今切口(いまぎれぐち)は浜名湖と遠州灘をつなぐ「口」の部分。潮の流れが最も速く、回遊魚・根魚・イカが集まる浜名湖随一のスーパーポイントです。近接する弁天島周辺と合わせた完全ガイドをお届けします。
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今切口・弁天島エリア概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市西区舞阪町弁天島・新居町 |
| アクセス | JR弁天島駅から徒歩5〜15分・東名浜松西ICから約20分 |
| 駐車場 | 弁天島海浜公園駐車場(有料・シーズン中800円〜) |
| トイレ | 弁天島海浜公園内・舞阪漁港に完備 |
| 主なターゲット | シーバス・クロダイ・アオリイカ・メバル・タチウオ |
| 特記 | 日本有数の「潮流が速い」ポイント。上級者向けの場所も多い |
今切口が「最強ポイント」の理由
- 潮流の速さ:干満差が大きく、今切口での潮流は最大3〜5ノット(釣り糸が斜め45度に引っ張られる)
- 浜名湖の豊富な栄養:農業用水・有機物が浜名湖から流れ出し、プランクトン・小魚が集まる
- 地形的な複雑さ:瀬・溝・テトラが組み合わさり、様々な魚が棲み分ける
- 遠州灘の回遊魚:秋〜冬はブリ・ワラサが今切口に入ってくることも
ポイント別詳細ガイド
① 弁天島海浜公園の護岸
- ターゲット:サッパ・コノシロ・アジ(サビキ)・クロダイ・シーバス
- 水深:護岸際1〜4m
- 仕掛け:サビキ・フカセ・ルアー
- 特徴:整備された護岸で家族も安全。ファミリーサビキの定番
- 注意:遊泳エリアとの境界に注意。指定エリア以外でのキャスト禁止の場合あり
② 今切口のテトラ帯(弁天島側)
- ターゲット:シーバス・クロダイ・メバル・カサゴ
- 水深:テトラ際3〜10m(潮流が速い)
- 仕掛け:ルアー(バイブレーション・ジグヘッドワーム)・フカセ
- 特徴:シーバスの夜釣りで特に有名。常夜灯下の明暗部が一級ポイント
- 注意:テトラは滑りやすい。スパイクシューズ必着
③ 今切口(新居側)堤防
- ターゲット:シーバス・クロダイ・イシダイ・ソイ
- 水深:5〜15m(流れが特に速い)
- 仕掛け:重めのルアー(30〜60gメタルジグ)・ぶっこみ
- 特徴:日本最速クラスの潮流。上級者でないと釣りにくい
④ 舞阪漁港(今切口西側)
- ターゲット:アジ・イワシ・クロダイ・シーバス・アオリイカ
- 水深:3〜8m
- 仕掛け:サビキ・エギング・ルアー・フカセ
- 特徴:漁港内の護岸は比較的穏やかで初心者でも楽しめる
- 注意:漁業者の作業時間帯に配慮。漁船の出入りに注意
⑤ 弁天島の砂浜(サーフ)
- ターゲット:キス・マゴチ・サーフシーバス
- 水深:遠浅(投点で2〜5m)
- 仕掛け:投げ釣り・サーフルアー
- 最盛期:キスは5〜9月。サーフシーバスは秋〜冬
今切口でのシーバス攻略
流れを利用したドリフト釣法
- 上流側(浜名湖側)にポジションを取る
- ルアーをやや上流にキャスト
- 潮の流れに乗せてルアーをドリフトさせる(あまり動かさない)
- シーバスは流れてくるルアーを待ち伏せしている
- 今切口は流れが速いため、重めのシンキングミノー(30〜45g)やバイブレーションが有効
時合と潮汐
- 最高の時合:下げ潮が始まり、海側へ流れ出すタイミング(下げ始め)
- 大潮の夜:流れが速く、シーバスの活性が特に上がる
- 夕マズメ〜夜間:日没後から真夜中が今切口シーバスのゴールデンタイム
アオリイカのエギング(今切口エリア)
- 最盛期:春(3〜5月)と秋(9〜11月)
- ポイント:舞阪漁港外側テトラ・弁天島北側の藻場(アマモ)周辺
- エギ:3〜3.5号のスタンダードサイズ。流れが速いので沈下速度が速いタイプ
- コツ:流れに対して横〜斜め方向にキャストし、流されながら沈めるドリフトエギング
今切口・弁天島は「釣り人の聖地」とも言える場所。日本でも屈指の潮流が生む豊かな釣り場で、シーバス・クロダイ・アオリイカと四季折々のターゲットが釣れます。ただし流れが速く危険な場所もあるため、安全対策を十分に行って釣行を楽しんでください。


