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カマスとは?
カマス(魳)は遠州灘・浜名湖エリアで秋〜初冬に大群で回遊する細長い魚で、「干物界の女王」とも呼ばれます。干物にすると絶品で、脂の乗った身に程よい塩加減が加わり、白飯のお供に最高。釣りターゲットとしては、ルアー(小型ミノー・メタルジグ)やサビキで手軽に数釣りできるのも魅力です。
カマスの種類(浜名湖・遠州灘で釣れる主な種類)
- ヤマトカマス(本カマス):赤みがかった体色。大型で最も美味。干物の定番。
- アカカマス:ヤマトカマスの別名的な呼び方。30〜40cmが多い。
- アオカマス(ミズカマス):青みがかった体色。やや水っぽいが柔らかい食感。
下処理の基本
- ウロコを取る(包丁の背やウロコ取りで頭から尾へ)
- 頭を切り落とす(ない場合はエラだけ取る)
- 腹を切り開いて内臓を取り出す
- 中骨に沿って血合いを洗い流す(冷水でしっかり)
- キッチンペーパーで水気を拭き取る
レシピ① カマスの干物(一夜干し)
カマス料理の最高峰。釣りたての新鮮なカマスで作ると格別の美味しさです。
材料(4尾分):カマス4尾、塩大さじ3、水カップ3(塩水8〜10%濃度)
作り方:
- カマスを背開きにして内臓・頭を取り除く
- 塩水(水3カップ+塩大さじ3)に1〜2時間漬ける
- 塩水から取り出し、キッチンペーパーで水気を拭く
- 干し網や魚干し器に並べ、風通しの良い場所で4〜8時間干す(夜〜翌朝が理想)
- グリルで中火〜弱火で7〜10分焼いて完成
🍴 ポイント:表面が乾いてきたら火が通っている証拠。皮目をパリッと焼き上げると香ばしさが増す。
レシピ② カマスの塩焼き
材料(2尾分):カマス2尾(25〜30cm)、塩適量、レモン・大根おろしお好みで
作り方:
- 鱗・内臓を取り除いて洗い、水気を拭く
- 両面に塩を振り、30分置く(浸透させる)
- グリルで中火で片面5〜6分、裏返してさらに5分焼く
- 皮目がパリッとしたら完成。レモンと大根おろしを添えて
レシピ③ カマスの南蛮漬け
揚げたカマスをあんかけ南蛮酢に漬ける夏〜秋の定番。お弁当にも最高。
材料(2〜3人前):カマス三枚おろし3〜4尾分、玉ねぎ1/2個(薄切り)、にんじん1/3本(千切り)、赤唐辛子1本、南蛮酢(酢大さじ4・醤油大さじ2・砂糖大さじ2・みりん大さじ1)、小麦粉・揚げ油適量
作り方:
- 三枚おろしにしたカマスに小麦粉をまぶし、170〜180℃の揚げ油でカリッと揚げる(3〜4分)
- 南蛮酢を合わせて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める
- 野菜・唐辛子と揚げたカマスを混ぜ、南蛮酢を注いで30分以上漬ける
- 冷蔵庫で1〜2時間冷やすとより美味しい
レシピ④ カマスのフライ
子供も大好きな定番フライ。
材料(2人前):カマス(三枚おろし)4切れ、塩コショウ適量、小麦粉・卵・パン粉各適量
作り方:
- 三枚おろしのカマスに塩コショウを振る
- 小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつける
- 180℃の油で3〜4分揚げる(キツネ色になったら完成)
- タルタルソースやレモンを添えて
レシピ⑤ カマスの刺身・昆布締め
新鮮なカマス(釣りたて)で作る刺身は上品な甘みが魅力。昆布締めにすると旨みが増す。三枚おろしにして皮を引き、斜めに薄切りにして盛り付け、わさび醤油またはポン酢で食べる。昆布締めは三枚おろしを昆布で挟み、冷蔵庫で2〜3時間寝かせると旨みが凝縮。
カマス料理のポイント(料理之進より)
- カマスは鮮度が落ちるのが早いため、釣り上げたらすぐに氷締め&内臓処理が鉄則
- 干物は市販品より自家製が格段に美味しい。浜松の潮風で干すと最高
- 南蛮漬けは作り置きOK(冷蔵3〜4日保存可能)


