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電動リール完全ガイド|遠州灘・浜名湖の船釣りで使う電動リールの選び方と使い方
電動リールは深海・船釣り・タイラバなど、手巻きでは負担が大きい釣りに威力を発揮する釣り具です。遠州灘の沖釣り(マダイ・イサキ・アカムツ)や御前崎沖の乗合船釣りでは電動リールが標準装備になっています。本記事では電動リールの仕組み・選び方・遠州灘での使い方を解説します。
電動リールとは
- 電動巻き上げ機能:モーターで巻き上げる機能を搭載した釣り用リール。手巻きより格段に楽に深場の仕掛けを回収できる
- 電源:船の12V電源または専用バッテリー(リチウムイオン等)から供給
- 自動停止機能:設定した水深で自動停止する「タナ止め」機能が便利
- 主な用途:深海釣り・コマセ真鯛・ビシアジ・タチウオテンヤ(船)・イカ釣り
電動リールが活躍する場面(遠州灘・御前崎沖)
| 釣り種 | 水深 | 電動リール推奨度 | 理由 |
|---|---|---|---|
| コマセ真鯛 | 20〜60m | ◎ ほぼ必須 | 繰り返しの落とし・巻き上げで腕が疲れる |
| イサキ・アジ乗合 | 15〜40m | ○ あると楽 | 手巻きでも可能だが電動が快適 |
| アカムツ(深海) | 100〜400m | ◎ 必須 | 手巻きでは不可能な深さ |
| タチウオテンヤ(船) | 30〜80m | ○ 有利 | 細かいタナ合わせに自動停止機能が便利 |
| タイラバ | 20〜60m | △ なくても可 | 一定速の巻きが重要。手巻きでも対応可 |
電動リールの選び方
① 糸巻き量(ライン容量)
- 浅場用(〜80m):PE 3号 × 200〜300m以上が目安
- 深海用(100m〜):PE 3〜4号 × 400〜500m必要
- 初心者向け:まず御前崎沖の乗合船(水深60m程度)を想定してPE 3号 × 300m以上のモデル
② 巻き上げ力(パワー)
- 一般的な乗合船:最大巻き上げ力 10〜20kg程度で十分
- 深海・大物:30kg以上の巻き上げ力が必要
- 電圧依存:電圧が低いと巻き上げ力が落ちる。専用バッテリー(12V)が安定
③ タナ管理機能
- カウンター表示:ラインの放出量(水深)を数値表示。タナ合わせの精度が向上
- 自動停止:指定した水深で自動停止する「底上停止」「タナ停止」機能
- 一定速巻き:タイラバ・ジギングで一定速を維持するクラッチ機能
④ 主要ブランドの比較
| ブランド | 特徴 | 価格帯 | おすすめモデル系 |
|---|---|---|---|
| シマノ | フォースマスター・ビーストマスター系。高い信頼性と多機能 | 中〜高 | フォースマスター 600(汎用) |
| ダイワ | シーボーグ・ハイパータナコン系。使いやすいUI | 中〜高 | シーボーグ 200J(入門〜中級) |
| アブガルシア | コスパが高い選択肢。入門用として人気 | 低〜中 | 海魂(入門者向け) |
電動リールの使い方(乗合船での基本)
事前準備
- 船宿または自分のバッテリー(12V)を電動リールの電源コードに接続
- PEラインが適切に巻かれているか確認(ラインの摩耗・劣化をチェック)
- ラインカウンターをゼロリセット
釣り中の操作
- 仕掛けを落とす:クラッチを切って自由落下。カウンターで水深を確認
- タナ合わせ:船長の指示(例:「底から3m」)に合わせてカウンターで調整
- コマセを振る:タナで竿を上下させてコマセを出す
- 巻き上げ:電動スイッチをON。速度はM〜Hで設定。アタリが来たらそのまま巻き続ける
- 底上停止機能:底から◯mで自動停止させて仕掛けが底を叩かないように
電動リールのメンテナンス
- 釣行後の水洗い:塩水が腐食の原因。使用後はシャワーで全体を流す(電源コード端子はキャップを閉めてから)
- ドラグの緩め:保管時はドラグを緩めて内部部品への負荷を減らす
- 定期オーバーホール:年1回は専門店でオーバーホールを推奨。塩分・砂の侵入を除去
- バッテリー管理:専用バッテリーは適切な充電状態で保管。過放電防止
まとめ|電動リールは沖釣りの必須アイテム
電動リールは遠州灘・御前崎沖の乗合船釣りを快適にする頼もしい道具です。特にコマセ真鯛・イサキ・アカムツなど繰り返し仕掛けを落とし巻き上げる釣りでは、疲れを大幅に軽減できます。初めての購入なら汎用性の高い中型モデルを選び、まず乗合船で使い方を覚えることをおすすめします。


