都田川の釣りポイント完全ガイド2026|浜名湖に注ぐ清流で狙えるアユ・ハゼ・シーバス・テナガエビのポイント別攻略と季節別釣り方を徹底解説

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都田川の釣りポイント完全ガイド2026|浜名湖に注ぐ清流で狙えるアユ・ハゼ・シーバス・テナガエビのポイント別攻略と季節別釣り方を徹底解説

都田川とは?浜名湖に注ぐ「もうひとつの本流」

浜松で「川釣り」といえば天竜川を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、浜名湖の北東部にひっそりと流れ込む都田川(みやこだがわ)こそ、地元アングラーが通い詰める”知る人ぞ知る”フィールドだ。

都田川は浜松市北区(現・浜松市浜名区)の山間部を源流とし、約30kmの流程を経て浜名湖・細江湖(引佐細江)に合流する二級河川。上流域は鮎が遡上する清流、中流域はオイカワやウグイが群れる里川、下流〜河口域は海水が混じる汽水域でハゼやシーバスが狙える——つまり、たった一本の川で淡水から汽水まで、年間を通じて多彩な釣りが楽しめるのが最大の魅力だ。

天竜川のようなメジャーリバーと比べて釣り人の数が圧倒的に少なく、プレッシャーが低い。週末でもポイントを独占できることが珍しくない。この記事では、都田川の上流から河口まで、エリア別・季節別の攻略法を余すところなく紹介する。「浜名湖周辺で新しい釣り場を開拓したい」「天竜川が混んでいて入れない」——そんなアングラーにこそ読んでほしい。

都田川の全体マップとエリア区分

都田川の釣り場は大きく4つのエリアに分けられる。それぞれ狙える魚種もアプローチもまったく異なるため、自分の釣りスタイルに合ったエリアを選ぶことが攻略の第一歩だ。

エリア区間の目安水質主な対象魚おすすめ度
上流域(渓流〜里川)滝沢キャンプ場〜都田ダム下流淡水・清流アユ、アマゴ、オイカワ★★★★☆
中流域(里川)都田総合公園周辺〜新都田橋付近淡水オイカワ、ウグイ、コイ、ナマズ★★★☆☆
下流域(汽水域)新都田橋〜都田川橋付近汽水ハゼ、テナガエビ、シーバス、クロダイ★★★★★
河口域(細江湖合流部)都田川橋〜細江湖流入部汽水〜海水シーバス、クロダイ、ハゼ、ウナギ★★★★☆

アクセス概要

  • :東名高速「浜松西IC」から北へ約15分で中流域、新東名「浜松いなさIC」から南へ約20分で上流域にアクセス可能
  • 電車:天竜浜名湖鉄
    道「都田駅」下車、徒歩10分で中流域に出られる。ただし上流域・河口域は車が必須
  • 駐車:各エリアの橋のたもとに2〜5台程度の路肩スペースあり。都田総合公園(無料駐車場あり)を起点にするのが最も便利

【上流域】アユとアマゴの清流フィールド

都田ダムの上流から滝沢エリアにかけては、岩盤底と玉砂利が続く清流域。水の透明度が高く、初夏には鮎の姿を目視で確認できるほどだ。

アユ釣り(友釣り・ルアー)

都田川のアユは天竜川本流の魚体と比べるとやや小ぶり(15〜20cm級が中心)だが、瀬に着く魚の密度が濃いのが特徴。川幅が狭い分、ポイントが絞りやすく、友釣り初心者でも掛けやすい。

  • 解禁日:例年6月第1土曜日(天竜川漁協管轄、要遊漁券)
  • 遊漁券:日券2,000円、年券8,000円程度(天竜川漁業協同組合発行)。近隣のコンビニ(セブンイレブン都田店)やフィッシングショップで購入可能
  • 竿:7〜8mの短めの鮎竿が取り回しやすい。川幅が10〜15mの区間が多いため、9m竿では長すぎる場面も
  • 時間帯:早朝5時〜9時が鮎の活性が高い。日中は木陰になる深瀬を重点的に攻める

近年注目されているのがアユのルアー釣り(アユイング)だ。専用ルアー(リバーランドの「リアユ」やダイワの「アユイングミノー」など)を使い、瀬の中をドリフトさせて縄張りアユのアタックを誘う。都田川は川幅が狭くキャスト距離が短くて済むため、アユイング入門にもうってつけのフィールドといえる。

アマゴ狙いのポイント

都田ダム最上流部の支流筋には放流アマゴが残っている。3月の解禁直後が最も釣果が出やすく、ミミズやブドウ虫のエサ釣りで20cm前後が狙える。ただし入渓ルートが限られるため、事前に地元の釣具店(上島釣具店フィッシング遊 浜松店)で情報収集してから入ることをおすすめする。

【中流域】里川の小物釣りとナマズゲーム

都田総合公園の脇を流れる中流域は、護岸と自然岸が混在するのどかな里川風景。ファミリーフィッシングの穴場でもある。

オイカワ・カワムツのライトゲーム

夏場の中流域は、オイカワとカワムツの群れで川面が賑わう。タナゴ竿や延べ竿(3.6〜4.5m)にサシや赤虫を付けて流すだけで、婚姻色の美しいオイカワが次々とヒットする。

  • 仕掛け:延べ竿3.6m、ハリス0.3号、袖バリ2〜3号、ウキはタナゴウキまたは玉ウキ
  • エサ:サシ(紅サシ)、赤虫、練りエサ(マルキューの「寄せ太郎」など)
  • ポイント:橋脚まわりのヨレ、堰堤直下の巻き返し、草が張り出した岸際の日陰
  • 時期:5月〜10月が最盛期。特に7〜8月は数釣りが楽しめる

子どもの釣りデビューにもぴったりのターゲットだ。都田総合公園にはトイレと自動販売機があるので、ファミリーでも安心して過ごせる。

ナマズのトップウォーターゲーム

中流域の見逃せないターゲットがナマズだ。5月〜9月の夜間、水深30〜50cmのシャローにナマズが餌を求めて差してくる。専用のノイジープラグ(スミスの「キャタピー」やティムコの「ネコソギ」)を水面でバシャバシャと引くと、「バフッ!」という水面爆発とともにヒットする。この迫力は一度味わうとやみつきになる。

  • タックル:バスロッド(MH〜H)、PEライン2〜3号、リーダー20lb
  • 時間帯:日没後30分〜深夜0時がゴールデンタイム
  • ポイント:堰堤下のプール、護岸際のエグレ、橋の明暗部
  • 注意:夜間の河川は足元が見えにくいため、必ずヘッドライトとフェルトソールのシューズを着用すること

【下流域】ハゼ・テナガエビの黄金フィールド

新都田橋から下流は潮の干満の影響を受ける汽水域に変わる。ここが都田川釣りの最大のハイライトだ。

マハゼ釣り——秋の本命

9月〜11月の都田川下流域は、マハゼの魚影が非常に濃い。浜名湖本湖のハゼ釣り場と比べて釣り人が圧倒的に少なく、良型が多いのが都田川の強みだ。10月中旬以降は15cmオーバーの「落ちハゼ」が深場に集まり、天ぷらサイズが連発する。

時期サイズポイント仕掛け
7〜8月5〜10cm(デキハゼ)岸際の浅場、石積み護岸沿い延べ竿2.7m、ハゼ天秤、袖バリ5号
9〜10月10〜15cmカケアガリ、橋脚まわりちょい投げ(2〜5号オモリ)、流線8号
11〜12月15〜20cm(落ちハゼ)水深1.5m以上の深場、船溜まりちょい投げ(5〜8号オモリ)、流線9〜10号
  • エサ:アオイソメ(青イソメ)が万能。1パック(500円程度)で半日十分に持つ。ホタテの貝柱やボイルエビでも代用可能
  • おすすめ立ち位置:新都田橋の南側(左岸)に河川敷へ降りるスロープがある。ここから上流側に100mほど歩くと、石積み護岸と砂泥底が交互に現れるエリアがあり、ハゼの付き場になっている
  • 潮回り:上げ潮の2〜3時間が最も活性が高い。大潮・中潮が狙い目で、小潮の干潮時は水位が下がりすぎて釣りにならないこともある

テナガエビ釣り——梅雨〜夏の風物詩

6月〜8月の都田川下流域はテナガエビの宝庫だ。石積み護岸の隙間やテトラブロックの穴に潜むテナガエビを、延べ竿でじっくり狙う。

  • 竿:延べ竿1.8〜2.7m(短いほうが穴を探りやすい)
  • 仕掛け:玉ウキ仕掛け、ハリス0.4号、タナゴバリまたはエビバリ2号
  • エサ:赤虫、アカムシワーム、鶏レバーの小片
  • コツ:アタリが出てもすぐにアワセない。テナガエビは餌を巣穴に持ち帰る習性があるため、ウキが完全に沈んでから3〜5秒待ってゆっくり聞きアワセするのがポイント
  • 時間帯:早朝と夕マヅメが活発。日中は石の隙間の奥に引っ込むため、穴の中を丹念に探る必要がある

テナガエビは素揚げや唐揚げにすると絶品。釣ったその日に調理するのがベストで、1〜2時間ほど真水で泥抜きしてから、片栗粉をまぶして180度の油でカラッと揚げると、殻ごとサクサクいただける。ビールとの相性は言うまでもない。

【河口域】シーバスとクロダイの汽水パラダイス

都田川が細江湖(引佐細江)に合流する河口域は、シーバスとクロダイの好ポイント。浜名湖本湖のメジャーポイントに比べて人的プレッシャーが格段に低いため、スレていないフレッシュな魚と出会える確率が高い。

シーバス攻略

都田川河口のシーバスは、春〜秋にかけて浜名湖から遡上してくる個体がメインターゲット。特に秋の落ちアユパターン(10月〜11月)は大型が狙える最高のシーズンだ。

  • タックル:シーバスロッド8.6〜9ft(ML〜M)、リール2500〜3000番、PEライン0.8〜1号、リーダー16〜20lb
  • ルアー
    • 春〜夏:アイマ「コモモ SF-125」、ジャクソン「アスリート 9S」などのシンキングミノー
    • 秋(落ちアユ期):メガバス「カゲロウ124F」、邪道「ヨレヨレ」などのフローティング〜サスペンドミノー
    • 通年:コアマン「VJ-16」「VJ-22」などのバイブレーション
  • ポイント:河口の合流点、橋脚明暗部、護岸のエグレ、流れのヨレが出る場所
  • 時間帯:下げ潮の効き始め〜下げ5分がベスト。夜間のほうが実績は高い
  • サイズ:フッコクラス(40〜60cm)が中心だが、秋の落ちアユパターンでは70cm〜80cmオーバーのランカーも出る

クロダイ(チヌ)攻略

河口域の浅場には、春〜秋にかけてクロダイが差してくる。特に梅雨時期の濁りが入ったタイミングは、警戒心が薄れてルアーへの反応が良くなる。

  • チニング:7ft前後のチニングロッド、PEライン0.6号、リーダー12lb。フリーリグ(5〜7gシンカー+クレイジーフラッパー3.5inch等のホッグ系ワーム)でボトムをズル引き
  • 前打ち・落とし込み:石積み護岸沿いにカニやイガイを落とし込む伝統的な釣法も有効。竿は前打ち竿5.3m、ハリス1.5〜2号
  • サイズ:30〜45cm級が中心。浜名湖本湖ほどの大型は少ないが、数釣りが楽しめる

季節別カレンダー——都田川で「今」何が釣れる?

上流域中流域下流域河口域
1〜2月オフコイ(寒鯉)落ちハゼ(終盤)シーバス(バチ抜け)
3〜4月アマゴ解禁オイカワ、ウグイデキハゼ(走り)シーバス、クロダイ
5月渓流釣り最盛期ナマズ開幕テナガエビ(走り)クロダイ最盛期
6月アユ解禁ナマズ、オイカワテナガエビ最盛期シーバス、クロダイ
7〜8月アユ最盛期ナマズ、オイカワテナガエビ、デキハゼシーバス(夏パターン)
9〜10月アユ終盤(落ちアユ)ナマズ終盤マハゼ最盛期シーバス(落ちアユパターン)
11〜12月オフコイ落ちハゼ(大型)シーバス終盤

このカレンダーを見れば分かるように、都田川は12ヶ月を通じて何かしらのターゲットが狙える。特に6月〜10月の下流域〜河口域は、テナガエビ→マハゼ→シーバスと次々にターゲットが入れ替わり、飽きることがない。

駐車場・トイレ・周辺施設ガイド

駐車場

  • 都田総合公園(中流域):無料駐車場約200台。トイレあり。中流域の起点として最も便利
  • 新都田橋周辺(下流域):橋の南東たもとに5台程度の路肩スペース。舗装なし、足場注意
  • 都田川橋周辺(河口域):橋の北側に3〜4台の駐車スペース。夜釣りのシーバスアングラーが多い
  • 滝沢キャンプ場周辺(上流域):キャンプ場の駐車場(有料:1台500円/日)を利用可能

トイレ

  • 都田総合公園内のトイレ(24時間利用可能)
  • 滝沢キャンプ場の管理棟トイレ(キャンプ場利用者向けだが、付近の公衆トイレも利用可)
  • 下流域・河口域には公衆トイレがないため、事前にコンビニで済ませておくこと

最寄りのコンビニ・釣具店

  • セブンイレブン浜松都田町店:中流域から車で3分。エサの調達は不可だが、飲食料の補給に便利
  • フィッシング遊 浜松店:国道257号沿い、車で約15分。品揃え豊富で遊漁券も購入可能
  • イシグロ 浜松高林店:車で約20分。エサ・仕掛けの品揃えは静岡県西部随一

安全情報と注意事項

増水・鉄砲水に注意

都田川は上流に都田ダムがあるため、大雨時のダム放流による急激な増水に要注意。上流域で渓流釣りをする場合は、必ず以下を守ってほしい。

  • 入渓前に静岡県河川砂防情報(サイポスレーダー)で水位を確認する
  • 上流で雨が降っていなくても、山間部の降雨で急に増水することがある。空が暗くなったら即座に退渓
  • 単独釣行は避け、必ず同行者に入渓場所を伝えておく
  • フェルトソールのウェーディングシューズとライフジャケット(腰巻き式でも可)を必ず着用

遊漁券について

  • アユ・アマゴを狙う場合は天竜川漁業協同組合の遊漁券が必要。無券での釣りは漁業権侵害となり、罰則の対象になる
  • ハゼ・テナガエビ・シーバスなど海水魚・汽水域の魚種は遊漁券不要
  • 近年、遊漁券のデジタル化(スマホ購入)も進んでいるので、事前にオンラインで取得しておくと当日スムーズ

マナーとルール

  • ゴミは必ず持ち帰る。特にワームの切れ端やラインの切れっぱしは、鳥や魚に巻き付く原因になる
  • 農業用水路との分岐点付近では、農業関係者の作業を妨げないよう配慮する
  • 住宅地に近い中流域〜下流域では、早朝・深夜の大声やエンジン音に気をつける
  • 河川敷の草地に無断駐車しない。地元住民の生活道路を塞がないこと
  • 外来種(ブラックバス、ブルーギルなど)が釣れた場合は、条例に従いリリースせず適切に処分する

足場の状況

  • 上流域:岩盤・玉砂利で滑りやすい。フェルトスパイクソールが必須
  • 中流域:護岸上からの釣りなら安全。河川敷に降りる場合はスロープを利用
  • 下流域:石積み護岸は苔が付いて滑りやすい。長靴よりもスパイクブーツ推奨
  • 河口域:泥底のウェーディングは膝上まで沈む場所もある。無理にウェーディングせず、岸からのキャストで十分届く

まとめ——都田川は浜松アングラーの「裏庭」

都田川は、天竜川や浜名湖本湖のような派手さこそないものの、一本の川で渓流のアマゴからシーバスまで、四季を通じて多彩な釣りが楽しめる懐の深い河川だ。何より、釣り人が少なくポイントが空いている——これは都市近郊の釣り場としては何にも代えがたいアドバンテージだろう。

初めて都田川を訪れるなら、まずは秋の下流域でのハゼ釣りをおすすめしたい。延べ竿1本とアオイソメがあればすぐに始められ、釣果もほぼ確実。数を釣ったらその晩に天ぷらで味わえば、都田川の魅力を存分に感じられるはずだ。

もう少し冒険したくなったら、梅雨時のテナガエビ、夏の夜のナマズトップ、秋の落ちアユパターンのシーバス——と、季節ごとに新しいターゲットが待っている。浜名湖エリアで「次の釣り場」を探しているなら、ぜひ都田川に足を運んでみてほしい。きっと、通い慣れた浜名湖とはまた違った釣りの楽しさに出会えるはずだ。

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