石津浜(焼津市)の釣りポイント完全ガイド2026|ライトショアジギングの聖地で狙う青物・タチウオの時期と駐車場・混雑事情

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石津浜(焼津市)の釣りポイント完全ガイド2026|ライトショアジギングの聖地で狙う青物・タチウオの時期と駐車場・混雑事情

石津浜(いしづはま・静岡県焼津市)は、日本一深い湾として知られる駿河湾の急深地形が岸のすぐ近くまで迫る、東海地方屈指のライトショアジギング場です。結論から言うと、夏から秋はソウダガツオ・イナダ・ショゴといった青物、春先と秋はタチウオ、春と秋はアオリイカが本命で、15〜30gのメタルジグを軸にした軽快なタックルでサーフから深場を直撃できるのが最大の魅力。駐車場は石津浜公園を中心に3カ所あり、トイレも園内に整備されていますが、ハイシーズンの週末は深夜のうちに埋まるほどの人気釣り場です。この記事では、石津浜の釣りをポイント別の狙い分け・魚種カレンダー・夜釣り攻略・駐車場と混雑事情まで、公開されている釣果情報と地形データをもとに徹底解説します。あわせて、浜の北端にある石津堤防が釣り禁止である点など、必ず守るべき規制情報も整理しました。

石津浜の概要|駿河湾ショアジギングの聖地と呼ばれる理由

石津浜は、焼津市の石津地区に広がる砂利まじりのサーフで、焼津港・小川港の南側から南西方向へ約2kmにわたって続く海岸線です。後背地には松林と石津浜公園があり、海岸沿いには遊歩道が整備されているため、釣り場としてだけでなく地元の散歩コースとしても親しまれています。

この浜が「ライトショアジギングの聖地」と呼ばれる最大の理由は、駿河湾特有の急深地形にあります。駿河湾は湾口部で最大水深約2,500mに達する日本一深い湾で、その深場が石津浜では岸のすぐ近くまで入り込んでいます。公開されている釣り場解説や地形データによると、岸からメタルジグをフルキャストすると水深15〜20m前後、区間によっては20〜30m前後のレンジまで届くとされ、サーフでありながら沖堤防の先端に匹敵する水深を探れます。

水深があって潮通しも良いということは、回遊魚の接岸ルートが岸から射程圏内にあるということ。夏から秋の焼津のサーフは青物の回遊が濃く、ソウダガツオやイナダの群れが接岸すると浜全体が沸き立ちます。しかも急深ゆえに重たいジグで無理に飛距離を稼ぐ必要がなく、15〜30gのライトなジグで十分深場に届くため、体力的な負担が少ないライトショアジギングが成立するのです。

なお、すぐ北側に隣接する焼津港・小川港エリアは港湾の釣り場としてまた別の魅力があります。港側のポイントや規制の詳細は焼津港・焼津漁港の釣りポイント完全ガイドで解説しているので、あわせて参考にしてください。

ポイント別解説|石津堤防寄りサーフ・青少年の家前・定置網前の狙い分け

約2kmの石津浜は、場所によって水深・底質・潮の効き方が異なります。公開されている釣り場解説をもとに、実際の釣り座となる区分ごとに特徴を整理します。なお、浜の北端に位置する石津堤防そのものは釣り禁止です(詳細は後述の安全・規制の章を必ず確認してください)。

石津堤防寄りサーフ(北端エリア)

浜の北端、小川港側から延びる石津堤防の手前に広がるサーフです。繰り返しになりますが、堤防本体はフェンスで閉鎖された釣り禁止・立入禁止区域なので、竿を出すのはあくまで手前の浜側のみ。このエリアは公開されている地形解説では水深15〜20m前後とされ、浜全体の中では比較的なだらかな駆け上がりで、底質は砂利が主体。潮の流れがやや緩やかなため、エギングでアオリイカをじっくり狙う釣り人や、タチウオの回遊待ちに向いた区画とされています。

石津浜公園前〜青少年の家前(中央エリア)

石津浜のメインステージです。青少年の家前の周辺は浜がなだらかに沖へ張り出し、その先が一気に落ち込む急深地形になっており、ジグをフルキャストすると水深20〜30m前後の深場に到達するといわれます。海底には石と根が複雑に絡んでいて根掛かりのリスクが高い半面、オオモンハタなどの根魚が付きやすく、青物・アオリイカともに一級のポイント。駐車場とトイレに近いこともあり、ハイシーズンは最も混雑する区間です。

定置網前(南西エリア)

浜の南西側、沖に定置網が入るエリアです。水深20m以上の深場に届き、潮がしっかり効くため回遊魚の実績が高く、定置網自体が魚の通り道になるともいわれます。ただし定置網は漁業者の生産設備そのもの。網の方向へキャストする行為は仕掛けの絡み・設備の破損につながるため絶対に避け、十分な距離を取って釣りをしてください。

定置網より西側(下手エリア)

定置網を過ぎて西へ進むと水深10〜15m前後と徐々に浅くなっていくとされます。中央部の混雑を避けたいときや、シロギスの投げ釣り、ヒラメ・マゴチをワームでゆっくり探りたいときには、こちらへ足を延ばす選択肢もあります。

狙える魚種と時期カレンダー|ソウダガツオ・イナダ・ショゴ・タチウオ・アオリイカ・ヒラメ

石津浜で狙える主な魚種と時期を、地元釣具店の釣果報告や釣果情報サイトの傾向からまとめました。回遊魚は年による当たり外れが大きいため、直近の釣果情報を確認してから釣行するのが鉄則です。

魚種ベストシーズン主な釣り方備考
ソウダガツオ8〜10月メタルジグ・弓角群れが入ると数釣り。表層〜中層の速巻き
イナダ(ワカシ)7〜11月メタルジグ晩夏から秋に型が良くなる傾向
ショゴ(カンパチ若魚)7〜9月メタルジグ・ジグサビキ底周りの根に付きやすい
タチウオ2月下旬〜3月・9〜11月ジグ・ワインド・テンヤ夕マヅメ〜夜が本番。冬も残ることあり
アオリイカ4〜6月・9〜11月エギング春は親イカの良型、秋は新子の数釣り
ヒラメ・マゴチ10〜2月ジグ・ワーム急深のため底取りは丁寧に
シロギス5〜10月投げ釣り波打ち際の手前カケアガリも侮れない
アジ・サバ6〜10月ジグサビキ・アジング朝夕マヅメと夜間の回遊待ち

夏から秋の主役は、なんといっても青物です。7月頃からワカシ・ショゴ・シイラの回遊が始まり、晩夏から秋が深まるにつれてソウダガツオとイナダが本格化。釣果情報では、群れが接岸した日には浜のあちこちでナブラが立ち、ジグを投げれば連発というお祭り状態になることもある一方、回遊がない日は完全な沈黙もあり得る「回遊魚らしい」釣り場です。地合いは朝マヅメが最も濃く、これが後述する深夜の場所取り合戦の理由になっています。

タチウオは石津浜の名物ターゲットで、地元では「浜タチ」と呼ばれ親しまれています。好期は春先(2月下旬〜3月)と秋(9〜11月)の年2回とされ、シーズン中は夕方から浜に電気ウキやワインド狙いの釣り人が並びます。アオリイカは春(4〜6月)に親イカの良型が期待でき、地元釣行記ではキロアップ〜2kg級の実績も報告されています。秋は新子の数釣りシーズン。サーフのエギングは港内と勝手が違いますが、急深地形のおかげでエギの沈下時間を活かした釣りが成立します。

冬はタチウオの残り組とヒラメ、コウイカ類が中心。ヒラメは魚影の報告こそあるものの、急深地形ゆえに底をゆっくり引きにくく、遠浅サーフのような王道の攻め方が通用しにくい点は覚えておきましょう。

ライトショアジギング実践タックル|15〜30gメタルジグの選び方と使い分け

石津浜でのショアジギングは、遠州灘の遠浅サーフとはタックルの考え方が異なります。飛距離よりも「レンジを刻む」ことが釣果を分けるため、軽めのジグを操作しやすいライトなセッティングが基本です。地元釣具店イシグロのスポット解説でも、15〜30gのメタルジグが推奨されています。

基本タックル

ロッドは9.6〜10フィート前後のライトショアジギングロッド、またはML〜Mクラスのシーバスロッドで十分。リールは4000番前後のスピニングに、PE1〜1.5号+フロロカーボンリーダー20〜30lbの組み合わせが扱いやすい構成です。タチウオが混じる時期はリーダーをやや太めにするか、先端にショートワイヤーを検討してもよいでしょう。ロッドやリール選びの基礎から確認したい方はライトショアジギング入門完全ガイドを参照してください。

ジグウェイトの使い分け

15〜20gは、ソウダガツオやサバなど表層〜中層を意識した速巻き・スキッピング気味の展開に。25〜30gは、潮が効いているときや、イナダ・ショゴ・根魚を狙って深いレンジまで落とし込むときに使います。急深地形では着水後のカウントダウンでレンジを刻み、着底を確実に取ることが重要。フォール中にラインがフッと止まるアタリも多いので、フォールは集中して見守りましょう。

根掛かり対策

中央エリアの底周りは石と根が絡み、根掛かり多発地帯です。底物狙いでなければ着底後すぐに巻き上げる、リアフックのみのセッティングにする、スイミング系のジグを使うなどの対策が有効。具体的なジグの機種選びは20〜40g対応のメタルジグおすすめ10選(本記事の推奨よりやや重めの帯も含みます)で形状・カラー別に比較しているので参考にしてください。

夜釣り攻略|タチウオ・アジ・イカの夜間パターン

石津浜の夜は、日中とは別の顔を持ちます。主役はタチウオ。釣りメディアTSURINEWSに掲載された地元アングラーの解説によると、石津浜周辺のタチウオには「夕マヅメに浜へ接岸し、日没の約2時間後から深夜は港内へ移動し、夜明け前に再び浜へ戻る」パターンと、「夕マヅメから早朝まで浜付近を断続的に回遊する」パターンがあるとされます。つまり、最も期待値が高いのは日没直後と夜明け前の2つの時間帯です。

カラーは夜光(グロー)系が定番ですが、同解説では日没直後に限っては赤金など夜光以外のカラーにヒットが集中することも多いと報告されています。ジグ単体のほか、ワインド、テンヤ+キビナゴ、電気ウキ釣りも有効。タチウオの生態や時期、釣り方の全体像はタチウオ完全図鑑で詳しく解説しています。

タチウオ以外では、夏から秋の夜はアジの回遊があり、ジグサビキやアジングで狙えます。ただし浜に常夜灯はないため、港内の常夜灯周りのような「灯りに着いた魚を拾う」釣りではなく、回遊のタイミングを待つ釣りになります。アオリイカは夕マヅメから夜9〜10時頃までの実績が高いといわれ、春の夜エギングで良型を仕留めた釣行記も複数見られます。

夜間のサーフは昼間以上に危険が増します。単独釣行を避ける、ヘッドライトと予備電源を必ず携行する、波打ち際に近づきすぎない、この3点は徹底してください。

アクセス・駐車場・トイレ|石津浜公園の設備と混雑時間帯(深夜の場所取り事情)

以下のアクセス・設備情報は2026年7月時点の公開情報に基づきます。最新の状況は焼津市の施設案内などでご確認ください。

アクセス

車でのアクセスは東名高速・焼津ICから海側へ15分前後が目安(道路状況により変動します)。浜松市街からは東名経由でおよそ1時間強、静岡市街からも通いやすい距離感で、週末は県内全域からアングラーが集まります。カーナビの目的地は「石津浜公園」(焼津市石津2420)が分かりやすいでしょう。

駐車場は3カ所・台数は多くない

釣りで利用しやすい駐車場は大きく3カ所あります。北側の松林の中にある東側駐車場(石津堤防寄りサーフに近い)、中央の石津浜公園駐車場(青少年の家前エリアに近く、トイレあり)、そして南西側の定置網前の駐車場(トイレあり・入口が狭いとの情報あり)です。公開されている釣り場情報では、メインの駐車場が30台前後、そのほかは20台前後とされ、人気釣り場としては決して多くありません。焼津市の施設案内によると、石津浜公園内にはトイレが4棟設置されています。

混雑時間帯と深夜の場所取り事情

秋の青物・タチウオシーズンの週末は、朝マヅメの地合いに間に合わせるため深夜2〜3時に現地入りする釣り人が珍しくない、という釣行記が多数見られます。シーズン最盛期は平日でも夜明け前に主要駐車場が埋まることがあるため、確実に釣り座を構えたいなら深夜着が現実的な選択です。約2kmの浜とはいえ実績の高い区間には人が集中するので、出遅れた場合は下手(西側)エリアへ回る柔軟さも持ちましょう。満車時に路上や私有地、漁業関係者の作業スペースへ駐車するのは厳禁です。駐車マナーの悪化は釣り場閉鎖に直結します。

安全・規制・マナー|石津堤防は釣り禁止・小川港側の禁止区域に注意

まず大前提として、立入禁止・釣り禁止の情報は現地の表示と、焼津市・静岡県(港湾管理者)・漁協が出す最新の公式情報が最優先です。本記事の記載は2026年7月時点の公開情報に基づくもので、規制は予告なく変わることがあります。現地の看板・フェンスと矛盾する場合は、必ず現地の表示に従ってください。

石津堤防本体は釣り禁止(フェンス設置済み)

石津浜の北端から沖へ延びる石津堤防は、かつて焼津を代表する人気釣り場でしたが、現在は入口にフェンスが設置され、立入禁止・釣り禁止となっています。浜側から歩いて行ける位置にあるため紛らわしいのですが、堤防に立ち入っての釣りは一切できません。本記事で紹介しているのは、あくまで手前のサーフ(浜)からの釣りです。

小川港・焼津港内の禁止区域

浜の北側に隣接する小川港・焼津港内にも、市場南側のドック周辺をはじめ釣り禁止・立入禁止の区域が設定されています。港湾管理者の案内では、立入禁止区域(現地図面で赤線表示)には絶対に立ち入らないこと、水揚げ・せり・荷降ろしが行われる岸壁周辺では漁業者の生産活動を妨げないことが求められています。石津浜と港内は地続きですが、規制のルールが異なるエリアだと認識してください。

混雑期のキャスト間隔と遊歩道利用者への配慮

ハイシーズンの石津浜は釣り人が横一列に並びます。隣とはキャストが交差しない十分な間隔を取り、ナブラが出ても割り込みや斜め投げはしないこと。また、背後の遊歩道は散歩やジョギングをする地元住民の生活空間です。フルキャスト時は必ず後方を確認し、遊歩道側へジグが飛ぶ事故を絶対に起こさないでください。定置網方向へのキャストも厳禁です。

急深サーフ特有の危険と津波への備え

急深な浜は波が足元で一気に崩れるため、波打ち際に立ち込む釣りは不要かつ危険です。荒天時・うねりが強い日は釣行を中止し、ライフジャケットを常時着用しましょう。また、石津浜公園には津波避難タワーが整備されています。海に近い釣り場だからこそ、釣り座に着く前に避難経路とタワーの位置を確認しておくと安心です。ゴミの持ち帰り、ジグやラインの回収も含め、「来たときよりきれいに」を徹底しましょう。

周辺の釣具店・エサ購入と焼津グルメ情報

釣行前後の補給と楽しみもまとめておきます。営業時間・料金はいずれも2026年7月時点の公開情報で、変更される場合があるため事前確認をおすすめします。

釣具・エサの調達

最寄りの大型釣具店は、イシグロ焼津店(焼津市大覚寺)。石津浜の釣果情報を頻繁に発信している地域密着店で、公開情報によると店頭にエサと釣り用品の自動販売機が設置されており、開店前の早朝や夜釣りの途中でエサが切れたときにも調達できるのが心強いポイントです。もう1店、焼津街道沿いのフィッシング遊焼津街道店(藤枝市築地)も品揃えが充実しており、こちらも石津浜のタチウオ釣果などを発信しています。両店の釣果ブログはポイント選びの生きた情報源になるので、釣行前のチェックを習慣にしましょう。

帰りに寄りたい焼津グルメ

焼津といえばカツオとマグロの町。東名焼津ICのすぐそばにある焼津さかなセンターには海産物の販売店や食堂が約70店舗(水曜は縮小営業)集まっており、営業時間は9時〜17時(1月1日休)とされています。朝マヅメの釣りを終えてから海鮮丼で締める、家族へのお土産に鮪や黒はんぺんを買って帰る、といった釣行プランを組めるのも焼津遠征の楽しみです。

まとめると、石津浜は「軽いジグで深場を直撃できる」という他のサーフにはない武器を持った、駿河湾ライトショアジギングの聖地です。夏から秋は焼津のサーフを青物の群れが駆け、春と秋はタチウオとアオリイカが浜を賑わせます。一方で、駐車場のキャパは小さく、北端の石津堤防は釣り禁止、隣の港内にも規制区域があるなど、守るべきルールがはっきりした釣り場でもあります。最新の釣果と現地の表示を確認し、余裕を持った深夜〜早朝の現地入りで、駿河湾の急深サーフが生む強烈な引きを味わってください。

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