【速報】2026年5〜6月・遠州灘サワラジギングが最盛期
2026年5月に入り、遠州灘・御前崎沖のサワラ(サゴシ)ジギングが本格的な最盛期を迎えている。毎年5〜7月は黒潮北偏の影響で遠州灘の水温が上昇し、青物の回遊量が増加するが、今年は特にサワラ(体長60〜90cm超)の群れが御前崎沖の浅場(水深20〜40m)まで接近しており、乗り合い船の釣果が好調だ。
サワラは「サゴシ(若魚・60cm以下)→サワラ(成魚・60cm超)」と呼び名が変わる出世魚で、春〜初夏は比較的小型のサゴシが多いが、6月以降は本サワラ(80cm超)が混じるようになる。シルバーに輝く魚体と、ジグに食らいつく瞬間のド迫力が最大の魅力だ。
2026年のサワラシーズン概況
水温と回遊状況
遠州灘の5月表層水温は18〜22℃(例年並み〜やや高め)で推移している。サワラが活発に捕食行動を取る水温帯(18〜24℃)に入っており、御前崎沖20〜60マイル圏内で広範囲に回遊していることが乗り合い船からの報告で確認されている。
釣果情報(2026年4月下旬〜5月上旬)
- 4月下旬:御前崎沖30〜50マイルでサゴシの単発ヒット。1船3〜8本程度
- 5月上旬:御前崎沖20〜40マイルで群れの接近確認。1船10〜25本の好釣果も。サワラ(70〜80cm)が混じり始める
- 今後の見通し:5月中旬〜6月が最盛期。本サワラ(80cm超)の比率が増える見込み
サワラジギングのタックル
ロッド
ライトジギング〜スロージギング対応ロッドがベスト。サワラは縦方向の鋭いカットでリーダーを切ることがあるため、ロッドのしなやかさでショックを吸収することも重要だ。
- 対応オモリ負荷:100〜200g(遠州灘の水深20〜60mに合わせる)
- アクション:MLまたはMのレギュラーファーストテーパー
- 例:シマノ ゲームタイプ スローJ B63-4、ダイワ ソルティガ SJ 63B-4
リール
中型両軸リール(300〜500番)またはスピニング(5000〜8000番)。回収スピードを考えるとハイギアが便利。
ライン・リーダー(最重要:ワイヤーリーダー)
サワラは鋭い歯(切り歯)を持ち、フロロカーボンリーダーを一瞬で切断する。サワラジギングでは必ずワイヤーリーダーを使用する。
- メインライン:PE2〜3号
- リーダー:ワイヤーリーダー#7〜#10(30〜50cm)。フロロ不使用
- 接続:スプリットリングでジグとリーダーを繋ぐ
- 注意:ワイヤーリーダーでも長くしすぎると動きが悪くなる。30〜40cmが最適
サワラジギングの仕掛けとメタルジグ選択
メタルジグ
- 重さ:100〜180g(遠州灘の水深・流れに合わせて選択)
- カラー:ブルー・シルバー・グリーンゴールドがベーシック。曇天はピンク・オレンジも有効
- 形状:センターバランス〜リア重心が扱いやすい。スロー系ジグもサワラに有効
- 人気モデル:ダイワ TGベイト、シマノ コルトスナイパー ジグ、メジャークラフト ジグパラ
フックセッティング
サワラはショートバイトが多い。前後にトレブルフックを付けることでフッキング率が上がる。
- フロント:アシストフック(シングルまたはダブル)
- リア:トレブルフック(#2〜#4)をスプリットリングで装着
サワラジギングのアクション
ワンピッチジャーク(基本)
ロッドを1回しゃくるたびにリールを1回巻く「ワンピッチジャーク」がサワラジギングの基本。シャクる→巻く を一定のリズムで繰り返し、ジグを中層〜表層まで引き上げてくる。船長から指示されたタナ(水深)を中心に3〜5m上下に誘う。
高速巻き(速巻き)
サワラが表層で捕食している場合、ジグを底から高速で巻き上げてくる「速巻き」が効果的。サワラは動きの速いものに強くアタックするので、「巻き速すぎると思うくらい速く」が正解。
御前崎港発・サワラジギング乗り合い船情報(2026年5〜6月)
- 出船料目安:18,000〜25,000円(餌代・港内使用料含む)
- 出船時間:早朝4〜5時出港、15〜16時帰港(釣行時間10時間前後)
- 乗合・仕立の違い:乗り合い(他の釣り客と乗船)は安く、仕立(グループ貸切)は自由度高い
- 予約方法:各船宿のウェブサイト・電話。GW後半〜5月中旬の週末は早めに予約を
釣れたサワラの扱い方——「血抜き即座に」が鉄則
サワラは鮮度が落ちるのが非常に速い魚だ(青物の中でも特に速い)。釣れた瞬間から品質管理が始まる:
- 即座に締める(脳天刺し):頭部にピックやナイフを刺して即死させる
- エラ切り・血抜き:エラをナイフで切り、海水バケツに頭から入れて血を抜く
- 潮氷で急冷:海水+氷のクーラーボックスに素早く入れる(0〜3℃が理想)
- 帰宅後即調理:皮目が青っぽく輝いているうちに刺身・西京焼きに
浜松アングラーへ:サワラは「ザブトン(座布団)級」を目指せ
遠州灘のサワラジギングは、メタルジグへの激しいヒットと、ファイト中の強引な走りが楽しめるハードゲームだ。特に「ザブトン(座布団)」と呼ばれる1mクラスのサワラが釣れた時の達成感は格別。5月〜6月の最盛期の今、御前崎沖の乗り合い船に乗って、サワラジギングの醍醐味を体験してみよう。



