舘山寺温泉エリアは「観光地の裏側」に一級釣り場が潜んでいる
浜名湖の北西岸に位置する舘山寺(かんざんじ)温泉エリアは、浜松の一大観光地として知られている。ロープウェイ、遊園地「浜名湖パルパル」、日帰り温泉——そんな華やかな表の顔がある一方で、内浦湾を囲む護岸や舘山寺港周辺には、地元アングラーだけが知る実力派の釣りポイントが点在している。
観光客で賑わうエリアのすぐ裏手に、クロダイやキビレが居着くストラクチャー豊富な護岸があり、夜になればメバルやカサゴが常夜灯の周りに浮いてくる。家族連れで温泉旅行に来たついでにハゼ釣りを楽しむもよし、ナイトゲームで根魚を狙うもよし。この記事では、舘山寺温泉・内浦湾周辺の釣りポイントを護岸ごとに徹底解説する。観光エリアだからこそ周辺施設が充実しており、釣り初心者やファミリーにも自信を持っておすすめできるフィールドだ。
舘山寺エリアの基本情報とアクセス
所在地と地理的特徴
舘山寺温泉は浜松市中央区舘山寺町(旧・西区)に位置し、浜名湖の北西岸から南に突き出た半島状の地形にある。西側に内浦湾、東側に庄内湖との接続水域が広がり、半島先端部は大草山(標高113m)が屹立する。この複雑な地形が潮の流れに変化をつくり、魚が着きやすい環境を生み出している。
内浦湾は奥に入り込んだ入江状の地形で、外海からの波の影響を受けにくい。そのため足場の良い護岸が多く、風の強い日でも竿が出せるポイントが見つかりやすいのが大きな利点だ。
車でのアクセス
| 出発地 | ルート | 所要時間 |
|---|---|---|
| 浜松駅 | 国道257号→県道48号→舘山寺街道 | 約40分 |
| 浜松西IC | 県道65号→県道48号→舘山寺街道 | 約15分 |
| 三ヶ日IC | 国道362号→県道48号 | 約25分 |
浜松西ICからのアクセスが最も便利で、舘山寺街道(県道48号)を北上すれば一本道。道中にコンビニ(ファミリーマート舘山寺街道店、セブン-イレブン浜松協和町店など)があるので、エサや飲食物の補給もしやすい。
電車・バスでのアクセス
JR浜松駅北口バスターミナル1番乗り場から遠鉄バス「舘山寺温泉行き」に乗車し、終点「舘山寺温泉」で下車(約50分・片道580円)。バス停から主要ポイントまでは徒歩5〜15分圏内。ただし、バスの最終便が19時台と早いため、ナイトゲームを予定する場合は車が必須だ。
駐車場情報
| 駐車場名 | 台数 | 料金 | 最寄りポイント |
|---|---|---|---|
| 舘山寺温泉 市営駐車場 | 約100台 | 無料 | 舘山寺港護岸まで徒歩3分 |
| 浜名湖パルパル駐車場 | 約1,000台 | 有料(1日1,000円)※営業時間外利用不可 | 内浦湾南岸まで徒歩5分 |
| 舘山寺総合公園駐車場 | 約30台 | 無料 | 内浦湾北岸護岸まで徒歩2分 |
| 大草山東側路肩 | 5〜6台 | 無料 | 大草山下護岸まで徒歩1分 |
釣り人にとって最もありがたいのは、舘山寺温泉の市営駐車場が無料で利用できること。観光シーズンの土日は午前中に満車になることもあるが、早朝の釣りなら問題なく停められる。
ポイント①:舘山寺港護岸〜舘山寺園地前
ポイントの特徴
舘山寺温泉のメインストリートから湖側に出ると、すぐ目の前に広がるのが舘山寺港護岸だ。コンクリート護岸が約200mにわたって続き、足場はフラットで柵もある区間が多い。水深は護岸際で1.5〜2.5mほど。港内にはロープや係留船があり、これらがストラクチャーとなってクロダイやキビレが居着いている。
護岸の西端には舘山寺の境内へ続く遊歩道の入口があり、その周辺は岩礁帯が張り出している。干潮時には牡蠣殻が露出し、この周辺がクロダイの一級ポイントとなる。
狙える魚種と季節
| 魚種 | ベストシーズン | おすすめの釣り方 |
|---|---|---|
| クロダイ | 4月〜11月 | フカセ釣り、落とし込み、チニング |
| キビレ | 5月〜10月 | ぶっこみ釣り、チニング(ボトムバンプ) |
| ハゼ | 7月〜11月 | ちょい投げ(ジャリメ・イソメ) |
| セイゴ〜フッコ | 通年(特に秋〜冬) | ルアー(ミノー・バイブレーション) |
| メバル | 12月〜3月 | メバリング(ジグヘッド+ワーム) |
攻略のコツ
この護岸でクロダイを狙うなら、潮位の変化に注目してほしい。上げ潮で水位が上がり始めると、牡蠣殻が水没するタイミングでクロダイが護岸際に寄ってくる。落とし込み釣りならガン玉B〜3Bにカニエサをセットし、護岸のキワをゆっくり落としていく。浜名湖のクロダイは牡蠣殻に口を使う習性があるため、護岸際50cm以内をタイトに攻めるのがセオリーだ。
チニングで攻めるなら、フリーリグ(シンカー5〜7g)にクロー系ワーム(ケイテック・クレイジーフラッパー2.8インチなど)のボトムバンプが効く。キビレは砂泥底を好むので、護岸の東寄り——砂地が広がるエリアを重点的に探ろう。
夏場のハゼ釣りは家族連れに最適。護岸際にジャリメを付けたちょい投げ仕掛け(オモリ3〜5号)を投入すれば、10cm前後のマハゼが入れ食いになることも珍しくない。足場が良いので小さな子どもでも安心して竿が出せる。
ポイント②:内浦湾北岸護岸(舘山寺総合公園〜志都呂方面)
ポイントの特徴
舘山寺温泉の中心部から北西に進み、内浦湾の北岸に沿って延びる護岸エリア。舘山寺総合公園の裏手から志都呂(しとろ)方面に向かって約500mにわたり、コンクリート護岸と石積み護岸が交互に現れる。観光客がほとんど来ないため、静かに竿を出せる穴場中の穴場だ。
水深は1〜2mと浅めだが、石積み護岸の隙間にはカサゴやメバルが潜んでおり、干潮時でも魚が抜けにくいのが特徴。護岸の前面には海藻(アマモ)が繁茂する区間があり、春〜初夏にはここにアオリイカが産卵に入ることもある。
狙える魚種と季節
| 魚種 | ベストシーズン | おすすめの釣り方 |
|---|---|---|
| カサゴ | 通年(特に冬) | 穴釣り(ブラクリ+オキアミ) |
| メバル | 12月〜4月 | メバリング、ウキ釣り |
| クロダイ | 4月〜10月 | フカセ釣り、前打ち |
| キビレ | 6月〜10月 | ぶっこみ、チニング |
| ハゼ | 8月〜11月 | ちょい投げ、ミャク釣り |
| ウナギ | 6月〜9月 | ぶっこみ(ミミズ・ドバミミズ) |
攻略のコツ
内浦湾北岸の石積み護岸は、穴釣りの天国だ。ブラクリ仕掛け(2〜3号)にオキアミやサバの切り身を付けて、石の隙間にストンと落とすだけ。カサゴは隙間の奥に潜んでいるので、着底したら10秒ほど待ってから小さくシャクる。20cm超えの良型が出ることもあり、冬場の貴重なターゲットだ。
この護岸で特に注目したいのが、夜のメバリング。内浦湾の奥まった地形のおかげで波風の影響を受けにくく、1g前後のジグヘッド+2インチワーム(月下美人アジングビーム・グローカラーなど)の繊細なリトリーブが活きる。水面下30cm〜1mのレンジをスローに引くのがコツで、石積みの際で「コン」と明確なバイトが出る。12月〜2月の水温が10℃を切る時期でも、内浦湾の奥は外湖より1〜2℃水温が高いため、メバルの活性が維持されやすい。
夏場の夜にはウナギ狙いのぶっこみ釣りも面白い。ドバミミズを房掛けにしてオモリ15号で20mほど投げ込み、鈴を付けて待つ。内浦湾は汽水域で泥底が広がるため、ウナギの魚影は濃い。ただし、遊漁者でも体長制限(静岡県内水面漁業調整規則で全長21cm以下はリリース)があるので注意しよう。
ポイント③:内浦湾南岸〜パルパル裏護岸
ポイントの特徴
浜名湖パルパル(遊園地)の裏手にあたる内浦湾南岸の護岸は、地元釣り師の間で「パルパル裏」と呼ばれるポイント。護岸は全長約300mで、東側は砂泥底、西側に向かうにつれて岩礁帯が混じるボトム構成になっている。水深は護岸際で2〜3mとやや深め。
このポイントの最大の魅力は、内浦湾の潮の出入り口に近く、潮通しが良いこと。大潮の上げ潮時には、外湖から新鮮な海水が流入し、それに乗ってベイトフィッシュ(イワシやコノシロの幼魚)が入ってくる。当然、それを追ってシーバスやクロダイも接岸する。
狙える魚種と季節
| 魚種 | ベストシーズン | おすすめの釣り方 |
|---|---|---|
| シーバス | 9月〜12月 | ルアー(ミノー80〜120mm) |
| クロダイ | 4月〜11月 | ダンゴ釣り、フカセ、チニング |
| キビレ | 5月〜10月 | チニング、ぶっこみ |
| カサゴ | 通年 | 穴釣り、テキサスリグ |
| アジ(豆アジ) | 7月〜9月 | サビキ釣り |
| キス | 6月〜9月 | ちょい投げ(ジャリメ) |
攻略のコツ
パルパル裏でシーバスを狙うなら、秋の夕マズメ〜夜にかけてが勝負。上げ潮のタイミングで、ベイトが湾内に差してくるのを待ち構える釣りだ。ルアーはフローティングミノー(アイマ・コモモ SF-95やシマノ・サイレントアサシン99F)がおすすめ。護岸と平行にキャストし、潮の流れに乗せてドリフトさせると、護岸際でバイトが出ることが多い。
ダンゴ釣り(紀州釣り)でクロダイを狙う常連も多い。この護岸は足元から水深があるため、ダンゴを足元に投入して手返し良く打てるのが利点。配合エサはマルキユー・チヌパワーをベースに、サナギ粉と押し麦をブレンド。刺しエサはオキアミかコーンで、浜名湖のクロダイはコーンへの反応が良い時期(7月〜9月)があるので、両方持参すると安心だ。
夏場には湾奥にコノシロの群れが入り、それに付いた豆アジも回遊する。サビキ仕掛け(ハゲ皮4号)を足元に落とせば、15cm前後のアジが鈴なりになることもある。ファミリーフィッシングにぴったりの時期だ。
ポイント④:大草山東斜面下の護岸・岩場
ポイントの特徴
大草山の東側、ロープウェイの麓にあたるエリアには、自然の岩場と短い護岸が混在するワイルドなポイントがある。車を路肩に停めてから急な坂道を5分ほど下る必要があり、足場もやや不安定なため、上級者向けのポイントだ。しかし、そのぶんプレッシャーが低く、手つかずの魚が多い。
水深は岩場の先端で3〜4mあり、内浦湾の中では最も深い部類。岩礁帯にはカサゴ・メバルが高密度で生息しており、底物狙いには絶好のフィールドだ。春にはメバルの産卵後の荒食いが期待でき、25cmオーバーの尺メバルの実績もあるポイントとして一部の常連に知られている。
狙える魚種と季節
- メバル(12月〜4月):メバリングで尺クラス実績あり。プラグ(メバペン・ガルプベビーサーディン)のドリフトが有効
- カサゴ(通年):テキサスリグ(シンカー5g+クロー系ワーム)で岩の隙間をタイトに攻める
- クロダイ(4月〜10月):前打ち・ヘチ釣りで岩礁帯のキワを探る
- アオリイカ(4月〜6月、9月〜11月):エギング(2.5〜3号)で岩場周辺の藻場を攻略
攻略のコツと安全上の注意
大草山下の岩場は、必ずフェルトスパイクシューズを履いて入釣すること。岩の表面に海藻が付着しており、スニーカーや長靴では滑って非常に危険だ。また、干潮時に渡れる沖の岩にも乗れるが、潮が上げてくると帰れなくなるリスクがある。潮汐表を必ず確認し、上げ潮に入る前に岸に戻るようにしよう。
メバリングで尺メバルを狙うなら、日没後1時間以内が勝負。プラグはメバペンメバル(スミス)やガルプベビーサーディン2インチのジグヘッドリグ(0.5〜1g)で、岩礁帯の際をスローフローティングで漂わせる。潮が動いているタイミングでは、ドリフトさせるだけで岩陰からメバルが飛び出してくる。ロッドは7フィート台のメバリングロッド(月下美人MX 76UL-Sなど)に、リールは2000番クラス・PE0.3号+フロロリーダー4lbのセッティングが扱いやすい。
ポイント⑤:舘山寺サンビーチ〜弁財天前護岸
ポイントの特徴
舘山寺温泉街の南端、舘山寺サンビーチ(夏季は海水浴場)から弁財天が祀られた小島の前にかけての護岸エリア。海水浴シーズン(7月中旬〜8月下旬)は釣り禁止だが、それ以外の時期は竿出し可能で、砂浜と護岸の境目がキスやハゼの好ポイントになる。
砂浜の沖には浅い砂地が広がり、ちょい投げでキスが狙える。護岸際は水深1〜2mで、石が沈んでいるためカサゴやハゼが着きやすい。また、弁財天前の小島周辺は岩礁帯になっており、干潮時には歩いて渡れることもある(ただし帰りの潮位に注意)。
狙える魚種と季節
| 魚種 | ベストシーズン | おすすめの釣り方 |
|---|---|---|
| キス | 5月〜10月(海水浴期除く) | ちょい投げ(ジャリメ・イソメ) |
| ハゼ | 7月〜11月(海水浴期除く) | ちょい投げ、ミャク釣り |
| クロダイ | 4月〜6月、9月〜11月 | フカセ釣り |
| カサゴ | 通年 | 穴釣り、ブラクリ |
| シロギス(大型) | 10月〜11月 | 投げ釣り(遠投) |
攻略のコツ
キス釣りに関しては、このサンビーチ前が舘山寺エリアの中で最も実績が高い。5月下旬〜6月にかけてのピンギスシーズンには、護岸から20〜30mのちょい投げで10〜15cmのキスが数釣りできる。仕掛けは天秤式(オモリ5〜8号)にキス針7号の2本針。エサはジャリメが食い込みが良い。
秋(10月〜11月)になると、落ちギスと呼ばれる深場に移動する前の大型キス(20cm超)が狙える。この時期は少し遠投して50m以上沖の駆け上がりを狙おう。仕掛けはオモリ15〜20号の投げ仕掛けに切り替え、エサはアオイソメの房掛けでアピールを強める。
なお、海水浴シーズン中は砂浜エリアでの釣りが禁止される。この期間は隣接する舘山寺港護岸や内浦湾北岸に移動すれば問題ない。
季節別おすすめ攻略カレンダー
| 時期 | メインターゲット | おすすめポイント | キーパターン |
|---|---|---|---|
| 1月〜2月 | メバル、カサゴ | 大草山下岩場、内浦湾北岸 | 内浦湾の水温安定を活かしたナイトゲーム |
| 3月〜4月 | メバル(荒食い)、クロダイ(乗っ込み前哨) | 大草山下岩場、舘山寺港護岸 | 水温上昇期にプラグのドリフト |
| 5月〜6月 | クロダイ、キビレ、キス | パルパル裏、サンビーチ前 | 乗っ込みクロダイの落とし込み、ピンギスの数釣り |
| 7月〜8月 | ハゼ、豆アジ、キビレ | 舘山寺港護岸、パルパル裏 | ファミリーフィッシング最盛期、サビキ&ちょい投げ |
| 9月〜10月 | シーバス、クロダイ、落ちギス | パルパル裏、サンビーチ前 | ベイトの接岸に合わせたルアーゲーム |
| 11月〜12月 | シーバス、メバル(シーズンイン)、カサゴ | パルパル裏、大草山下、内浦湾北岸 | 水温低下でメバル活性UP、根魚穴釣り |
周辺施設・釣具店・便利情報
トイレ
- 舘山寺温泉 公衆トイレ:市営駐車場に隣接、24時間利用可。釣り場まで徒歩3分以内でアクセス良好
- 舘山寺総合公園 トイレ:内浦湾北岸護岸の近く。日中のみ利用可
- 舘山寺サンビーチ公衆トイレ:サンビーチ駐車場横、夏季以外も利用可能な時期あり
コンビニ・飲食店
- ファミリーマート 舘山寺街道店:舘山寺温泉街から車で約5分。氷・飲料の調達に便利
- 食事処:舘山寺温泉街にはうなぎ店や食事処が多数。釣りの後に浜名湖うなぎを味わうのも一興
- 日帰り温泉:華咲の湯(かさいのゆ)が釣り場から車5分。冬場の釣行後に冷えた身体を温められる
最寄りの釣具店
- イシグロ 浜松入野店:舘山寺から車で約20分(浜松市中央区入野町)。浜名湖の釣りエサ・仕掛けが豊富
- フィッシング遊 浜松店:車で約25分(浜松市中央区高塚町)。ルアー関連の品揃えが充実
- タックルベリー 浜松参野店:車で約25分。中古タックルも扱っており、初心者の入門タックル探しにも
舘山寺温泉街にはエサを売る釣具店がないため、釣行前に途中のイシグロやコンビニ(冷凍エサ)で調達しておこう。ジャリメ・アオイソメは鮮度が落ちやすいので、クーラーボックスに入れて持参すること。
舘山寺エリアで釣りをする際のルールと注意事項
釣り禁止・制限エリア
- 舘山寺サンビーチ:海水浴シーズン(7月中旬〜8月下旬)は砂浜およびその前面水域での釣り禁止
- 浜名湖パルパル敷地内:遊園地の敷地内からの釣りは不可。パルパル裏護岸は公道側からアクセスすること
- ロープウェイ施設周辺:ロープウェイの支柱・ワイヤー付近でのキャストは厳禁(引っかかり事故防止)
安全上の注意
- ライフジャケット着用:護岸からの落水事故は毎年全国で発生している。特に夜釣りでは必ず自動膨張式ライフジャケットを着用しよう
- 大草山下岩場:フェルトスパイクシューズ必須。単独釣行は避け、必ず釣行先を誰かに伝えてから入釣すること
- 潮汐の確認:内浦湾は潮位変動が大きく、満潮時に水没する足場がある。必ず事前に潮汐表をチェック
- 観光客への配慮:舘山寺は観光地。投げ釣りの際は後方確認を徹底し、通行人に仕掛けが当たらないよう注意。ゴミは必ず持ち帰ること
駐車マナー
舘山寺温泉街の路上駐車は観光客や地元住民の迷惑になるため厳禁。必ず指定の駐車場を利用しよう。大草山東側の路肩スペースも、地元の方の通行を妨げないよう配慮が必要だ。釣り人のマナーが問われる場面は、まさにこうした小さな気配りの積み重ねにある。
まとめ:観光地の懐に潜む実力派フィールドを攻略しよう
舘山寺温泉・内浦湾周辺は、浜名湖の中でも「観光地」というイメージが先行しがちなエリアだ。しかし実際に竿を出してみると、クロダイ・キビレの居着きポイント、メバル・カサゴの根魚パラダイス、シーバスのベイト回遊路、キスやハゼのファミリー向けポイントと、まさにオールラウンドな釣り場であることがわかる。
特に内浦湾は風に強い地形のおかげで、遠州灘のサーフや表浜名湖が荒れている日でも竿が出せる「逃げ場」として覚えておくと重宝する。冬場のメバリングで内浦湾の水温の高さを実感した時、このエリアのポテンシャルに気づくはずだ。
釣りの帰りに温泉に浸かって、うなぎを食べて帰る。そんな贅沢な一日を過ごせるのも舘山寺エリアならでは。次の休日、まずは舘山寺港護岸からちょい投げでハゼを狙うところから始めてみてはいかがだろうか。



