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ブリ・ハマチ完全料理レシピ|ブリ大根・ぶりしゃぶ・刺身・照り焼き・ブリカマ塩焼きの本格作り方
ブリ(ハマチ)は冬の代表的な高級魚で、遠州灘・御前崎沖で12月〜2月に「寒ブリ」として大型が釣れます。脂がたっぷり乗った寒ブリの食味は格別で、刺身・ぶりしゃぶ・ブリ大根と、日本の冬の料理文化を代表する魚でもあります。本記事では釣ったブリの下処理から定番料理レシピまで完全解説します。
ブリの下処理
- 血抜き:釣り上げたら即座にエラから包丁を入れて血抜き。海水バケツで数分泳がせる
- 神経締め:大型ブリは神経締めが有効。尾の骨の穴からワイヤーを入れて神経を破壊
- 氷水冷却:血抜き完了後は氷水(海水+氷)に入れて急冷。ブリは身が大きいため冷えるまで時間がかかる
- 持ち帰り:氷を多めに用意。クーラーボックスは20〜30L以上が推奨
- 捌き方:ウロコ取り→エラ・内臓除去→三枚おろし。皮は引くか引かないか料理次第
ブリ大根(定番の煮物)
| 材料(4人分) | 分量 |
|---|---|
| ブリ(切り身) | 4切(約400g) |
| 大根 | 1/2本(400g) |
| 醤油 | 大さじ3 |
| みりん | 大さじ3 |
| 砂糖 | 大さじ2 |
| 酒 | 大さじ3 |
| 生姜スライス | 3〜4枚 |
| 水 | 200ml |
- 大根の下処理:厚さ2cmの輪切りにして面取り→米のとぎ汁で30分下茹で(大根の苦みを取る)
- ブリの霜降り:熱湯を切り身にかけて臭みを除去→冷水で洗い流す
- 煮る:鍋に調味料と水を合わせて中火→大根を先に10分煮る→ブリを加え落し蓋→弱火で15〜20分
- 仕上げ:ブリに火が通ったら中火で煮汁を煮詰めて完成
- コツ:ブリは煮過ぎると固くなる。火が通ったら早めに火を止める
ぶりしゃぶ
- 材料:ブリ刺身用(薄切り)・ポン酢・もみじおろし・昆布だし・野菜(春菊・豆腐・白菜等)
- 作り方:昆布だしを鍋で沸かす→薄切りブリを箸でさっとくぐらせる(10〜15秒)→ポン酢につけて食べる
- コツ:刺身用のブリを薄く(5mm以下)切る。脂が溶け出た汁にうどんを入れると絶品
- ポン酢:市販品でも十分。もみじおろし・ネギ・生姜を薬味として添える
ブリの刺身・漬け丼
- 刺身:冬の寒ブリは醤油だけで十分旨い。わさび・ネギ・おろし大根を添えて
- 漬け丼:切り身を醤油:みりん:酒=2:1:1に30分〜1時間漬ける→ご飯の上に乗せるだけ
- カルパッチョ:薄切りにしてオリーブオイル・塩・レモン・ハーブを添える。洋風で美味
ブリの照り焼き
- 材料:ブリ切り身4枚・醤油大さじ3・みりん大さじ3・砂糖大さじ1・油少々
- 下処理:塩を振って5〜10分おく→水分を拭き取る(くさみ取り)
- 焼き方:フライパンに油を熱し、ブリを皮目から2分焼く→裏返して2分→調味料を加えて絡めながら煮詰める
- コツ:タレを絡める時は強火で短時間。焦げすぎに注意
ブリカマ塩焼き
- 材料:ブリカマ(頭近くの首部分)・塩・酒
- 下処理:塩をたっぷり振って30分おく→水分を拭き取る→酒を振りかける
- 焼き方:グリルで中火15〜20分。皮目をしっかり焦がすとパリっとした食感に
- 食べ方:大根おろし・ポン酢を添えて。カマ周りの脂がたっぷりで最高に美味しい部位
- コツ:カマは厚みがあるため焼き時間を長めに。ひっくり返しは一度だけが理想
ハマチとブリの違い
| 呼び名 | サイズ | 旬 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ワカシ(関東)・ヤズ(九州) | 〜30cm | 夏 | 若魚。淡白でさっぱり |
| イナダ(関東)・ハマチ(関西) | 30〜60cm | 秋 | 中型。脂がのってきて美味しくなる |
| ワラサ(関東)・メジロ(関西) | 60〜80cm | 秋〜冬 | 大型。かなり脂がのる |
| ブリ(全国共通) | 80cm〜 | 冬(11〜2月) | 寒ブリは最高の脂のり。年間最高の食味 |
まとめ
ブリ・ハマチは釣り人が釣れば最高の料理材料となる高級魚です。ブリ大根はじっくり煮込んで大根に旨みを移す「煮物の王様」、ぶりしゃぶはさっとくぐらせるだけで脂が溶けて絶品。カマ塩焼きはブリを捌いた時の最高のご褒美です。遠州灘・御前崎沖で寒ブリを釣り上げ、その晩に家族でブリ大根とぶりしゃぶを囲む——これが遠州釣り師の最高の冬の過ごし方です。



