釣りの仕掛け作り完全入門ガイド2026|浜名湖・遠州灘で使う基本仕掛けの作り方・糸の結び方・針の選び方

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「釣りを始めたいけど、仕掛けの作り方が全くわからない」——これが初心者の最初の大きな壁です。釣具店には膨大な種類の針・ハリス・オモリ・仕掛けが並んでいますが、何をどう組み合わせればいいのか?市販の仕掛けを買えばいいじゃないかという声もありますが、自分で仕掛けを作れると修理・カスタム・コスト削減ができます。このページでは浜名湖・遠州灘で使う基本仕掛けの組み方・糸の結び方・針の選び方を初心者向けに完全解説します。

釣りの仕掛けとは何か——基本構造の理解

仕掛けの3大要素

あらゆる釣り仕掛けは基本的に3つの要素から成り立っています:

  1. 沈める要素(オモリ・シンカー):仕掛けを水中に沈め、一定の深さをキープする重り。鉛が一般的
  2. 浮かせる要素(ウキ・浮き):水面に浮かせてアタリを知らせる。ウキ釣りにのみ使用
  3. 食わせる要素(針・エサ/ルアー):魚に針を掛けるための部分。針にエサをつけるか、ルアー(擬似エサ)を使う

ライン(糸)の種類と役割

ライン種類特徴主な用途
ナイロンライン安価・適度な伸び・扱いやすい初心者の基本ライン・ウキ釣り・サビキ
フロロカーボン硬い・透明・沈む・耐摩耗性高ハリス(仕掛けの針側のライン)・ルアー
PEライン細い・強い・伸びない・浮くルアー釣り(シーバス・ショアジギング)
エステルライン超感度・細い・伸びないアジング・メバリング(ライトゲーム専用)

必ず覚える基本の糸の結び方(ノット)

①クリンチノット(ユニノット)——最初に覚える基本結び

クリンチノット(またはユニノット)はルアーのスナップ・スイベル・針を結ぶための最も基本的なノットです。釣り初心者が最初に覚えるべき結び方です。

クリンチノットの手順

  1. ラインをルアーのアイ(輪)に通す(10〜15cm通す)
  2. 通したラインを本線に5〜6回巻きつける
  3. 最初にアイを通った輪に先端を通す
  4. できた大きな輪に先端を通す
  5. 両端を引いてしっかり締め込む。余分な先端をカット

強度目安:ライン強度の約70〜80%。ナイロン・フロロに適している

②パロマーノット——PEラインに強い高強度ノット

パロマーノットはクリンチノットより若干手順が複雑ですが、強度が高くPEライン+スナップの結束に最適です。

パロマーノットの手順

  1. ラインを2本折り返して、二重のままアイ(輪)に通す
  2. 二重ラインで普通の結び目を作る(輪のまま)
  3. できた大きな輪にルアー・フックを通す
  4. 両端を引いてしっかり締め込む

強度目安:ライン強度の約90〜95%。PEラインの結束に最適

③FGノット(概念のみ)——PEとリーダーの結束(中上級)

FGノットはPEライン(細くて滑りやすい)とフロロカーボンリーダーを高強度で結ぶための専門ノットです。手順が複雑なため初心者はまずクリンチノット・パロマーノットをマスターしてから習得することを推奨します。

練習の順序:クリンチノット(初日)→パロマーノット(1週間後)→FGノット(1ヶ月後)

④漁師結び(タックルノット)——針に直接ハリスを結ぶ

エサ釣りの針にハリス(細いフロロカーボン)を直接結ぶための結び方です。

漁師結び(内掛け結び)の手順

  1. ハリスを針の軸に沿わせる(針の先端側に向けて)
  2. 輪を作り、針の軸に巻きつけていく(5〜7回)
  3. 輪に先端を通して引く
  4. 両端を引いて締め込む。余分をカット

注意:針とハリスの向きを正しくしないと、エサが回転したり針が曲がりやすくなる

浜名湖・遠州灘の釣り別仕掛け作り方

仕掛け①:ハゼちょい投げ仕掛け(最も簡単・初心者向け)

浜名湖のハゼ・キス釣りに使う「ちょい投げ」仕掛けです。市販の完成仕掛けもありますが、自作すると費用が1/3〜1/5になります。

必要な材料

  • フロロカーボン ハリス 1〜1.5号(50cm×針数分)
  • ハゼ針(6〜8号)
  • 天秤(L字型):3〜5号
  • スナップスイベル(道糸と天秤をつなぐ)

作り方

  1. ハリス(50cm)の一端に針を漁師結びで結ぶ
  2. ハリスのもう一端にスナップスイベルを結ぶ(クリンチノット)
  3. 天秤のアームにスナップスイベルを通す
  4. 道糸に天秤本体をクリンチノットで結ぶ
  5. 天秤の先端(ライン側)にオモリを取り付ける

ポイント:ハリスの長さ(たるみの量)で魚がエサを食ったときの抵抗感が変わる。50〜70cmが浜名湖のハゼ釣りの標準

仕掛け②:サビキ仕掛け(アジ・サバ・イワシ向け)

サビキ仕掛けは複数の擬似針(サビキ)でアジ・サバを一度に多数釣る仕掛けです。市販仕掛けを使うのが一般的ですが、ポイントを理解しておくと現場での対応ができます。

サビキ仕掛けの構造

  • 幹糸(3〜5号)にハリス(1〜2号・7〜10cm)付き擬似針が4〜6本
  • 上部にコマセカゴ(網籠にオキアミを詰める)
  • 下部にオモリ(5〜10号)

サビキの針の種類:スキン(ビニール)サビキ・ハゲ皮サビキ・魚皮サビキ。浜名湖では白系スキンがオーソドックス

仕掛け③:ウキ釣り仕掛け(チヌ・メバル向け)

フカセ釣り・ウキ釣りはウキの浮力と仕掛けの重さのバランスが重要です。

基本的なウキ仕掛けの構成

  1. 道糸(ナイロン2〜3号)
  2. ウキ止め糸(道糸に結んで遊動ウキの位置を固定)
  3. ウキ(棒ウキ・玉ウキ。0号〜2号)
  4. スイベル(ウキとハリスをつなぐ)
  5. ハリス(フロロ 1〜2号・50cm〜1m)
  6. 針(チヌ針2〜4号・メバル針6〜8号)

ウキ下の調整:釣る水深より少し浅めにウキ止め糸を設定。エサが底スレスレを泳ぐように調整する

市販仕掛けとの使い分け

市販仕掛けを使うべき場面

  • 初回・慣れない仕掛け:まず市販品を使ってみて構造を理解する
  • 急なロスト時:現場での予備としてパック仕掛けは必ず持参
  • サビキ仕掛け:自作よりコスト面で有利なことが多い

自作した方がいい場面

  • ハリス長・針のサイズを細かく調整したい時
  • 同じ仕掛けを複数本まとめて作る時(コスト削減)
  • フカセ釣りのような繊細な仕掛け調整が必要な時

仕掛け作りに必要な道具

道具用途価格目安
ハサミ(フィッシングシザーズ)ライン切り・ハリスのカット500〜2,000円
ラインカッター(ニッパー型)細いラインを正確にカット500〜1,500円
スプールホルダーラインスプールを固定して結びやすくする300〜1,000円
ノットアシストFGノット等を補助する器具1,000〜3,000円
仕掛け巻き作った仕掛けをコンパクトに収納200〜800円

仕掛け作りの失敗あるある・注意点

  • 締め込みが甘い:ノットの締め込みが不十分だとフッキング時に抜ける。必ず「両端を力強く引いて」締める
  • 余分なラインを切り忘れる:締め込み後の余分なラインを残しすぎるとトラブルの原因に。2〜3mmでカット
  • ハリスの太さ間違い:道糸よりハリスを太くすると道糸が先に切れて仕掛けが全部なくなる。ハリスは道糸より細いことが原則
  • 針の向きの確認:針を結んだ後、エサをつけた時に「針先が外側を向いているか」確認すること

まとめ:仕掛け作りは「釣りの第二の喜び」

自分で仕掛けを作って、その仕掛けで魚を釣る——これは既製品の仕掛けで釣るのとは別の満足感があります。最初は不格好でも、繰り返すうちに手早く正確に結べるようになります。浜名湖・遠州灘での釣行の前日に仕掛けを作る時間も、釣りの楽しみの一部です。ぜひ今日から基本の結び方を練習してみてください。

初心者ガイド

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