神奈川県の釣りスポット完全ガイド|三浦半島・湘南・相模湾のおすすめ釣り場と狙い魚・シーズン情報

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神奈川県の釣りスポット完全ガイド|三浦半島・湘南・相模湾のおすすめ釣り場と狙い魚・シーズン情報

神奈川県は、首都圏随一の釣り天国だ。三浦半島の荒磯、湘南のサーフ、相模湾に浮かぶ沖堤防、そして小田原・西湘エリアの地磯まで、わずか1〜2時間のアクセス圏内に多種多様な釣り場が集中している。東京・横浜から日帰りで40〜50cmのクロダイやイナダを手にできるのは、全国でも神奈川だけといっても過言ではない。

相模湾は、黒潮の分流が年間を通じて流入する豊かな漁場で、アオリイカ・アジ・カサゴ・シロギスから、秋のブリ・カツオまで多彩な魚種が回遊する。三浦半島の剣崎・城ヶ島周辺は関東有数の磯釣りポイントとして知られ、地元の釣り師はもちろん全国から釣り人が集まる。一方、江の島周辺や茅ヶ崎の堤防は足場がよく、ファミリーフィッシングにも最適だ。

本記事では、神奈川県を代表する釣りスポットを「三浦半島エリア」「湘南・江の島エリア」「平塚・茅ヶ崎エリア」「小田原・西湘エリア」の4つに分け、各ポイントの地形・狙い魚・釣り方・シーズン情報を徹底解説する。初めて神奈川に釣りに行く人が、この記事だけで計画を立てて釣りができるレベルを目指した。ぜひ最後まで読んで、週末の釣行計画に役立ててほしい。


スポット名エリアタイプ主なターゲット初心者向き駐車場トイレ
城ヶ島(じょうがしま)三浦半島磯・堤防メジナ・クロダイ・アオリイカあり(有料)あり
剣崎(けんさき)三浦半島メジナ・イシダイ・カサゴ×あり(無料)なし
三浦海岸・漁港周辺三浦半島堤防・サーフアジ・サバ・シロギス・カレイあり(有料)あり
江の島・片瀬漁港湘南堤防・テトラクロダイ・アジ・イシモチあり(有料)あり
茅ヶ崎ヘッドランド湘南・平塚サーフ・突堤シロギス・ヒラメ・マゴチあり(無料)あり
平塚新港(湘南港)平塚堤防アジ・サバ・クロダイ・メジナあり(有料)あり
小田原漁港・早川港小田原堤防・港アジ・クロダイ・アオリイカあり(有料)あり
真鶴半島・岩海岸西湘メジナ・イシダイ・アオリイカあり(有料)あり

神奈川の地形・海洋環境――なぜこれほど魚が多いのか

相模湾の海洋環境

相模湾は三浦半島の剣崎から伊豆半島の石廊崎を結ぶ半円形の湾で、最大水深は約1,500mにも達する深海を抱える。表層は黒潮系の暖水が定期的に流入し、冬でも沿岸水温が13〜15℃を保つ。この温暖な水温環境が、東京湾や相模川河口域の豊富な栄養塩と合わさることで、プランクトンが豊富な高生産性海域を形成している。

特に注目すべきは「相模トラフ」と呼ばれる深海の存在だ。神奈川沿岸から急深な地形が続くため、水深30〜50mの好漁場が岸から近い位置にある。これが「陸っぱりからでもイナダ・ワカシが釣れる」という神奈川の釣り場の強みの一つだ。秋になると相模湾を北上するカツオ・ソウダガツオの群れが湾内に入り込み、ショアジギングで狙えることもある。

三浦半島の地形的特徴

三浦半島は砂質の東京湾側と岩礁帯の太平洋側(相模湾側)で全く異なる地形を持つ。半島南端の城ヶ島・剣崎・宮川湾周辺は関東ローム層の侵食により形成された荒々しい磯場で、タイドプール・岩礁・砂礫底が複雑に入り組んでいる。この地形の複雑さが、メジナ・クロダイ・カサゴ・タコなど多彩な魚種のすみかとなっている。

また三浦半島の東側(横須賀・浦賀方面)は東京湾に面し、湾奥特有のシーバス・クロダイ・ハゼの好漁場になっている。湾口部の走水沖では強い潮流が発生し、アジ・イナダなど回遊魚の絶好のポイントとなる。

湘南・西湘のサーフ地形

湘南から小田原にかけての海岸線は、相模川・酒匂川などの中規模河川が供給する砂礫で形成されたサーフが続く。このサーフは遠浅ではなく、岸から30〜50mで急に落ち込む「ブレイクライン」が存在し、シロギス・ヒラメ・マゴチなど砂地を好む魚が高密度に生息している。また茅ヶ崎沖には「烏帽子岩(えぼしいわ)」を中心に根が点在し、根魚の魚影も濃い。


魚種別・年間釣れる魚カレンダー

魚種1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
メジナ×××
クロダイ
アジ
シロギス××××
ヒラメ
アオリイカ×××
イナダ・ワカシ×××××
カサゴ・メバル
カレイ××××
タコ
カツオ・ソウダ×××××××

◎最盛期/○釣れる/△可能だが難しい/×ほぼ釣れない


エリア別おすすめ釣りポイント詳細

【三浦半島エリア】城ヶ島・剣崎・宮川湾

城ヶ島(じょうがしま)

三浦半島最南端に浮かぶ島で、神奈川県最大の島(周囲約4km)。城ヶ島大橋を渡ってアクセスでき、島の南側には磯場、北側には城ヶ島公園の地磯・テトラが広がる。

ウスバエ・スズキ根(南側磯):島南面の荒磯で、ウネリが当たる岩場にメジナ・クロダイの大型が潜む。水深2〜5mの浅い根周りをウキフカセで狙うのが定石。冬の寒グレシーズン(12〜2月)に40cmオーバーのメジナが高確率で出る。潮が速い時は磯際ギリギリにウキを流し込む「際狙い」が効果的。足場は低く、波の高い日は危険なので干潮時に安全を確認してから入釣すること。

城ヶ島公園下(北側テトラ):公園駐車場からすぐアクセスできるテトラ帯。カサゴ・メバルの根魚がよく釣れ、夜釣りではアナゴも狙える。テトラの隙間に落とし込む「穴釣り」は初心者でも高実績。また、テトラ先端からのアジングは夏〜秋にかけて好調で、18〜25cmのアジが数釣りできる。

城ヶ島灯台下(西側磯):灯台下から続く磯は「ヒナダン」と呼ばれ、フラットな岩盤が水中に続く好地形。アオリイカのエギングポイントとして名高く、春(4〜6月)と秋(9〜11月)に1kg前後の良型が出る。夜は常夜灯の明かりにアジが集まり、サビキ・アジング両方で実績がある。

剣崎(けんさき)

三浦半島の南東部に突き出た岬で、釣り師の間では「関東磯釣りの聖地」と呼ばれる。剣崎灯台周辺に広がる複雑な磯地形は、常に潮通しが良く、メジナ・イシダイ・クロダイの大型実績が非常に高い。

剣崎北磯(「通称:剣先」):灯台に向かって左側の磯。潮流が速く、50cm前後の大型メジナが狙える上級者向けポイント。満潮から下げ3分が狙い目で、ウキフカセの場合は4Bのガン玉を打って仕掛けを深く入れる。潮の向きを読んで遠投し、流れに乗せてミドルレンジ(ウキ下4〜6m)を探ると大型がヒットする。

剣崎南磯(ヒラバエ周辺):南面は磯際まで歩いて降りられる地磯で、春のクロダイ前打ちで人気。水深が比較的浅いため、干潮時は底が見えることもあるが、満潮時は好ポイントが深くなりフカセ釣りに好都合。4月の乗っ込みシーズンには50cmオーバーの年無しが複数出る。

宮川湾・宮川港

三浦半島南部の小さな漁港で、城ヶ島の東側に位置する。港内は穏やかで足場もよく、アジ・サバ・イワシのサビキ釣りから、タコ・カサゴの探り釣りまで幅広く楽しめる。港の外側は磯になっており、アオリイカのエギングポイントとしても知られる。初心者や子供連れには城ヶ島より安全でアクセスしやすい。


【湘南・江の島エリア】江の島・鵠沼・辻堂

江の島・片瀬漁港・表磯

湘南のシンボル・江の島は釣りの名所でもある。島の北側に面した片瀬漁港は防波堤からサビキ・ルアーが楽しめ、クロダイ・アジ・シーバスの実績が高い。

片瀬漁港東防波堤:港内に向かって右側の防波堤。足場が安定しており、常夜灯が複数あるため夜釣りも可能。夏〜秋はアジ・サバのサビキが最高で、20cm超えのアジが入れ食いになることがある。仕掛けは6〜8号のサビキ針、コマセはアミエビを使う。春はクロダイの落とし込み(ヘチ釣り)で50cmクラスも出る。

江の島表磯(稚児ヶ淵):島の南側、稚児ヶ淵周辺は平たい岩盤が広がる表磯。タコ釣りの聖地として知られ、5〜7月のタコシーズンには多くの釣り師が集まる。また秋のアオリイカエギングも人気で、産卵後の秋烏賊(1.5〜3号のエギ)が実績高い。磯への降り口はやや急だが、遊歩道が整備されており比較的安全。荒天・高波時は立入禁止になるので事前に確認すること。

腰越漁港:江の島の東側にある小漁港。テトラ越しのクロダイ・カサゴ釣りで地元の常連が多い。夜のアナゴ釣りも人気で、青イソメをブッコミ釣りで使えば1晩に10匹以上釣れることも。

茅ヶ崎ヘッドランド(突堤)

茅ヶ崎海岸には「ヘッドランド」と呼ばれる突堤が複数設置されており(1号〜4号)、これが砂浜の浸食防止とともに釣り場としても機能している。突堤の先端部は沖合に延びているため、岸から遠いポイントを歩いて攻められるのが最大のメリット。

夏のシロギス釣りは茅ヶ崎ヘッドランドの名物で、7〜8月の大潮前後には投げ釣りで20〜25cmの良型が連発する。仕掛けは2本針の片天秤仕掛け(針8〜10号)、エサはイシゴカイ。突堤の脇からは流れが生まれ、プランクトンが集まるためベイトフィッシュも多い。秋にはヒラメ・マゴチのフラットフィッシュゲームが盛んで、ワームのジグヘッドリグ(14〜21g)でのボトム探りが有効だ。


【平塚・大磯エリア】平塚新港・大磯港

平塚新港(湘南港)

平塚市の海岸に位置する大型港湾施設。工事中の部分もあるが、整備された堤防から手軽に釣りが楽しめる。クロダイ・アジ・サバが通年狙えるほか、春〜夏はシーバスの回遊も多い。

外側堤防:相模湾に向かって延びる外堤防は潮通しがよく、アジング・メバリングで実績が高い。秋(9〜10月)には回遊してきたイナダ・ソウダガツオのナブラが出ることもあり、20〜30gのメタルジグで対応できる。堤防基部にはテトラが入っており、カサゴ・メバルの根魚狙いにも最適。

港内(内側堤防):穏やかな港内は家族連れに人気。サビキ釣りでアジ・サバ・イワシが手軽に釣れる。春はコウイカ(墨いか)のエギングも人気。足場は良好で、転落防止の柵もあり安心。

大磯港

相模湾に面した小規模な漁港。港内が比較的コンパクトなため、混雑時は早めの到着が必要。クロダイ・アジ・メバルの魚影が濃く、特に夜のメバリングでは25〜30cmの良型が釣れる。港の外側は砂底のサーフが続き、シロギス・カレイの投げ釣りポイント。冬(1〜2月)はマコガレイの良型が期待できる。


【小田原・西湘エリア】小田原漁港・真鶴・湯河原

小田原漁港(早川港)

神奈川県西部の拠点港で、小田原ICから車で10分弱とアクセスが良い。港内の外側防波堤からクロダイ・アジ・ソウダガツオが狙える。秋には青物の接岸が早く、10月上旬からイナダ・ワカシのショアジギングで賑わう。

西防波堤(外側):港の外側を囲む堤防。先端部は潮通しがよく、アジ・サバのサビキ釣りで数釣りができる。夏〜秋は20〜25cmのサバが大量に回遊し、コマセなしの小型メタルジグ(10〜15g)のジグサビキで爆釣することも。夜は常夜灯周りでアジングが楽しめ、良型の夜アジが狙い目。

魚市場前岸壁:港内の岸壁で手軽に釣りができるゾーン。タコ釣り・カサゴの穴釣り・落とし込みクロダイなど多様な釣りが楽しめる。テトラと岸壁の間の「チャンネル」部分は流れが出やすく、クロダイが餌を探して回遊するルートになっている。

真鶴半島・真鶴岩海岸

神奈川県最西部、湯河原の手前に突き出た真鶴半島は、三浦半島と並ぶ神奈川屈指の磯釣りポイント。半島全体が「貴重な緑地」として保護されており、岩場の環境が非常に良好。

三ツ石海岸(琴ヶ浜):海岸から歩いて入れる地磯で、大きな岩が3つ並ぶ独特の地形が特徴。秋〜春はメジナの40cm超えが出るウキフカセの好ポイント。春はアオリイカのエギングも人気で、2〜3kgの大型も狙える。足場は平坦な部分もあるが、濡れた岩は滑りやすいため、スパイクブーツ着用が必須。

真鶴港・岩港:小規模な漁港だが、港壁からのクロダイ・アジ釣りで常連が多い。特に夜のヘチ釣り(落とし込み)でのクロダイ実績が高く、地元の釣り師はシラサエビを使って50cmクラスを狙っている。


神奈川の釣りに適した釣り方・タックル詳細

ウキフカセ釣り(メジナ・クロダイ)

神奈川の磯釣りといえばウキフカセが王道。三浦半島・真鶴半島の磯で威力を発揮する。

  • ロッド:磯竿1〜1.5号、5.3m(国産のダイワ・シマノが定番)
  • リール:レバーブレーキ付きスピニング2500〜3000番
  • ライン:磯ナイロン1.5〜2号、ハリス1〜1.5号
  • ウキ:B〜2Bの棒ウキまたは円錐ウキ(水深・潮速に応じて選択)
  • :グレ針5〜7号、チヌ針2〜3号
  • コマセ:市販の配合エサ+アミエビ。生オキアミ3kgに集魚剤1袋が基本
  • 刺しエサ:生オキアミ(Lサイズ)または加工オキアミ

狙い方のポイントは「コマセの帯とウキの流れを一致させる」こと。コマセを先に打ち、その流れの中にウキを入れていくイメージで。冬のメジナは水深3〜5mの中層を意識する。夏は浅場(1〜2m)の磯際で出ることが多い。

投げ釣り(シロギス・カレイ)

湘南・西湘のサーフで活躍する釣り方。シロギスは夏のサーフの花形ターゲット。

  • ロッド:投げ竿30〜33号、4.05〜4.5m
  • リール:投げ専用スピニング(大型カルコン・シーキャスター等)
  • ライン:PE0.8〜1号(力糸:ナイロン3〜6号を接続)
  • 仕掛け:片天秤+2〜3本針、キス8〜10号
  • オモリ:25〜30号(流れの強さで調整)
  • エサ:イシゴカイ(砂虫)が最強、石ゴカイが次点

シロギスは「引き釣り」が基本。仕掛けを遠投後、竿を立てながらゆっくりリールを巻いて砂底を引きずる。コツコツと竿先に来るアタリを感じたら少し送り込んでからアワセを入れる。朝マズメの底潮が動く時間帯が最もよく釣れる。

サビキ釣り・アジング(アジ・サバ・イワシ)

神奈川の堤防釣りで最も手軽で楽しいのがサビキ。平塚新港・小田原漁港・片瀬漁港などで夏〜秋に大活躍。

  • サビキ:3〜5号の針、スキンまたはハゲ皮タイプ(白・ピンク・夜光)
  • コマセカゴ:下カゴ式がおすすめ(6〜8号)
  • コマセ:冷凍アミエビまたはチューブ式アミエビ

アジングの場合はジグヘッド(1〜2g)+1.5〜2インチのワームを使い、常夜灯周りの表層〜中層を漂わせるように引いてくる。リフト&フォールよりも「流れに乗せて漂わせる」イメージが神奈川の堤防アジには効く。

ショアジギング(イナダ・ワカシ・カツオ)

秋の神奈川ショアジギングは関東屈指のシーズン。9〜10月には相模湾に入ってきた青物を岸から狙える。

  • ロッド:ショアジギングロッド(MH〜H)9〜10フィート
  • リール:スピニング4000〜5000番
  • ライン:PE1.5〜2号、リーダー:フロロ25〜35lb
  • ルアー:メタルジグ(28〜60g)、カラーはイワシ系・チャートが定番

ナブラを見つけたらすぐにキャスト。ナブラが消えても30〜40m先の「ナブラ跡」を攻め続けることが重要。青物は一度浮いた場所に留まることが多い。朝マズメの短時間勝負なので、日の出1時間前には釣り場についておきたい。


季節別攻略法

季節メインターゲットおすすめエリア釣り方・仕掛けポイント・注意事項
春(3〜5月)クロダイ(乗っ込み)・アオリイカ・メジナ三浦半島磯・真鶴ウキフカセ・エギング(2〜3号)乗っ込みクロダイは4月が最盛期。大型狙いには魚の多い早朝がベスト
初夏(6〜7月)シロギス・タコ・アジ茅ヶ崎ヘッドランド・江の島磯投げ釣り・タコエギ・サビキ水温上昇でキスが浅場へ。タコは夜明け前後に活性が高い
夏(7〜9月)アジ・サバ・イナダ・ワカシ平塚新港・小田原港・江の島サビキ・ショアジギング・アジングナブラを見つけたらショアジギング優先。サビキは夜釣りのアジが大型
秋(10〜11月)アオリイカ・イナダ・クロダイ・アジ城ヶ島・剣崎・小田原エギング(2.5〜3.5号)・ショアジギ・ヘチ秋イカのピークは10月。青物は10月上旬に群れが大きい傾向
冬(12〜2月)メジナ・カレイ・カサゴ・メバル剣崎・城ヶ島・大磯ウキフカセ・投げ(カレイ)・穴釣り寒グレシーズンの大型メジナは冬が一番。カレイの投げ釣りも12〜2月が最盛期

初めて神奈川に釣りに行く人へのアドバイス

初心者・ファミリーにおすすめのスポット

神奈川で初めて釣りをするなら、まず「片瀬漁港(江の島)」か「平塚新港」から始めることを強くすすめる。どちらも駐車場・トイレ・近くにコンビニがあり、足場も安全。夏〜秋はサビキ一本でアジ・サバが簡単に釣れるため、子供でも楽しめる。

磯釣りに挑戦したい人は、最初は「城ヶ島公園下のテトラ」か「宮川港」から入るのが賢明。剣崎や城ヶ島南磯は地形が複雑で足場が悪い箇所もあるため、磯釣りの経験を積んでから行くほうがよい。

持参すべき道具と準備

  • 磯釣りの場合:スパイクブーツ(濡れた磯は非常に滑る)、救命胴衣(ライフジャケット)、ラジオペンチ(魚を外す)、クーラーボックス
  • 堤防釣りの場合:ゴム底のスニーカーまたはデッキシューズ、バケツ(水汲み用)、ハサミ
  • 共通:日焼け止め(夏必須)、雨合羽(急な雨対応)、飲料水、帽子

釣り場のマナーと安全情報

神奈川の人気釣り場は週末に非常に混雑する。特に江の島・城ヶ島・剣崎は早朝5時前後から釣り座が埋まることも珍しくない。隣の釣り人の仕掛けとの間隔は2m以上確保し、コマセは決められた場所以外に廃棄しないこと。釣り糸・仕掛けのゴミは必ず持ち帰る。

安全面では、磯での釣りは「波が2m以上の予報が出ている日は絶対に行かない」を鉄則にしてほしい。神奈川の磯は打ち寄せる波が急に大きくなることがあり、過去に死亡事故も起きている。また秋〜冬は大潮の満潮時に足場が水没する磯もあるので、潮汐表を必ずチェックしよう。城ヶ島や剣崎の磯では、地元の磯師が安全ルートを熟知している。初回は必ず釣具店で地形情報を確認してから入釣すること。

釣り禁止エリアと注意事項

神奈川の釣り場でよくある禁止・制限事項を把握しておこう。

  • 江の島岩屋周辺の一部岩場:荒天時は立入禁止(看板に従う)
  • 真鶴半島の一部磯:「貴重な緑地」として入山制限あり(貴重植物の保護)
  • 城ヶ島南磯:波高い日は入場規制がかかることあり
  • 各港の岸壁:漁船の作業の妨げになる場所や、立入禁止の桟橋に入らない
  • アオリイカの禁漁期:各地の漁協ルールを事前確認(神奈川では産卵期の保護も議論される)

周辺情報(釣具店・食事・温泉)

主要釣具店

  • 上州屋 横須賀店(横須賀市):三浦半島釣行の補給ポイント。磯釣り用品が充実。営業時間:9:00〜21:00
  • 釣具のポイント 平塚店(平塚市):湘南エリアの大型釣具店。エギ・サビキ用品が豊富。
  • 上州屋 小田原店(小田原市):西湘釣行の拠点。地元の釣況情報が入手できる。
  • マリン&フィッシング 城ヶ島店(三浦市):城ヶ島大橋の手前にある磯釣り専門店。地元の釣り情報が充実。

食事処・名物グルメ

  • 城ヶ島の磯料理:城ヶ島内に磯料理店が複数あり、地元の魚介を使った定食が絶品。特に「まぐろ丼」「サザエのつぼ焼き」は人気。
  • 小田原のかまぼこ:小田原漁港周辺には老舗のかまぼこ店が並ぶ。釣り後のお土産に最適。
  • 真鶴の地魚料理:真鶴港周辺の食堂では、地魚の刺身定食が1,200〜1,500円で食べられる。

温泉・日帰り入浴

  • 湯河原温泉:真鶴・小田原から車で20〜30分。釣り帰りに立ち寄れる温泉旅館が多数。日帰り入浴可能な宿も複数あり。
  • 江の島温泉(テルマー湯 湘南):江の島近くのスパ施設。釣り後の疲れを取るのに最適。

近隣の他の釣り場

  • 走水港(横須賀):東京湾口で潮が速く、アジ・アオリイカの好ポイント
  • 佐島漁港(横須賀):小規模だが魚影が濃く穴場的存在
  • 熱海港・網代港(静岡):神奈川西部の釣り師が遠征することも多い隣県の名スポット

よくある質問(FAQ)

Q. 神奈川で初心者に一番おすすめの釣り場はどこですか?
A. 平塚新港(湘南港)または片瀬漁港がおすすめです。トイレ・駐車場が整備されており、夏〜秋にはサビキでアジ・サバが手軽に釣れます。子供連れでも安心して楽しめます。
Q. 三浦半島の磯釣りは初心者でも行けますか?
A. 剣崎・城ヶ島南磯は上級者向けです。初めての磯釣りは城ヶ島公園下のテトラや宮川港から始め、磯靴・ライフジャケットなど安全装備を必ず揃えてください。
Q. 神奈川でアオリイカを狙うならいつが一番よいですか?
A. 春(4〜6月)と秋(9〜11月)が最盛期です。春は産卵前の大型が狙えますが、秋のほうが数が釣れやすいのでエギング入門にも向いています。城ヶ島灯台下や真鶴三ツ石が特におすすめポイントです。
Q. 青物(イナダ・ワカシ)はどこで釣れますか?
A. 9〜10月の秋シーズンに相模湾に入ってきます。小田原漁港西防波堤・平塚新港外側堤防などがショアジギングで有名です。ナブラ(魚が海面を割る場面)を目視できたら最大チャンス。20〜40gのメタルジグが有効です。
Q. 冬の神奈川で何が釣れますか?
A. 冬こそ磯釣りの最盛期です。剣崎・城ヶ島の磯では40cm超えのメジナが狙えます。また大磯・茅ヶ崎のサーフではマコガレイの投げ釣りが1〜2月に最盛期を迎えます。カサゴ・メバルも冬に大型が出やすい魚種です。
Q. 釣り場の駐車場料金は?
A. 城ヶ島は大橋通行料200円+駐車場料金(400〜600円/回)が必要です。江の島周辺の駐車場は混雑時1,000円以上になることも。平塚新港・小田原漁港は400〜600円程度。早朝5時前後に到着すると比較的安く停められます。

まとめ――神奈川釣りの楽しみ方

神奈川県は、首都圏から最もアクセスがよく、最も多彩な釣りが楽しめる釣り天国だ。三浦半島の磯で大型メジナに挑む本格磯釣りから、江の島防波堤でのファミリーサビキ、湘南サーフでのシロギス投げ釣り、そして秋の相模湾ショアジギングまで、一年を通じて釣りに飽きることがない。

初めて神奈川で釣りをするなら、まず夏の平塚新港や江の島片瀬漁港でサビキ釣りを体験し、釣りの楽しさを覚えるところから始めよう。それに慣れてきたら、秋のアオリイカエギングや冬の磯メジナ、春のクロダイフカセと、ステップアップしていける引き出しが無限にある。

最も大切なのは安全と釣りマナーだ。磯に行く時はライフジャケット必着、波予報の事前確認を怠らないこと。そして釣り場のゴミ拾いや静かに釣りをするマナーを守ることで、この美しい神奈川の釣り場が次世代にも受け継がれていく。ぜひ、豊かな相模湾の恵みを存分に楽しんでほしい。

今すぐ釣行計画を立てるなら:初秋(9〜10月)の相模湾ショアジギングが最もビギナーフレンドリーで爆発力がある。小田原漁港か平塚新港を拠点に、20〜30gのメタルジグ一本で挑戦してみよう。ナブラが出た瞬間の興奮は、神奈川の釣りを一生忘れられない体験にしてくれるはずだ。

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