浜松アングラーなら一度は挑め──天然ウナギを自分の竿で仕留める醍醐味
「うなぎの街・浜松」に暮らしていながら、天然ウナギを自分の手で釣り上げたことがないアングラーは意外と多い。浜名湖は全国有数の天然ウナギ生息地であり、汽水域から淡水域まで広がるフィールドは狙えるポイントも豊富だ。しかもタックルは至ってシンプル。ちょい投げ用のロッドとぶっこみ仕掛けがあれば、堤防や河川の護岸からエントリーできる。
この記事では、浜名湖・天竜川河口・都田川を中心に、天然ウナギを夜のぶっこみ釣りで狙うための仕掛け・エサ・ポイント選び・時合い・取り込みのコツまでを徹底解説する。「ぶっこみ釣り」の記事とは切り口が異なり、ウナギという魚種の習性に完全フォーカスした内容だ。うなぎ好きの浜松人なら、ぜひ一度は自分で釣って蒲焼にする体験をしてほしい。
ウナギの生態を知る──釣果に直結する行動パターン
ニホンウナギの基本習性
ニホンウナギ(Anguilla japonica)は夜行性の底棲魚。日中は石の隙間や泥底の穴に潜み、日没後にエサを求めて活発に動き出す。嗅覚が非常に鋭く、視覚よりも匂いでエサを探す。この「夜行性」「底棲」「嗅覚依存」の3つが、ウナギ釣りの戦略を組み立てるうえで最も重要なキーワードだ。
浜名湖周辺のウナギの年間行動パターン
| 時期 | 水温の目安 | ウナギの行動 | 釣りやすさ |
|---|---|---|---|
| 3月〜4月 | 12〜16℃ | 越冬明けで徐々に活動再開。動きは鈍い | △ |
| 5月〜6月 | 18〜23℃ | 活性が上がり、梅雨の増水で河川に遡上。シーズンイン | ◎ |
| 7月〜8月 | 25〜29℃ | 最盛期。夜間の捕食活動が最も活発。雨後は特に好釣果 | ◎◎ |
| 9月〜10月 | 22〜26℃ | 荒食いから徐々にトーンダウン。大型が出やすい | ○ |
| 11月〜2月 | 10〜15℃ | 泥底に潜り越冬。釣果は極端に落ちる | × |
浜松エリアのベストシーズンは5月下旬〜9月。特に梅雨時期(6月中旬〜7月中旬)は河川が増水し、ウナギの遡上・索餌行動が活発になるゴールデンタイムだ。「土用の丑の日に食べるウナギを自分で釣る」という目標を立てるなら、6月から仕込みを始めるのがちょうどいい。
ウナギが好む3つの条件
- 暗さ:完全に日が落ちてからが勝負。常夜灯の直下よりも、明暗の境目のやや暗い側を狙う
- 流れの変化:本流と支流の合流点、護岸のえぐれ、テトラの切れ目など、流速が変わるポイントに定位する
- 底質:泥底〜砂泥底を好む。ゴロタ石が混じる場所は隠れ家と餌場が近接するため一級ポイント
タックルと仕掛け──シンプルだからこそ細部にこだわる
ロッド
専用ロッドは存在しないが、以下の条件を満たすものが使いやすい。
- 長さ:2.4m〜3.0m(護岸からのちょい投げに対応できる長さ)
- 調子:先調子〜中調子。ウナギのアタリは「コンコン」と明確に竿先に出るため、穂先の感度が重要
- 適合オモリ:5〜15号
- おすすめ:シマノ「ホリデー磯」2号-3.0m、ダイワ「リバティクラブ磯風」2号-3.0mなど。ちょい投げロッドやコンパクトロッドでも十分対応可能
ポイントは複数本出しが基本ということ。ウナギ釣りは待ちの釣りなので、2〜3本の竿を並べて広く探る。安価なロッドを複数揃えるのが合理的だ。1本3,000〜5,000円クラスで十分。
リール
- 番手:スピニング2500〜3000番
- ドラグ:締め気味にセット。ウナギは掛かると一気にストラクチャーに潜ろうとするため、ドラグを緩くすると根に巻かれる
- ライン:ナイロン3〜4号を100m。PEは暗闇でのライントラブルリスクが高いため非推奨
ぶっこみ仕掛けの作り方
ウナギ釣りの仕掛けは極めてシンプル。だからこそ各パーツの選択が釣果を左右する。
| パーツ | 推奨スペック | 選択理由 |
|---|---|---|
| 道糸 | ナイロン3〜4号 | 夜釣りでのトラブル軽減、根ズレ対策 |
| 中通しオモリ | ナス型6〜10号 | 流れの強さに合わせて調整。浜名湖奥部なら6号、今切口周辺なら10号 |
| ゴム管 | 適宜 | オモリの衝撃からサルカンを保護 |
| サルカン | 8〜10号 | ヨリモドシ兼ストッパー |
| ハリス | フロロ2〜3号・30〜40cm | 短すぎると食い込み悪化、長すぎると絡みやすい |
| ハリ | ウナギ針12〜14号 or 丸セイゴ13〜15号 | ウナギ針は飲まれにくいネムリ形状。丸セイゴはエサ持ちが良い |
仕掛けのワンポイント
- ケミホタル(発光体)を竿先に装着。暗闘でのアタリ視認に必須。25mm〜37mmサイズが見やすい
- 鈴を竿先に付けると音でもアタリがわかる。複数本出す場合は特に有効
- ハリスの長さは30cmを基本に、根が多い場所では20cmに詰めて根掛かりを軽減する
- ウナギ針にはケン付き(エサ止め用のカエシ)タイプを選ぶと、エサのズレを防げる
エサ選びが釣果の8割を決める
最強エサ:ドバミミズ
ウナギ釣りにおいてドバミミズ(太いミミズ)は圧倒的に実績が高い。嗅覚に頼るウナギにとって、ミミズの独特な体液の匂いと動きは最高のアピールになる。
- 入手方法:自宅の庭や公園の落ち葉の下を掘る。雨上がりの早朝は地表に出ているため採集しやすい。浜松市内なら佐鳴湖公園周辺の腐葉土層で採れる
- 釣具店で購入:フィッシング遊浜松店、かめや釣具浜松高林店などで「ドバミミズ」「太虫」として販売。1パック300〜500円
- 付け方:1匹掛けが基本。頭から針を通し、針先を少し出す。2〜3匹の房掛けにすると匂いのアピール力が倍増し、大型が食いやすい
- 保管:湿らせた新聞紙とともにクーラーボックスへ。直射日光と高温は厳禁。15〜20℃で保管すると元気に動き続ける
その他の実績エサ
| エサ | 入手しやすさ | 効果 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アオイソメ | ◎(釣具店で通年) | ○ | ミミズが入手できない時のサブ。動きでアピール |
| テナガエビ | ○(浜名湖で自己採取可) | ◎ | 大型ウナギに特効。尾を切って匂いを出す |
| ザリガニの剥き身 | ○(用水路で採取) | ○ | 硬いのでエサ持ちが良い。小型のウナギにも |
| アユの切り身 | △(シーズン限定) | ◎ | 天竜川では最強エサの一つ。1cm幅の短冊に切って使用 |
| サバの切り身 | ◎(スーパーで購入可) | △ | 匂いは強いがウナギ以外の外道(ゴンズイ等)も寄せやすい |
プロのひと工夫:ドバミミズをメインに、テナガエビをサブとして2種類のエサを用意し、竿ごとに使い分ける。反応が良いエサにその日のパターンを合わせていくのが効率的だ。
浜名湖・天竜川エリアの実績ポイント
浜名湖エリア
浜名湖は海水と淡水が混じる汽水湖であり、ウナギにとって餌が豊富な絶好の生息地。以下は護岸からエントリーしやすい実績ポイントだ。
- 都田川河口〜浜名湖ガーデンパーク付近
- 都田川から流れ込む淡水と湖水が混じるエリア。泥底主体で、護岸沿いにえぐれが多い
- 駐車場:ガーデンパーク駐車場(無料)を利用。夜間も開放されている
- 狙い目:下げ潮で都田川の流れが効き始めるタイミング
- 細江湖(引佐細江)周辺の護岸
- 浜名湖の最奥部で塩分濃度が低く、ウナギの密度が高い。水深1〜2mの浅場が広がる
- 気賀関所付近の護岸は足場が良く、ファミリーにもおすすめ
- 狙い目:満潮前後の潮止まり。水が動かない時間帯にウナギが護岸際に寄ってくる
- 新川(庄内湖と浜名湖を繋ぐ水路)
- 水路幅が狭く流れが集中するため、ウナギの通り道になりやすい。護岸の敷石周りが好ポイント
- ちょい投げ(10〜15m)で護岸のカケアガリを狙う
天竜川河口エリア
- 天竜川河口〜掛塚橋付近
- 純淡水域だが、汽水域に近いためエサが豊富。砂利底とゴロタ石が混じるポイント
- テトラ帯の切れ目が一級ポイント。テトラの隙間からウナギが出てくる
- 注意:増水時は絶対に近づかないこと。天竜川は水位変動が急激
- 馬込川中流域(東若林町〜安間川合流付近)
- 浜松市街地を流れる都市河川だが、意外とウナギの生息数が多い
- 護岸整備されており足場は良好。自転車でのランガン(移動しながらの釣り)も可能
- 狙い目:橋脚周り、排水口の合流点
都田川エリア
- 都田川中流(都田総合公園〜滝沢町付近)
- 水質が良く、天然ウナギの遡上が確認されている清流区間
- 川幅が10〜20mと狭いため、対岸の障害物際を直接狙える
- 石組みの護岸や倒木周りが隠れ家。エサを投入して待つだけのシンプルな釣り
実釣の手順──夕暮れから夜明けまでの過ごし方
ステップ1:ポイント到着と準備(日没1時間前)
明るいうちにポイントの地形を確認することが重要だ。暗くなってからでは足場の段差や水際の状態がわからない。
- 護岸の形状、カケアガリの位置、障害物の有無をチェック
- 竿を2〜3本セットし、竿受け(三脚またはピトン)を設置
- ケミホタルと鈴を竿先に装着
- ヘッドライトは赤色灯モードがあるものを推奨。白色光は水面を照らしてウナギを警戒させる
ステップ2:第一投(日没直後)
- エサ(ドバミミズ房掛け)をしっかり針に刺す。針先は必ず出す
- 護岸から10〜20m先のカケアガリ付近に投入。遠投は不要
- 道糸をやや張り気味にして、竿受けに掛ける
- リールのドラグを締め込む(ウナギが走ったときに巻かれないように)
複数本の竿は扇状に投げ分ける。同じ場所に集中させるよりも、正面・左斜め・右斜めと3方向に分散させることでウナギの通り道を広くカバーできる。
ステップ3:時合いとアタリの見極め(19:30〜22:00がピーク)
ウナギのアタリは独特だ。一般的な魚のように「ガツン!」と持っていくことは少ない。
| アタリの種類 | 竿先の動き | 対応 |
|---|---|---|
| 前アタリ | 竿先が「チョンチョン」と小さく震える | まだ合わせない。ウナギがエサを咥えて確認している段階 |
| 本アタリ | 竿先がグーッと持続的に引き込まれる | ここで合わせる。竿を立ててしっかりフッキング |
| 居食い | 竿先に変化なし。回収時に重い | 定期的(15〜20分ごと)にエサチェックを兼ねて回収し確認 |
最も重要なのは「待つ勇気」。前アタリで焦って合わせると、ウナギは針を咥えただけで飲み込んでいないためスッポ抜ける。竿先がグーッと絞り込まれるまで10〜30秒は我慢する。これがウナギ釣り最大のコツだ。
ステップ4:取り込みと〆(ここが最大の難関)
ウナギが掛かったら、ゴリ巻きで一気に寄せる。余裕を与えると石の隙間や護岸の穴に潜られてしまう。
- タモ網は必須。ウナギは抜き上げると暴れて仕掛けがグチャグチャになる
- 取り込んだら濡れたタオルでしっかり掴む。ウナギのヌメリは素手では制御不能
- 針を飲まれた場合はハリスを切る。無理に外そうとするとウナギを傷つけるし時間も浪費する
- キープする場合はフタ付きバケツかウナギ筒に入れる。普通のバケツでは這い出して逃亡する(これは本当によくある失敗)
ステップ5:エサの打ち返しと粘り
ウナギが釣れたポイントには高確率でもう1匹いる。同じ場所に素早く再投入すること。また、エサは20〜30分ごとにチェックし、弱っていたら新鮮なものに交換する。匂いが落ちたエサにウナギは反応しない。
状況別テクニック──条件に合わせて引き出しを増やす
雨の日・雨後は最大のチャンス
ウナギ釣り師の間で「雨の日は竿を出せ」は鉄則。理由は明確だ。
- 濁りが入ることでウナギの警戒心が下がる
- 増水により川底の虫やエビが流され、ウナギの捕食スイッチが入る
- 水温の急変が活性を刺激する
特に梅雨時期の雨上がり翌日の夜は年間最高の釣果が出やすいタイミング。都田川や馬込川が少し増水して薄濁りになった状態がベストだ。ただし、増水が激しい場合は安全第一で撤退すること。
潮回りの影響(汽水域の場合)
浜名湖は潮の干満があるため、潮回りを意識すると釣果が安定する。
- 大潮・中潮:潮の動きが大きく、ウナギの活性が上がりやすい。特に下げ潮の効き始めが好時合い
- 小潮・長潮:潮の動きが鈍いが、護岸際にウナギが定位しやすく、近距離戦で数が出ることがある
- 満潮前後1時間:浜名湖奥部では水位が最も高くなり、護岸のエグレにウナギが入り込むベストタイム
月明かりと釣果の関係
ウナギは暗いほど活動的になる。新月の闇夜が最高、満月の明るい夜は活性が落ちる傾向にある。満月周りでは曇天の夜を選ぶか、橋の下など常に影になるポイントを選ぶとよい。
水温が30℃を超えたら
真夏の浜名湖奥部は水温が30℃を超えることがある。こうなるとウナギの活性も下がりぎみになる。対策として:
- 水温が比較的低い流入河川の合流点を狙う
- 釣行時間を深夜帯(23時〜2時)にずらす。水温が下がるタイミングで活性が戻る
- 天竜川本流は水量が多く水温が安定しているため、猛暑期の避難先として有効
よくある失敗と対策
失敗1:ウナギに逃亡される
取り込んだ後、地面に置いた瞬間にくねくねと這って水中へ帰還──ウナギ釣り初心者の”あるある”ナンバーワンだ。
対策:フタ付きバケツを必ず用意。100円ショップのフタ付き収納ボックスでも代用可能。ウナギを入れたら即座にフタを閉める。
失敗2:針を飲まれてタイムロス
ウナギは餌を丸呑みする習性があるため、針を深く飲まれやすい。
対策:①合わせのタイミングを早める練習をする(竿先が持続的に引き込まれた瞬間に合わせる)。②仕掛けを多めに用意しておき、飲まれたらハリスごと切って新しい仕掛けに交換する。時合いを逃すほうが痛い。
失敗3:外道ばかり釣れる
ウナギ狙いのぶっこみ釣りでは、ゴンズイ・アカエイ・クロダイ・セイゴなど様々な外道が掛かる。
対策:ゴンズイは毒棘があるため絶対に素手で触らない。フィッシュグリップか厚手のタオルで掴み、ペンチで針を外す。アカエイは尾の付け根に毒棘があるため、ハリスを切ってリリースが安全。なお、クロダイやセイゴは立派な「嬉しい外道」なのでキープも選択肢だ。
失敗4:ポイント選びのミス
砂地のきれいなサーフにウナギはほとんどいない。泥底・石底・障害物周りという基本を外すと、一晩中アタリなしに終わる。
対策:明るいうちに底質を確認する。オモリだけを投げて引きずり、ゴツゴツと石の感触がある場所や、ズルズルと泥の感触がある場所をマークしておく。
上級者向けテクニック──大型ウナギを仕留める
テナガエビの泳がせで70cm超を狙う
浜名湖の大型ウナギ(60cm超、いわゆる「太巻き」クラス)は小魚やエビを好む傾向がある。テナガエビを活きたまま針に掛け、自由に泳がせる釣り方が効く。
- テナガエビは尾扇(尻尾の先端)に針を刺す。エビが弱りにくく、自然に動き回る
- ハリスはフロロ3号・50cmとやや長めに取り、エビの可動範囲を広げる
- ポイントはテトラ帯の際や、橋脚のシェード(影)
置き竿の「音」を消す
ウナギは振動に敏感だ。護岸にアルミ三脚を直接置くと、微細な振動が水中に伝わってウナギを警戒させることがある。竿受けの接地部分にタオルやゴムシートを敷くだけで、着座ノイズが軽減され、アタリが増えるケースがある。地味だが効果がある技だ。
エサに「味付け」する
ドバミミズにひと手間加える上級テクニック。
- ニンニク汁:すりおろしたニンニクの汁をミミズにまぶす。匂いが強化され、遠くのウナギにもアピールできる
- アミエビの汁:サビキ用のアミエビパックの汁をミミズに染み込ませる。集魚効果が上がる
- やりすぎると外道(ゴンズイ・クロダイ)も集めてしまうので、1本の竿だけ試してみて効果を確認するのが賢明
夜通しやるなら「ローテーション」を組む
一晩を通して粘る場合、時合いの波がある。19:30〜22:00の第一ラウンドと、2:00〜4:00(夜明け前)の第二ラウンドに分かれることが多い。22:00〜2:00の間は車で仮眠を取り、鈴のアタリで起きるスタイルが体力的にも効率的だ。ただし、竿から離れるときは必ずドラグを締め、竿が引きずり込まれないよう固定すること。
持ち帰りとウナギの扱い方
泥抜きは必要か?
昔から「ウナギは泥抜きが必要」と言われるが、浜名湖や天竜川の水質が良いエリアで釣れたウナギは泥臭さが少ないことが多い。とはいえ、念のため1〜2日間きれいな水で活かしておくと安心だ。
- 大きめのバケツに水道水(カルキ抜き不要)を入れ、ウナギを入れる
- フタは絶対に閉める(重しを載せるくらいでちょうどいい)
- 1日1回水を交換する。水が汚れたままだとウナギが弱る
- 2日後、内臓を出さずにそのまま調理可能
リリースする場合のマナー
ニホンウナギは環境省レッドリストで絶滅危惧IB類に指定されている。キープは食べる分だけにとどめ、小型(40cm以下)は積極的にリリースしたい。リリース時は濡れた手またはタオルで優しく扱い、水面に静かに戻す。
まとめ──浜松アングラーのウナギ釣り実践チェックリスト
最後に、ウナギ釣りに出かける前の確認事項をまとめておく。
| 項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 時期 | 5月下旬〜9月がベスト。梅雨の雨後は最高のチャンス |
| 時間帯 | 日没〜22:00がピーク。新月・曇天の夜を狙う |
| ポイント | 泥底・石底の護岸際、河川合流点、テトラの切れ目 |
| タックル | 2.4〜3.0mのちょい投げロッド×2〜3本、ナイロン3〜4号 |
| 仕掛け | 中通しオモリ6〜10号+フロロハリス2〜3号+ウナギ針12〜14号 |
| エサ | ドバミミズ(房掛け)がメイン。テナガエビは大型狙いに |
| 合わせ | 前アタリを我慢し、竿先が持続的に引き込まれてから合わせる |
| 持ち物 | フタ付きバケツ、タモ網、濡れタオル、ヘッドライト(赤色灯)、鈴、ケミホタル、フィッシュグリップ |
| 安全 | 増水時は撤退。ゴンズイ・アカエイの毒棘に注意 |
| マナー | 40cm以下はリリース推奨。ゴミは持ち帰り |
浜松はうなぎの街として全国に名を馳せているが、天然ウナギを自分の手で釣り上げた経験を持つ人はごくわずかだ。高価な道具は一切必要ない。ちょい投げロッドにミミズを付けて、夏の夜の護岸に座るだけでいい。竿先のケミホタルがグーッと引き込まれた瞬間の興奮は、他の釣りでは味わえない独特のものがある。
今年の夏、まずは都田川河口か細江湖の護岸から始めてみてほしい。そして自分で釣った天然ウナギの蒲焼を味わったとき、「浜松に住んでいてよかった」と心から思えるはずだ。


