結論1:葉山港で釣りができるのはA防波堤だけです(指定管理者の案内)。そのA防波堤でも「先端(赤灯台)から35m」と「港内側の全区域」は釣り禁止です。防波堤は8時30分に開き、10〜3月は17時に閉まります(荒天時は閉鎖あり)。年末年始(12月29日〜1月3日)の休業中は防波堤を利用できないと指定管理者が案内しており(2025年12月のお知らせ)、指定管理者の令和6年度の事業実施計画書は、7・8月以外の火曜日(休日なら水曜日)の休業日にも防波堤Aの出入口を閉鎖するとしています。現在の公式ページの防波堤欄には休業日の扱いが書かれていないので、火曜日(休日なら水曜日)に行くなら、前日までに管理事務所に確認してください。投げ釣りと、まきえさ・コマセの使用は禁止です。
結論2:車は防波堤に隣接する県営駐車場(129台、5時〜22時、時間外の入出庫不可)に止めます。普通車の一般料金は1時間310円で、4時間を超えると1回1,550円です。防波堤の利用料金は、指定管理者の「施設のご利用について」の防波堤欄には書かれていません(駐車場は有料です)。トイレとシャワールームは公式に「完備」とされ、シャワーは2分100円(管理事務所で両替不可)。貸竿やエサ販売の案内は公式ページに見当たらないので、道具は持参が前提です。
結論3:2026年秋(10〜11月)は17時閉門のため夕方に使える時間が短く、国立天文台の横浜の値では10月21日ごろから日の入りが閉門より前になります。8時30分の開門は日の出(10〜11月は5時36分〜6時31分)よりかなり後なので、朝マズメにも入れません。狙える魚種は公式ページに記載がなく、本記事では釣果を約束しません。指定管理者が発信している釣果情報で最近の状況を確かめ、使う釣り方が規則に合うかを管理事務所(046-875-1504)に確認してから出かけてください。
神奈川県三浦郡葉山町の葉山港は、神奈川県が管理する県営の港で、湘南サニーサイドマリーナ株式会社が指定管理者として運営しています。指定管理者の公式サイトは、県内外から多くの人が堤防釣りに訪れる港として紹介しており、防波堤のすぐ隣に県営の駐車場もあります。ただし開門と閉門の時刻が月ごとに決まっていて、投げ釣りとコマセは禁止、竿を出せる場所もA防波堤の一部に限られます。知らずに行くと、開門前に着いて長く待つことになったり、用意したコマセが使えなかったりと、空振りが起こりやすい釣り場です。
この記事は2026年10月時点の公開情報をもとに、指定管理者の公式サイト(施設のご利用について・初めての方へ・アクセス・お知らせ)と令和6年度の事業実施計画書、葉山港駐車場管理規程、国土交通省の釣り施設一覧、国立天文台の暦を根拠にして、「何時から何時まで、どこで竿を出せて、何をしてはいけないか、車はどこに止めていくらかかるか」を整理したものです。釣果情報サイトや個人ブログの情報は、規制の根拠にしていません。
葉山港で竿を出せる場所と出せない場所(2026年10月時点)
竿を出せるのはA防波堤だけです。ただしA防波堤の中にも釣り禁止の区域があり、港内のほかの護岸や物揚場で釣りをすることはできません。
釣りができるのは「A防波堤」だけ
指定管理者の「初めての方へ」の釣りの欄は、港内で釣りが可能な場所はA防波堤のみと案内しています。同じ欄では、防災護岸やケイソンの上での釣りと投げ釣りは大変危険なのでやめるよう求めています。A防波堤はウッドデッキの防波堤として紹介されています。公式トップページは、だれでも無料で使える「堤防デッキ広場」を景色のよい場所として紹介しているので、港には釣り以外の目的で来る人も多いと考えられます。竿や仕掛けの扱いには気を配ってください。
A防波堤でも「先端(赤灯台)から35m」と「港内側」は釣り禁止
指定管理者の「施設のご利用について」の防波堤欄には、A防波堤先端(赤灯台)から35m、港内側の全区域での釣りは禁止と書かれています。文面どおりに読むと、竿を出せるのはA防波堤のうち、先端から35mの範囲を除いた外海側に限られると考えられます。ただし、35mをどこから測るのか、どこまでが港内側に当たるのかを示す公式の図は見当たりませんでした。本記事では範囲を図示しません。現地の表示に従い、迷ったら管理事務所に確認してください。
防波堤には転落防止柵があり、公式は柵を乗り越えての釣りを「絶対にしないでください」としています。柵の外側に出て竿を出すことはできません。
防波護岸は釣り場として案内されていない
指定管理者の「初めての方へ」は、開放時間の表で「A防波堤、防波護岸」の開放時間を並べて示していますが、同じページで港内で釣りができる場所をA防波堤のみとしています。防波護岸は開放時間が決まっていても、竿を出す場所としては案内されていないので、釣りはA防波堤で行ってください。港内のほかの物揚場や護岸への立入りは、現地の表示に従ってください。
| 場所 | 釣りの扱い(2026年10月時点) | 根拠 |
|---|---|---|
| A防波堤(先端35mと港内側を除く) | 釣りができる場所として案内 | 指定管理者「初めての方へ」「施設のご利用について」 |
| A防波堤の先端(赤灯台)から35m | 釣り禁止 | 指定管理者「施設のご利用について」 |
| A防波堤の港内側の全区域 | 釣り禁止 | 指定管理者「施設のご利用について」 |
| 防災護岸・ケイソンの上 | 危険なので釣りをやめるよう案内 | 指定管理者「初めての方へ」 |
| 防波護岸 | 開放時間はあるが、釣りができる場所としては案内されていない | 指定管理者「初めての方へ」 |
| 柵の外側 | 柵を乗り越えての釣りは絶対にしない | 指定管理者「施設のご利用について」 |
この記事が扱う「葉山港」
対象は、神奈川県三浦郡葉山町堀内50番地にある県営の葉山港です(管理事務所の電話は046-875-1504)。指定管理者のサイトによると、神奈川県から委託を受けた湘南サニーサイドマリーナ株式会社が運営しています。国土交通省港湾局の「港湾における釣り施設一覧(令和8年3月時点)」は全国59港に釣り施設があるとまとめており、その地図にも「葉山」が載っています。周辺には名前の似た施設もあるので、出かける前に所在地と電話番号で確かめてください。
開門・閉門と休業日——10月からは17時閉門、火曜日と年末年始は要確認
防波堤は年間を通じて8時30分に開き、閉門は月ごとに変わります。2026年10月から2027年3月までは17時閉門です。年末年始の休業中は防波堤を利用できず、指定管理者の令和6年度の計画書では火曜日(休日なら水曜日)の休業日も防波堤を閉鎖する扱いです。
月別の開放時間と日の出・日の入り
指定管理者の防波堤欄によると、閉門は4〜6月が18時、7・8月が19時、9月が18時、10〜3月が17時です。下の表は、この開放時間に国立天文台「各地のこよみ」の横浜(神奈川県)の日の出・日の入り(各月1日→月末)を並べたものです。葉山港とは位置が違うため、実際の時刻はわずかに異なります。
| 月 | 防波堤の開放時間(指定管理者) | 日の出(横浜) | 日の入り(横浜) | 閉門と日の入りの関係(編集部の整理) |
|---|---|---|---|---|
| 2026年4月 | 8:30〜18:00 | 5:29→4:51 | 18:03→18:26 | 閉門は日の入りの3〜26分前 |
| 2026年5月 | 8:30〜18:00 | 4:50→4:28 | 18:27→18:50 | 閉門は日の入りの27〜50分前 |
| 2026年6月 | 8:30〜18:00 | 4:28→4:29 | 18:51→19:01 | 閉門は日の入りの51〜61分前 |
| 2026年7月 | 8:30〜19:00 | 4:30→4:49 | 19:01→18:47 | 月初は日の入りとほぼ同時、月末は日の入りの13分後 |
| 2026年8月 | 8:30〜19:00 | 4:49→5:12 | 18:46→18:11 | 閉門は日の入りの14〜49分後 |
| 2026年9月 | 8:30〜18:00 | 5:13→5:35 | 18:09→17:27 | 7日ごろまでは日の入りの前、8日ごろから後 |
| 2026年10月 | 8:30〜17:00 | 5:36→6:02 | 17:26→16:48 | 20日ごろまでは日の入りの前、21日ごろから後 |
| 2026年11月 | 8:30〜17:00 | 6:03→6:31 | 16:47→16:29 | 閉門は日の入りの13〜31分後 |
| 2026年12月 | 8:30〜17:00 | 6:31→6:50 | 16:29→16:38 | 閉門は日の入りの22〜32分後 |
| 2027年1月 | 8:30〜17:00 | 6:50→6:42 | 16:39→17:08 | 24日ごろまでは日の入りと同時かその後、25日ごろから前 |
| 2027年2月 | 8:30〜17:00 | 6:41→6:13 | 17:09→17:35 | 閉門は日の入りの9〜35分前 |
| 2027年3月 | 8:30〜17:00 | 6:12→5:30 | 17:36→18:02 | 閉門は日の入りの36〜62分前 |
表から分かるのは、8時30分の開門は一年中、日の出より1時間半以上あとだということです。日の出前後の朝マズメに防波堤で竿を出すことは、どの季節もできません。夕方は季節によって、閉門が日の入りの前に来る時期と後に来る時期があります。
休業日(火曜日・年末年始)の防波堤
指定管理者の「施設のご利用について」は、管理事務所の休業日を火曜日(火曜日が休日の場合は水曜日)と年末年始(12月29日〜1月3日)とし、7・8月は休業日なしとしています。年末年始については、2025年12月27日のお知らせで、休業する12月29日から1月3日までは「防波堤はご利用いただけません」と案内していました。火曜日については、指定管理者の令和6年度の事業実施計画書(2024年4月)が、休業日は天候の急変などに伴う安全措置を十分にとれないため、防波堤A・防波護岸遊歩道の利用を休止して出入口を閉鎖するとしています。
一方、現在の「施設のご利用について」の防波堤欄には休業日の扱いが書かれておらず、駐車場については管理事務所の休業日にかかわらず通年利用できると明記されています。駐車場が開いていても防波堤に入れるとは限らないので、7・8月以外の火曜日(休日なら水曜日)に行く予定なら、前日までに管理事務所(046-875-1504)へ確認してください。
休業日は臨時に変わることもあります。2026年は、5月5日・6日と9月22日・23日に業務を行い、代わりに5月7日と9月24日を休業日とする臨時変更がお知らせで告知されていました。祝日が続く時期は、お知らせ一覧で休業日を確かめておくと安心です。
開門前・閉門後は入れない——夜釣りはできない
防波堤の利用は開放時間内に限られるので、夜釣りはできません。駐車場は5時から開きますが防波堤は8時30分まで開かず、待つ間も駐車料金はかかります。開門に合わせて着くほうが無駄がありません。
秋(10〜11月)の時間の使い方
10月1日〜20日ごろは、17時の閉門が日の入りより前に来ます。日が沈む前に防波堤を出ることになるので、夕マズメを最後まで待つことはできません。10月21日ごろからは日の入りが閉門より前になり、11月は日の入りから13〜31分後に門が閉まります。日の入りの時刻まで竿を出すことはできても、そのあとすぐに片付けて防波堤を出る必要があります。撤収の時間を見込んで、16時台の早い時間から片付けを始める計画が現実的だと考えられます。
葉山港の釣りルール——投げ釣り・まきえさ・コマセは禁止
投げ釣りと、まきえさ・コマセの使用は、指定管理者が禁止と明記しています。サビキ釣りで一般的なコマセは使えません。
公式に書かれている禁止事項
| 項目 | 公式の案内(2026年10月時点) | 出所 |
|---|---|---|
| 投げ釣り | 禁止。防災護岸やケイソンの上での釣りとあわせて、大変危険なのでやめるよう案内 | 指定管理者「施設のご利用について」「初めての方へ」 |
| まきえさ・コマセ | 使用してはいけない | 指定管理者「施設のご利用について」 |
| 釣り禁止区域 | A防波堤先端(赤灯台)から35m、港内側の全区域 | 指定管理者 |
| 柵越え | 柵を乗り越えての釣りは絶対にしない | 指定管理者 |
| 乗り物 | 自転車・スケーターシューズ・キックボード・スケートボードなどは使用不可。自転車は管理事務所前の駐輪スペースへ | 指定管理者 |
| 火気 | バーベキュー・火気の使用は禁止 | 指定管理者 |
| 荒天時 | 防波堤は閉鎖する場合がある。駐車場は越波時に利用中止 | 指定管理者「施設のご利用について」「アクセス」 |
投げ釣りが禁止される理由——飛んだオモリが漁船に当たった事例
指定管理者は、防波堤から飛んだ釣り用のオモリが漁船にぶつかった事例があったと注記し、禁止事項を守るよう重ねて求めています。「初めての方へ」も、投げ釣りを大変危険な行為としてやめるよう求めています。葉山港はヨットやボートが出入りする港なので、仕掛けを遠くへ飛ばす釣りが船の通り道に届いてしまうことが、禁止の背景にあると考えられます。
公式に定義がないこと——ルアー・エギ・ちょい投げ・コマセなしのサビキ
公式には「投げ釣り」がどこまでを指すのかの定義がありません。ルアーやエギを投げる釣り、軽いオモリでのちょい投げ、ウキ仕掛けを沖へ振り込む釣りが禁止に含まれるかどうかは、公式ページからは判断できませんでした。また、コマセを使うサビキ釣りは規則上できませんが、コマセを使わないサビキ仕掛けがよいかどうかも書かれていません。これらの釣り方を予定している場合は、行く前に管理事務所(046-875-1504)に確認してください。本記事では、これらの釣り方が「できる」とは書きません。
規則に沿いやすい釣り方の考え方
仕掛けを投げずに足元へ落として探る釣りは、文面上は投げ釣りにもまきえさにも当たらないと考えられます。ただし、公式がこの釣り方なら問題ないと示しているわけではありません。エサを撒かない、仕掛けを遠くへ飛ばさない、柵の内側から釣る、という三つを守ることが、この防波堤で竿を出すときの最低条件です。釣果情報で見かけた釣り方をそのまま真似すると規則に触れるおそれもあるので、釣り方の可否は管理事務所の案内を正としてください。
駐車場・料金・トイレ・シャワー・アクセス
車は防波堤に隣接する県営駐車場に止めます。普通車の一般料金は1時間310円で、4時間を超えると1回1,550円です。
防波堤の隣の県営駐車場
指定管理者のアクセスページは、この駐車場を「釣りのできる防波堤に隣接している」大型の県営駐車場と案内しています。収容は129台(うち軽自動車用3台・身体障害者用4台)で、二輪車用のスペースもあります。バスなど車体の長い大型車のスペースはありません。利用時間は通年5時〜22時で、時間外の入出庫はできません。管理事務所の休業日でも駐車場は通年使えます。
車の高さにも注意が必要です。高さ2.5mを超える車両(ルーフボックスなどを含む)は「大型車」として自動検知され、高さ2.1m以上の車両は立体駐車場の1階に入れないので屋外駐車場を使います。ボートトレーラーは、カーゲートを壊すおそれがあるため入庫できません。
駐車料金——4時間を超えると1回1,550円
| 区分 | 1時間 | 1日の上限(一般の方) | 1日の上限(施設利用者) |
|---|---|---|---|
| 普通車 | 310円 | 1,550円 | 840円 |
| 大型車 | 630円 | 3,150円 | 1,680円 |
| 二輪車 | 160円 | 800円 | 420円 |
上の表は指定管理者のアクセスページの料金表です。葉山港駐車場管理規程の第13条では、一般の普通車は「1時間につき310円、1回の駐車時間が4時間を超えるときは1回につき1,550円」と定められています。4時間以内なら1,240円までで収まり、4時間を超えると一律1,550円という計算です。開門から閉門まで防波堤にいるなら、1,550円かかると見ておきましょう。
料金表の「施設利用者」は、公式の定義では船の利用者と会議室の利用者です。防波堤で釣りをするだけなら「一般の方」の料金と読むのが自然です。身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳、または神奈川県電気自動車認定カードがあると料金は半額になりますが、受付は出庫前だけです。駐車券と手帳などを管理事務所へ持っていく必要があり、出庫後の割引や返金はできません。アクセスページによると、支払いは現金のほか各種キャッシュレス決済に対応しています。出庫ゲートの混雑を避けるため、事前精算機の利用が案内されています。
駐車場で守ること(管理規程)
管理規程の第9条は、駐車場内での喫煙・火気の使用、場内や車内での宿泊、場内での洗車を禁じ、ゴミの持ち帰りを求めています。車中泊をして翌朝の開門を待つ使い方はできません。場内は時速8km以下で走るよう定められています。
日曜日の朝市と、越波時の利用中止
アクセスページは、日曜日は朝市が行われるため駐車場の混雑が予想されると案内しています。日曜日に行くなら時間に余裕を持つか、電車とバスで行く方法も考えてください。また、高波や高潮で駐車場まで波が越える場合は、駐車場の利用が中止されます。管理規程の第4条も、災害や浸水のおそれがあるときに駐車場の供用を中止したり、駐車中の車を退避させたりすることがあると定めています。
トイレ・更衣室・シャワー
公式トップページは、大型駐車場・トイレ・シャワールームを完備していると案内しています。トイレの場所と、防波堤の閉門後に使えるかどうかは公式に書かれていないので、現地で確かめてください。シャワーは2分間100円、更衣ロッカーは100円の返金式で、利用時間は9月〜6月と7・8月の平日が8時〜18時、7・8月の土日祝日が7時30分〜19時です。管理事務所では両替ができないので、100円玉を用意しておきましょう。なお、管理事務所のエレベーターは不具合で止まっており、復旧は2027年3月の予定です。2階へは外のスロープを使えますが、3階へは階段のみです。
電車・バスで行く場合
指定管理者のアクセスページによると、京急線逗子・葉山駅の南口から京浜急行バスで約10分、JR逗子駅の東口から約12分です。逗子・葉山駅の南口から歩くと約27分かかります。公式ページの時刻表リンクは、逗子・葉山駅の南口2番のりばとJR逗子駅の3番のりばから出る「海岸回り」の葉山方面(逗11・逗12系統)を案内しています。指定管理者のアクセスページの経路案内は、逗11・逗12で「鎧摺」停留所で降り、徒歩3分としています。京浜急行バスの通過時刻表(2026年10月16日の逗12「葉山ゆき(海岸回り 元町経由)」の便)では、停留所名は「鐙摺(あぶずり)」と表記され、「切通し下」「鐙摺」「葉山マリーナ」の順に並びます。この便に「葉山港」という名前の停留所はありません。逗11の停留所の並びと当日の発車時刻は、京浜急行バスの時刻表で確かめてください。車の場合は、横浜横須賀道路の逗子ICから約30分です。
2026年秋(10〜11月)に葉山港で狙うもの——魚種は釣果情報で確かめる
葉山港の防波堤で釣れる魚種や水深は、指定管理者の公式ページには書かれていません。本記事では魚種を約束せず、秋の釣行を組み立てるための条件を整理します。
魚種は指定管理者の釣果情報で確認する
指定管理者は、公式トップページからリンクしているFacebookページで釣果情報を発信しています。行く前に直近の投稿を見て、どんな魚が上がっているかを確かめるのが確実です。そのとき、写真や説明に出てくる釣り方がコマセや投げ釣りに当たらないかも合わせて確認してください。ほかの釣り場や古い記事に出てくる釣り方は、いまの葉山港のルールに合うとは限りません。
秋は「日中の数時間」で組み立てる
10〜11月は8時30分から17時までの日中だけの釣りで、朝夕の時合いを長く待つ釣り方には向きません。駐車料金が4時間以内なら1,240円までで収まるので、昼前後の数時間で切り上げる計画も現実的だと考えられます。
持ち物——投げ竿とコマセは要らない
投げ釣りとコマセが禁止なので、投げ竿やコマセ、コマセカゴは持っていっても使えません。代わりに用意したいのは、管理事務所で確かめた釣り方に合う仕掛け、滑りにくい靴、ライフジャケット(特に子ども)、シャワーやロッカー用の100円玉、ゴミを持ち帰る袋、11月なら風を防ぐ上着です。堤防でのライフジャケットの選び方は「釣り場別ライフジャケットの選び方|義務化ルールと桜マーク基準」で整理しています。自転車で来た場合は、管理事務所前の駐輪スペースに止めてください。
安全と荒天時の閉鎖——台風・津波注意報では港全体が使えなくなる
荒天や越波のときは、防波堤も駐車場も閉鎖・利用中止になることがあります。2026年6月には、津波注意報で港全体が閉鎖されました。
荒天・越波で防波堤も駐車場も使えなくなる
指定管理者は防波堤について「荒天時は閉鎖する場合があります」としています。駐車場も、波が越えてくるときは利用を中止します。台風が近づいているときや、うねりが残っている日は、着いてから閉鎖を知ることのないよう、出発前に確かめてください。
2026年の実績——津波注意報で港を閉鎖、台風25号の対策
2026年6月8日、指定管理者は、フィリピン付近で起きた地震による津波注意報を受けて、注意報が解除されるまで葉山港を閉鎖すると告知しました。同じ日に注意報が解除され、制限を解いて通常どおりの営業に戻っています。9月18日には、台風25号の対策として9月19日〜22日に本港桟橋・新港中央桟橋・新港南桟橋を使用できず、本港からの出艇もできないと告知されました(この告知に防波堤の閉鎖は書かれていません)。5月31日には、台風6号の接近で6月3日の小型艇の出艇を禁止するお知らせも出ています。
指定管理者は2026年3月7日のお知らせで、大地震の発生と津波の到来を想定し、避難場所の高台まで避難する訓練を3月21日(雨天時は22日)の9時〜9時30分に葉山港で行うと告知し、来場者にも参加を呼びかけていました。釣りの最中に強い揺れを感じたら、すぐに防波堤を離れて高い場所へ移ってください。
工事で防波堤が閉鎖された例
2025年11月中旬から12月23日までは、転落防止柵の交換工事(延長約347m)のため防波堤の入口が封鎖され、釣りができませんでした(工事は12月23日に終了)。2026年10月22日に確認したお知らせ一覧には、防波堤の閉鎖の告知はありませんでした。ただし、告知がないことは当日に必ず使えることを意味しません。工事や点検、天候で予定が変わることもあるので、迷ったら管理事務所へ電話してください。
柵・装備・マナー
柵を越えない、自転車やキックボードなどを使わない(自転車は管理事務所前の駐輪スペースへ)、火気を使わない、の三つは指定管理者の案内に、駐車場でのゴミの持ち帰りは管理規程に書かれています。これに加えて、ライフジャケットの着用をおすすめします。
立入禁止・釣り禁止・車両規制の判断は、現地の表示と、自治体・漁協・港湾管理者の最新の公式情報が最優先です。本記事は2026年10月時点の公開情報をまとめたもので、その後に変わった規則や臨時の閉鎖までは反映できません。
直近3か月のお知らせと、出発前の確認先
2026年7月〜10月のお知らせに防波堤の閉鎖はありませんでしたが、港の設備には利用停止中のものがあります。出発前に確かめる先は三つです。
2026年7〜10月のお知らせ
- 7月16日:管理事務所のエレベーターが不具合で使用停止。復旧は2027年3月の予定
- 8月29日:新港第1・第2浮桟橋で給電設備の増設工事。9月24日〜12月25日は既設の給電設備と屋外Wi-Fiが使えない
- 9月18日:台風25号の対策で、9月19日〜22日は本港桟橋・新港中央桟橋・新港南桟橋が使用不可、本港からの出艇も不可
- 9月19日:風向風速計がホームページで見られない不具合(9月29日に復旧)
- 10月22日:1階の多目的トイレの修繕のため、10月28日(水)9時〜10時ごろ断水。この間は葉山港1階の全てのトイレ、給湯室、救護室が使えない
いずれも船や建物の設備に関するもので、防波堤の利用時間や釣りのルールを変える告知ではありません。10月28日の朝に行く場合は、1階のトイレが使えない時間帯があることを覚えておいてください。逗子・葉山方面の路線バスの運休や迂回の告知は、今回の確認では見つけられませんでした。当日の運行は京浜急行バスの運行情報で確かめてください。
出発前に確かめる三つ
一つ目は指定管理者の「お知らせ」一覧で、閉鎖や休業日の変更が出ていないかを見ます。二つ目は公式の「ライブカメラ&風向風速計」のページで、本港・新港・駐車場・港全体の映像と風向・風速を確かめます。三つ目は管理事務所への電話(046-875-1504)で、受付は9月〜6月と7・8月の平日が8時〜17時、7・8月の土日祝日が7時30分〜18時です。休業日は火曜日(休日なら水曜日)と年末年始で、7・8月は休業日がありません。釣り方の可否は、この電話で確かめるのが確実です。
同じように開放時間が決まった相模湾の港
相模湾には、葉山港と同じく開放時間と禁止事項が公式に決まっている港があります。大磯港は公式の釣り場が西防波堤区間の港内側に限られ、投げ釣り・コマセ・ルアーが禁止されています(「大磯港の釣り場ガイド2026|公式の釣り場は西防波堤だけ・投げ釣りルアーコマセ禁止」)。ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)は7〜17時の開放で、竿を出せるのは東岸壁と南岸壁です(「ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)の釣り2026|7〜17時開放・東岸壁と南岸壁だけ・駐車場」)。サビキ釣りを考えている日は、公園ごとに投げ釣りやコマセの扱いが違う横須賀市内の釣り公園を比べた「横須賀の無料釣り公園完全ガイド2026|うみかぜ公園・海辺つり公園・大津港新堤防でアジ・サバ」でルールを確かめてください。どの釣り場でも、最新のルールは各管理者の公式情報で確かめてから出かけましょう。
出典・参考(2026年10月時点)
- 施設のご利用について(葉山港・指定管理者 湘南サニーサイドマリーナ株式会社)
- 初めての方へ(葉山港・指定管理者 湘南サニーサイドマリーナ株式会社)
- アクセス(葉山港・指定管理者 湘南サニーサイドマリーナ株式会社)
- 葉山港 公式トップページ(指定管理者 湘南サニーサイドマリーナ株式会社)
- お知らせ一覧(葉山港)
- 防波堤の転落防止柵交換工事は終了いたしました(2025年12月27日・葉山港)
- 葉山港は津波注意報により利用できません(2026年6月8日・葉山港)
- 台風25号対策について(2026年9月18日・葉山港)
- 台風接近による小型艇出艇禁止について(6月3日)(2026年5月31日・葉山港)
- 地震・津波避難訓練開催のお知らせ(3月21日)(2026年3月7日・葉山港)
- 断水のお知らせ [10/28(水)9:00-10:00](2026年10月22日・葉山港)
- ライブカメラ&風向風速計(葉山港)
- 葉山港駐車場管理規程(PDF・葉山港)
- 令和6年度 葉山港指定管理業務事業実施計画書(PDF・2024年4月・湘南サニーサイドマリーナ株式会社)
- 港湾における釣り施設一覧(令和8年3月時点)(国土交通省港湾局)
- 日の出入り@横浜(神奈川県)2026年10月(国立天文台 暦計算室)
- 日の出入り@横浜(神奈川県)2026年11月(国立天文台 暦計算室)
- 逗子・葉山駅 時刻表(京浜急行バス)
日の出・日の入りの表は、国立天文台「各地のこよみ」の横浜(神奈川県)の2026年4月〜2027年3月の各月のページから、各月1日と月末の値を引いたものです。



