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釣り竿の結び方・ノット完全ガイド|初心者が覚えるべき基本ノット10選
釣りの結び方(ノット)は、いくら高価なタックルを揃えても覚えていなければ意味がありません。結び方の強度が不十分だと、大物がかかった瞬間にラインが切れてしまいます。この記事では初心者が最初に覚えるべき基本ノット10種を、用途・強度・難易度とともに解説します。
ノットを覚える前に知っておくこと
- ノット強度(強度保持率):ラインの断線強度に対し、結び目でどれだけ強度が保たれるか(100%が理想)
- 結び方の種類:ライン同士の接続ノット、ライン+スナップ/サルカンの末端ノット、ループノットなどがある
- ノットを締める時:必ず水(唾液)で湿らせてから締める。乾いたまま締めると摩擦熱でラインが傷む
- 練習方法:家で余ったラインを使って繰り返し練習する。釣り場で初めて試すのはNG
基本ノット10選(難易度・用途・強度一覧)
| ノット名 | 用途 | 強度 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| クリンチノット | ライン→フック/スナップ | 85〜90% | ★☆☆(簡単) |
| ユニノット | ライン→フック/スナップ | 85% | ★☆☆(簡単) |
| パロマーノット | ライン→フック/スナップ(二重) | 95〜100% | ★★☆(中) |
| 外掛け結び | 針のチモト(エサ釣り用) | 90% | ★★☆(中) |
| 内掛け結び | 針のチモト(強度重視) | 95% | ★★★(難) |
| 電車結び | ライン同士の接続(簡易) | 75〜85% | ★★☆(中) |
| FGノット | PE+フロロリーダー接続 | 95〜100% | ★★★(難) |
| PRノット | PE+フロロリーダー(オフショア向け) | 98〜100% | ★★★(難) |
| 8の字(エイトノット) | ループ作成・ルアーへの接続 | 90% | ★☆☆(簡単) |
| ハングマンズノット(オルブライト) | 異素材ライン同士の接続 | 90% | ★★☆(中) |
基本ノット詳細解説
1. クリンチノット(初心者最初の一択)
- ラインをスナップ(ルアーの輪)に通す
- ラインを5〜6回巻き付ける
- ラインの端を最初に通した輪に通す
- さらに大きな輪に通す
- 湿らせてゆっくり締め込む。余分を切る
使いどころ:ルアーフィッシング全般のスナップへの接続に最適。初心者が最初に覚えるべきノット。
2. パロマーノット(高強度・汎用)
- ラインを二重にしてフックの輪に通す
- 二重ラインで普通の結び目(ゆるめ)を作る
- できた輪をフックに通す
- 湿らせて両端を引っ張り締める
使いどころ:強度が高く信頼性が高い。PEラインでの使用も可能。ジグヘッドへのリーダー接続にも。
3. FGノット(PEとリーダーの接続)
- 概要:PE+フロロリーダーの接続で最も強度が高いノット。青物・シーバスの本格釣りに必須
- 手順(簡略):リーダーをテンションをかけて持ち、PEを15〜20回交互に編み込む→ハーフヒッチで固定→余分を切る
- コツ:リーダーにテンションをかけながら編み込むことが強度の秘訣。ノットアシスト器具を使うと安定
4. 電車結び(ライン同士の簡易接続)
- 2本のラインを並べて5〜6cm重ねる
- 一方のラインを輪にして、もう一方のラインに5〜6回巻き付ける
- 反対側も同様に巻き付ける
- 両端を引き、結び目を引き合わせる
使いどころ:フロロリーダーとナイロンの接続など、同等素材のライン接続に向く。FGノットより簡単だが強度はやや劣る。
ノット選びの目安(釣りスタイル別)
| 釣りスタイル | 末端ノット | 接続ノット |
|---|---|---|
| サビキ・ウキ釣り(初心者) | クリンチノット | 電車結び |
| ルアー(シーバス・アジング) | クリンチ・パロマー | FGノット(PE使用時) |
| エギング・ショアジギング | パロマーノット | FGノット |
| オフショアジギング | パロマー・スプライス | PRノット |
| エサ釣り(針結び) | 外掛け結び・内掛け結び | - |
よくあるノットの失敗と対策
- 締め込みが甘い:力を均等にかけてゆっくり締める。急いで締めると滑って強度が下がる
- ラインが乾いたまま締めた:必ず水(唾液)で湿らせてから締める
- 結び目の形が崩れている:締め込み後に形を確認。変な形のまま締まったら解いてやり直す
- PEのFGが失敗する:テンションのかけ方が不均等なことが多い。固定具を使って安定させる
まとめ
ノットは釣り道具の中で最も基本的かつ重要なスキルです。まずはクリンチノット→電車結び→FGノットの順で習得していきましょう。家でラインを使って毎日10分練習すれば、1週間で安定したノットが結べるようになります。大物をバラさないために、ノットへの投資(時間)は惜しまないでください。



