釣り用グローブは「なぜ必要か」——冬釣りの手の問題
冬の遠州灘・浜名湖での釣行は、手の冷えが最大の敵だ。素手でPEラインを持ったり、冷たい海水で仕掛けを扱ったりすると、指先がかじかんで仕掛けが結べない・竿のグリップが効かない・バラシが増えるといった問題が起きる。また、夏〜秋も長時間釣行では日焼け・岩礁の切り傷・毒魚のトゲから手を守る必要がある。
釣り用グローブは「防寒だけ」でなく、「防水・切り傷防止・グリップ力維持」という複合機能を持つ専用設計が登場している。本記事では遠州灘・浜名湖のフィールド別に最適なグローブを10選で紹介する。
釣り用グローブの種類と特徴
防水防寒グローブ(冬釣り専用)
防水メンブレン(ゴアテックスまたは同等素材)+ダウン・フリース内装で、海水・雨に濡れても保温性を維持する。冬の遠州灘サーフ・磯ヒラゲームで必須。デメリットは厚くなりすぎると細かい作業(仕掛け結び)が難しくなること。
指切りグローブ(オールシーズン)
人差し指〜中指の先端が開いており、指先の感度を維持しながら手の甲・手のひらを保護する。春・秋の半袖シーズンでは日焼け・傷防止として、冬は薄手防寒として活用できる。ルアー釣り・エギングで最も人気のスタイル。
ネオプレーングローブ(磯・テトラ向け)
ウェットスーツと同じネオプレーン素材。濡れても保温性があり、岩礁・テトラの荒い表面に対しグリップ力が高い。御前崎の磯ヒラゲームや冬の波しぶきがかかる磯釣りに適している。
薄手ライングローブ(夏〜秋・日焼け防止)
UVカット機能付きの薄い手袋。遠州灘サーフの夏釣行で日焼け防止として使う。素手に近い操作感で、ルアー交換・サビキ仕掛けの扱いなど細かい作業に支障が出にくい。
おすすめフィッシンググローブ10選2026
1位:シマノ ドライシールド グローブ(防水・防寒)
シマノの本格防水防寒グローブ。防水透湿メンブレン+ フリース内装で、波しぶきに濡れても手の内側はドライを維持する。掌部分のシリコンプリントがウェット状態でも滑り止めグリップを発揮。冬の遠州灘サーフ・磯釣り用として最高のパフォーマンス。指先の開口部が大きく仕掛け結びも容易。
実勢価格:約4,500〜6,500円
2位:ダイワ グローブ DG-2423 防水防寒指抜き
ダイワの指抜きタイプ防水防寒グローブ。DWR加工でシャワー程度の濡れには対応し、内側のフリースが保温。フルフィンガーより操作性が高く、冬の浜名湖チニングや堤防釣りに向く。指抜き部分に磁石で蓋ができるモデルは指先を出しながら保温できる優れ仕様。
実勢価格:約3,500〜5,000円
3位:がまかつ 3本カット グローブ LE-3762(磯用)
磯釣り専門ブランドがまかつの本格磯グローブ。人差し指・中指・親指の3本が切れており(3カット)、磯竿の操作・仕掛けの扱いがしやすい。掌部分の牛革補強で耐久性が高く、波しぶかぶりの磯釣りで長期使用に耐える。フカセ釣り・磯ヒラゲームのヘビーユーザーに愛用者が多い。
実勢価格:約3,800〜5,500円
4位:タートルスキン 防水グローブ フィッシング(フルフィンガー)
米軍採用素材タートルスキンを使った防護グローブ。刃物・魚のヒレ・トゲに対する耐切傷性が非常に高く、毒魚(ゴンズイ・アイゴ・オニカサゴ)の棘による刺し傷を防ぐ。御前崎の磯や根魚釣りで毒魚を扱うシーンに最適。完全防水・速乾設計。
実勢価格:約5,000〜7,000円
5位:ラパラ ProGuide ネオプレーングローブ
フィンランドルアーブランドRapalaのネオプレーングローブ。2mmネオプレーンで冷水中でも保温性が高く、磯・テトラ上でのグリップ力が抜群。長時間波しぶきを受けながら釣りをする冬の磯釣りに最適。フルフィンガーとハーフフィンガー(指抜き)の2種展開。
実勢価格:約4,000〜5,500円
6位:コロンビア タイタニウム フィッシンググローブ(夏〜秋)
アウトドアブランドコロンビアの薄手UVカットグローブ。UPF50+のUVカット性能で夏の遠州灘サーフ・船釣りで使う。薄いナイロン素材なので素手と変わらない操作感で、エギング・ルアーフィッシングにも対応。速乾性が高く、汗をかいても蒸れにくい。
実勢価格:約2,500〜4,000円
7位:ノースフェイス エクスペディション アクティブグローブ(防寒全般)
THE NORTH FACEの防水防寒グローブをアウトドア兼用で使う方法も増えている。防水透湿性(ゴアテックス)+ダウン内装で機能は本格派。アウトドアブランドとして釣り専用品ではないが、遠州灘の冬の磯・サーフで機能的には十分以上。
実勢価格:約12,000〜18,000円
8位:プロマリン フィッシンググローブ(エントリー)
手軽に買えるエントリー向けフィッシンググローブ。指抜きタイプで春〜秋の傷防止・UVカットとして最初の1枚に。価格が低いため消耗品として複数枚用意でき、コスパ重視の入門者に最適。
実勢価格:約800〜1,500円
9位:シマノ グレーングローブ GL-036Q(防水指抜き)
エントリー〜ミドルクラスのシマノグローブ。コストパフォーマンスが高く、防水機能と指抜き操作性のバランスが取れた実用的な1枚。浜名湖の堤防釣り・チニング・秋のエギングに使い回せる汎用性が強み。
実勢価格:約2,000〜3,500円
10位:釣研 防寒フィンガーグローブ(磯釣り用)
磯釣り専門の国内ブランド釣研が出す防寒フィッシンググローブ。国産ならではの日本人の手型フィットと、磯釣り師の使い方を想定した耐久設計。フカセ釣りのコマセワーク・竿のやり取りで生まれた機能的な形状で、磯フカセ釣り師に評価が高い。
実勢価格:約3,000〜4,500円
シーン別おすすめグローブまとめ
| 釣りシーン | おすすめタイプ | 主要機能 |
|---|---|---|
| 冬のサーフショアジギング | 防水防寒(フルまたは指抜き) | 防水・保温・グリップ |
| 御前崎磯ヒラゲーム | ネオプレーン or 防水防寒 | 濡れても保温・岩場グリップ |
| 夏のサーフ・船釣り | UVカット薄手 | 日焼け防止・速乾 |
| 浜名湖テトラ釣り | 指抜き防水または耐切傷 | グリップ・傷防止 |
| 根魚・毒魚多い場所 | 耐切傷(タートルスキン等) | 毒棘刺傷防止 |
まとめ:グローブ1枚で冬の釣りの快適さが劇的に変わる
「グローブなんてなくてもいい」と思っているうちは冬釣りの本当の快適さを知らない。適切なフィッシンググローブを選ぶだけで、冬の遠州灘の寒風の中でも指先の動きが快適に保たれ、仕掛け結び・ルアー交換・魚のランディングがスムーズになる。今シーズンの冬釣りに向けて、自分のスタイルに合ったグローブを1枚準備しておこう。



