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カサゴ(ガシラ)完全図鑑|生態・穴釣り・テキサスリグ・カサゴ料理レシピまで徹底解説
カサゴ(関西ではガシラとも呼ばれる)はロックフィッシュ(根魚)の代表格で、岩の隙間や穴に潜む底物フィッシュです。初心者でも比較的簡単に釣れる魚で、穴釣りや根魚ゲームの入門ターゲットとして全国で人気。釣りやすく食べて美味しいカサゴの全てを解説します。
カサゴの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 分類 | カサゴ目カサゴ科カサゴ属 |
| 別名 | ガシラ(関西)・アラカブ(九州)・ぼっかん(四国) |
| 体色 | 赤褐色〜茶褐色(生息環境によって変わる) |
| 生息域 | 岩礁帯・テトラ・漁港の岸壁・藻場。水深0〜100m |
| サイズ | 10〜35cm。25cm以上を良型と呼ぶ |
| 食性 | 甲殻類・小魚・ゴカイ類を待ち伏せ捕食 |
| 旬 | 冬(11〜2月)が脂乗りのピーク。産卵期(1〜3月)前が最も美味 |
| 特徴 | 胎生魚(生きた仔魚を産む)。成長が遅く20cmで4〜5年かかる |
遠州灘・浜名湖のカサゴシーズン
| 月 | 状態 | 有効な釣り方 |
|---|---|---|
| 1〜3月 | 産卵前後。食欲旺盛な個体と産後の虚弱個体が混在 | 穴釣り・テキサスリグ(低水温期) |
| 4〜6月 | 春は活性が上がる。稚魚・小型が多くなる | ライトゲーム・穴釣り |
| 7〜9月 | 夏は深場へ。浅場では小型のみ | 夜釣り・穴釣り(夜の方が活性高い) |
| 10〜12月 | 秋〜冬は接岸。型が良くなる。脂乗りが増してくる | 穴釣り・テキサスリグ・ソフトルアー全般 |
穴釣り(最も手軽で釣れる方法)
穴釣りの仕掛け
- 竿:短いコンパクトロッド(1.5〜3m)。取り回しが良いもの
- ライン:ナイロン4〜5号(根がかりが多い釣りなのでしっかり目)
- 仕掛け:ブラクリ仕掛け(針とオモリが一体)が最も手軽
- エサ:サンマ切り身・アオイソメ・甲殻類(いずれも効果的)
穴釣りのやり方
- ポイント:テトラの穴・岩と岩の隙間・護岸の基礎付近
- 落とし方:仕掛けをスーッと穴の奥まで落とす
- 誘い方:着底したら少し上げ下げして誘う(ちょんちょんと動かす)
- アタリ:「コンコン」または「ズシッ」とした重さ。即合わせ!
- 合わせ:アタリと同時に竿を立てて引き上げる。穴の中に逃げられると取れない
ルアー(テキサスリグ・ソフトルアー)でのカサゴ
有効なリグ
- テキサスリグ:オフセットフック + バレットシンカー(7〜14g)+ クローワームorシャッド。根がかりが少ない
- ジグヘッドリグ:3〜7gのジグヘッド + 2〜3インチのワーム。手軽で感度が良い
- スプリットショットリグ:ガン玉(中通しオモリ)+ ジグヘッド。繊細な操作が可能
ルアー釣りのコツ
- ボトムを感じる:常に底との接触を感じながら引く
- 岩・テトラの際:カサゴは隙間に潜んでいる。岩際・テトラの際を丁寧に探る
- スローな誘い:ズル引き → 少し持ち上げて → フォール。カサゴはゆっくりした誘いに食いつく
カサゴの料理レシピ
カサゴの唐揚げ
- 小型カサゴは丸ごと(内臓・エラ除去)。大型は三枚おろし
- 塩・こしょう・しょうが汁・酒で下味をつけて10分
- 片栗粉をまぶして170℃で5〜6分揚げる(骨まで食べられる)
- 二度揚げ(高温30秒)でカリカリに。レモンで食べる
カサゴの煮付け
- 霜降り(熱湯を回しかけて冷水に取る)で臭みを取る
- 鍋で醤油大さじ3・みりん大さじ3・酒大さじ3・砂糖大さじ1・水150mlを煮立てる
- カサゴと生姜を入れて落とし蓋で8〜10分。煮汁を回しかける
- 煮汁がとろっとしたら完成。白髪ネギを添える
カサゴのアクアパッツァ
- カサゴ(内臓除去・うろこ取り)の両面に塩・こしょうをふる
- オリーブオイルでカサゴを中火で両面焼く(各3分)
- ニンニク・あさり・ミニトマト・白ワイン100ml・水100ml・オリーブを加えて蓋をして10分
- パセリを散らして完成。バゲットと食べる
カサゴのリリースについて
カサゴは成長が非常に遅く(20cmで約4〜5年)、乱獲すると資源が枯渇しやすい魚です。小型(15cm以下)は必ずリリースし、食べる分だけキープする釣りを心がけましょう。
まとめ
カサゴは穴釣りの入門魚として最適でありながら、大型になれば強い引きで釣り人を楽しませてくれる奥深い根魚です。テトラの穴・岩の隙間を攻める穴釣りから、テキサスリグの根魚ゲームまで、カサゴフィッシングを存分に楽しんでください。



