千葉県の釣りスポット完全ガイド|外房・内房・東京湾のおすすめ釣り場と狙い魚・シーズン情報

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千葉県の釣りスポット完全ガイド|外房・内房・東京湾のおすすめ釣り場と狙い魚・シーズン情報

千葉県は日本でも有数の釣りの宝庫だ。東側に太平洋(外房)、西側に東京湾(内房)と2つの全く異なる海域を持ち、さらに東京湾奥部まで含めると、堤防・磯・サーフ・河口・運河など多様な地形が揃う。黒潮の恩恵を受ける外房では、イシダイ・クロダイ・青物・ヒラスズキなど磯釣りの醍醐味を味わえる。一方、東京湾に面した内房では穏やかな波と豊富な魚種でファミリーフィッシングから本格派まで対応。アジ・サバ・メバル・カサゴ・シーバス・マゴチ・ハゼと、一年中何かしらの魚が釣れる千葉は、首都圏アングラーにとって欠かせない釣り場だ。本記事では外房・内房・東京湾岸の主要ポイントを徹底解説し、狙える魚・シーズン・タックルまで初めての人でも「今週末行ける」レベルで網羅する。

エリア代表スポットアクセス(車)駐車場トイレ難易度ファミリー対応
外房北部勝浦港・興津港館山道・市原ICから約60分無料(港内)あり★★☆△(一部可)
外房中部大原港・岩船港圏央道・茂原長南ICから約40分無料(港内)あり★★☆
外房南部千倉港・白浜港館山道・富浦ICから約20分無料あり★★★
内房北部木更津港・姉崎港館山道・木更津南ICから約5分有料・無料混在あり★☆☆
内房南部富津港・金谷港館山道・富津竹岡ICから約10分無料あり★★☆
東京湾岸千葉港・稲毛海岸京葉道・千葉東ICから約10分有料あり★☆☆
九十九里飯岡港・片貝港東金九十九里道・九十九里ICから約15分無料あり★★☆
Contents

千葉県の地形・海洋環境

外房エリアの海洋特性

外房は黒潮(日本海流)の直接的な影響を受ける太平洋岸だ。水温は冬でも14〜15℃を維持しやすく、本州太平洋岸の中では比較的温暖な海域となっている。勝浦沖は黒潮の枝流が入りやすく、冬でもキハダマグロの遊泳が確認されるほどだ。海底地形は変化に富んでいる。磯場では急深な構造が多く、堤防先端から水深20〜30mに落ち込む場所も珍しくない。岩礁帯が点在し、その岩礁周りにクロダイ・メバル・カサゴが着く。砂底の入り江部分ではシロギス・マゴチが狙える。

潮流は概ね速く、大潮時には2〜3ノットを超える場所もある。外海に面しているため波の影響を受けやすく、南〜東〜北東の風が吹くと波が立ちやすい。風速10m以上では多くのポイントで釣りが困難になるため、天候の確認が特に重要だ。一方で荒れた後の凪ぎ始めには大型魚が活発に動くことで知られ、「外房通い」のアングラーはそのタイミングを狙う。

内房エリアの海洋特性

内房は東京湾に面しており、外房と比べて波が穏やかで釣りやすい環境だ。東京湾は閉鎖性内湾のため、外洋と比べて透明度は低いが、栄養塩が豊富でプランクトンが発生しやすい。その結果、アジ・イワシ・コノシロなどのベイトフィッシュが周年生息し、それを追うシーバス・クロダイ・青物も季節によって回遊する。水温は外房より夏は高く(最高28〜30℃)、冬は低い(最低8〜10℃)という特徴がある。水温が10℃を下回ると魚の活性が著しく低下するため、冬は攻略が難しいエリアもある。

内房の潮流は東京湾の干満に支配されており、大潮では潮の流れが速くなる。特に金谷沖(観音崎側)は潮流が特に速く、大型のクロダイ・マダイが回遊することで名高い。富津岬周辺は干潟地形が広がり、ハゼ・キス・カレイが多い。

東京湾岸(千葉市・市川・浦安周辺)

千葉市から市川・浦安にかけての東京湾岸は、護岸・親水公園・運河が整備されており、都市型フィッシングのエリアだ。水深は浅いが(1〜5m程度)、底質は砂泥〜ヘドロが主体。ハゼ・シーバス・クロダイが主なターゲット。護岸際にはイソガニなどの甲殻類が豊富で、それを餌にするクロダイが接岸してくる。夜間はシーバスがルアーで活発に反応し、特に秋のランカーシーズン(9〜11月)には80cm超えの大型も狙える。

千葉県で釣れる魚種と年間カレンダー

魚種1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月最大サイズ目安
アジ40cm超(外房・良型)
クロダイ50cm超
シーバス90cm超
ヒラメ80cm超
青物(ワラサ・イナダ)ワラサ70cm
イシダイ(外房)50cm超
メバル・カサゴ30cm
キス25cm
ハゼ20cm
マゴチ60cm超
カレイ45cm(マコガレイ)
タコ2kg超

◎=最盛期・高確率 ○=釣れる・狙い目 △=低調・難しい

場所別詳細ポイント解説

【外房エリア】勝浦港・松部港(かつうら市)

勝浦港は外房最大級の規模を誇る漁港で、複数の岸壁と堤防から釣りができる。特に「大突堤」と呼ばれる外側の堤防先端部は、水深15〜20mに達しており、良型のアジ・サバが年間を通じて狙える。朝マズメの時間帯(夜明け前30分〜1時間後)にサビキ仕掛けを落とすと、25〜35cmの良型アジが連発することがある。コマセは少量ずつ小まめに入れ替えるのが勝浦港のコツだ。

冬〜春(1〜4月)にかけては、大型のカレイとヒラメが狙い目。底に仕掛けを這わせる胴突き仕掛けかジェット天秤仕掛けで、アオイソメを使った遠投が有効。秋(9〜11月)は青物の回遊があり、カゴ釣り・ショアジギングでワラサ・イナダを狙えるが、混雑するため早朝5時前には場所を確保したい。港内の奥の岸壁は波が穏やかで、チョイ投げのキス・ハゼ釣りができる。駐車場は港内に無料スペースあり(ただし漁業関係者優先の区画は駐車不可)。トイレは港内東側の公衆トイレを利用。近隣のコンビニは国道128号沿いのローソン勝浦店(車で約5分)。

【外房エリア】大原港・岩船港(いすみ市)

いすみ市の大原港は、ヒラメとマゴチの好ポイントとして首都圏アングラーに名高い場所だ。港口の外側は砂底が広がり、夏〜秋(7〜10月)にはフラットフィッシュが活発に動く。ヒラメはアジやキスの泳がせ釣りが最も効果的で、20〜30cmのアジを生きたまま針に通し、底近くを漂わせると大型のヒラメが喰いつく。実績のあるポイントは外堤防の先端から50〜80m沖。潮が速い大潮は狙いにくいため、中潮〜小潮の緩やかな時間帯を選ぶと有利だ。

岩船港は大原港の南側に位置し、メバル・カサゴのロックフィッシュで知られる。港内の石積み護岸や消波ブロック帯に根魚が多く着く。夜釣りで電気ウキを使ったメバリング(虫エサ)または専用ロッドでソフトルアーを引くと、25〜28cmの良型メバルが狙える。岩船港の特徴は水深が比較的浅い(3〜8m)こと。底を這うような誘いより、中層〜表層を意識した攻め方が当たる。港内は無料駐車スペースあり。

【外房エリア】千倉港・白浜港・館山エリア

南房総の千倉港から館山にかけては、外房と内房の海域特性が混在する独特のエリアだ。千倉港では春〜夏にかけてイシダイが狙えるほか、クロダイの落とし込み(ヘチ釣り)の好場としても人気が高い。白浜港の磯場では、荒れた後の大型ヒラスズキが実績ある。外洋に突き出た磯に立ち、波の洗う地点(サラシ)にルアーを通すとヒラスズキが出る。ただし磯場は波による転落危険があるため、ライフジャケット着用とウェーダー装備は必須だ。

館山港は観光船の発着港でもあり、港内の公共護岸から気軽に釣りができる。アジ・サバのサビキ釣りは年中対応しており、特に5〜6月と9〜10月は数釣りが楽しめる。港の奥側では夜間のシーバス狙いも有効。館山市街には釣具店が複数あり、現地での情報収集と仕掛けの補充が容易だ。

【内房エリア】富津港・富津公園(富津市)

富津港と富津公園は内房を代表するファミリーフィッシングスポットだ。公園内の釣り桟橋(富津みなと公園の護岸)は足場が安全で、手すりがあるため子ども連れでも安心。水深は2〜5mほどで、ハゼ・キス・メバルが狙える。7〜9月のハゼ釣りシーズンは特に人気で、早朝から釣り人が集まる。仕掛けは短い胴突き仕掛け(ハゼ天秤)にアオイソメを付けてちょい投げするだけで、小型〜中型のハゼが次々と釣れる。

富津岬の先端付近は潮の流れが速く、クロダイの大型が回遊する。ウキフカセ釣りでオキアミを使い、大潮の潮止まり前後2時間を狙うのが定石。50cm近い大型クロダイの実績もある激戦区で、釣座の争いが激しいため夜明けの2時間前から場所取りが必要な日もある。富津公園は有料駐車場(500円/日)あり、トイレも完備。周辺にコンビニ(ファミリーマート富津中央店)あり。

【内房エリア】金谷港・浜金谷エリア(富津市)

金谷港は東京湾フェリーが発着する港で、観音崎との間の狭水道「浦賀水道」に面している。潮流が速く、大型の魚が回遊する好条件。クロダイ・マダイの実績が高く、カゴ釣りで沖に流しながら狙うのが定石だ。春(3〜5月)の乗っ込みシーズンには、40〜50cmのクロダイが複数枚釣れることがある。冬(12〜2月)は大型のマコガレイが狙えるシーズンで、遠投カレイ仕掛けにアオイソメを房掛けにして50〜100m先を狙う。

港内の岸壁は比較的波が穏やかで、サビキ釣りのアジ・サバも楽しめる。ただし漁船の発着があるため、作業中の邪魔にならないよう注意。金谷フェリーターミナル近くの駐車場(有料・最初1時間無料)を利用すると便利。近隣に「黄金アジ」で有名な海鮮料理店もあり、釣りの後の食事も楽しめる。

【内房エリア】木更津港・江川海岸(木更津市)

木更津市は内房釣りの中核都市で、複数の公共釣り場が整備されている。木更津港の南側にある「かずさの港」護岸は全長500mを超える大型護岸で、常夜灯も設置されているため夜釣りがしやすい。主なターゲットはシーバス・クロダイ・アジ・サバ。特に秋のシーバスシーズン(9〜11月)は、夜明け前〜朝の時間帯にミノー・バイブレーションを使ったルアーフィッシングで80cm超のランカーが狙える。

江川海岸は干潟が広がるエリアで、引き潮時にはハゼ釣りと潮干狩りが楽しめる。干潮時刻の2時間前後が釣りのゴールデンタイム。長靴またはウェーダーを履いて干潟に立ち、ちょい投げでハゼを狙う。夏(7〜9月)は20cmを超える大型ハゼも出る。自動車道のアクセスが良く(館山道・木更津南ICから5分)、近くに大型釣具店(キャスティング木更津店)もあるため、道具を忘れた場合でも対応できる。

【東京湾岸エリア】千葉ポートタワー周辺・蘇我臨海緑地

千葉市の東京湾岸は護岸・公園が整備されており、都市型のフィッシングが楽しめる。千葉ポートタワー周辺の護岸はシーバスの好ポイントとして有名で、夜間のライトゲームでは秋を中心に好釣果が出やすい。ルアーはシャロー系のリップレスミノーかシンキングペンシルが定番で、常夜灯の光と影の境界線(明暗の境)を丁寧にトレースするのがコツだ。蘇我臨海緑地では親子でのハゼ釣りが楽しめ、夏〜秋は地元家族連れで賑わう。

【九十九里エリア】片貝港・飯岡港(山武市・旭市)

九十九里浜は日本最長級の砂浜海岸で、サーフフィッシングの聖地のひとつだ。特にヒラメのルアーフィッシング(ショアヒラメ)は全国的に有名で、秋〜冬(10〜2月)にミノーやメタルジグで砂浜から狙う。片貝港・飯岡港の港内ではアジ・サバのサビキと、イワシの泳がせによるヒラメ・シーバスが楽しめる。九十九里の砂浜は1枚100cmを超える「座布団ヒラメ」の実績がある夢のあるフィールドだ。波が高いため、必ず事前に波予報(surfline.comやWindyなど)を確認してから出かけること。

釣り方・タックル詳細

外房磯・堤防タックル

外房は潮が速く、タックルは強めが基本だ。クロダイのウキフカセ釣りには1.5〜2号の磯竿(5.3m)にレバーブレーキリール、道糸1.5〜2号、ハリス1〜1.5号を組み合わせる。コマセはオキアミ生×3kgに集魚材を混ぜ、ウキ下を海底から30〜50cm上に設定するのが基本。外洋に近い外房では、コマセを大量に使うと潮に流れすぎる。少量を高頻度(1〜2分ごと)で打ち込み、仕掛けとコマセを同調させることが釣果のカギだ。

青物(イナダ・ワラサ)のカゴ釣りには3〜4号の磯竿にドラグ付きスピニングリール(4000〜5000番)、道糸4号、ハリス5〜6号、チヌ針8〜10号を使う。カゴはL〜LLサイズのプラカゴで、コマセには沖アミを多めに配合する。遠投性能が重要で、50〜80m沖の潮目や流れの変化点を狙う。ショアジギングには30〜60gのメタルジグを使い、朝マズメの1時間が勝負だ。

内房・東京湾岸タックル

内房はファミリー向けから本格派まで多様な釣り方が楽しめる。サビキ釣りは万能ロッド(3〜4m)またはサビキ専用ロッドに2500〜3000番のスピニングリール、道糸2号を巻く。仕掛けはサバ皮またはハゲ皮のサビキ4〜6号を使用。コマセは上かご式でも下かご式でもよいが、潮が速い場所では下かご式のほうが仕掛けとコマセが同調しやすい。

シーバスのルアーフィッシングには8〜10フィートのシーバスロッドにPEライン1号、リーダーフロロ20〜25lb、ミノー(12〜18cm)かシンキングペンシルを使う。夜の常夜灯周りではゆっくりとしたリトリーブが効果的で、表層から中層を意識した攻め方が基本。秋の大型シーバスには15cm以上の大型ミノーがよく当たる。東京湾岸のハゼ釣りには柔らかいハゼ竿(2〜3m)またはのべ竿にアオイソメを使い、軽い天秤でちょい投げするだけでよい。初心者でも簡単に楽しめる釣りの代表格だ。

ヒラメ・マゴチのタックル(サーフ・港)

ヒラメ・マゴチ狙いは10〜11フィートのサーフロッドにPEライン1〜1.5号(サーフなら1.5〜2号)、リーダーはフロロ25〜40lb。ルアーはメタルジグ(28〜40g)、ヒラメミノー、ワーム(パドルテール4〜5インチ)を状況に応じて使い分ける。底付近をデッドスロー(極めて遅い速度)でリトリーブするのが基本。着底確認が取れたら、リールを2〜3巻きしてまた着底させるリフト&フォールが有効だ。生き餌の泳がせ釣りは小型アジを活餌にし、底から50cmほど上に泳がせる。浮き上がりを抑えるために、オモリは重め(15〜20号)を使用する。

季節別攻略法

季節おすすめターゲットおすすめエリア狙い方・ポイントタックル・仕掛け注意事項
春(3〜5月)クロダイ(乗っ込み)・シーバス・カレイ・アジ金谷港・勝浦港・千葉港周辺クロダイ産卵前後の荒食い期。夕マズメ〜夜の時間帯が特に良い。カレイは底釣りウキフカセ(クロダイ)/ちょい投げ(カレイ)春は風が強い日が多い。天気予報をよく確認する
夏(6〜8月)アジ・キス・ハゼ・タコ・青物(7月〜)九十九里・内房全般・東京湾岸夜明け前の早朝狙いが基本。日中は炎天下で危険なため避けるサビキ(アジ)/ちょい投げ(キス)/タコエギ熱中症対策必須。水分補給と日よけを忘れずに
秋(9〜11月)シーバス・青物・ヒラメ・クロダイ・アジ外房全般・九十九里・木更津港1年で最も魚の活性が高い最盛期。青物の回遊に合わせた朝マズメ勝負ショアジギング(青物)/ルアー(シーバス)人気シーズンで混雑大。トラブルに注意
冬(12〜2月)ヒラメ・カレイ・メバル・カサゴ・シーバス九十九里サーフ・内房各港・勝浦港水温低下で魚の活性は低いが、大型狙いのシーズン。カレイ・ヒラメの大型が狙える泳がせ釣り(ヒラメ)/カレイ天秤仕掛け北風が強く体感温度が低い。防寒装備は万全に

初めて千葉県に釣りに行く人へのアドバイス

釣行前の準備と確認事項

千葉県は釣りができる場所が多い反面、立入禁止区域や釣り禁止エリアが年々増えている。出発前に必ず現地の最新情報を釣具店または現地の看板で確認すること。特に漁港は「漁業関係者のみ立入可」の区画と一般開放区画が明確に分かれているため、看板の確認は必須だ。釣り禁止エリアに入って釣りをすると、漁業法違反になるケースもある。

持ち物チェックリストとして、最低限以下を準備する。ライフジャケット(自動膨張式が最も携帯に便利)、偏光グラス、帽子、日焼け止め(夏)、防寒具と手袋(冬)、飲料水・食料、救急キット、ゴミ袋(必ず持ち帰る)、釣り道具は釣り場に合わせた仕掛けを事前に準備する。現地では仕掛けが手に入らないこともある。

駐車から釣り開始までの流れ

漁港の場合、駐車スペースは限られていることが多い。特に週末の朝は早い者勝ちのため、目標の釣り場には暗いうちに到着することが望ましい。到着後はまず周囲の状況を確認する。波の高さ・潮の流れ・他の釣り人の仕掛けと狙い場所を観察することで、その日の条件と有効な攻め方が見えてくる。初めて来た場所では、地元のアングラーに一言声をかけると情報を教えてもらえることも多い。千葉県の釣り人は概ね親切だ。

釣り座を決めたら、荷物は邪魔にならない位置にまとめる。竿を出す前に足元の安全を確認し、コケや濡れた足場には特に注意する。釣り終わり後は、コマセや魚の臭いを海水で洗い流してから帰ること。ゴミは必ず持ち帰ること。これが千葉県の釣り場を守る最低限のマナーだ。

安全上の注意事項

外房の磯場・堤防先端は波が這い上がることがある。天気予報と波予報を必ず確認し、波高1.5mを超える日は外洋に面したポイントを避ける。また台風後1〜2日は波が収まっていても波の勢いが残るため、磯釣りは特に危険だ。ライフジャケット着用は任意ではなく、磯場・堤防の先端・夜釣りでは実質的な必須装備と考えてほしい。万が一転落した場合、ライフジャケットが命を救う。

夜釣りの場合はヘッドライトを必ず携帯する。暗い場所での移動時に足元が見えないと転倒・転落のリスクが高まる。複数人での釣行を強く推奨し、初めての場所へは単独の夜釣りを避けること。また、千葉県の漁港では夜間の立入禁止が増えているため、訪問予定の港については昼間に下見をしてから夜釣りを計画する方が安全だ。

周辺情報

釣具店(主要エリア別)

外房エリアの釣具店は勝浦市内にある「釣り具の上州屋勝浦店」が規模最大で、外房に合わせた仕掛けや情報が豊富だ。いすみ市の大原港周辺には地元の釣具店が数軒あり、最新の釣果情報が得やすい。内房エリアでは「キャスティング木更津店」が大型で品揃え豊富。東京湾岸エリアでは千葉市内に複数の大型釣具店がある。遠方からの訪問者は自宅近くで仕掛けの補充を済ませてから出発すると安心だ。

コンビニ・食事処

主要漁港の近くにはコンビニが概ねあるが、外房の磯場近くは店舗が少ない地域もある。千倉・白浜エリアは特に店舗が少ないため、館山市街で補給を済ませてから向かうこと。食事については、勝浦市の「勝浦タンタンメン」が地元グルメとして有名で、釣りの後の食事にも最適だ。金谷エリアでは黄金アジを使った海鮮料理が食べられる食事処が複数ある。九十九里エリアではイワシ料理・クラムチャウダーが名物だ。

温泉・宿泊

勝浦市には「勝浦温泉」があり、釣りの疲れを癒すのに最適。南房総エリアには「館山若潮温泉」など日帰り入浴施設が複数ある。木更津・君津エリアにはビジネスホテルが多く、翌朝の早朝釣りに備えた前泊に便利だ。アクアラインの渋滞を避けるため、金曜夜に千葉入りして翌朝から釣るという計画を立てるアングラーが多い。

他の近隣釣り場

千葉県の釣り場に物足りなくなったら、隣接する神奈川県(三浦半島)や茨城県(鹿島灘)も視野に入れると選択肢が広がる。東京湾の対岸にある神奈川県の城ケ島・三崎港は外房に近い海況で、大型魚の実績が高い。アクアラインを使えば千葉から神奈川への移動は意外とスムーズだ。

よくある質問(FAQ)

Q: 千葉県で初めて釣りをするなら、どのエリアがおすすめですか?

A: 内房の富津公園周辺または木更津港の護岸がおすすめです。足場が安全で、波が穏やかで、ハゼ・アジ・サバが釣れやすく、駐車場・トイレも完備されています。サビキ釣りセット(竿・リール・サビキ仕掛け・コマセかご・コマセ)を事前に揃えれば、準備も簡単です。

Q: 千葉県で大型魚を狙うならどのシーズンと場所が良いですか?

A: 秋(9〜11月)の外房エリアが最もチャンスが多いです。勝浦港や大原港の堤防先端でカゴ釣りをすると、ワラサ(60〜70cm)・ヒラメ(50〜70cm)の大型が狙えます。また冬(12〜2月)の九十九里サーフでは大型ヒラメが狙え、実績として80cmを超える個体も出ています。

Q: 外房と内房ではどちらが釣りやすいですか?

A: 初心者には内房のほうが釣りやすいです。波が穏やかで、ファミリー向けの施設が充実しており、アジ・ハゼなど釣りやすい魚が多い。外房は潮が速く波の影響を受けやすいですが、その分大型魚や外洋性の魚が狙えるため、経験が積めたらぜひ挑戦してみてください。

Q: 釣り禁止の場所はどこで確認できますか?

A: 現地の看板・掲示板が最も確実な情報源です。また千葉県漁港漁場協会や各市町村の公式サイトに情報が掲載されている場合があります。事前に訪問予定の港の名前で検索し、「釣り禁止」「立入禁止」の情報が出ないか確認することをお勧めします。

Q: ファミリーで行くなら何月が最もおすすめですか?

A: 5月のゴールデンウィーク明け〜6月の梅雨入り前、または10月の連休前後が最もバランスが良いです。気温が高すぎず(20〜25℃程度)、アジ・キス・ハゼが釣れ始め、海も穏やかで快適です。夏(7〜8月)は暑すぎるため、早朝5〜8時のみの釣行を推奨します。

まとめ|千葉県の釣りはエリア・魚種・季節が揃う一大フィールド

千葉県は外房・内房・東京湾岸・九十九里と4つの異なる海域特性を持つ、日本でも有数の海釣りフィールドだ。初心者が安心して楽しめる内房のファミリーポイントから、外洋の大型魚に挑む外房の本格磯釣りまで、スキルと目的に応じた釣り場を選べる。一年中何かしら釣れる魚があり、年間を通じて釣りが楽しめるのも千葉の強みだ。

初めての人には、まず5〜6月か10月に内房の富津公園または木更津港でアジのサビキ釣りから始めることを強くお勧めする。釣りの基本を内房で習得したら、次は外房の勝浦港でカゴ釣りにチャレンジし、やがて九十九里サーフのヒラメ釣りへとステップアップする。そのルートをたどることで、千葉県の海釣りの全貌を満喫できるはずだ。初めて行く前には天気・波・潮汐を確認し、ゴミは必ず持ち帰る。それだけ守れば、千葉県の釣り場はいつでも歓迎してくれる豊かなフィールドだ。

釣りスポット

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