泳がせ釣り(ノマセ釣り)完全マスター2026|アジ・イワシを活き餌にしてヒラメ・シーバス・青物を狙う仕掛け・タナ設定・大型魚とのやりとり全解説

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泳がせ釣り(ノマセ釣り)は小さな魚(アジ・イワシ・キス)を生きたまま針に掛けて、ヒラメ・シーバス・ブリなどの大型魚を狙う釣法。ルアーでは難しい大型魚に高確率でアプローチできる、奥深い釣りです。

泳がせ釣りの基本と魅力

自然界では大型魚は小型魚(ベイト)を追って捕食します。この生態を利用し、生きたベイトを水中で泳がせて大型魚を誘き寄せるのが泳がせ釣りです。「生きたルアー」であるため、どんな人工ルアーも及ばない本物の動きで魚を引き付けます。

仕掛けの種類と使い分け

1. ウキ泳がせ(堤防・浅場向け)

構成竿先→道糸→ウキ→スナップ→ハリス→針
ウキ10〜20号の大型円錐ウキ(活き餌が引き込んでも沈まない浮力)
タナ水深の半分〜底付近(活き餌が自由に泳げる深さ)
ターゲットヒラメ・シーバス・クロダイ・青物
適した場所浜名湖の堤防・新居海釣り公園・舞阪漁港

2. ぶっこみ泳がせ(サーフ・底物向け)

構成竿先→道糸→天秤オモリ→ハリス→針
オモリ15〜30号の天秤(底に安定させる重さ)
タナ底(ヒラメ・マゴチなどの底物狙い)
ターゲットヒラメ・マゴチ・カレイ
適した場所遠州灘サーフ・中田島・白尾海岸

3. 胴突き泳がせ(船・深場向け)

構成竿先→道糸→胴突き仕掛け→オモリ
特長活き餌を中層で泳がせる。船からのヒラメ・大型根魚向け
ターゲット大型ヒラメ・ブリ・マダイ

タックル構成

アイテムスペック選び方のポイント
竿磯竿2〜3号・4〜5mまたはシーバスロッド10ftドラグを出しながら大型魚と戦える強さが必要
リールスピニング3000〜5000番・ドラグ10kg以上突然の大物の走りに対応できるドラグ性能
道糸PE2〜3号切られにくい強度と感度を両立
ハリスフロロカーボン5〜7号ヒラメ・シーバスの歯に対応できる太さ
丸セイゴ針12〜15号(活き餌の口に掛ける)または孫針セット(市販の泳がせ仕掛け)を使う

活き餌の確保と管理

活き餌の種類と入手方法

ベイト大きさ入手方法適したターゲット
アジ(マアジ)10〜20cmサビキ釣りで確保・釣具店で購入ヒラメ・シーバス・青物・マダイ
イワシ10〜15cmサビキ釣りで確保ヒラメ・青物(弱りやすいので注意)
キス10〜15cm投げ釣りで確保ヒラメ・マゴチ(底物に最強のベイト)
アジング・サバの幼魚8〜15cmサビキで確保シーバス・大型根魚

活き餌の保管

  • バッカン(エアポンプ付き):海水を入れてエアレーション。酸欠を防ぐ
  • 水温管理:夏は保冷剤で水温を下げる(高水温は酸欠の原因)
  • 密度管理:ベイトが多すぎると水が汚れて弱る。少なめに保管

活き餌の針の付け方

口掛け(最も一般的)

アジの上顎(口の内側の固い部分)にハリを通す。活き餌が自由に泳げる。ヒラメ・シーバス狙いに最適。

鼻掛け

アジの鼻(上顎の先端)にハリを通す。口掛けより安定する。遠投しやすい。

背掛け

アジの背中の皮に浅くハリを通す。底物狙い(ヒラメ・マゴチ)に有効。ベイトが底付近を泳ぐ。

浜名湖・遠州灘での攻略法

浜名湖でのウキ泳がせ

  • ポイント:今切口・弁天島沖・舞阪漁港沖
  • ターゲット:ヒラメ・シーバス・クロダイ
  • タナ:底から1〜2m(ヒラメは底物)
  • 時間帯:朝マズメ〜満潮前後が最良

遠州灘サーフでのぶっこみ泳がせ

  • ポイント:中田島砂丘・白尾海岸
  • ターゲット:大型ヒラメ・マゴチ
  • 仕掛け:天秤20〜30号+キス・アジのぶっこみ
  • 遠投距離:ブレイクを越えた先(50〜80m)

大型魚とのやりとり

  1. アタリの感じ方:ウキが沈む・ラインが走る・竿先がグーンと入る——「食った!」と感じたら
  2. アワセのタイミング:ヒラメは食ってからしばらく走る。十分に糸が出てから大きくアワセる(早合わせNG)
  3. やりとり:ドラグを使いながら竿を立てて一定のテンションを保つ。無理に止めると切れる
  4. 取り込み:波のタイミングに合わせてずり上げる(サーフ)またはタモ網を使う

泳がせ釣りは「魚が魚を釣る」究極の自然体の釣りです。浜名湖の堤防でアジをサビキで釣り、そのアジで大型ヒラメを仕留める——このダイナミックな釣りに挑戦してみてください。

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