フィッシングプライヤー・ハサミ・小物ツール完全ガイド|選び方と人気メーカー徹底比較

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ロッドやリールは釣りの「主役」ですが、プライヤー、ハサミ、フィッシュグリップといった小物ツールは釣りの「縁の下の力持ち」です。どんなに素晴らしいロッドとリールを使っていても、針が外せない、ラインが切れない、魚をつかめないとなっては釣りが成立しません。むしろ実際の釣り場で最も頻繁に手に取るのは、これらの小物ツールではないでしょうか。

しかし小物ツールの世界は意外に奥が深く、素材の違い、機能の違い、耐久性の違いによって使い心地が大きく変わります。数百円のプライヤーから数万円のチタン製プライヤーまで価格帯も幅広く、初めて購入する方はどれを選べばよいか迷ってしまうことでしょう。

本記事では、釣りの現場で必要となる小物ツールを網羅的に取り上げ、種類ごとの選び方、素材の違いとメリット・デメリット、おすすめメーカーの製品比較まで、徹底的に解説します。初心者の方が最初の一本を選ぶ参考にも、ベテランの方が買い替えを検討する際の比較資料にもなる内容です。

フィッシングプライヤー——釣りの万能ツール

プライヤーの役割と必要性

フィッシングプライヤーは釣り場で最も使用頻度の高いツールです。主な用途は、魚から釣り針を外す(フック外し)、スプリットリングの開閉、ガン玉の取り付け・取り外し、ラインの切断、そしてルアーのフック交換です。一般的な工具のペンチとは異なり、釣り用プライヤーは先端が細く長いロングノーズ設計で、魚の口の奥に入った針を安全に外すことができます。海釣りでは耐食性(錆びにくさ)が特に重要で、素材選びが使い勝手と耐久性を大きく左右します。

素材による違い

フィッシングプライヤーの素材は主にステンレス、アルミニウム、チタンの3種類です。それぞれの特性を理解して、自分の釣りスタイルに合った素材を選びましょう。

素材重量耐食性強度価格帯メリットデメリット
ステンレスやや重い(150〜200g)良い非常に高い1,500〜5,000円頑丈で壊れにくい。太いフックにも対応重い。安価品は錆びることも
アルミニウム軽い(80〜120g)良い中程度2,000〜6,000円軽量で扱いやすい。アルマイト加工で色展開豊富太いフックを曲げる力に欠ける。先端が摩耗しやすい
チタン軽い(80〜110g)極めて高い高い8,000〜20,000円超軽量で錆びない。強度も十分高価。製品が少ない
ステンレス+アルミ(ハイブリッド)中程度(100〜150g)良い高い3,000〜8,000円先端ステンレスで強度確保、ハンドルアルミで軽量化素材の継ぎ目から錆びる場合がある

プライヤーの選び方ポイント

先端の形状:ロングノーズ(先端が長く細い)タイプが最も汎用性が高いです。魚の口の奥まで届くため、飲まれた針も安全に外せます。先端がストレート(真っ直ぐ)なものとベント(先が曲がっている)ものがありますが、ストレートタイプが初心者には使いやすいです。

スプリットリング機能:ルアーフィッシングをするなら、スプリットリングオープナーが付いたプライヤーが必須です。先端の片方にスプリットリングを開くための突起がついており、フック交換やスプリットリングの着脱が劇的に楽になります。

ラインカッター機能:多くのフィッシングプライヤーにはラインカッターが内蔵されています。ナイロンやフロロカーボンは問題なく切れますが、PEラインは素材が滑りやすく、安価なカッターでは切りにくいことがあります。PEライン対応を謳っている製品を選ぶか、別途PEラインカッターを用意しましょう。

ホルスター・カラビナ:プライヤーは使用頻度が高いため、すぐに取り出せる収納が重要です。専用ホルスター(ケース)が付属する製品が理想的で、ベルトやライフジャケットのDリングに装着できるカラビナ付きのものが便利です。落水防止のスパイラルコード(尻手ロープ)を付けておくことも強く推奨します。

メーカー別おすすめプライヤー

ダイワのフィッシングプライヤーは、V字型の握りやすいハンドル設計が特徴です。ステンレス製の「フィールドプライヤーR」シリーズはコストパフォーマンスに優れ、初心者からベテランまで幅広く支持されています。アルミ製の軽量モデルも展開しており、ライトゲーム向けの小型プライヤーも人気です。

シマノは、パワープライヤーとして高い評価を得ています。特にCI4+素材を採用したハンドルのモデルは軽量かつ握りやすく、長時間の使用でも疲れにくいです。ADプライヤーシリーズは先端のバネ構造に工夫があり、片手での操作性に優れています。

第一精工は釣り小物メーカーとして知られ、プライヤーのラインナップが豊富です。「王様印のプライヤー」シリーズは、漁師や船長にも愛用者が多い信頼のブランドです。ステンレス製の頑丈さが売りで、大型青物のフック外しにも安心して使えます。

ウミボウズ(Umibozu)は比較的新しいメーカーですが、アルミ製プライヤーのコストパフォーマンスの高さで急速に人気を集めています。カラーバリエーションが豊富で、専用ホルスターとカラビナ付きで3,000円前後という価格設定は、初めてのプライヤーとして最適です。PEラインカッター内蔵モデルが特に人気です。

PEラインカッター・ラインカッター——切れ味が釣果を左右する

なぜPEライン専用カッターが必要なのか

PEラインは超高分子量ポリエチレンの極細繊維を編み込んで作られており、一般的なハサミやナイフでは非常に切りにくい素材です。通常のラインカッターで切ろうとすると、ラインが刃の間で滑ってしまい、綺麗に切断できないことがあります。切り口が斜めになったり繊維がほつれたりすると、ガイドに引っかかったり、結束部の強度が落ちたりするため、PEラインを使う釣りでは専用のカッターが必要です。

PEラインカッターの種類

PEラインカッターには大きく分けて「ハサミタイプ」「カッタータイプ」「爪切りタイプ」の3種類があります。

ハサミタイプは最も一般的で、セラミック刃やステンレス刃でPEラインを切断します。両手を使って切るため安定性が高く、太めのPEライン(2号以上)もしっかり切れます。ダイワの「フィールドシザー」シリーズやシマノの「ラインシザー」が代表的な製品です。リーダーの切断にも使えるので、汎用性が高いのが魅力です。

カッタータイプは、ラインをスリットに通して引くだけで切断できるタイプです。片手で操作できるため、竿を持ったまま素早くラインを切ることができます。仕掛けの交換が頻繁なエサ釣りで特に便利です。ただし切れ味が刃の鋭さに完全に依存するため、安価な製品では切れ味が悪いことがあります。

爪切りタイプは、爪切りと同様のテコの原理で切断するタイプです。コンパクトで携帯性に優れ、ライフジャケットのファスナープルに付けておけばいつでも使えます。ただし太いライン(PE2号以上やリーダー30lb以上)の切断にはパワー不足の場合があります。

タイプメリットデメリットおすすめ用途代表製品
ハサミタイプ安定した切れ味。太いラインも対応。PEもリーダーも切れる両手が必要。やや大きいルアーフィッシング全般、仕掛け作りダイワ フィールドシザー、シマノ CT-524R
カッタータイプ片手操作可能。素早いライン処理太いラインは切りにくい。刃の交換不可が多いエサ釣り、ちょい投げ釣り第一精工 ミニラインカッター
爪切りタイプ超コンパクト。携帯性抜群パワー不足の場合あり。PEに非対応品もライトゲーム、アジング、メバリングがまかつ ラインカッター、バリバス PEカッター

フィッシュグリップ——魚を安全につかむための必須ツール

フィッシュグリップの必要性

フィッシュグリップは魚の下顎をつかんで安全に保持するためのツールです。スズキやヒラメなどの口が大きい魚、タチウオのように鋭い歯を持つ魚、クロダイのように背ビレが鋭い魚など、素手で触ると怪我をするリスクがある魚を安全に扱うために欠かせません。また、キャッチ&リリースを行う場合、素手で魚体を握ると体表の粘膜を傷つけてしまうため、フィッシュグリップで下顎だけをつかむほうが魚へのダメージが少なくなります。

フィッシュグリップの種類と選び方

フィッシュグリップは大きく「トリガーロック式」と「スプリング式」の2タイプに分かれます。

トリガーロック式は、トリガー(引き金)を握ると先端の爪が開き、離すとロックされて魚をしっかりつかむ仕組みです。片手で操作でき、大型の魚もガッチリと保持できるため、シーバスや青物狙いのアングラーに人気があります。ボガグリップが元祖で、現在は各社から類似製品が発売されています。重量計測機能(フィッシュスケール)が付いたモデルもあり、釣った魚の重さをその場で計測できます。

スプリング式(ワニグリップ型)は、スプリングの力で先端の爪が閉じる仕組みで、握って開き、離すとバネの力で魚をつかみます。トリガーロック式に比べて軽量・コンパクトで、小〜中型の魚(アジ、メバル、カサゴなど)を扱うのに適しています。第一精工の「ワニグリップ」シリーズが有名で、価格も手頃です。ただし大型の魚をつかむにはグリップ力がやや不足することがあります。

選ぶ際のポイントは、まずターゲットの魚のサイズに合わせることです。30cm以下の小型魚がメインならスプリング式で十分ですが、50cm以上の中〜大型魚を狙うならトリガーロック式が安全です。素材はステンレスまたはアルミが一般的で、海水での使用なら耐食性の高い素材を選びましょう。また、フィッシュグリップは落水しやすいツールなので、必ずスパイラルコード(尻手ロープ)を付けてライフジャケットやベルトに繋いでおくことを強く推奨します。

ランディングネット(タモ網)——大物を取り込む最後の砦

ランディングネットの重要性

ランディングネット(タモ網)は、釣り上げた魚を安全に取り込む(ランディングする)ための道具です。堤防や磯など足場が高い場所での釣りでは、大型の魚を直接抜き上げることができないため、ランディングネットが必須になります。せっかく大物をヒットさせても、ランディングの段階でバラシてしまっては元も子もありません。ネットの準備を怠ったことで逃した大物の悔しさは、一度経験すると二度と忘れられないものです。

ランディングネットの構成要素

ランディングネットは「シャフト(柄)」「フレーム(枠)」「ネット(網)」の3つのパーツで構成されています。それぞれ単体で購入して組み合わせることも、セット品として購入することもできます。

シャフトは伸縮式(振り出し式)が主流で、長さは3m〜6m程度のものが一般的です。釣り場の足場の高さに合わせて選びます。堤防であれば4〜5m、磯であれば5〜6mが目安です。素材はカーボンが軽量で扱いやすく、グラスファイバーは安価ですがやや重くなります。

フレームは丸型とオーバル型(楕円形)があります。丸型は魚のサイズを選ばず汎用性が高く、オーバル型はシーバスなどの細長い魚の取り込みに適しています。折りたたみ式のフレーム(ジョイント付き)は携帯性に優れ、ランガン(歩きながらの釣り)スタイルに最適です。フレーム径は45〜55cm程度が汎用サイズです。

ネットはナイロン製とラバー製があります。ナイロン製は軽量で乾きやすいですが、魚の粘膜を傷つけやすくフックが絡みやすいデメリットがあります。ラバー製は魚へのダメージが少なくフックが絡みにくいため、キャッチ&リリースを行うアングラーにはラバーネットがおすすめです。ただしラバー製はナイロン製より重く、水の抵抗も大きいため、シャフトの強度と操作性に影響します。

タモジョイントの活用

タモジョイントはシャフトとフレームの間に取り付ける回転式の接続具で、使わないときにフレームを折りたたんでシャフトと平行にすることができます。これにより全長が短くなり、背中に背負ったまま移動しやすくなります。ランガンスタイルのシーバスフィッシングではほぼ必須のアイテムと言えます。昌栄のフレックスアームや、プロックスのタモジョイントが定番製品です。

針外し・糸通し・ノッター——あると便利な小物ツール

針外し(フックリムーバー)

プライヤーで針が外しにくい場合に活躍するのが専用の針外しです。特にエサ釣りで魚が針を飲み込んでしまった場合、プライヤーでは口の奥まで届かないことがあります。針外しは細長い形状で、飲まれた針の軸に沿わせて押し込むことで、針先を外す仕組みです。

「ステンレス針外し」はシンプルな棒状のツールで、安価で耐久性も高いです。先端にスリットがあり、ここにハリスを通してスライドさせることで針を外します。「フォーセップ」は医療用の鉗子(かんし)に似たツールで、細い先端で精密に針をつかむことができます。アジングやメバリングなどのライトゲームで小型のフックを扱うのに最適です。

糸通し・ニードル

老眼が進んで針の穴に糸が通しにくくなった——そんなベテラン釣り師の悩みを解決するのが糸通しです。裁縫用の糸通しと原理は同じですが、釣り用はハリスの太さ(0.6〜5号程度)に対応した設計になっています。ダイワやがまかつから専用の糸通しが発売されており、1,000円前後で購入できます。現場でのストレスを大幅に軽減してくれる小さな名品です。

ノッター(FGノットアシストツール)

PEラインとリーダーを結束するFGノットは、シーバスフィッシングやショアジギングにおいて最も信頼性の高い結束方法ですが、慣れないうちは現場で結ぶのが難しいと感じる方も多いでしょう。そんなとき役立つのがノッター(FGノットアシストツール)です。第一精工の「ノットアシスト2.0」は、PEラインとリーダーをセットして指示通りに巻きつけるだけで、美しいFGノットが完成します。暗い釣り場や風の強い日でも安定した結束ができるため、特に初〜中級者には強い味方になります。

ただし慣れてくると、ノッターを使わずに手で結ぶほうが速いと感じる方も多いです。ノッターは「FGノットをマスターするまでの補助輪」として使い、最終的には手結びできるように練習することをおすすめします。

各メーカーの小物ツール総合比較

メーカー強み代表的な小物ツール価格帯おすすめの釣り人
ダイワ総合力が高く製品ラインナップが豊富。品質と価格のバランスが良いフィールドプライヤーR、フィールドシザー、フィッシュグリップV中〜高価格帯ルアーフィッシング全般、品質重視の方
シマノ耐久性が高く、長期間使える堅牢な設計。パワーグリップ系に強いADプライヤー、パワープライヤー、ラインカッター中〜高価格帯船釣り、大物狙い、耐久性重視の方
第一精工釣り小物専門メーカーとしての実績と信頼。ユニークな発想の製品が多い王様印プライヤー、ワニグリップ、ノットアシスト2.0、ガーグリップ低〜中価格帯コスパ重視の方、エサ釣り、便利ツール好き
ウミボウズSNS発の新興ブランド。コスパ最強のアルミプライヤーで人気爆発フィッシングプライヤー(アルミ)、フィッシュグリップ低価格帯初心者、コスパ重視の方、カラー重視の方
がまかつ釣り針メーカーとしての知見を活かした、フックに関連するツールが充実フィッシングプライヤー、糸通し、ラインカッター中価格帯エサ釣り、磯釣り、仕掛け自作派
昌栄(SIYOUEI)ランディングツールのスペシャリスト。フレックスアーム等の独自製品フレックスアーム、ランディングフレーム、ino(イーノ)ネット中〜高価格帯シーバスアングラー、ランガンスタイルの方
プロックス(PROX)手頃な価格で必要な機能を備えた実用本位の製品展開タモジョイント、玉の柄(シャフト)、フィッシュキャッチャー低〜中価格帯入門者、堤防釣り、予算を抑えたい方

シーン別おすすめツールセット

堤防のサビキ釣り・ちょい投げ釣り(初心者向け)

堤防での手軽な釣りには、最低限のツールがあれば十分です。まずプライヤー1本——ウミボウズのアルミプライヤーなど3,000円前後のものでOKです。次にラインカッター——爪切りタイプの小型カッターをジャケットのファスナーに付けておきましょう。フィッシュグリップは第一精工のワニグリップがコンパクトで扱いやすく、価格も手頃です。さらにハサミ1本——仕掛けのパッケージを開けたりエサを切ったりするのに、普通のハサミがあると意外に重宝します。以上の4点で、堤防釣りのツールとしては十分です。

シーバスのルアーフィッシング(中級者向け)

シーバスフィッシングでは、プライヤー、フィッシュグリップ、ランディングネットの三種の神器が必要です。プライヤーはスプリットリング対応のロングノーズタイプが必須。シーバスのフック交換を現場で行うことも多いため、スプリットリング機能の使いやすさは重要です。フィッシュグリップはトリガーロック式の中型サイズが最適。シーバスは鋭いエラ蓋を持つため、素手でつかむのは危険です。ランディングネットは5m前後のシャフトにオーバル型フレーム、ラバーネットの組み合わせが定番です。タモジョイントを付ければ移動時にコンパクトになります。

船釣り・オフショア(大物対応)

船釣りでは大型の魚を相手にすることが多いため、プライヤーは強度重視でステンレス製の大型タイプを選びます。太軸のフックを安全に外すにはパワーが必要で、アルミ製では力負けする場合があります。シマノのパワープライヤーやダイワの大型プライヤーが適しています。PEラインカッターはハサミタイプの頑丈なものを。太いPE(3号以上)やリーダー(60lb以上)を切ることがあるため、切れ味と耐久性が重要です。船上ではフィッシュグリップよりも、フィッシュホルダー(魚体をつかむクリップ型のツール)が使いやすいシーンも多いです。

小物ツールのメンテナンスと長持ちさせるコツ

海水使用後の基本ケア

海釣りで使った小物ツールは、帰宅後に必ず真水で洗いましょう。特にプライヤーの関節部分、バネ部分、ラインカッターの刃の部分は塩分が溜まりやすく、放置すると動きが悪くなったり刃が錆びたりします。洗った後はタオルで水気を拭き取り、しっかり乾燥させます。ステンレス製でも完全に錆びないわけではなく、特に安価なステンレスは塩水環境で錆びることがあります。

プライヤーの関節部分には定期的にオイル(KURE 5-56やシリコンスプレー)を少量さしておくと、動きがスムーズに保たれます。ラインカッターの刃は消耗品なので、切れ味が落ちてきたら交換(交換式の場合)するか、新しいカッターに買い替えましょう。切れないカッターでPEラインを無理に切ると、切り口がほつれてトラブルの原因になります。

フィッシュグリップの注意点

フィッシュグリップは魚の体液や血で汚れやすいため、使用後は念入りに洗浄しましょう。トリガーロック式のグリップは内部機構に魚の体液が入り込むことがあり、放置すると固着して動かなくなることがあります。分解できるモデルであれば定期的に分解清掃し、バネ部分にグリスを塗布しておくと長持ちします。重量計測機能付きのモデルは、バネの劣化で計測精度が落ちることがあるため、精密な計測が必要な場合は定期的に校正(既知の重さのもので確認)しましょう。

よくある質問

質問回答
プライヤーは100均のものでも使えますか?緊急時には使えますが、釣り専用としてはおすすめしません。100均のプライヤーは海水での耐食性が低く、すぐに錆びて動かなくなります。また、スプリットリング機能やPEラインカッターが付いていないため、ルアーフィッシングでは不便です。最低でも1,500〜3,000円程度の釣り用プライヤーを用意することをおすすめします。
フィッシュグリップは本当に必要ですか?ターゲットの魚種によります。アジやキスなど小型で危険のない魚なら素手でも問題ありませんが、シーバス(鋭いエラ蓋)、タチウオ(鋭い歯)、クロダイ(鋭い背ビレ)、カサゴ(毒ヒレ)などを狙う場合は安全のために必須です。また、キャッチ&リリースを行う場合は、素手で魚体を握るより粘膜へのダメージが少ないフィッシュグリップの使用が推奨されます。
ランディングネットのシャフトの長さはどう選べばいいですか?釣り場の足場の高さ+1mが目安です。一般的な堤防(足場2〜3m)なら4〜5mのシャフト、高い堤防や磯(足場4〜5m)なら5〜6mが必要です。長すぎるシャフトは重くて操作しにくくなるため、よく行く釣り場に合わせたサイズを選びましょう。複数の釣り場で使うなら、5m前後が最も汎用性が高い長さです。
PEラインカッターとハサミの違いは何ですか?PEライン専用カッターはPEラインの繊維を切断するのに特化した刃を持っており、一般的なハサミでは切りにくいPEラインもスパッと切れます。一般的なハサミでPEラインを切ろうとすると、ラインが刃の間で滑って切れなかったり、繊維がほつれたりすることがあります。セラミック刃のPEカッターは特に切れ味が良く、長期間刃持ちするのでおすすめです。
FGノットアシストツール(ノッター)は買うべきですか?FGノットを練習中の方にはおすすめです。特に釣り場で暗い中、風が吹いている状況でのFGノットは難しいもので、ノッターがあれば安定した結束ができます。ただし、ノッターに頼りすぎると手結びが上達しないため、自宅での練習時は手結びで練習し、釣り場でのバックアップとしてノッターを携行するのがベストな使い方です。
プライヤーが錆びてしまいました。復活できますか?軽い錆びなら、CRC 5-56などの防錆潤滑剤を吹きかけて布で拭くと取れることがあります。関節部分が固着してしまった場合は、5-56をたっぷり吹きかけて一晩置き、翌日ゆっくり動かしてみましょう。重度の錆びで動きが回復しない場合は買い替えをおすすめします。予防として、使用後は必ず真水洗い→乾燥→オイル塗布の手順を守りましょう。

まとめ——良い道具は釣りをもっと快適にする

フィッシングプライヤー、ラインカッター、フィッシュグリップ、ランディングネット、針外し、ノッター——これらの小物ツールは、ロッドやリールほど目立つ存在ではありませんが、釣りの快適さと安全性を大きく左右する重要なアイテムです。適切なツールを選んで使いこなせば、仕掛けの交換が速くなり、魚の取り込みが安全になり、ライントラブルへの対処もスムーズになります。結果として、釣りに集中できる時間が増え、釣果の向上にもつながります。

最初から最高級品を揃える必要はありません。まずは予算に合った基本的なツール——プライヤー1本、ラインカッター1つ、フィッシュグリップ1つから始めて、釣りの経験を積みながら自分のスタイルに合った道具に買い替えていけばよいのです。大切なのは、必要なツールを釣り場に忘れずに持っていくこと、使った後にきちんとメンテナンスすること、そして消耗したら適切なタイミングで新しいものに交換することです。

小物ツールの充実は、釣り人としての成熟の証でもあります。ベテランアングラーのタックルボックスやライフジャケットを見ると、長年の経験から選び抜かれたツール類が機能的に配置されていることに気づくでしょう。あなたも自分だけの最適なツールセットを見つけて、もっと快適で楽しい釣りライフを送ってください。

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