九州・長崎・佐賀の釣りスポット完全ガイド|五島列島・壱岐・対馬のおすすめ釣り場・狙い魚・シーズン情報
長崎・佐賀は、日本屈指の磯釣りフィールドが密集するエリアだ。対馬暖流(対馬海流)が流れ込む玄界灘と、内湾の豊かな有明海という二つの異なる海域を擁し、クロ(メジナ)・マダイ・青物・イカまで多彩なターゲットが四季を通じて狙える。なかでも五島列島・壱岐・対馬という離島群は、「一生に一度は行きたい聖地」として全国の磯釣りファンが憧れる場所。大型クロは40cm超が当たり前、マダイも5kgオーバーが珍しくない。本州から飛行機またはフェリーで渡れるアクセスの良さも魅力で、年間を通じて釣行者が絶えない。この記事では、長崎本土から離島まで、初めて釣りに行く人が「この記事だけで迷わず釣れる」レベルの情報を完全網羅する。
長崎県と佐賀県は、海の性格がまったく異なる3つの海域に接しており、それぞれ狙える魚種・釣り方が大きく変わる。
対馬海流(対馬暖流)の影響
長崎沖から壱岐・対馬にかけては、日本海を北上する対馬暖流が直撃する。水温が年間を通じて比較的高く、クロ(メジナ)・マダイ・ヒラマサ・ブリなど南方系の大型魚が定着しやすい環境が整っている。特に秋から冬にかけて水温が下がりきる前の10〜12月は、クロの最盛期で磯釣りファンが大挙して訪れる。
玄界灘の荒磯
長崎北部から佐賀・唐津沿岸にかけて広がる玄界灘は、外洋からの波が直接当たる荒れた海域だ。潮通しが非常に良く、青物の回遊が活発。春のヒラマサ、秋のブリ・カンパチは玄界灘の風物詩で、ショアジギングやカゴ釣りで豪快な釣りが楽しめる。底物のアラ(クエ)も生息し、大物狙いの釣り師を魅了する。
有明海の内湾釣り
佐賀県南部に広がる有明海は、干満差が最大6mにも達する日本最大の内湾。濁り潮と栄養豊富な泥底が特徴で、チヌ(クロダイ)・キビレ・ハゼ・セイゴ(スズキ幼魚)が豊富。干潟を利用したチヌ釣り、秋のハゼ釣り、エツなど有明海固有種を狙う釣りなど、他のエリアでは体験できないユニークな釣りが楽しめる。
| 海域 | 主な特徴 | 代表的なターゲット | おすすめシーズン |
|---|---|---|---|
| 対馬海流域(壱岐・対馬・五島) | 暖流直撃・透明度高・磯が多い | クロ・マダイ・ヒラマサ・アオリイカ | 通年(特に10〜3月) |
| 玄界灘(長崎北部・唐津) | 外洋・潮通し良・荒磯 | ブリ・ヒラマサ・カンパチ・アラ | 春・秋(3〜5月、9〜11月) |
| 有明海(佐賀南部) | 大干満・泥底・内湾 | チヌ・ハゼ・セイゴ・キビレ | 春〜秋(4〜11月) |
| 大村湾(長崎中部) | 閉鎖内湾・穏やか・水深浅め | チヌ・アジ・メバル・シロギス | 通年(特に夏〜秋) |
長崎本土の釣りスポット(長崎市・時津・諫早・大村湾)
長崎市内・女神大橋下周辺
長崎市西部、女神大橋のたもとには複数の護岸・岸壁が並ぶ。長崎港入口に近く潮通しが良いため、アジ・メバル・チヌが通年狙える。特に夜釣りのアジングは人気が高く、20〜25cmのアジが安定して釣れる。駐車スペースが整備されており初心者でも入りやすい。トイレは近隣のコンビニを利用。長崎市内在住者の日常の釣り場として親しまれている。
時津港・時津大橋周辺
長崎市の北、時津町に位置する時津港は大村湾の入口にあたる。チヌ釣りで県内随一の知名度を誇り、フカセ釣りで40cmオーバーのチヌが狙える。春の乗っ込みシーズン(3〜5月)と秋の荒食い(10〜11月)が特に熱い。護岸が整備されていて足場も安全で、ファミリーフィッシングにも向いている。近くにエサ屋(フィッシングショップ多数)がある点も便利だ。
大村湾の釣り場
長崎県中部に位置する大村湾は、周囲約70kmの閉鎖的な内湾。外洋の荒波が入らないため、小型ボートや陸釣りでも安全に楽しめる。メバル・カサゴ・アジ・シロギスが主なターゲット。夏〜秋はキス釣りが盛んで、砂地の多い湾内はちょい投げでシロギス入れ食いになることもある。シーバス(スズキ)も大型が潜んでおり、ルアーマンにも人気。
諫早湾岸・諫早市周辺
諫早湾干拓堤防(雲仙干拓地)周辺は、チヌ・キビレの好釣り場として知られる。干拓後に変化した潮の流れが独特の環境を生み出し、ウキフカセ釣りやブッコミ釣りで大型チヌが狙える。有明海側の堤防ではハゼ釣りも楽しめ、秋には家族連れで賑わう。
| ポイント | アクセス | 主なターゲット | おすすめ釣法 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 女神大橋下護岸 | 長崎道長崎ICから約10分 | アジ・メバル・チヌ | アジング・ウキフカセ | ★★☆☆☆ |
| 時津港 | 長崎道時津ICから約5分 | チヌ・アジ・メバル | フカセ・サビキ | ★★★☆☆ |
| 大村湾各所 | 長崎道大村ICから各ポイントへ | メバル・シロギス・シーバス | ちょい投げ・ライトゲーム | ★★☆☆☆ |
| 諫早湾岸 | 長崎道諫早ICから約15分 | チヌ・キビレ・ハゼ | ウキフカセ・ブッコミ | ★★★☆☆ |
五島列島の釣りスポット(福江島・中通島・上五島)
五島列島は長崎県の西端に位置する70余りの島々の総称で、磯釣りの聖地として全国にその名を馳せる。対馬暖流が直撃する豊かな海は、大型クロ・マダイ・青物の宝庫。地元の渡船屋さんが案内する「一級磯」と呼ばれる沖磯では、40〜45cmのクロが当たり前のように上がり、マダイも5kg超が珍しくない。
福江島
五島列島の中心地で最大の島。福江港からのアクセスが良く、島内には白良(しらら)・黒瀬(くろせ)・玉之浦(たまのうら)など有名な沖磯が点在する。特に玉之浦湾周辺の磯は「クロの聖地」として名高く、シーズン中は全国から釣り師が集結する。福江島内には渡船業者が複数あり、当日予約での利用も可能な場合がある。島内にスーパー・釣具店があり長期滞在しやすい。
中通島(なかどおりじま)
五島列島の中央に位置する細長い島で、有川港が玄関口。島西側の海岸線は複雑なリアス式地形で、潮通しの良い沖磯が多い。クロの魚影が濃く、フカセ釣りの上級者に特に人気が高い。中通島北端・青方(あおかた)周辺の磯では、ヒラマサの回遊が春に活発になり、ショアジギングで大型を狙うアングラーも多い。
上五島(小値賀島・奈留島含む)
五島列島北端エリアは最も対馬暖流の恩恵を受けやすく、冬でも水温が比較的高い。小値賀島(おぢかじま)は「渚100選」に選ばれた透明な海が自慢で、アオリイカの泳がせ釣りで2kg超の大型が狙える。奈留島(なるしま)はクロとマダイの両立ができるポイントとして知られ、磯釣り経験者向けの充実した渡船サービスが整っている。
| 島名 | 長崎港からのアクセス | 代表ターゲット | ベストシーズン | 渡船の有無 |
|---|---|---|---|---|
| 福江島 | フェリー約3時間/高速船約1時間30分 | クロ・マダイ・青物 | 10〜3月(クロ)/ 4〜6月(青物) | あり(複数業者) |
| 中通島 | フェリー約5時間/高速船約2時間 | クロ・ヒラマサ・アオリイカ | 10〜3月(クロ)/ 3〜5月(ヒラマサ) | あり |
| 小値賀島 | フェリー約5〜6時間 | クロ・アオリイカ・マダイ | 9〜12月(イカ)/ 10〜2月(クロ) | あり |
| 奈留島 | フェリー約2時間30分(福江経由) | クロ・マダイ | 10〜3月 | あり |
五島列島磯釣りの注意点
- 磯靴・ライフジャケット着用は絶対条件。ノリ・海藻がついた磯は非常に滑りやすく転落事故が後を絶たない。
- 渡船の予約は早めに。シーズン(10〜3月)は2〜3ヶ月前に満船になるケースも珍しくない。
- 天候変化が急激。玄界灘側は特に冬場の時化が激しく、計画していた釣行が中止になることも。キャンセル料の確認を事前に。
- ゴミは全て持ち帰り。島の釣り場環境を守るためのマナーは厳守。
壱岐・対馬の釣りスポット(離島釣行の魅力)
壱岐島の釣り
長崎県北部、対馬との間に浮かぶ壱岐島は、玄界灘のど真ん中に位置する。福岡・博多港から高速船で約1時間(フェリーで約2時間20分)とアクセスが良く、福岡在住者には日帰り釣行圏内の離島だ。
壱岐の魚影の濃さは特筆ものだ。クロ(メジナ)は秋冬に40cmオーバーが連発し、マダイは年間を通じて狙える。春のヒラマサ釣りは壱岐の代名詞で、ショアジギングで3〜5kgの個体が岸壁からでも釣れることがある。岸壁サビキでのアジも好調で、30cm超の大アジが夕マズメにまとまって釣れることも。釣具店が複数あるため、現地でエサ・仕掛けを調達できる。
壱岐のおすすめスポット
- 郷ノ浦港:壱岐のメインポート。岸壁でアジ・サバ・チヌが狙える。初心者向け。
- 印通寺港(いんどうじこう):博多行きフェリーの発着港。港内でのアジング・メバリングが人気。
- 勝本浦(かつもとうら):北部の漁港で、クロ・ヒラマサ狙いの渡船が出る。上級者向け。
- 湯ノ本湾(ゆのもとわん):内湾で穏やかな波。ファミリー釣りに最適。チヌ・シロギスが狙える。
対馬の釣り
長崎県最北端、朝鮮半島まで50kmという位置にある対馬は、九州の釣りスポットのなかでも最高峰の称号を持つ。対馬海流が直撃し、水温・水質ともに魚に最適な環境が一年中維持される。特にクロ・マダイ・ヒラマサ・アオリイカの4魚種は日本トップクラスの釣果を誇る。
対馬へのアクセスは、福岡・博多港から高速船で約2時間30分(フェリーで約4時間30分)、または長崎から飛行機で約35分。島内は南北に長く(約82km)、北部・南部でポイントが大きく異なる。
対馬のおすすめスポット
- 厳原港(いづはらこう):対馬南部の玄関口。港内でチヌ・メバル・アジが狙える。
- 比田勝港(ひたかつこう):対馬北部の港。周辺の磯でクロ・マダイが好調。
- 鰐浦(わにうら):対馬最北端に近い漁港。ヒラマサ・ブリの回遊が多く、ショアジギングの聖地的存在。
- 沖磯渡し:地元渡船業者が「奴磯」「唐神磯」などの一級磯に渡してくれる。40〜45cmのクロが当たり前のワールドへ。
| 項目 | 壱岐島 | 対馬 |
|---|---|---|
| 福岡からのアクセス | 高速船約1時間/フェリー約2時間20分 | 高速船約2時間30分/フェリー約4時間30分 |
| 高速船約1時間40分 | 飛行機約35分/フェリー約6時間 | |
| 代表的なターゲット | ヒラマサ・クロ・アジ・アオリイカ | クロ・マダイ・ヒラマサ・アオリイカ |
| 最盛期 | 春(ヒラマサ)、秋冬(クロ) | 秋冬(クロ・マダイ) |
| おすすめ度 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
佐賀エリアの釣りスポット(唐津・玄界灘・有明海沿岸)
唐津・呼子エリア(玄界灘)
佐賀県北西部、唐津市・呼子(よぶこ)周辺は、玄界灘に面した磯釣りの銘エリアだ。「イカの呼子」として有名な呼子は、アオリイカとケンサキイカのメッカで、エギングはもちろん、活きアジを使った泳がせ釣り(ヤエン釣り)でも大型アオリイカが狙える。
呼子港周辺の波止(堤防)では、秋〜冬のヤリイカも豊富。春の産卵期(3〜5月)は2〜3kgのアオリイカが浅場に差してくる絶好のシーズン。玄界灘側の磯では青物の回遊も活発で、ヒラマサ・ブリのショアジギングで大物が飛び出すことも珍しくない。
唐津・呼子の主なポイント
- 呼子港大波止:イカ釣りのメインポイント。秋のアオリイカ、冬のヤリイカで大賑わい。足場良好。
- 名護屋港(なごやこう):豊臣秀吉の名護屋城跡近くの港。チヌ・クロ・カサゴが狙える。
- 加部島(かべしま):呼子から橋で渡れる小島。磯場でクロ・マダイが狙えるが磯靴必須。
- 唐津東港:唐津市の大型港。アジ・サバ・コノシロが周年狙える。初心者も安心の整備された堤防。
有明海沿岸(佐賀市・鹿島・太良)
佐賀県南部の有明海岸は、最大6mの干満差を利用した独自の釣り文化が花開く。特に「竹崎カニ」「タイラギ」で有名な鹿島・太良(たら)エリアは、チヌ釣りの一大聖地だ。満潮時に水面から顔を出す干潟の縁を丁寧に探るウキフカセ釣りは、佐賀特有の楽しみ方で、地元アングラーが長年磨き上げてきた技術が光る。
| エリア | 場所 | 主なターゲット | おすすめ時期 | 釣法 |
|---|---|---|---|---|
| 呼子港大波止 | 唐津市呼子町 | アオリイカ・ヤリイカ | 9〜12月(アオリ)/ 1〜3月(ヤリ) | エギング・ヤエン |
| 名護屋港 | 唐津市鎮西町 | クロ・チヌ・カサゴ | 10〜3月 | ウキフカセ・穴釣り |
| 鹿島市沿岸 | 鹿島市浜町 | チヌ・キビレ・ハゼ | 4〜11月 | ウキフカセ・ちょい投げ |
| 太良町干潟 | 藤津郡太良町 | チヌ・コチ・キス | 5〜10月 | フカセ・投げ釣り |
狙える魚・シーズンカレンダー(クロ・マダイ・青物・イカ)
長崎・佐賀エリアの主要ターゲット別に、月ごとの釣れやすさ・注意事項をまとめた。◎=最盛期、○=釣れる、△=難しい・エリア限定、-=ほぼ釣れない。
| 魚種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クロ(メジナ) | ◎ | ◎ | ○ | △ | - | - | - | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| マダイ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| ヒラマサ | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | ◎ | ○ | △ |
| ブリ・カンパチ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
| アオリイカ | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | - | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
| ヤリイカ | ◎ | ◎ | ○ | △ | - | - | - | - | - | △ | ○ | ◎ |
| チヌ(クロダイ) | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | △ |
| アジ(大アジ) | ○ | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
各魚種の詳細解説
クロ(メジナ)
長崎・対馬の磯釣りで最も人気の高いターゲット。夏場は水温が高すぎて釣りにくくなるが、10月〜翌3月の水温が低い時期が最盛期。特に12〜2月の真冬でも対馬・五島の離島では良型が出る。30〜45cmが主なサイズ帯で、45cm超は「年ナシ」と呼ばれ地元では垂涎の一枚。フカセ釣りが基本で、0号〜00号の軽いウキを使った繊細な仕掛けが有効。
マダイ
春の産卵前(3〜5月)と秋の荒食い(10〜11月)が最盛期。五島列島・壱岐・対馬の沖磯では、フカセ釣り・カゴ釣りで5kgオーバーの大鯛も狙える。春の乗っ込み期は岸近くの浅場にも入ってくることがあり、波止際のフカセ釣りでも思わぬ大型に遭遇することがある。
青物(ヒラマサ・ブリ・カンパチ)
玄界灘・五島沖では通年青物の回遊があるが、特に春(4〜5月)のヒラマサと秋(9〜11月)のブリ・カンパチが狙い目。壱岐の岸壁からショアジギングで5kgオーバーのヒラマサが釣れることもある。60〜100gのメタルジグを遠投して高速ジャークするのが基本。夜明けと日暮れのマズメ時に集中して狙うと効率が良い。
アオリイカ
呼子・壱岐・対馬・五島はアオリイカの好漁場。春(4〜6月)は産卵絡みの2〜3kgの大型が接岸し、エギングで狙える最高のシーズン。秋(9〜11月)は当年生まれの0.5〜1kgサイズが数釣りできる。呼子ではヤエン釣り(活き餌のアジを泳がせてイカが抱いたらヤエン針をラインで送り込む)という独自の釣法が盛んだ。
アクセス・フェリー情報・宿泊
長崎へのアクセス
長崎は新幹線(西九州新幹線)の開通(2022年)で博多から最速約1時間20分でアクセス可能になった。飛行機は東京(羽田)から約1時間45分。長崎空港から長崎市街へはバスで約40分。レンタカーは空港・長崎駅周辺に多数あり、釣行には車が便利だ。
離島へのフェリー情報
| 航路 | 発着港 | 所要時間(フェリー) | 所要時間(高速船) | 運航会社 |
|---|---|---|---|---|
| 長崎〜福江(五島) | 長崎港→福江港 | 約3時間 | 約1時間30分 | 九州商船・五島産業汽船 |
| 長崎〜有川(中通島) | 長崎港→有川港 | 約5時間 | 約2時間 | 九州商船 |
| 博多〜壱岐(郷ノ浦) | 博多港→郷ノ浦港 | 約2時間20分 | 約1時間 | 九州郵船 |
| 博多〜対馬(厳原) | 博多港→厳原港 | 約4時間30分 | 約2時間30分 | 九州郵船・壱岐・対馬ライン |
| 唐津〜壱岐(印通寺) | 唐津東港→印通寺港 | 約1時間40分 | - | 九州郵船 |
宿泊情報
離島釣行では「素泊まりまたは2食付きの民宿」が最も利便性が高い。五島列島・壱岐・対馬ともに釣り人向けの民宿が充実しており、渡船屋との連絡・エサの調達を一手に引き受けてくれる民宿も多い。予約は釣りのシーズン(10〜3月)は3ヶ月前を目安に。長崎市内はビジネスホテルが豊富で、前泊・後泊に便利だ。
釣具店情報
- 長崎市内:フィッシングショップ長崎・タックルベリー長崎店など複数あり。
- 福江島:釣具のタックル堂(福江)。島内での入手が可能。
- 壱岐島:つり具のマルニシ壱岐店など。サビキ仕掛け・エサを現地購入できる。
- 対馬:厳原町内・比田勝町内に釣具店あり。ただし品揃えは限られるため主要タックルは本土から持参推奨。
- 唐津・呼子:フィッシングショップ呼子周辺に複数の釣具店。エギ・ヤエン仕掛けは豊富に在庫あり。
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Q&A(よくある質問)
Q1. 長崎・佐賀で初心者が最初に行くべきおすすめスポットはどこですか?
A. 初心者には時津港(長崎県)または唐津東港(佐賀県)をおすすめします。いずれも足場が整った護岸・堤防で、サビキ釣り・ちょい投げからスタートできます。駐車場・トイレも整備されており、近くに釣具店もあるため手ぶらに近い状態で行っても準備できます。釣果はアジ・サバ・チヌ・メバルが中心で、季節を問わず何かしら釣れる確率が高いポイントです。
Q2. 五島列島への磯釣り釣行で最低限必要な準備は何ですか?
A. 磯靴・ライフジャケット・雨カッパ・レインスーツの4点は絶対に持参してください。加えて、地磯は渡船で渡った後は次の船が来るまで孤立するため、飲料水・食料・日焼け止め・帽子・ヘッドライトも必須です。タックルは磯釣り経験がある方なら手持ちのものを活用できますが、五島の荒磯に合わせた号数のウキや仕掛けを現地釣具店またはネットで事前に準備しておきましょう。初めての五島釣行は、必ず地元の渡船屋に「初めて」と伝え、アドバイスを仰いでください。
Q3. 対馬と壱岐、どちらが釣り初心者でも楽しめますか?
A. 壱岐島の方が初心者向きです。博多から高速船1時間と近く、郷ノ浦港・印通寺港などで岸壁釣りが可能。サビキで大アジが釣れるため、難しい磯釣り技術がなくても十分楽しめます。対馬は磯釣りがメインで、本格的な道具と経験が必要なポイントが多い。ただし対馬の港内チヌ釣りは初心者でもトライできます。まず壱岐で離島釣りに慣れてから対馬へステップアップするルートがおすすめです。
Q4. 呼子のアオリイカ釣りはいつが一番釣れますか?
A. 秋(9〜11月)と春(3〜5月)の2シーズンが最盛期です。秋は当年生まれの小〜中型(0.3〜1kg)が数釣りできるため、エギングの入門にも最適。春は産卵前の大型(1〜3kg)が浅場に集まり、1匹の重みが楽しめます。特に春は潮の満ち引きに合わせた釣りが重要で、「潮が動く時間帯の2時間前後に集中する」のが釣果を上げるコツです。
Q5. 有明海でのチヌ釣りの特徴を教えてください。
A. 有明海のチヌ釣りは干満差が最大6mという独特の環境が鍵になります。満潮から下げ潮に変わるタイミングと、干潮から上げ潮に変わるタイミング(各2〜3時間)が最もチヌが活発に動く「潮の変わり目」です。濁り潮でも積極的に餌を追うチヌの習性を利用し、岸近くの浅場を丁寧に探るウキフカセ釣りが有効。釣り座は「潮が効いている場所」を選ぶことが最重要で、ベテランアングラーが潮の流れを熱心に読んでいる理由はここにあります。
Q6. 対馬・五島への釣行で宿泊先はどう探せばよいですか?
A. 最も確実なのは渡船屋に宿の紹介を依頼する方法です。地元の渡船業者は付き合いのある民宿を知っており、釣り人向けの早朝対応・エサ調達を含めてコーディネートしてくれることが多いです。じゃらん・楽天トラベルでも「五島 釣り民宿」「対馬 釣り宿」で検索すると釣り人向けの宿が見つかります。シーズン(10〜3月)は早めの予約が必須で、特に週末は数ヶ月前に埋まる人気宿もあります。
まとめ:長崎・佐賀の釣りを最大限楽しむために
長崎・佐賀エリアは、日本の海釣りの醍醐味が凝縮された極上のフィールドだ。長崎本土の港湾でのライトゲームから、五島・壱岐・対馬の離島磯釣りまで、初心者からベテランまで満足できる釣りが揃っている。
初めて訪れるなら、まず長崎本土の時津港または唐津東港でウォーミングアップし、次のステップとして壱岐島の岸壁釣り、そして究極の目標として五島列島または対馬の磯釣りという段階的なステップアップを強くおすすめする。
この地の釣りを長年楽しんできた地元アングラーは口をそろえて言う。「長崎と佐賀の海を知ったら、他の場所では物足りなくなる」と。それほどの魅力が、この海域には詰まっている。ぜひ一度、九州の海の雄大さと豊かな釣りを体感しにきてほしい。



