皮側を下にしてまな板に置く
  2. 包丁を垂直に立てて、皮を切らないギリギリのところまで「トントントン」と等間隔で細かく切り込みを入れる
  3. 切り込み間隔は1mm以内が理想(細かいほど骨が口に当たらない)
  4. 腕を使ってリズムよく切る。慣れると1分で1尾できる

ポイント:皮1枚残すのがコツ。皮まで切ってしまうと身がバラバラになります。

3. レシピ①:ハモの湯引き(落とし)——最高の食べ方

京料理の定番。骨切りしたハモに熱湯をくぐらせると、身が花のように開いて美しい。

材料(2〜3人分)

  • ハモ(骨切り済み):300〜400g
  • 梅肉だれ:梅干し2〜3個(叩いてペースト状に)、醤油少々、みりん少々
  • 薬味:大葉・みょうが・すだち

作り方

  1. 骨切りしたハモを5〜6cm幅に切る
  2. 大きめの鍋にたっぷりのお湯(95〜100℃)を沸かす
  3. ハモを1切れずつ熱湯にくぐらせる(10〜15秒。身が白く花のように開く)
  4. すぐに氷水に入れて冷やす(5〜10秒で取り出す)
  5. 水気を切って皿に盛る。梅肉だれ・薬味で食べる

ポイント:熱湯は十分に沸騰させること。生ぬるいお湯では身がきれいに開かない。

4. レシピ②:ハモの天ぷら——ふわっと軽い食感

骨切りしたハモを天ぷらにすると、骨が揚げ油で溶けてサクサクの食感に。

材料(2〜3人分)

  • ハモ(骨切り済み):400g
  • 天ぷら粉:大さじ6
  • 冷水:大さじ6(冷たくするほど衣が軽くなる)
  • 揚げ油:適量(180℃)
  • 塩・天つゆ

作り方

  1. ハモを8cm幅に切る
  2. 天ぷら粉を冷水でさっくり混ぜる(混ぜすぎNG)
  3. 180℃の油で2〜3分揚げる(泡が少なくなってきたら揚げ上がりのサイン)
  4. 塩・天つゆで食べる。すだちを添えると最高

5. レシピ③:ハモの照り焼き——ご飯に合う!

材料(2人分)

  • ハモ(骨切り済み):300g
  • タレ:醤油大さじ2、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、酒大さじ1
  • サラダ油:少々

作り方

  1. フライパンにサラダ油を熱し、ハモを皮面から焼く(中火、2〜3分)
  2. 裏返して反対面も焼く(1〜2分)
  3. タレを加えて絡める。照りが出てきたら完成
  4. ご飯の上に乗せてハモ丼にしても絶品

6. レシピ④:ハモ鍋(秋のハモ鍋は別格)

秋(9〜10月)のハモは「子ハモ」として脂が乗り、鍋にすると最高級の出汁が出ます。

材料(4人分)

  • ハモ(骨切り済み):500〜600g
  • 昆布出汁:1.5L
  • 具材:白菜・豆腐・えのき・三つ葉
  • つけダレ:ポン酢・ゆずこしょう

作り方

  1. 昆布出汁(昆布を2〜3時間水に浸したもの)を鍋に入れて弱火で加熱
  2. 白菜・豆腐を入れて火が通ったらハモを少量ずつ加える
  3. ハモが白く変わったら(30秒〜1分)食べる。ポン酢・ゆずこしょうで
  4. 残った汁でうどん・雑炊を作ると最高の締め料理になる

7. ハモ骨の活用(骨せんべい)

捌いた後の背骨・肋骨は骨せんべいにできます。

  1. 骨をきれいに洗い、水気を拭き取る
  2. 片栗粉をまぶして170〜180℃の油でゆっくり揚げる(7〜8分)
  3. 塩・カレー塩で食べる。サクサクのおつまみに

まとめ——「ハモは釣り人だけが楽しめる夏の最高級食材」

市場でkg単価5,000円以上することもあるハモが、浜名湖の夜釣りで釣れることがあります。難点は骨切りが必要なことですが、コツを掴めば家庭でも十分に楽しめます。

湯引きの梅肉だれ・天ぷら・照り焼き——ハモのポテンシャルを最大限に引き出す料理を、ぜひ試してみてください。

※ハモは生きている状態で鋭い歯を持ち、非常に危険です。釣り上げたら必ず頭を切るか脊髄を切断してから扱ってください。素手でつかむと噛みつかれて重傷を負うことがあります。

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