天竜川・馬込川河口釣り完全ガイド|遠州灘に流れ込む2大河川でシーバス・ヒラメ・キスを攻略

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天竜川・馬込川河口釣り完全ガイド|遠州灘に流れ込む2大河川でシーバス・ヒラメ・キスを攻略

天竜川と馬込川は遠州灘に注ぐ浜松市の主要河川です。河川と海が交わる「河口部」は栄養豊富で生物多様性が高く、シーバス・ヒラメ・マゴチ・キス・カレイ等の好ポイントになっています。地元アングラーがほぼ独占する「知る人ぞ知る」河口釣りの全情報をお届けします。

河口釣りの基礎知識

  • なぜ河口は釣れるのか:河川からの淡水(栄養素・土砂)が海水と混じる「汽水域」はプランクトンが豊富。それを食べる小魚(アジ・イワシ・ハゼ等)が集まり、さらにそれを食べる大型魚(シーバス・ヒラメ・マゴチ)が集まるという食物連鎖が形成される
  • 潮汐の影響:河口では海の潮(干満)と川の流れが複合的に影響する。「上げ潮時(海から川へ潮が入る時間)」と「下げ潮時(川から海へ潮が出る時間)」で魚の動きが大きく変わる。上げ潮時にベイトが河口に入り、大型魚が後を追う構造が多い
  • 濁り水と透明水:大雨後は濁り水。濁り潮ではシーバスはチャート・ピンクなどのアピールカラーが有効。晴天続きの澄み潮はナチュラル系カラーで大型を狙う

天竜川河口の釣り

ポイント釣れる魚釣り方ベストシーズン
天竜川河口(左岸・浜松市側)シーバス・ヒラメ・マゴチ・キスルアー・投げ釣り秋(9〜11月)
天竜川河口(右岸・磐田市側)シーバス・クロダイ・キスルアー・ちょい投げ春〜秋
天竜川河口沖(サーフ)ヒラメ・マゴチ・青物ショアジギング・ミノー秋〜冬(10〜2月)
天竜川中流部(浜松市街地)シーバス・クロダイ・コイルアー(シーバス)通年

天竜川シーバスゲーム

  • 天竜川シーバスの特徴:天竜川河口は大河川特有の「流心」(流れが速い筋)と「ヨレ」(流れが巻く場所)が複雑に絡み合う。この複雑な流れの変化がシーバスを集める要因。80〜90cmクラスのランカーシーバスの実績が高い
  • 狙うポイント
    • 流心の脇(ヨレ):流れが変わる場所に待ち伏せしているシーバスを狙う
    • 護岸際:足元の壁際に大型シーバスが張り付いていることが多い
    • 橋脚:橋の下の明暗部が最強。夜間、橋の常夜灯の明るい場所と暗い場所の境界線(明暗部)を通すとバイトが多い
  • シーズン・時間帯:年間を通じて釣れるが、秋(9〜12月)の大型シーバスシーズンが最盛期。時間帯は夜間(20時〜翌2時)が圧倒的に釣れやすい。朝夕のマズメも有効
  • ルアー:シンキングミノー(14〜18cm)・バイブレーション(14〜21g)・シンキングペンシル(25〜30g)。水面直下をゆっくり泳がせるデッドスローリトリーブが基本

天竜川河口沖のヒラメ・マゴチ

  • 天竜川沖サーフ(遠州灘):天竜川が運んだ砂が堆積した広大な遠州灘のサーフ。ヒラメ・マゴチが砂底に潜みながら小魚を待ち伏せしている。遠州灘サーフ釣りの中でも天竜川沖は特にヒラメの魚影が濃い
  • ポイントの見つけ方:地形の変化(カケアガリ・砂洲の端)を探す。GPS魚探がない場合は「波の割れ方」で水深変化を読む。波が崩れる場所と崩れない場所の境界線がカケアガリの目印
  • ヒラメ狙いのルアー:ミノー(14〜18cm、フローティング/シンキング)・メタルジグ(20〜40g)・ヘビーシンキングミノー(ヒラメ専用)。朝マズメのゴールデンタイム(日の出前後45分)に集中して釣る

馬込川河口の釣り

  • 馬込川とは:浜松市中心部を流れる都市河川で、遠州灘に注いでいる。河口部は今切口から車で5分程度の好立地。コンパクトな河口だが、シーバス・クロダイ・キスが安定して釣れる実績ポイント
  • 馬込川河口のシーバス:小規模な河口のため魚は少ないが、大型のシーバス(70〜80cm)が着いていることがある。常夜灯(外灯)の影が落ちる場所・橋脚際がポイント。コンパクトなミノー(10〜14cm)で丁寧に探る
  • キス釣り(馬込川河口前の砂浜):馬込川河口前に広がる砂浜(遠州灘)はキスの好ポイント。5〜9月に投げ釣りでよく釣れる。朝マズメはサーフを静かに歩いてみると、小魚の跳ねる「シラスの群れ」を見つけることができ、その近くにはシーバスやヒラメも待ち伏せしていることが多い

河口釣りの注意事項

  • 漁業権区域に注意:天竜川・馬込川の河口付近には遊漁規則(釣り禁止・釣り方の制限)がある場合がある。地元漁協・釣具店で最新情報を確認することが必須
  • 増水時は近づかない:大雨後の増水した河川は急流・水位変動が激しく非常に危険。特に天竜川は上流の放水(ダムの放流)により突然増水することがある。増水時は絶対に河口・河川に近づかないこと
  • 夜間釣行の安全確保:シーバスゲームは夜が主戦場だが、足元が見えにくい護岸・堤防での転落事故に注意。ライフジャケット・ヘッドライト(予備電池付き)は必携。複数人での釣行が理想

まとめ|天竜川・馬込川河口は遠州灘釣りの隠れた宝

天竜川・馬込川の河口は、今切口や御前崎ほど知名度がありませんが、地元アングラーには長年愛されてきた確かな釣り場です。特に天竜川のランカーシーバス・河口沖サーフのヒラメは、浜松市内から最も近い大型魚ポイントです。夜の天竜川大橋下でのシーバスゲームを体験すると、都市型釣りの深さに驚くことでしょう。


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